コロナウイルス感染拡大をひとつの契機として、テレワークなどの非対面型のワークモデルが普及しました。同様に、プロジェクト管理も非対面へと変わりつつあり、ITツールを用いて効率化を図る企業が増えています。
プロジェクト管理ツールを検討する際、たとえば、広くビジネスで利用されているGoogle製品と互換性の高いgantter(ガンター)は候補となりえます。しかし、gantterの費用対効果がイメージできず、導入を悩む担当者の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、gantterの概要や使い方・ユーザーの声から料金プランまで幅広く解説します。
- gantterについて網羅的に理解し、導入可否を判断したい
- プロジェクト管理を効率化する重要性をメンバーに浸透させたい
- 円滑に社内のプロジェクトを進められるツールを探している
という方が本記事を参考にすると、gantterの概要を理解し、自社に適したツール選びの指標が得られます。
目次
gantter(ガンター)とは

gantterとは、Googleに統合されている多機能なプロジェクト管理ツールです。23言語の多国籍言語対応や、Googleツールとの高い親和性が評価され230万人を超えるユーザーに支持されています。
gantter(ガンター)の特徴

gantterの特徴は「Google向けに構成されたシステム」と「豊富なプロジェクト管理機能」です。
gantterはGoogleとの高い親和性を持ち、Googleと同様の操作で利用できる仕様となっています。そのため、Googleのサービスを活用するユーザーとってのUI(ユーザーインターフェース)が使いやすいツールなのです。
さらに、「ガントチャート」「タスク」「コメント」などの、プロジェクトを円滑に管理する機能が豊富に備わっています。また、変更された情報はリアルタイムで反映され、時間や場所を選ばずにメンバーとの情報共有が可能です。
このように、gantterはGoogleユーザーになじみやすい、多機能なプロジェクト管理ツールといえます。
gantter(ガンター)の機能
gantterは主に、下記3つの機能で構成されています。
- スケジューリング
スムーズなプロジェクト進捗を、多くの機能と観点からサポートします。
- コラボレーション
GoogleカレンダーやGoogleドライブをはじめとした、Google関連のツールと連携し機能拡張が行えます。
- リモートワーク
テレワークやオンライン出勤でも業務を正確に管理します。
以上のことから、gantterは非対面型のワークスタイルでも利用可能なプロジェクト管理ツールといえます。
gantter(ガンター)の使い方
gantterは、Google製品との親和性の高い多機能なツールです。そこで以下では、gantterの代表的な機能や使い方を紹介します。
ガントチャートでプロジェクト管理を視覚化する

gantterでは、少ない作業工数でガントチャートを作成できます。ガントチャートの作成には、まず、上記画像の「+」ボタンをクリックし、プロジェクト作成画面へと移行します。

つぎに、プロジェクトの名称を記載します。テンプレートが豊富に用意されているので、用途に合わせて選択しましょう。

プロジェクトが完成したら、カテゴリーをクリックすると、業務内容やタスクなど自由に編集可能になります。期限を設けると、ガントチャートが自動で作成されるので、プロジェクトの進捗状況をひとめで把握できるのです。
ガントチャートは、カーソルを両端に合わせドラッグ&ドロップの直感的操作で修正も行えるため、プロジェクトに変更が生じてもスムーズに対応可能です。
リモートワーク

gantterは、チームのつながりを維持しリモートワークをサポートします。
gantterでは、「Google ハングアウト」と簡単に統合でき、離れていても顔を合わせてのコミュニケーションが可能です。そのため、働き方の多様化する現代社会のニーズに沿っているといえます。
また、プロジェクトや修正点はリアルタイムで常に反映されるため、メンバーと並行して業務が行えます。さらに、23言語に対応しているので海外拠点のメンバーともスムーズに共同作業ができるのです。
Google製品とのコラボレーション

