業務連絡からコミュニケーションまで、幅広く利用されているツールに「Chatwork(チャットワーク)」があります。Chatworkはメールより迅速にやりとりできるので、部署内外での業務連携やコミュニケーションの活性化に重宝されているのです。
一方、Chatworkの利用を検討しているものの「どのプランを選べば良いか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Chatworkの料金プランや無料版・有料版の違いを比較表で紹介します。
- Chatworkは無料版でも十分使えるのか知りたい
- Chatworkを有料化すべきかどうか悩んでいる
- Chatworkよりも費用対効果の高いツールがあれば教えてほしい
という方はこの記事を参考にすると、自社が選ぶべきChatworkのプランや、プランを検討するにあたっての注意点も分かります。
目次
【比較表1】Chatwork(チャットワーク)の料金プランとは
ここでは、Chatworkのプランごとの料金や、最新の料金改定情報をご紹介しています。どのプランにするか、検討中の担当者の方は必見です。
Chatworkの料金プランと機能
以下は、Chatworkの3つの料金プランの比較表です。プランごとの料金や機能の違いを踏まえ、自社に最適なプランを選びましょう。(※表は左右にスクロールできます)
フリー | ビジネス | エンタープライズ | |
---|---|---|---|
料金 |
0円/ユーザー/月 |
840円/ユーザー/月(月払い) |
1,440円/ユーザー/月(月払い) |
ユーザー数 |
100人まで |
制限なし |
制限なし |
ストレージ容量 |
10GB/組織 |
10GB/1ユーザー |
10GB/1ユーザー |
チャット機能 |
制限あり
・直近40日以前のやりとりは閲覧不可
・予約送信機能は利用不可 |
制限なし |
制限なし |
タスク機能 |
制限なし |
制限なし |
制限なし |
ファイル機能 |
制限あり
・保存容量の追加不可 |
制限なし |
制限なし |
音声・ビデオ通話 |
1対1 |
14人まで |
14人まで |
組織外コンタクト数 |
制限あり
・20人/1ユーザーまで |
制限なし |
制限なし |
管理者権限 |
【✕】 |
【〇】 |
【〇】 |
セキュリティの強度 |
【✕】 |
【△】
|
【〇】 |
メールサポート |
【✕】 |
【△】 |
【〇】 |
無料版・有料版では、使用できる機能や容量に差はあるものの、いずれも基本機能である「チャット・ファイル管理・タスク管理・ビデオ通話」は可能です。
ただし、無料版では「直近40日以前のやり取りは閲覧できない」ため、有料化の検討を余儀なくされるケースは少なくありません。したがって、担当者の方は有料プランの詳細も把握しておきましょう。
Chatwork値上げ後の有料プランの適用期間とは
Chatworkは、2023年7月3日より、各有料プランの月払い・年払いともに値上げをしています。具体的な料金推移は以下の通りです。(価格は税抜き)
すでにChatWorkを有料で利用している場合は「2023年7月1日以降の契約更新日」から新料金が適用されます。そのため、従来の安価な価格で利用を続けたい方は、別のアプリへの乗り換えも検討しましょう。
たとえば、情報を蓄積する「ノート」と「メッセージ」を備えた情報共有アプリの「Stock」であれば、1ユーザーあたり月500円から利用できるのでおすすめです。
【必見】社内の情報共有に最適なアプリ
以下では、社内の情報共有に最適なアプリをご紹介します。
Chatworkを使えばチャットで気軽にやりとりができ、社内のコミュニケーションが活性化します。しかし、チャット特有の「情報が流れてしまう」という使いづらさは、料金プラン問わず感じるストレスだと言えます。
また、タスク管理機能はあるもののリマインド通知がなく、タスクの抜け漏れが発生しやすいのです。そこで、社内で情報を共有する場合は「必要な機能に過不足がなく、情報を流れることなく蓄積できるアプリ」を使いましょう。
結論、社内情報をスムーズに共有し、社内コミュニケーションを円滑化するには、非IT企業の65歳以上の方でも簡単に使える情報共有アプリ「Stock」一択です。
Stockは、「ノート」にテキスト情報やファイルを直感的に残せるうえ、任意のメンバーにリアルタイムで共有できるツールです。また、ノートに紐づけて「メッセージ」や「タスク」を設定できるので、情報が混ざったり、作業が抜け漏れたりする事態も防げます。
あらゆる情報を流さずに残せる情報共有アプリ「Stock」
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
【比較表2】 無料プランと有料プランの4つの違い
ここでは、無料プランと有料プランの違いを項目別で解説します。以下を参考に、いずれのプランが最適なのか比較検討しましょう。
(1)仕様/機能の制限
無料プラン(フリープラン)と有料プラン(ビジネスプラン、エンタープライズプラン)には、主に以下の4つの仕様・機能の違いがあります。
<メッセージに閲覧制限がある>
1つ目に無料プランでは、閲覧できる過去のメッセージが「直近40日以内」となっています。また、「発言者」や「発言日」などでメッセージを絞り込んで検索する「検索オプション」も使えないので、過去の情報を探すのが困難です。
