顧客と継続的に取り引きしていくためには、顧客データを活用した営業活動が不可欠です。そこで、現在多くの企業が「顧客管理ツール(CRM)」を活用し、必要な情報へアクセスしやすい仕組みを作っています。
しかし、顧客管理ツールの導入を検討しているものの「さまざまな種類のツールがあるため、どれが自社にとって最適か分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの顧客管理ツール・システム8選と比較ポイントを中心にご紹介します。
- 散乱しやすい顧客情報をツールを使って見やすく管理したい
- 複数の顧客管理ツールを比較検討して、最適なものを導入したい
- 顧客管理の効率化に役立つツールを探している
という方はこの記事を参考にすると、自社に最適な顧客管理ツールが分かり、顧客情報をスムーズに蓄積・共有できるようになります。
目次
顧客管理ツール(CRM)とは?
顧客管理ツール(CRM)とは「Customer Relationship Management」の略で、顧客と良好な関係を築くためのツールです。
顧客と良好な関係を築くには、顧客ごとに合わせたコミュニケーションが欠かせません。そこで、顧客情報の管理やカスタマーサポートに「顧客管理ツール」を活用すると、顧客一人ひとりのニーズを的確に分析でき、より良いアプローチへ繋げられるのです。
結果として、顧客との関係性が深まると、長期的な会社の利益や売上にも直結します。以上のように、顧客管理ツールの導入は会社の成長に大きく関わることだと言えるのです。
顧客管理ツール(CRM)の機能一覧
以下は、顧客管理ツール(CRM)の主な機能の一覧です。
<機能名> | <特徴> |
---|---|
情報管理 |
顧客の個人情報や問い合わせ履歴、商談履歴といったあらゆるデータを一元管理できます。 |
検索 |
キーワードを入力するだけで目的の顧客情報にアクセスできます。 |
メール配信 |
顧客へ一斉にメールが送信されるため、マーケティングの手間を省けます。 |
外部ツールとの連携 |
Gmailなどの外部ツールと連携することで、必要に応じて不足している機能を補えます。 |
メッセージ |
メンバー間で円滑にコミュニケーションをとれます。 |
フォルダ |
案件ごとに情報を振り分けられます。 |
上記の機能に過不足がないツールであれば、メンバー全員が正しく使いこなせるうえ、顧客管理のストレスも軽減されます。
顧客管理ツール(CRM)のメリット3選
ここでは、顧客管理ツール(CRM)のメリットを3つご紹介します。これまでアナログな手法で顧客管理をしており、業務に負担がかかっていた方は必見です。
(1)最新の顧客情報を把握できる
CRMを導入すれば、常に最新の顧客情報を把握できます。
Excelやスプレッドシートで顧客管理表を作成した場合、ファイルの数が多くなれば必要なデータを見つけるのに時間がかかるので、情報を更新しづらいです。一方、顧客管理ツール上で情報を管理していけば、逐一ファイルを開いたり探したりする手間を省けます。
その結果、データへアクセスしやすくなり、最新の顧客情報を更新される仕組みを構築できるのです。また、CRM内の情報はクラウド上で管理するため、編集した情報がリアルタイムで反映される点も特徴だと言えます。
(2)どこからでも情報の確認・比較ができる
次に、どこからでも情報の確認・比較ができるのもツールのメリットです。
顧客管理ツールの多くは、PCやスマホ、タブレットといったマルチデバイスに対応しています。そのため、移動中や出張先でも情報を確認できるので便利です。
また、デバイスを問わずスムーズに操作できるので、ExcelやGoogleスプレッドシートのように「スマホでは使いづらい」となる心配もありません。
(3)やりとりを時系列順に管理できる
最後に、やりとりを時系列で管理できるメリットも得られます。
顧客管理ツールは情報の入力日時を自動で記録し、時系列順に表示されるものがほとんどです。そのため、過去の訪問履歴や打ち合わせの概要をツールに残しておけば、情報を後から見返してもスムーズに把握できるようになります。
なかでも、入力日や更新日、タイトルで並び替えができる「ナレカン」のような顧客管理ツールを使って、やりとりの流れが一目で分かるように管理する企業もあります。
無料あり|シンプルな顧客管理ツール・システムランキングTOP8
以下では、おすすめの顧客管理ツール・アプリ8選を「機能がシンプルで簡単に使える順」にランキング形式で紹介します。
Excelやスプレットシートでも顧客情報を管理できるものの、情報が散乱したり検索性が乏しかったりとデメリットが多いです。しかし、顧客管理ツールであれば、デバイスを問わず操作できるほか、すべての情報が一元化されるので確認に時間がかかりません。
ただし、多機能なツールではITに詳しくない社員が使いこなせず、社内に浸透しないのです。そこで、「機能に過不足のないシンプルなツール」を全社で運用することが、顧客管理の効率化成功に必要となります。
結論、顧客管理の手間を解消するには、社内に分散する情報を一元化でき、欲しい情報に即アクセスできるツール「ナレカン」が最適です。
ナレカンでは「記事」単位で顧客情報を管理できるほか、「メール転送機能」で顧客とのやりとりも残せるので、チームで状況把握がしやすくなります。また、上司に質問するような感覚で使える「自然言語検索」によって、検索スキルがなくても欲しい情報を見つけられます。
【1位】顧客情報を最も簡単に管理できる大企業向けツール「ナレカン」

