起業すると、本来の業務に加えバックオフィス関連の作業など、処理しなければならない業務が多くあります。事業成功に向けて行うべき業務に集中するためにも、業務負担が増える状況は避けなくてはなりません。
そこで、起業に伴う業務負担を軽減するには、ITアプリの導入が有効です。しかし、多数のITアプリがあるなかで「どのようなアプリを導入すれば、効率的に業務をこなせるか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、起業時の事業サポートに役立つおすすめのITアプリと選定ポイントを紹介します。
- 起業するにあたり、どのようなアプリを導入すべきか分からない
- ポイントを押さえて、最も費用対効果の高いアプリを選びたい
- 起業時の事業サポートに役立つITアプリを導入し、効率よく事業を進めたい
という方は今回の記事を読むと、事業を効率的に進めるアプリの選定ポイントが分かり、自社に最適なアプリ導入ができるようになります。
起業時にアプリを導入する際のポイント3選
以下では、起業時にアプリを導入するときの選定ポイントを解説します。目的無しにアプリを導入するだけでは、十分な効果は発揮できないため、下記のポイントを押さえたアプリ選定を行いましょう。
(1)導入する目的を明確にする
アプリを導入する前に、まずは目的を明確にします。
そのためには、どの業務を効率化するかを明確にする必要があります。ただし、「経理を効率化したい」などのように漠然とした目的ではなく「経理作業である請求書の発行を効率化したい」のように細分化するのが大切です。
このように、目的を明らかにしておけば、どのようなツールを選定すればいいのかが具体的に可視化されるので、最適なツールを選択しやすくなります。
(2)自社に適したランニングコストか
導入を検討しているアプリが、長期的に使用できるランニングコストか確認することも重要です。
とくに、起業当初はアプリに高額な費用はかけられないため、初期費用やランニングコストを低価格で抑える必要があります。また、プランアップにより人数や機能が拡張できるアプリであれば、事業規模が拡大してからも継続して利用可能です。
このように、アプリを導入するときにはランニングコストを意識してください。また、トライアルやお試しできるアプリを選び、慎重に検討しましょう。
(3)操作が簡単なアプリを選ぶ
専門的な知識がなくても利用できるアプリを選ぶことも大切です。
専門知識が必要なアプリは、知識を習得するために膨大な時間が必要です。とくに、業務負担が大きい起業時には、知識の習得に時間がかかるとほかの業務に影響が出るので、避けるべきと言えます。
したがって、専門的な知識がなくとも使いこなせるような操作性が簡単、かつシンプルなアプリを選びましょう。
【ジャンル別】起業時に導入すべきアプリ7選
以下では、起業時に導入すべきアプリをご紹介します。
起業時にアプリを導入するにあたり最も重要なのは「誰でも直観的に操作できて、使いやすいこと」です。とくに、複数人で起業する場合には、難しいアプリを選んでしまうと使いこなせないメンバーが出る可能性があるため、より注視すべきポイントだと言えます。
したがって、誰でも簡単に使いこなせるアプリを使いましょう。なかでも、「チームの情報を一元化できるアプリ」であれば、起業後の営業活動でも継続して利用可能、かつ複数アプリを併用する必要もなくなります。
結論、起業時に導入すべきアプリは、非IT企業における65歳以上の社員でも簡単に使いこなせる情報共有アプリ「Stock」一択です。
Stockの「ノート」には、議事録や顧客情報などの情報を蓄積・共有できます。また、ノートには「メッセージ」「タスク」が紐づいており、話題ごとに錯そうしないコミュニケーションやタスク管理ができるので、チームメンバーとの営業活動を最適化します。
【Stock】チームの情報共有・管理を効率化できるアプリ
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
【Eight Team】名刺管理アプリ
Eight Teamの特徴
- 名刺管理を効率化できるアプリ
- ほかのアプリで管理している名刺情報を取り込める
Eightは無料で名刺管理ができるツールです。常に最新の名刺情報がクラウド上で管理できるため、クライアントや見込み顧客の管理に利用可能です。
