企業活動を行ううえで、自社の取り扱う商品に対してどのような決済手段があるかは、売上に直結する重要な要素です。
 
しかし、豊富な決済方法を導入するには膨大なコストや手間が発生するため、なかなか踏み切れないという方も多いのではないでしょうか。こうした悩みを解決するには、決済方法の拡張に役立つ決済代行サービスの利用がおすすめです。
 
そこで今回は、業務効率化に貢献するおすすめの決済代行サービス6選と、決済代行サービスの種類・メリットについて解説します。
 
  • 自社で新しい決済方法を取り入れたいがなかなか導入が進まず困っている
  • 決済代行サービスを利用するメリットがわからない
  • 業務効率化改善に繋がるおすすめの決済代行サービスが知りたい
という方は今回の記事を読むと、決済代行サービスについて正しく理解でき、自社に最適な決済代行サービスの導入が行えます。


「請求業務の負担が大きい---」「未回収リスクを解消したい---」
BtoBの請求業務代行サービス「マネーフォワード ケッサイ」

請求を登録するだけで、与信審査から入金確認まで、全ての請求業務をお任せできます。
https://mfkessai.co.jp/kessai/top

【法人向け】業務効率化に貢献する決済代行サービス6選

以下では、法人向けの業務効率化に貢献する決済代行サービスを6選ご紹介します。
 
決済代行サービスを利用すると、運用の手間を省き、さまざまな決済方法を簡単に導入できるようになり大変効率的です。
 
しかし、金銭に関わる業務は決済業務のみではなくほかにもさまざまな業務が付属します。したがって、決済業務だけを効率化するのではなく、こうした関連業務すべてを効率化できるサービスを導入する方が、より業務効率化の実現に繋がります。
 
たとえば、今回ご紹介するマネーフォワード ケッサイは、取引のスタートである与信審査から請求業務までのすべてのプロセスを代行してくれる請求代行サービスです。
 
担当者がストレスを抱えやすい請求業務の負担が軽減できるうえ、代行によって空いたリソースをほかの業務に割けるようになります。

クラウド型BtoB請求サービス「マネーフォワード ケッサイ」

マネーフォワードケッサイのトップページ
 
「マネーフォワード ケッサイ」|企業間請求代行サービス

https://mfkessai.co.jp/kessai/top

マネーフォワード ケッサイは、クラウド型の企業間(BtoB)請求代行・決済代行サービスです。掛け売りに必要な与信審査・請求書の発行発送・入金管理・未入金フォローなど、請求にかかわるすべてのプロセスを代行します。
 
もし未入金が発生した場合にも入金を保証してくれるため、リスクなく掛け売りが可能です。
 
また、売掛金も最短3営業日で入金可能なため、成長に欠かすことのできないキャッシュフローを滞りなく回すことができます。
 

<マネーフォワードケッサイをおすすめするポイント>

  1. Web上で請求を登録するだけ
    請求業務が自動化されるため、本業に集中できるようになります。
  2. 最短数秒で与信審査が完了し、通過率も99%
    スピーディーな与信審査で、取引先の拡大に貢献します。
  3. 100%入金保証で、未回収リスクが軽減
    未回収リスクの不安が解消され、安心して販路を拡大できるようになります。

<マネーフォワード ケッサイの料金>

マネーフォワードケッサイの料金プランページ

https://mfkessai.co.jp/kessai/price

「マネーフォワード ケッサイ」プランと、「マネーフォワード ケッサイ 請求代行プラン」から選択できます。
いずれのプランも、初期費用、月額費用は無料から利用できます。
 
マネーフォワードケッサイプランの場合、毎月の売掛金額の0.5%〜3.5%の手数料で利用できます。
与信審査や売掛保証が不要で、「デジタル化・効率化したい」企業の方は、「マネーフォワード ケッサイ 請求代行プラン」が最適です。


「請求業務の負担が大きい---」「未回収リスクを解消したい---」
BtoBの請求業務代行サービス「マネーフォワード ケッサイ」

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SBペイメントサービス

SBペイメントサービスのトップページ

<SBペイメントサービスの特徴>

SBペイメントサービスは、ソフトバンクが運営する決済代行サービスです。20種類以上のオンライン決済と店舗向け決済に対応しており、シチュエーションに合わせた利用ができるのが特徴です。