「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
https://www.stock-app.info/narekan_document_request.html
「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
Google検索のように使える「キーワード検索」や生成AIを活用した「自然言語検索」によって、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【ナレッジの一元化】 ナレッジ管理に特化した、これ以上なくシンプルなツール。
記事形式で書ける「社内版wiki機能」、質問形式で聞き出せる「社内版知恵袋」、メールやチャット内のやりとりは「転送機能」を使って、ナレッジを残していくだけなので、誰でも迷わず使えます。
- 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「ゆらぎ検索」など、思い通りの検索が可能です。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。
<ナレカンの料金>
- ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン:管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
- プレミアムプラン:「AI自然言語検索」も含めて導入したい企業様
各プランの詳細や金額は、下記「ナレカン資料の無料ダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
【2位】顧客情報を簡単に管理・共有できる小規模向けツール「Stock」
目的ごとに複数のツールを導入すると、ツールの数に比例して社員の負担が増加します。そのため、顧客情報の管理に加えて、「個人間のメッセージ」や「タスク管理」などの機能を持つツールの導入も選択肢のひとつです。
つまり、タスク管理などもまとめてひとつのツールで対応したい場合は、「Stock」の利用が適しています。

/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
![]() 江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
【3位】LINEの公式アカウントで名刺管理できる顧客管理ツール「myBridge」

myBridgeの特徴
- LINEと連携できる
- 名刺帳を作成できる
- セキュリティ対策が高い
登録した名刺情報をLINEのトークで共有できます。また、URLを送付すればオンライン上での名刺交換も実現します。
名刺帳機能を使えば、全社員で名刺を管理・共有できるようになります。
国際規格のセキュリティ資格である「ISO」を取得しており、全てのデータは暗号化されているため、無料でも安心して利用できます。
myBridgeの機能・使用感

- 社内共有名刺帳機能
- オンライン名刺交換機能
社内の名刺情報を一元化でき、データベースとして営業活動に役立てられます。
URLを送信するだけで名刺交換ができるので、Web会議の自己紹介や対面で名刺を渡せないときに適しています。リモートワークの普及した現代に適した機能と言えます。
myBridgeの注意点
- 名刺管理以外の機能はない
- ほかのアプリとの連携はできない
SNS機能はなく、名刺情報の管理に特化したツールです。
利用しているユーザーからは「マイクロソフトのTeamsと連携して、オンライン会議への開催召集、年賀状ソフトと連携して、年賀状宛名取り込みなどできると便利。」という声があり、データの散り込み精度に課題があるようです。(引用:ITreview)
myBridgeの料金体系
無料で使えます。
【4位】高い定着率を誇る営業管理アプリ「GENIEE SFA/CRM」

GENIEE SFA/CRMの特徴
- 顧客データベースのカスタマイズ性が高い
- 多様なツールとの連携が可能
高度なプログラミングスキルを持っていなくても、項目名や表示順、選択肢などを直感的にカスタマイズすることができます。
「Googleスプレッドシート」「Zoom」「Google/Officeカレンダー」などを含む多種多様なツールと連携機能が備わっています。
GENIEE SFA/CRMの機能・使用感
- グラフ出力機能
- マップ機能
今までの活動履歴や商談状況を自動で集積し、リアルタイムでグラフが出力されます。
地図から商談履歴を更新することができる上、訪問優先度を地図上に表示することも可能です。
GENIEE SFA/CRMの注意点
- アプリ版とPC版で表示が異なる
ユーザーからは、「スマホ版とPC版で表示される項目などがいくつか異なっていたりする」という意見が見られました。(引用:ITreview)
GENIEE SFA/CRMの料金体系
以下のプランは月額で10ユーザー分の金額を示しています。
- スタンダード:34,800円/月
- プロ:54,800円/月
- エンタープライズ:98,000円/月
【5位】現場ファーストな営業支援ツール「Mazrica sales」