Excelなどのファイルやほかのアプリで管理している名刺情報をスムーズに移行できます。
Eight Teamの機能・使用感
- 名刺のアーカイブ機能がある
- 外部サービスと連携できる
メンバーが異動や退職をしたときも、交換した名刺は残しておけるため、引継ぎや配信のリストを増加する際に役立ちます。
Eight Teamと外部サービスを組み合わせることで、名刺情報をさらに活用でき、生産性の向上が期待できます。
Eight Teamの注意点
- 名刺の一括登録はできない
- 読み込みミスがある
- セキュリティ強化してほしい
名刺登録をスマホでする場合、一枚ずつ写真をとらなければならず手間がかかります。そのため、工数を省きたいという方は、スキャナーの購入が必須です。
膨大な量の名刺を電子化できるものの、なかには「特殊な名刺などは文字の認識精度が甘く結局手動で修正する必要が多い」という声も挙がっています。(参考:ITトレンド)
利用しているユーザーからは「多要素認証などでセキュリティ強化をお願いしたいです。名刺は個人情報のため、しっかり対応されていると思いつつ、セキュリティ設定を拡充頂けると安心できます」という声があります。(参考:ITトレンド)
Eight Teamの料金体系
- 基本使用料:¥18,000/契約/月(税抜)
- アカウント料:10人~の利用の場合、¥500/ユーザー/月(税抜)
【Zoom】web会議アプリ
Zoomの特徴
- 安定的に利用できる
- ウェビナーにも使える
Zoomは、高音質かつ高画質なweb会議を、通信環境の影響を受けることなく安定的に利用できるのが特徴です。
会議など双方向のコミュニケーションだけでなく、ウェビナー(オンラインセミナー)にも利用できます。
Zoomの機能・使用感
- 誰でも簡単に参加できる
- ビデオ会議中でも情報共有が簡単にできる
事前に専用のURLを共有するだけで事前準備が必要ないので、リモートワークに慣れていない企業に特に役立ちます。
ホワイトボード機能や画面共有機能が搭載されているため、会議で出た情報を整理しやすいです。
Zoomの注意点
- 無料プランの利用制限が厳しい
- 十分なセキュリティ対策が必要
- 外部ツールと連携できるようにしてほしい
無料プランの場合、3人以上の連続通話は40分までに制限されるので、大人数での会議を頻繁に行う場合、有料プランへの加入が必須です。
ミーティングIDとパスコードを知っていれば誰でも会議に参加できるため、十分なセキュリティ対策を講じる必要があります。
利用しているユーザーからは「社内のシステムがOfficeに連動しているため、独立した存在になってしまう時があります」というように、Office上でもアカウントの管理や会議の設定を望む声があります。(参考:ITトレンド)
Zoomの料金体系
- ベーシック:¥0
- プロ:¥2,125/ユーザー/月
- ビジネス:¥2,700/ユーザー/月
- ビジネスプラス:¥3,125円/ユーザー/月
- エンタープライズ:詳細な料金については、問い合わせが必要です。
オーディオ カンファレンスや大規模ミーティングを行うには別途有料オプションへの加入が必要です。
【マネーフォワード クラウド】クラウド型経費精算システム
マネーフォワード クラウドの特徴
- 経費精算を効率化できるアプリ
- 数値の打ち込み作業が不要になる
マネーフォワード クラウドは、経費精算にかかる時間を効率化できるクラウド型経費精算システムです。営業活動での経費など、毎月時間のかかる経費精算の手間を大幅に削減できます。
レシートの自動読み取りや、交通系ICカードとの連携ができます。
マネーフォワード クラウドの機能・使用感
- データは復元できる
- 時間や場所を問わない
データはクラウドに自動保存されていくため、万が一データを紛失したり、パソコンが壊れたとしても、データが消えることはないため安心です。
マルチデバイス対応のため、時間や場所の制約を受けずに使用できます。
マネーフォワード クラウドの注意点
- 帳票の出力に手間がかかる
- ブラウザ画面の表示が大画面向けになっている
- 操作が分かりづらい
帳票を出力するには、エクスポートボタンを押してファイルを作成してからダウンロードページにアクセスしなくてはならず、手間がかかる点に注意しましょう。