<SBペイメントサービスの注意点>

  • マニュアルに専門用語が多く、理解するのが難しい
  • オンラインマニュアルがあるものの専門用語が多いため、十分な知識がない場合理解が難しいです。

<SBペイメントサービスの料金体系>

  • 初期費用+月額費用+決済手数料+決済サービス利用料+トランザクション費
  • 詳細な料金については、問い合わせが必要です。

ゼウス

ゼウスのトップページ

<ゼウスの特徴>

ゼウスはSBIホールディングスの関連会社が運営している老舗の決済代行サービスです。24時間365日コールセンターが稼働しており、緊急時でも手厚いサポートが受けられるのが特徴です。

<ゼウスの注意点>

  • 売上ごとに手数料が発生する
  • ゼウスでは、クレジットカードの決済手数料のほかに、「売上処理料」として1つの売上ごとに30円の手数料が発生するので、注意が必要です。

<ゼウスの料金体系>

  • クレジットカード決済:3,000円/月
  • 1件売上ごとに3.50%の決済手数料と、30円の売上処理料が加算されます。
  • 口座振替依頼書サービス:3,000円/月
  • 開設契約金30,000円と、1件あたり130円の振替処理料が加算されます。
  • 後払い決済サービス:0円~45,000円/月
  • 2.7%~4.7%までのサービス手数料とハガキの場合169円、封書の場合190円の請求書発行手数料が加算されます。
    固定費に応じてサービス手数料が変動する4つのプランから選択する必要があります。

イプシロン

イプシロンのトップページ

<イプシロンの特徴>

イプシロンは、GMOイプシロン株式会社が提供するオンライン決済代行サービスです。必要最低限の機能のみで構成され、あとはオプションで付け加えていくというシステムのため、低コストで導入できるのが特徴です。

<イプシロンの注意点>

  • 決済画面のカスタマイズはできない
  • 決済画面はあらかじめ決まっており、サイトデザインにこだわりがある場合はあまり向きません。

<イプシロンの料金体系>

  • 決済充実プラン:5,000円/月
  • より豊富な決済方法を利用できるプランです。
  • オプション充実プラン:5,000円/月
  • 早期入金が利用できるプランです。

ペイジェント

ペイジェントのトップページ

<ペイジェントの特徴>

ページェントは株式会社ペイジェントが運営する決済代行サービスです。単に決済を代行してくれるだけでなく、パートナー企業であるEC制作会社のサービスも受けられるため、よりサイト構築が容易になるのが特徴です。

<ペイジェントの注意点>

  • 利用料金が一律ではない
  • 都度見積が必要になるので、費用面での見通しが立てづらいというユーザーの声があります。

<ペイジェントの料金体系>

  • 詳細な料金については問合せが必要です。

ソニーペイメントサービス

ソニーペイメントサービスのトップページ

<ソニーペイメントサービスの特徴>

ソニーペイメントサービス株式会社が運営する決済代行サービスです。主要カード会社16社・21ブランドと直接ネットワーク接続をしているので処理速度が速く、安定した決済が可能なのが特徴です。

<ソニーペイメントサービスの注意点>

  • 導入に時間がかかる
  • 契約から実際サービスを導入するまでに、最低でも2週間、長ければ1か月半近くかかります。

<ソニーペイメントサービスの料金体系>

  • 詳細な料金については問合せが必要です。


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おすすめの決済代行サービスの比較

以下の表は上記でご紹介したサービスの比較表です。特徴や料金体系が各社で異なるので注意しましょう。
 
【一番おすすめ】マネーフォワード ケッサイ SBペイメントサービス ゼウス イプシロン ペイジェント ソニーペイメントサービス
特徴
請求に関わるすべてのプロセスを代行
20種類のオンライン決済と店舗向け決済サービスに対応
24時間365日コールセンターのサポートが受けられる
低コストで運用可能
決済だけでなく、サイト構築も容易になる
カード会社と直接ネットワーク接続をしているので処理速度が速い
導入費用
0円〜
・要問合せ
・クレジットカード決済:3,000円/月 ・口座振替:3,000円/月 ・後払い決済:0円~45,000円/月
・5,000円/月
・要問合せ
・要問合せ
手数料
0.5〜3.5%
・要問合せ
・クレジットカード決済の場合3.50% ・別途30円の売上処理料が発生
・4%
・要問合せ
・要問合せ


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なぜ決済代行サービスを利用すべきなのか

以下では、なぜ決済代行サービスを利用すべきなのかについて解説します。決済代行サービスの利用によってどのような効果が得られるのか、ひとつずつ見ていきましょう。

複数決済を簡単に導入できる

決済代行サービスを利用すると、複数決済を手間なく簡単に導入できるようになります。
 
自社で直接決済システムを導入する場合、決済機関と直接契約を行う必要があります。同じ契約を複数回行うのは単純に手間がかかるうえ、決済機関ごとに審査基準には違いがあり、すべての条件を確実に満たすには多大な時間を要します。
 
