「業務効率化」や「生産性向上」の重要性が高まる昨今の状況で、業務に関する情報が時間・場所・デバイスを問わず確認できる、さまざまなITツールが台頭してきています。
スマホで使える「ノートアプリ」もそのひとつで、個人のあらゆる情報管理はもちろん、部署やチームの情報共有やスケジュール・タスク管理などが行えるツールもあります。
特に、個人の情報管理ではデフォルトでスマホに入っている「メモ帳」や「Keep メモ」などの利用がメジャーです。一方で、現在利用しているノートアプリでは機能不足と感じており、全社の情報共有のためにもノートアプリを一新したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、iPhone(iOS)・Androidで使えるノートアプリ10選や選定ポイントをご紹介します。
- 社内業務に関する情報管理が属人化しているので統一したい
- スモールチームでも費用対効果の高いノートアプリを検討している
- 教育にかける時間がないので誰でも使えて、機能が充実しているアプリを探している
という担当者の方は、この記事を参考にすると自社に最適なノートアプリを選定でき、業務効率化の実現に繋がります。
目次
- 1 仕事で使えるノートアプリの基準3選
- 2 スマホで使えるおすすめのノートアプリ10選
- 2.1 【Stock】チームの情報を最も簡単に残せるツール
- 2.2 【Evernote】豊富な機能で効率化を実現できるノートアプリ
- 2.3 【Onenote】自由度の高いノートを作成できるノートアプリ
- 2.4 【Bear】さまざまなマークアップに対応したノートアプリ
- 2.5 【Simplenote】簡単にメモやアイデアなどを残しておけるノートアプリ
- 2.6 【Dropbox Paper】チームメンバーでクリエイティブに作成できるノートアプリ
- 2.7 【Google Keep】Googleが提供しているノートアプリ
- 2.8 【Docbase】豊富な設定で情報を一元管理できるノートアプリ
- 2.9 【NotePM】マニュアルやノウハウなどの情報を蓄積・管理できるノートアプリ
- 2.10 【Zoho Notebook】さまざまなデバイスで利用できるノートアプリ
- 3 手書きメモを仕事で使う際のデメリット
- 4 スマホでも使えるおすすめノートアプリまとめ
仕事で使えるノートアプリの基準3選
以下では、業務で利用できる具体的なノートアプリの選定ポイント3選をご紹介していきます。
スマホのノートアプリであればどれでも良いわけではなく、自社の目的や用途にマッチしているかを判断する必要があります。
また、ノートアプリに限定して探すのではなく、「ノートアプリとしても使えるアプリ」のように視野を広げて探すと、業務効率化に貢献するアプリを見つけやすくなります。
iPhone、AndroidといったOS問わず対応している
社内用携帯が普及しておらず、個人の携帯で業務や情報を管理している場合は、iPhone・Androidのデバイスを問わず対応しているアプリの選定が必須です。
仕事でノートアプリを使う際、情報共有などを行うにはプロジェクトメンバーや社内のメンバーが同じアプリを使用している必要があります。
たとえば、iPhoneしか対応していないようなアプリを選んでしまうと、Androidユーザーは使えないという事態が発生してしまいます。限られたデバイスでしか利用できない場合、アプリの再選定や社内用携帯の一新が必要になり、コストが余計にかかってしまう可能性もあります。
全社員が利用するアプリであるため、選んだアプリがiPhone、Androidでも使えるかどうかは事前に確認しておきましょう。
パソコン(PC)からでも使える
ノートアプリに残したメモや共有された情報に、PCからもアクセスできるノートアプリを選定しましょう。
外出先からの情報アクセスにスマホで利用できるノートアプリは便利ですが、PCの普及が一般的となっている社内では、PCからもアクセスできる必要があります。
また、PCからもアクセスできると、今日の在宅勤務やリモートワーク時のオンラインミーティングにて、画面を共有しながら共同作業もできるようになります。
時間や場所を問わずに情報の管理や共有を行い、素早いアクセスを可能にするためにも、スマホだけでなく、PC・タブレットなどでも利用可能なマルチデバイス対応のアプリであるかの確認が必要です。
画像やファイルも共有できる
利用するノートアプリが、画像やファイルなどの情報も共有できるものであるかどうか確認しましょう。
画像やファイルも共有できると、文字だけでは伝わらない微妙なニュアンスや、デザインのレビューなど、共有できる情報の幅が広がります。
とくにファイルや画像を扱うことが多い職場では、テキスト情報と一緒に関連するファイルも管理できるノートアプリを選定すると、テキスト情報とファイルでツールを分けて共有する必要がなくなります。
たとえば、デバイスを問わず利用できる「Stock」のようなノートアプリでは、ExcelやWordといったファイルを電子ノートに貼り付けられるので、ファイルの共有に画面の横断が発生しません。また、画像以外に、写真や動画も添付可能なので視覚的に情報を管理できます。
スマホで使えるおすすめのノートアプリ10選
以下では、スマホのOSやデバイスを問わず使えるうえ、業務効率化に貢献するおすすめのノートアプリを10選ご紹介します。
情報共有が簡単に行えると、個人のアイデアやタスク管理だけにとどまらず、チームや部署間でのスピーディーな共有や、新たな営業戦略の発見、新規企画の創出に繋がりやすくなります。また、リアルタイムでの共有や編集が可能なノートアプリであると、在宅勤務のメンバーとも資料や議事録を共有しながらミーティングができます。
一方、ノートを共有する際にチャットやメール形式であるとツールの性質上、情報は上へと流れていってしまいます。社内の共有を確実に行うには、必要な情報を確実に蓄積し素早くアクセスできるノートアプリが最適です。
そのため、シンプルな操作で簡単にノートを作成・共有できる「Stock」のようなノートアプリが必須です。
Stockは「ノート」の内容が共有したいメンバーにリアルタイムで共有されるので、共有のためにノートを逐一送信する手間がかかりません。また、ITに不慣れな社員でもすぐに利用できるくらいわかりやすく設計されており、実際に非IT企業を含む100,000社以上で導入されています。
【Stock】チームの情報を最も簡単に残せるツール