インボイス対応のため実施された改装に対して、ユーザーからは「仕訳の表示が変更になりましたが、縦長になってしまい、ページのスクロールする量が増えてしまい各仕訳が見にくくなってしまったように感じます」という声があります。(参考:itreview)
利用しているユーザーからは「慣れないうちはダブりで作成してしまったり、操作がいまいち分かりづらい。ちょっとした操作方法が画面で出るような仕様だと、よいと思った」という声があります。(参考:ITトレンド)
マネーフォワード クラウドの料金体系
以下は、小規模~中小企業向けの料金プランです。
- スモールビジネス:3,980円/月(月払い)
- ビジネス:5,980円/月(月額プラン)
- 個人事業/IPO準備/中堅〜上場企業向けプランに関しては、HPをご確認ください。
【formrun】メールフォーム作成・顧客管理アプリ
formrunの特徴
- 問い合わせフォームを自由に作成できる
- ほかのツールと連携可能
formrunは、メールフォームの設置から顧客管理までが無料で使えるツールです。テンプレートから選択するだけで簡単に問い合わせフォームを作成でき、自由度が高いのが特徴です。
SlackやChatworkなど、ほかのアプリにも問い合わせ状況を通知するように連携可能なので、問い合わせ発生時に素早く対応できます。
formrunの機能・使用感
- 一斉メール配信ができる
- セキュリティ対策が万全である
formrunにはメール機能も搭載されているため、メールの配信ツールを新たに導入する必要がありません。また、一斉メール配信をすることで、リードナーチャリングやイベントの準備なども簡単にできます。
国際規格「ISO 27001 (ISMS)」の認証やプライバシーマークの付与認定を取得しており、セキュリティが高いため安心して利用できます。
formrunの注意点
- アンケートや投票には向かない
- レイアウトが崩れることがある
- クレジットカードの集金機能がない
あくまで問い合わせ管理に利用するものなので、Googleフォームのようにアンケートや投票機能としては使えません。
フォーム作成時、特定の項目で改行するとレイアウトが崩れることがあるという口コミがあります。
利用しているユーザーからは「規定に記載のあるので仕方ないとは思いますが、クレジットカードでの決済などの集金機能を追加してもらえるととても助かります」という声があります。(参考:itreview)
formrunの料金体系
- FREE:¥0
- BEGINNER:¥3,880/月
- STARTER:¥12,980/月
- PROFESSIONAL:¥25,800/月
関連記事: Formrunとは?特徴や料金、評判まで紹介
【SmartHR】人事情報管理アプリ
SmartHRの特徴
- 人事情報を簡単に管理できる
- 人事データ活用にも役立てられる
SmartHRは、社内の人事情報をクラウド上で管理できるソフトです。従業員の情報を入力するだけで、役所への提出書類などが自動で作成できます。
SmartHRに蓄積した人事データを基にグラフを作成でき、今後の人材採用や人員計画に活用できます。
SmartHRの機能・使用感
- タレントマネジメントが可能
- サポートが充実している
蓄積されたデータを可視化し、簡単に分析できるため、効果的なマネジメントが可能となります。
導入サポート資料により円滑にSmartHRの導入を進められたり、SmartHRスクールによって使い方の基本を学べるたりするため、スムーズに導入・稼働ができます。
SmartHRの注意点
- 入力内容を制御できない
- データの提出後に内容変更しづらい
入力に不備があった場合でも登録できてしまうので、利用するときは注意が必要です。
利用しているユーザーからは「提出する書類やデータを一旦提出すると、書類を確認する相手に連絡しないと提出内容を変更できない点を改善してほしいです」という声があります。(参考:ITトレンド)
SmartHRの料金体系
- 詳細な料金については、問い合わせが必要です。
【freee】クラウド会計アプリ
freeeの特徴
- 経理業務をスムーズに進められる
- 会計ソフトと連携した機能が豊富に揃っている
freeeは、無料から使えるクラウド会計アプリです。日々の経理情報などをあらかじめ入力しておくと、決算などの時期に余計な業務が発生するのを防げます。