Mazrica salesの特徴
- 誰でも簡単に活用できる
- メンバーの行動管理が可能
直感的なデータの入力が可能なほか、リアルタイムでのチャットサポートがついているため誰でも利用しやすいです。
チームメンバーの営業活動の状況がグラフで表示されます。
Mazrica salesの機能・使用感
- AI機能
- マーケティング機能
AIが各案件の契約予定日、契約金額、リスク分析などを行い、営業の受注率向上に貢献します。
マーケティング機能として、「メール一斉送信」や「Webアクセス解析」なども備わっています。
Mazrica salesの注意点
- 料金が高額
- リアクション機能がない
ほかのツールと比較して料金が高めに設定されているため、費用対効果を考えて導入しましょう。
利用しているユーザーからは「案件にいいねなどのスタンプ機能があると楽。コメントしかつけられないので少し面倒。」という声があります。(引用:ITreview)
Mazrica salesの料金体系
- Starter:27,500円/月(5人のユーザーを含む)
- Growth:110,000円/月(10人のユーザーを含む)
- Enterprise:330,000円/月(20人のユーザーを含む)
【6位】機能が豊富な営業管理ツール「Zoho CRM」

Zoho CRMの特徴
- 機能が充実している
- AI(人工知能)が業務をアシストする
「顧客情報の管理機能」や「分析レポートの作成機能」など、さまざまな機能があります。
AIが顧客の基本情報と過去の対応履歴からパターンを読み取り、各顧客に対する効果的なアプローチを提示します。
Zoho CRMの機能・使用感
- 営業分析レポート機能
- データインポート機能
CRMに登録された見込み客・顧客データから必要な情報が自動で集計されるので、営業分析が簡単になります。
大量の顧客情報をCRMに一括登録することができ、顧客情報を入力したスプレッドシートなどをワンクリックでCRMに取り込める点が便利です。
Zoho CRMの注意点
- 社員が使いこなせない恐れがある
- 初期設定が大変
多機能で使い方が複雑なため、社員が使いこなせない恐れがあります。
利用しているユーザーからは「CRM導入の経験がなかったので、初期設定に非常に苦労した。最初に何通りかの初期導入パッケージのようなものがあれば、使いやすそう。」という声があります。(参考:
ITreview)
Zoho CRMの料金体系
- スタンダード:2,400円/ユーザー/月(月払い)
- プロフェッショナル:4,200円/ユーザー/月(月払い)
- エンタープライズ:6,000円/ユーザー/月(月払い)
- アルティメット:7,800円/ユーザー/月(月払い)
【7位】プロジェクト管理もできる顧客管理アプリ「Notion」

Notionの特徴
- プロジェクト管理に最適
- 自由度が高い
タスク管理機能、データベース機能など、プロジェクト管理で使える機能が豊富に備わっています。
アプリの自由度が高いので、チームに合わせて使い分けができます。
Notionの機能・使用感

- データベース機能
- 共同編集機能
- AI機能
ドキュメント上でデータベースを作成できます。そのため、WordやExcelなどの他ツールを併用する必要がなくなるのです。
ワークスペース内でページを共有すればチームで共同編集でき、チーム外の人はゲストとして特定のページに招待できるのが便利です。
Notion AIを活用すれば、文章の翻訳や要約、画像の分析などあらゆる業務を自動化し、業務を効率良く行うことができます。
Notionの注意点
- 高いITリテラシーが求められる
- 動作が重いことがある
機能が多いアプリのため、ITが苦手な社員は使いこなせない恐れがあります。
利用しているユーザーからは「作業時にデータが多くなってくると動作が遅くなることがたまにある。インターネット接続がない場合にも最低限な機能が使えるようになったらさらに嬉しい。」という声があります。(参考:ITreview)
Notionの料金体系
以下は、Notion AIを含まないプランの料金です。Notion AIを利用する場合、別途1.650円/ユーザー/月か発生するので、詳細はHPで確認しましょう。
- フリー:無料
- プラス:2,000円/メンバー/月(月払い)
- ビジネス:3,000円/メンバー/月(月払い)
- エンタープライズ:要問い合わせ
【8位】あらゆる情報を一元化するツール「kintone」