さらに、決済方法によって利用できるデータ方式が異なっていたり、ルールに違いがあったりするため、それぞれの決済方法に合わせた自社システムの構築も行わなくてはなりません。
 
一方、決済代行サービスを利用すると、申請書類を作成するだけで決済代行業者が代わりに導入を行ってくれます。さらに、スムーズに審査を通過できるようにサポートしてくれるので、自社で契約手続きを進めるよりも効率的に審査が進められます。
 
また、自社で導入する際には手間がかかったシステムの構築も、決済代行サービスのシステム上で一本化され、わざわざ複数システムを構築する手間もなくなります

運用の手間が省ける

決済代行サービスの利用は、日々の決済業務運用の手間も省きます。
 
自社で直接決済システムを導入する場合、サービスごとに入金日や締め日が異なるため、決済方法が増えるほど経理担当者の負担は増えます。さらに、決済状況の確認もそれぞれのサービスの管理画面で確認しなくてはならず、確認だけに膨大な時間がかかるケースも考えられます。
 
また、自社で決済システムを運用・更新する際には、システム担当者には追加開発や更新の手間が発生します。
 
一方、決済代行サービスを利用すると、決済代行会社が集金した金額をまとめて同じ日に入金できるようになり、経理担当者は一度の確認だけですべての処理が完了できます。
 
これまで個別で確認していた決済状況も、決済代行業者が提供する管理ツールから会社を横断して閲覧可能です。システム自体も決済代行業者より提供されているため、自社でアップデートを行う必要がなく、追加開発の手間もありません。


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決済代行サービスの種類

以下では、決済代行サービスの種類について解説します。自社で取り入れるのはどちらの種類が最適かを考えながら追っていきましょう。

リンク型サービス

リンク型サービスとは、購入者が決済代行業者の用意した決済画面に転移してクレジットカード情報を入力する決済をいいます。
 
クレジットカード情報はクレジットカード決済において必要不可欠ですが、入力ページを自社で作成する場合、情報漏えいに対して対策をしなければなりません。
 
一方、リンク型サービスを利用すると、カード情報の入力画面は決済代行業者が管理します。そのため、セキュリティが強固、かつ厳格な管理体制が備わった環境下でサービスを利用できることから、クレジットカード番号などの情報漏えいリスクを防げるのです。
 
ただし、決済画面は自社ドメインではなく、決済代行サービスの持つドメインになるので、場合によっては購入者の離脱に繋がりやすくなる点に注意しましょう。

モジュール型サービス

モジュール型サービスとは、サーバーに構築したモジュールと決済処理サーバーの接続によりさまざまな決済方法が行える方法をいいます。
 
クレジットカード決済だけでなく、コンビニ決済や銀行振込などの複数の決済方法を一括で導入でき、サービスによってはデザインなどにカスタマイズが効くのが特徴です。
 
自社ドメインのままで利用できるため、購入者の離脱を防げる一方で、決済処理手数料や固定費などのコストが発生します。


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業務効率化に貢献する決済代行サービス6選まとめ

ここまで、業務効率化に貢献する決済代行サービスや決済代行サービスの種類・メリットを解説しました。
 
数多くの企業から提供されている決済代行サービスですが、一度導入したサービスをすぐに切り替えるような運用は、顧客に不信感を与えるので避けなくてはなりません。したがって、どのサービスを導入すべきかの選定を適切に行う必要があります。
 
また、選定の際は「実際の利用までにどれほどの時間がかかるか」を見逃さないようにしましょう。導入までに長い時間を要するサービスの場合、利用できるまでに膨大な時間がかかり、取引の機会損失に繋がりかねないからです。
 
今回ご紹介したマネーフォワードケッサイは、わずか7日で導入が完了する決済代行サービスです。また、取引の可否を判断する与信審査も最短数秒で完了するため、取引機会を損なうことなく営業活動が行えます。
 
無料プランからもスタートできるので、ぜひマネーフォワード ケッサイを導入して、自社の請求業務の効率化を実現しましょう。
代表取締役社長 澤村大輔
この記事の監修者
株式会社Stock
代表取締役社長 澤村大輔

1986年生まれ。早稲田大学法学部卒。
新卒で、野村総合研究所(NRI)に、経営コンサルタントとして入社。
その後、株式会社リンクライブ(現:株式会社Stock)を設立。代表取締役に就任。
2018年、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに、最もシンプルな情報ストックツール「Stock」を正式ローンチ。
2020年、ベンチャーキャピタル(VC)から、総額1億円の資金調達を実施。
2021年、東洋経済「すごいベンチャー100」に選出。