「Stock」|チームの情報を最も簡単に残せるツール
Stockは、チームの情報を最も簡単に残せるツールです。「チャットツールだと情報が流れていき、ファイル共有だと面倒」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート機能」を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくないチーム向けのツールITの専門知識がなくても問題なく、簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 池本 健太郎さん きずな綜合会計事務所 |
「会計事務所内の『情報ストック』と『タスク管理』が、すべてStock上で完結しています」 ★★★★★ 5.0 少なくとも会計事務所であれば、どこの事務所であっても大幅に業務効率を改善できると思います。しかし会計事務所に限らず、フォルダ階層形式でサクサクと情報共有したり、または簡単にタスク管理したいチームであれば、どこにも強くオススメできます。 |
![]() 塩出 祐貴さん 松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』があるチームでも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 西尾 太初さん 株式会社ハピネス |
「LINEだと情報が流れていってしまう問題が、一気に解消されました!」 ★★★★★ 5.0 従来使っていた『LINE』だと、情報が流れていってしまうので、後から過去の『営業の打ち合わせ記録』を振り返ることはできませんでした。しかし、Stock(ストック)を導入した後は、すべての『営業の打ち合わせ記録』が『ノート単位』で整然と管理されており、過去の営業記録にも即座にアクセスできます。過去に『いつ・誰と・何を』話したかが明確に分かるようになったので、2回目、3回目の営業戦略を立てられるようになりました。 |
<Stockの料金>

https://www.stock-app.info/pricing.html
登録から30日間は、全ての機能を無料で試すことができます。
また、トライアル期間終了後も、累計20ノートまでは永年無料で利用できます。
無料トライアル終了後に有料プランに申し込むことで、そのままノートを制限なく作成できる他、「誤削除防止機能」や「編集履歴機能」などのビジネスに必須の機能も継続して利用できます。そして、大容量のファイルも引き続きアップロード可能です。
有料プランでも1人あたり月額300〜400円程度からという非常に手頃な価格で利用できます。
【Evernote】豊富な機能で効率化を実現できるノートアプリ