一方、有料プランにはメッセージ閲覧制限はありません。そのため、過去のメッセージを確認する必要がある場合は有料プランが必須です。
<ストレージに制限がある>
2つ目に無料プランには、組織全体で使えるストレージ容量が10GBまでという制限があります。そのため、ユーザーが多い場合は一人あたりが使える容量が少なくなってしまうことに注意が必要です。
一方、有料プランでは1ユーザーあたり10GBまで使えます。また、追加でストレージオプションを申し込むことができるので、ファイルのやりとりでストレージ容量を多く使う場合も安心です。
<ビデオ通話参加人数に制限がある>
3つ目に無料プランでは、ビデオ通話は1対1でしか実施できません。
一方、有料プランでは、14人までビデオ通話に参加できます。そのため、リモートワークが推奨されており、複数人でのビデオ会議をしたいという企業の方は、別のツールを使うか有料プランを契約しましょう
<新機能の制限がある>
4つ目に、新機能の制限がある点です。たとえば、chatworkでは、24年11月より以下の新機能がリリースされました。
- 予約送信機能:日時を指定して、メッセージの送信ができる
- 自分宛て一覧機能:自身に届いたメッセージを一覧にしてまとめて確認できる
しかし、これらは有料版のみ使える機能になります。そのため、チャット機能をより充実させたいという場合には、有料化するのがおすすめです。
(2)広告の有無
無料プランと有料プランでは、広告の有無も異なります。
上記画像のように、無料プランでは画面右下に広告が表示されるので、利用するうえで煩わしく感じてしまう可能性があります。有料プランを契約すると、広告は非表示になるので、邪魔な場合は有料プランを契約しましょう。
(3)管理者権限の有無
管理者権限の有無も無料プランと有料プランの違いです。
フリープランでは、ユーザーとチームの管理のみができる「ユーザー管理者権限」を与えられないので、管理者1人が管理業務のすべてを担うことになります。
また、とくに大人数でのビジネス利用の場合は、メンバー管理に役立つ「ユーザー登録の一括インポート」や「エクスポート」が必須なので、有料プランの検討が望ましいです。
(4)セキュリティの強度
セキュリティの充実度も、プランごとに大きく異なります。
上記のように、「エンタープライズプラン」は同じ有料プランの「ビジネスプラン」と比べても、セキュリティに力を入れていることが明白です。そのため、顧客情報などを取り扱う場合はエンタープライズプランが望ましいと言えます。
Chatworkに関するよくある質問
ここでは、Chatworkに関するよくある質問と回答を紹介します。以下を参考にすれば、Chatworkの利用における疑問を解消できるので必見です。
Chatworkのプランを確認する方法とは
管理者の方であれば、Chatworkのプランを直接確認できます。
プランや支払い方法などの利用状況は、ブラウザ版の「Chatwork|利用内容の確認」から閲覧できます。なお、管理下ユーザーの方は表示されないので、管理者ユーザーに確認する必要があります。
Chatworkのプランを移行するには
Chatworkでは、プランのアップグレードができます。
アップグレードする場合、「Chatwork|利用プランの変更」から、アップグレード先のプランの下部にある「アップグレード」をクリックしましょう。ライセンス数や決済方法などを設定すれば手続き完了です。
Chatworkの有料プランを無料プランに変更するには?
Chatworkでは、有料プランから無料プランへの変更はできません。
また、エンタープライズプランを契約している場合は、ビジネスプランへのダウングレードにも対応していません。そのため、ダウングレードしたい場合は、一度Chatworkを解約してアカウントを作り直す必要があります。
したがって、Chatworkをアップグレードする場合は慎重に検討しましょう。
Chatworkのビジネスプランとエンタープライズの違いは?
Chatworkのビジネスプランとエンタープライズの違いは「セキュリティ対策の充実度」だと言えます。
エンタープライズプランでは、2段階認証に加えて【モバイル端末制限/ファイル送信禁止/専用URL機能】などの社内外向けの対策がされています。一方、ビジネスプランでは、基本となる2段階認証のみの対策となるため、安全面においては注意が必要です。
Chatworkの3つの料金プランまとめ
これまで、Chatworkの料金プランや、無料版・有料版の違いを中心に解説しました。
Chatworkには無料のフリープランと、有料のビジネスプラン、エンタープライズプランがあります。ただし、フリープランでは閲覧できるメッセージ数は「直近40日以内にやりとりされたもののみ」と制限があるため、情報を長期的に残すには不向きです。
また、有料プランであっても、チャット形式ゆえに”大切な情報が次々と流れるデメリット”は解消されません。したがって、チャットで目的の情報が見つけられず悩んでいる場合は「あらゆる情報を簡単にストックできるアプリ」を利用しましょう。
結論、自社の情報共有には、必要な機能に過不足なく、社内外の情報を流れることなく蓄積できるツール「Stock」が最適です。また、Stockは国際セキュリティ資格である「ISO27001(ISMS)」を取得しているので、どのプランでも安心して利用できます。
ぜひ「Stock」を導入して、情報をストレスなく蓄積・共有しましょう。