kintoneの特徴
- チームの仕事を見える化
- マルチデバイス対応
コミュニケーションとデータ管理がひとつの画面で完結し、視覚的に情報を取り入れやすいデザインです。
PC・スマホ・タブレットに対応しており、時間や場所を問わずに使えます。
kintoneの機能・使用感
- アプリ機能
- 絞り込み一覧機能
「アプリ」には、文字情報だけでなくファイルや写真の添付したり、計算式を挿入したりできるので、あらゆる情報の管理に貢献します。
自分が担当する「顧客、未着手のタスク」など条件を絞り込んだ一覧表を複数作成でき、保存した一覧画面は、クリックひとつで簡単に切り替えられて便利です。
kintoneの注意点
- アプリ管理が煩雑
- ITスキルがないとカスタマイズしにくい
kintoneは、カスタム性の高いツールですが、管理が煩雑になりやすく運用マニュアルなどを定める必要があります。
利用しているユーザーからは「より高度な機能を実現しようとすると、JavaScriptの知識が必要になります。プログラミング経験のない方にとっては、カスタマイズの敷居が高いように思います。」という声があります。(引用:ITreview)
kintoneの料金体系
- ライトコース:1,000円/ユーザー/月(月払い)
- スタンダードコース:1,800円/ユーザー/月(月払い)
- ワイドコース:3,000円/ユーザー/月(月払い)
<比較表>顧客管理(CRM)におすすめのツール
以下は、これまでご紹介した顧客管理(CRM)におすすめのツールの比較表です。(左右にスクロールできます)
ナレカン【一番おすすめ】 | Stock【おすすめ】 | myBridge | GENIEE SFA/CRM | Mazrica sales | Zoho CRM | Notion | kintone | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
特徴 |
顧客情報を最も簡単に管理できるツール |
顧客情報を簡単に管理・共有できるツール |
公式LINEで名刺が管理できる顧客管理アプリ |
高い定着率を誇る営業管理アプリ |
現場ファーストな営業支援ツール |
機能が豊富な営業管理ツール |
プロジェクト管理もできる顧客管理アプリ |
あらゆる情報を一元化するツール |
シンプルで簡単or多機能 |
シンプルで簡単 |
シンプルで簡単 |
シンプルで簡単 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
チャット機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【×】 |
【〇】 |
【×】※外部のチャットツールと連携することは可能 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
手厚いサポート |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【×】 |
【×】 |
【〇】 |
注意点 |
法人利用が前提なので、個人利用は不可 |
5名以上での利用が前提 |
名刺管理以外の機能はない |
アプリ版とPC版で表示が異なる |
年払いのみしかない
|
一部日本語に対応していない箇所がある |
高いITリテラシーが求められる |
アプリ管理が煩雑 |
料金 |
・無料プランなし
・有料プランは資料をダウンロードして確認 |
・無料
・有料プランでも1人あたり500円/月〜 |
・無料 |
・無料プランなし
・有料プランは34,800円/月~ |
・無料プランなし
・有料プランは27,500円/月~ |
・無料プランなし
・有料プランは2,400円/ユーザー/月(月払い)~ |
・無料プランあり
・有料プランは2,000円/メンバー/月(月払い)~ |
・無料プランなし
・有料プランは1,000円/ユーザー/月(月払い)~ |
公式サイト |
「ナレカン」の詳細はこちら |
「Stock」の詳細はこちら |
「myBridge」の詳細はこちら |
「GENIEE SFA/CRM」の詳細はこちら |
「Mazrica sales」の詳細はこちら |
「Zoho CRM」の詳細はこちら |
「Notion」の詳細はこちら |
「kintone」の詳細はこちら |
多機能なアプリは一見便利そうであるものの、使いこなすのが難しく、ITに不慣れな企業ではストレスとなる可能性があります。そのため、上記の表を参考に、自社に合った顧客管理ツールであるか判断しましょう。