Evernoteは、ノート形式でクラウドに保存し、情報を収集、蓄積するノートアプリです。ほかにも、さまざまな機能が備わっているため、機能を駆使して効率化を実現したいチーム向けのツールです。
<Evernoteの特徴>
- Webクリップ機能
- さまざまな情報を一元管理できる
メモ内にネット上で調べて出てきた記事などを、Webクリップで残しておけます。
テキスト情報はもちろん、画像や動画などあらゆる情報をひとつのノートに貼り付けられるので、情報の一元管理ができます。
<Evernoteの注意点>
- 共有には不向き
- 高機能なため、使い方が難しい
個人向けの利用がメインに作られているので、社内で共有して使うには難しい可能性があります。
ノート機能には様々な機能がついているため、ITに不慣れな社員には利用を難しく感じてしまう場合があります。
<Evernoteの料金>
- FREE:¥0/月
- PERSONAL:¥680/月
- PROFESSIONAL:¥850/月
- EVERNOTE TEAM:1ユーザーあたり ¥1,100/月
【Onenote】自由度の高いノートを作成できるノートアプリ

OnenoteはMicrosoftが提供するノートアプリです。テキストを書くだけでなく、画像や動画、ファイルを任意の場所に自由自在に貼り付けられます。
<Onenoteの特徴>
- テキストや画像の自由な配置が可能
- Office製品との連携
テキストや画像を自由に配置できるため、業界業種問わず活用できます。
ExcelやWordとの親和性が高く、自由にファイル添付ができます。
<Onenoteの注意点>
- 情報構造の概念が難しい
「ページ」や「セクション」といった情報構造を把握するのが難しいため、メンバーによっては気軽に情報を残すのが難しい可能性があります。
<OneNoteの料金体系>
- 無料で利用できます。
保存先がOnedriveなので容量を越えた場合には、Onedriveの費用を追加で払う必要があります。
【Bear】さまざまなマークアップに対応したノートアプリ

Bearは、Markdownなどのさまざまなマークアップに対応したノートアプリです。「添付ファイルがあるノートだけ検索」や「タグ検索」など、検索機能に優れています。
<Bearの特徴>
- メモ同士がリンクできる
- デザイン性に優れている
メモ内にテキストリンクを貼れるので、メモから別のメモへ簡単にアクセス可能です。
自分好みのテーマにカスタマイズできるなど、自由度の高いインターフェースです。
<Bearの注意点>
- デバイス間で同期するには有料プランにする必要がある
- 共有には不向き
複数デバイスで情報を同期して使いたい場合には、有料プランへの加入が必要です。
個人のメモを蓄積していくアプリなので社内やチームメンバーとの共有には不向きです。
<Bearの料金体系>
- Bear:$0/月
- Bear Pro:$1.49/月 $14.99/年
Bear Proは月払いの場合1週間の無料トライアル、年払いの場合1か月の無料トライアルが行えます。また、地方税法および米ドルからの換算率により、居住地域によって価格が異なる場合があります。
【Simplenote】簡単にメモやアイデアなどを残しておけるノートアプリ

Simplenoteは、簡単にメモやアイデアなどを残せるノートアプリです。ノートをフォルダではなく、タグで管理できます。
<Simplenoteの特徴>
- Markdownが使える
- 完全無料で使える
Markdown記法にも対応しているので、記法に慣れれば整理されたメモが作成できます。
全ての機能を無料で使えます。
<Simplenoteの注意点>
- 多くのメモを整理するのが難しい
- 共有には向いていない
フォルダを階層的に管理できないので、メモの数が増加すると管理方法は別途検討する必要があります。
個人的にメモを蓄積していくアプリなので、チームメンバーや社内での共有には向いていません。
<Simplenoteの料金体系>
無料で利用できます。
【Dropbox Paper】チームメンバーでクリエイティブに作成できるノートアプリ