経理以外にも、クラウドの給与計算やマイナンバー管理などの機能が利用できます。
freeeの機能・使用感
- 自動化により手間が省ける
- すべてをペーパーレス化
クレジットカードの明細からの仕訳入力や転記作業をすべて自動化しているため、簡単に帳簿付けができます。
給与明細から勤怠まですべてペーパーレス化することで、紙の紛失による心配事や手間を減らせて、社員の記入ミスもクラウド上ですぐに修正できます。
freeeの注意点
- 最低限の知識は必要
- エラーが多い
- もっとカスタマイズができると良い
freeeの導入によって経理処理の自動化ができますが、そのための設定や運用には専門の知識が必要です。
処理を行う際にエラーが起こることが多く、作業スピードに影響が出るとの口コミがあります。
利用しているユーザーからは「全体的には大きな問題はないが、もっとプロジェクトに合わせてカスタマイズが出来ると嬉しいです」という声があります。(参考:ITトレンド)
freeeの料金体系
- ミニマム:2,680円/月(月払い)
- ベーシック:5,280円/月(月払い)
- プロフェッショナル:47,760円/月(月払い)
起業時に導入すべきアプリ比較表
以下は、起業時に導入すべきアプリの比較表です。それぞれ導入効果や特徴が異なるため、自社にマッチしたツールを比較・検討しましょう。
Stock【一番おすすめ】 | Eight Team | Zoom | マネーフォワード クラウド経費 | formrun | SmartHR | freee | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
特徴 |
チームの情報共有・管理を効率化できるアプリ |
名刺管理アプリ |
web会議アプリ |
クラウド型経費精算システム |
メールフォーム作成・顧客管理アプリ |
人事情報管理アプリ |
クラウド会計アプリ |
注意点 |
情報の記録・共有がメインになっている |
名刺の一括登録ができないので、ひとつずつ写真をとる必要がある。 |
十分なセキュリティ対策が必要である。 |
ブラウザ画面の表示が大画面向けになっている。 |
あくまで問い合わせ管理に利用するものなので、アンケートや投票機能としては使えない。 |
入力に不備があった場合でも登録できてしまうので、利用の際には注意が必要。 |
経理処理の自動化ができるが、そのための設定や運用には専門の知識が必要。 |
料金 |
・無料
・有料プランでも1人あたり500円/月〜 |
・無料プランなし
・有料プランは¥18,000(税抜)/1契約/月~ |
・無料プランあり
・有料プランは¥2,125/ユーザー/月~ |
・無料プランなし
・有料プランは3,980円/月(月額プラン)~ |
・無料プランあり
・有料プランは3,880円/月~ |
詳細な料金については、問い合わせが必要です。 |
・無料プランなし
・有料プランは2,680円/月(月額)~ |
公式サイト |
「Stock」の詳細はこちら |
「Eight Team」の詳細はこちら |
「Zoom」の詳細はこちら |
「ネーフォワード クラウド経費」の詳細はこちら |
「formrun」の詳細はこちら |
「SmartHR」の詳細はこちら |
「freee」の詳細はこちら |
起業時に導入すべきおすすめアプリ7選と選定ポイントまとめ
これまで、起業時に導入すべきアプリ7選と選定ポイントを解説しました。
起業時には少ないメンバーで連携を取り合って業務をこなしていく必要があり、そのためには日々の情報共有が欠かせません。さらに、積極的にコミュニケーションをとって、常にアイデアを出し合えるような環境づくりも大切です。
しかし、チャットツールでは過去の情報が流れてしまい、重要なアイデアを見落としたり、やるべきことが漏れたりする可能性があります。そこで、情報を「ノート」に記録し、「メッセージ」「タスク」で簡単にメンバー間で情報の管理・共有できるアプリが最適です。
結論、起業時に最も役立つアプリは、誰でも簡単に情報の共有・管理ができて、メッセージ機能やタスク機能も搭載されているノート型アプリの「Stock」一択です。
是非「Stock」を導入して、自社の事業を効率的に進めましょう。