【担当者必見】顧客管理ツール(CRM)の3つの比較ポイント
ここでは、顧客管理ツール(CRM)の比較ポイントを3つご紹介します。自社に最適なツールを選定するためにも、以下の内容を押さえましょう。
(1)機能に過不足がないか
まずは、ツールの選び方として、必要な機能が過不足なく揃っているかが大切です。
営業担当者は複数の案件を並行して進めることが多いので、簡単に情報を整理できなければ混乱の原因になってしまいます。そこで、「機能は豊富だが、情報管理ができないツール」を入れたとしても、使いこなせず営業の効率化へとつながりません。
このように、多機能なツールでは使わない機能が増え、結果としてコストが無駄になる恐れもあります。したがって、必要な機能に過不足がないかを確認すべきなのです。
(2)セキュリティが十分か
次に、セキュリティが十分かをチェックしましょう。
顧客管理ツールでは取引先の情報を扱うため、ツールの安全性は必ず確認すべきです。万が一、情報が流出した場合は取引先からの信頼を失いかねません。
たとえば、「十分なセキュリティ」の基準として、国際セキュリティ資格のISO27001の取得有無が挙げられます。本資格を取得しているツールは、第三者機関から強固なセキュリティを証明されているため、情報漏えいのリスクを大きく減らせるのです。
(3)誰でも簡単に使えるか
最後に、シンプルで使いやすいかを確認しましょう。
顧客管理ツールには、さまざまな用途で使える多機能なものもあります。しかし、機能が多い分使い方が複雑なので、ITが苦手な社員は正しく使えない恐れもあるのです。
メンバー全員が使いこなせなければツールは浸透せず、費用対効果が低くなってしまいます。一方、「ナレカン」は、誰でも簡単に使えるUIに加え、専属担当者による手厚いサポートが受けられるので、はじめてツールを導入する企業も安心して使えます。
顧客管理ツール(CRM)に関するよくある質問
以下では、顧客管理ツールに関するよくある質問を紹介します。以下を参考にして顧客管理ツールに関する疑問点を解消していきましょう。
質問1|CRMの基本的な考え方とは
CRMの基本的な考え方は、顧客情報を管理し、その情報をもとに利益の最大化を狙うというものです。
例えば、「取引先の担当者が何を好むのか」や「どういう性格特性を持っているのか」なども顧客情報の一部であり、これら情報を用いて顧客との関係性の結びつき強化を目指します。これらの積み重ねが、会社にとっての大きな利益につながるのです。
質問2|CRMとMA(マーケティングツール)の違いとは
CRMとMAの違いは、顧客になる前と後のどちらで使用されるかという点です。
MA(Marketing Automation)は、顧客になる前の見込み客に対して、情報分析を行い、効果的な戦略を実施するために使われます。一方で、CRMはすでに取引が行われている顧客に対して、売上を拡大するべく顧客との関係値を深めるために用いられます。
以上のように、CRMとMAとでは使用する対象が異なるため、しっかりと使い分けましょう。
質問3|CRMとSFA(営業管理ツール)の違いとは
CRMとSFAとの違いは、使用目的にあります。
SFA(Sales Force Automation)は、見込み顧客に向けたアプローチを目的としたもので、商談の進捗管理をすることで、最適な提案をしていくのに役立ちます。それに対し、CRMは、既存顧客の情報管理が目的であり、顧客からの問い合わせに対し迅速な対応を図ります。
以上のように、CRMとSFAは、顧客情報の管理という点では共通するものの、ターゲット層が異なるので、実装されている機能にも違いがあります。
おすすめの顧客管理ツール(CRM)TOP8まとめ
ここまで、おすすめの顧客管理ツール8選や比較ポイントを中心に解説しました。
Excelのスプレットシートでの顧客管理は、共有にメールやチャットツールを使う手間がかかるうえに管理が煩雑になるというデメリットがあります。そこで、ノート型のITツールを導入すれば、顧客ごとに情報を蓄積でき、共有まで完了します。
また、ツールを選ぶときには「厳格なセキュリティ」「必要な機能に過不足がないこと」が重要です。とくに、多機能なツールは、ITが苦手な社員が使いこなせない恐れがあるので「全社員がストレスなく活用できるシンプルなツール」を選びましょう。
したがって、導入すべき顧客管理ツールは、メールが使える社員なら誰でも、顧客ごとの情報を簡単に管理できる「ナレカン」一択です。
無料の導入支援も受けられるので、ぜひ「ナレカン」で顧客情報を管理して、必要な情報が見つからないストレスを解消しましょう。