Dropbox Paperは、チームのメンバー同士でメモを作り上げることができるノートアプリです。Dropbox内に保存されているファイルとの連携が強化されているので、関連した内容の紐付けが簡単にに行えます。
<Dropbox Paperの特徴>
- チェックリストやコメントなどの機能が豊富
- Dropbox内のファイルとの連携
メモに紐付いた形でチェックリストやコメント機能を使い、社員間でコミュニケーションがとれます。
Dropbox内のファイルを貼り付ければダウンロードしなくても1クリックで開けます。
<Dropbox Paperを使う注意点>
- 管理に工数がかかる
- 各機能を覚えるのに時間がかかる
作成したメモは作成順に表示されるため、それらをフォルダごとに分類する手間がかかります。
ほとんどの機能がテキストではなくアイコンをみて判断しなければならないので、どのアイコンがどういった機能なのかを習得するのに時間がかかります。
<Dropbox Paperの料金体系>
- Basic:¥0/月
- Plus:¥1,500 / 月(月間契約)¥1,200 / 月(年間契約)
- Family:¥2,500 / 月(月間契約)¥2,000 / 月(年間契約)
【Google Keep】Googleが提供しているノートアプリ

Google Keepは、Googleが提供しているノートアプリです。Googleアカウントと連動しているため、保存されたメモは全てGoogleアカウントに管理されます。
<Google Keepの特徴>
- Googleアカウントと連動
- パネル形式での表示
Googleアカウントを持っていれば、端末に関係なく、どこからでも自分のメモにアクセスできます。
保存したメモはパネル形式で表示されるので、一覧性が高くどのようなメモが保存されているか把握しやすいです。
<Google Keepの注意点>
- フォルダではなくラベルでの管理
- 個人で活用できるメモツール
ラベルでの管理なのでフォルダを階層的に管理できません。そのため、慣れるまではノートの整理を難しく感じてしまう可能性があります。
個人向けのノートアプリなので社員同士やチーム内での共有には向いていません。
<Google Keepの料金体系>
- 無料で利用できます。
【Docbase】豊富な設定で情報を一元管理できるノートアプリ

DocBaseは誰でも簡単にドキュメントを作成でき、豊富な設定で情報を一元管理するノートアプリです。
<DocBaseの特徴>
- 同時編集機能に対応
- 高い安全性
複数人での共同編集ができるので、オンラインミーティングなどにも対応可能です。
2段階認証が搭載されているうえ、アクセス制限や操作履歴の保存にも対応しています。
<DocBaseの注意点>
- 開発者が使いやすいツール
Markdownでの記載などに対応している分、社内のITリテラシーが大きく異なる場合は定着まで時間がかかります。
<DocBaseの料金体系>
- スターター:¥990/月 3ユーザーまで
- ベーシック:¥4,950/月 10ユーザーまで
- レギュラー:¥9,900/月 30ユーザーまで
- ビジネス100:¥21,450/月 100ユーザーまで
- ビジネス200~:¥43,450~/月 200ユーザーまで
200ユーザー以上の場合は、100ユーザー単位で料金が設定されており1000ユーザーまでプランがあります。また、初期費用は0円で利用できます。
【NotePM】マニュアルやノウハウなどの情報を蓄積・管理できるノートアプリ

NotePMは議事録やマニュアル、ノウハウなどの情報を蓄積・管理するドキュメント専用の情報共有サービスです。
<NotePMの特徴>
- 既読管理機能がある
- 安全なセキュリティ
既読管理機能があるので、既読の有無で該当のドキュメントがどれだけ読まれているかがわかります。
2段階認証の導入や、プライバシーマークの認定を受けています。また、Amazon Web Servicesのデータセンターを利用しているため、安心して利用できます。
<NotePMの注意点>
使い続ける場合、30日間無料の期間後は有料プランにする必要があります。
メニューバーの項目が豊富なので、慣れていない社員には使いづらく感じてしまう場合があります。
<NotePMの料金体系>
- プラン8:¥4,800/月
- プラン15:¥9,000/月
- プラン25:¥15,000/月
- プラン50:¥30,000/月
- プラン100:¥60,000/月
- プラン300:¥180,000/月
- プラン500:¥300,000/月
- プラン1000:¥600,000/月
【Zoho Notebook】さまざまなデバイスで利用できるノートアプリ

Zoho Notebookは、カード形式でノートを残せる完全無料のノートアプリです。
<Zoho Notebookの特徴>
- 豊富なメモ機能
- ノートの管理が容易
テキストのノート以外に手書きでノートの保存ができます。ほかにも、音声ファイル、画像などの添付にも対応しています。
ノートの分類が容易に行えます。また、ノートや表紙の色を自由に変更可能なので、視覚的に整理できます。
<Zoho Notebookの注意点>
- 画像編集ができない
- 共有向きではない
ツール内で画像の編集ができないので、他のツールを利用して画像編集を行う必要があります。
個人的にノートを蓄積する機能が主体のノートツールなので大人数への共有には不向きです。そのため、スモールチームのようなメンバーとの距離が近い企業でなければビジネスでの運用は難しい可能性があります。
<Zoho Notebookの料金体系>
- 完全無料で利用できます。
手書きメモを仕事で使う際のデメリット
社員によっては、ノートアプリよりも手書きのメモを利用している方も多いです。しかし、手書きメモは自由にアイデアや情報をメモできる反面、デメリットが複数あります。
以下では、手書きメモのデメリット3つについてご紹介します。
共有できない
手書きのメモでは、記載した内容を誰かに共有したい場合すぐに共有できません。
メモを共有するには「写真を撮って送る」、「コピーをして渡す」などの手間がかかってしまい素早い共有は難しいです。
また、共有したい内容がチームや部署間など複数ある場合、手書きのメモだけでは、メンバーに情報が浸透するまでに時間を要してしまいます。
手書きのメモでの共有に多くの手間がかかる一方で、ノートアプリは手元の端末一つで簡単にノートを共有可能、かつ共有までの工数を削減できます。
紛失したら情報が残らない
手書きのメモを紛失してしまった場合、その内容を復元することができません。
重要な内容が記載されたメモやノートを紛失してしまうと、社外秘の情報などが外部に流出するきっかけになる可能性もあります。
仮に重要な内容を書いていないメモ書きであったとしても、紛失の疑いがある際に探す手間が発生してしまいます。
一方、ノートアプリで記載したテキストや画像などの情報はクラウド上に残されるので、時間や場所を問わずにアクセス可能です。また、2段階認証や閲覧制限を設けられるアプリもあり、セキュリティも安心して利用できます。
情報を書き留めるまでのハードルが高い
ノートアプリに比べて情報を書き留めるまでのハードルが高いです。
手書きのメモではすぐに何かメモをしなければいけない場合、メモ帳やペンを取り出す必要があります。時間にしてみればほんの数秒ですが、メモが必要な度に探しているのでは、大きなストレスとなりがちです。
しかし、スマホやタブレットなどで使えるノートアプリでは、アプリを起動するだけですぐにメモを取れるうえ、ペンのインク残量やノートの残りのページ数を気にする必要もありません。
手書きのメモと比べてペンの色や種類、ノートの形式を問わずに書き留められるうえ、ペンや紙の消費コストも抑えられます。
スマホでも使えるおすすめノートアプリまとめ
これまで仕事で使えるノートアプリの基準やおすすめのノートアプリを複数ご紹介してきました。
とくに、スマホだけでなくマルチデバイスに対応したノートアプリであると、場所や時間を問わずにノートを作成・管理可能です。また、外回りやリモートワークなどで社内にいない社員やオンラインミーティングの際にも簡単に業務情報をメモできます。
一方、ノートアプリは個人での利用の際はメモ書きやタスク管理などにも使えますが、「情報共有機能」が加わると、社内の業務効率化に大きく貢献します。
そのため、チームや部署での円滑なコミュニケーションを可能にするには、共有された必要な情報にすぐアクセスができるようなノートアプリが最適です。
今回ご紹介したStockはシンプルな操作性で直感的にノートを作成・管理可能です。また、マルチデバイス対応なのでスマホでも簡単に情報をストックできます。
利用は無料かつ登録も1分で完了するので「Stock」で簡単にノートを作成・共有し社内の情報共有を円滑に行いましょう。
関連記事: 社内データを集約するノート型情報共有ツール7選!

1986年生まれ。早稲田大学法学部卒。
新卒で、野村総合研究所(NRI)に、経営コンサルタントとして入社。
その後、株式会社リンクライブ(現:株式会社Stock)を設立。代表取締役に就任。
2018年、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに、チームの情報を最も簡単に残せるツール「Stock」を正式ローンチ。
2020年、ベンチャーキャピタル(VC)から、総額1億円の資金調達を実施。
2021年、東洋経済「すごいベンチャー100」に選出。