gantterはGoogleツールと連携によって機能を拡張し、プロジェクトをサポートします。
たとえば、Googleカレンダーと連携すると、gantterによって割り当てられたタスクはリアルタイムでカレンダーに表示されます。タスクはカレンダーから直接更新や完了の編集も行えるので、スケジュールとタスクの同時管理が可能なのです。
ほかにも、「Googleコメント」「Googleドライブ」などで機能拡張が使えるので、gantterは多機能なプロジェクト管理ツールといえます。
gantter(ガンター)の料金プラン一覧
gantterには3種類の料金プランが用意されています。
また、教育機関やNPO(非営利団体)には割安なプランも用意されています。また、gantterは導入前に製品スペシャリストとの面談をHPから予約出来るため、該当する団体やプラン選びに悩む方は一度問い合わせをおすすめします。
GANTTER CLOUD | GANTTER FOR GOOGLE DRIVE | GANTTER FOR G SUITE | |
---|---|---|---|
料金(月間契約) |
$5/毎月請求/ユーザー |
$5/毎月請求/ユーザー |
$5/毎月請求/ユーザー |
Gantterスケジュール ファイルを開く/Gantterクラウドに保存する(無制限のストレージ) |
〇 |
× |
× |
Gantterスケジュール ファイルを開く/Googleドライブに保存する |
× |
〇 |
〇 |
Gantterスケジュール ファイルを他のユーザーと共有する |
〇 |
〇 |
〇 |
gantterにはクレジットカードの登録なしで利用できる、30日間にトライアル期間が用意されています。そのため、無料試用期間で仮運用してから導入を検討すると、自社とツールのミスマッチを防げます。
参照:gantter料金プラン
gantter(ガンター)の評判
ここでは、gantterを導入したユーザーの声や評判を紹介します。実際に自社で運用したユーザーの声を自社導入の判断材料にしましょう。
※こちらでご紹介する口コミ・評判はCapterra(キャプテラ)より翻訳した内容を引用しております。
gantter(ガンター)の良い口コミ・評判
次に、gantterの良い口コミ・評判を紹介します。ユーザーからは「MS Projectと操作性が似ている」「コスト面で優れている」との声が挙げられています。
南アフリカのDirector | Project Manager、投稿日:2020年Gantter はおそらく、現在入手可能な MS Project の代替品の中で最も優れたものであり、適切な変更と改善を加えれば、MS Project キラーになる可能性があります。
カナダのProject Manager、投稿日:2020年Gantter での私の全体的な経験は、これは私たちのチームが時間と予算を確実に守るための優れたツールになる可能性があるということです
ジャージーのLecturer、投稿日:2020年このツールを使用すると、単に本を読んだりビデオを見たりするよりもインタラクティブに学習できるため、教育がより適切になり、学生にとってより楽しい体験が提供されます。参加することで、彼らは製品とその重要性についてより深く理解することができます。
ウルグアイのProject Manager Teacher、投稿日:2020年クラウド上にあり、Ms. Project と非常によく似ています。 Google ドキュメントとの統合
gantter(ガンター)の改善点に関する口コミ・評判
次に、gantterの改善点に関する口コミ・評判を紹介します。ユーザーからは「習得が難しい」「UI(ユーザーインターフェース)が複雑」との声が挙げられています。
カナダのProject Manager、投稿日:2020年このソフトウェアについて私が最も気に入っていないのは、習得が少し難しいということです。私にとっての学習曲線は、思ったよりも少し長かった.
オーストラリアのTeacher、投稿日:2019年限定された無料サブスクリプションしか取得できないこと。昨年、私の Y12 の学生はそれを使用して延長を要求しましたが、それが与えられなかったため、別のプロジェクト管理ツールを使用して SAT をやり直さなければならず、すでに限られた時間枠から時間がかかりました。
アメリカのManaging Director、投稿日:2019年レポートは広範ではありません。 タスクをフィルターできません。
ベネズエラのConsultor Jr、投稿日:2018年同じプログラムがタスクの時刻を処理する方法が少し面倒な場合があります。汎用性よりも多くのオプションがあると、アプリケーションの使用が少し難しくなり、日付の変更が自動的にほとんど不可能になります。シンプルな計画を実行します。
非IT企業でも確実に使いこなせる国産ツール
以下では、非IT企業でも確実に使いこなせる国産ツールを紹介します。
gantterは、Google製品と互換性が高く、Googleユーザーには使いやすい仕様です。一方で、デザインは使いやすくても、多機能な海外ツールという点では、使いこなすために高いITリテラシーが求められます。
さらに、海外製ツールゆえに利用上で不明点が生じても、言語の違いからサポートを素早く受けられず、業務が停滞する恐れもあります。したがって、非IT企業にとって複雑な海外製ツールを運用するのは難しいといえます。
そこで、「誰でも使いこなせるシンプルな国内製ツール」を導入し、ストレスなくプロジェクト管理を行いましょう。結論、非IT企業に勤める65歳以上の社員でも、即日で使いこなせる程シンプルなプロジェクト管理ツール:「Stock」一択です。
あらゆる情報を蓄積するStockの「ノート」に「メッセージ」や「タスク」を紐づければ、複数の業務を並行しても話題が錯綜せずに一元管理できます。また、1営業日以内に返信される迅速なサポート体制により、不測の事態が発生しても素早く疑問点が解消されるのです。
最も簡単にプロジェクト管理を効率化するITツール「Stock」

「Stock」|チームの情報を最も簡単に残せるツール
Stockは、チームの情報を最も簡単に残せるツールです。「チャットツールだと情報が流れていき、ファイル共有だと面倒」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート機能」を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくないチーム向けのツールITの専門知識がなくても問題なく、簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 池本 健太郎さん きずな綜合会計事務所 |
「会計事務所内の『情報ストック』と『タスク管理』が、すべてStock上で完結しています」 ★★★★★ 5.0 少なくとも会計事務所であれば、どこの事務所であっても大幅に業務効率を改善できると思います。しかし会計事務所に限らず、フォルダ階層形式でサクサクと情報共有したり、または簡単にタスク管理したいチームであれば、どこにも強くオススメできます。 |
![]() 塩出 祐貴さん 松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』があるチームでも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 西尾 太初さん 株式会社ハピネス |
「LINEだと情報が流れていってしまう問題が、一気に解消されました!」 ★★★★★ 5.0 従来使っていた『LINE』だと、情報が流れていってしまうので、後から過去の『営業の打ち合わせ記録』を振り返ることはできませんでした。しかし、Stock(ストック)を導入した後は、すべての『営業の打ち合わせ記録』が『ノート単位』で整然と管理されており、過去の営業記録にも即座にアクセスできます。過去に『いつ・誰と・何を』話したかが明確に分かるようになったので、2回目、3回目の営業戦略を立てられるようになりました。 |
<Stockの料金>
https://www.stock-app.info/pricing.html
登録から30日間は、全ての機能を無料で試すことができます。
また、トライアル期間終了後も、累計20ノートまでは永年無料で利用できます。
gantter(ガンター)の使い方や口コミ・評判まとめ
ここまで、gantterの機能や使い方・料金プランからユーザーの声まで幅広く解説しました。
gantterは、Googleと親和性が高い多機能なプロジェクト管理ツールです。一方、多機能な海外ツールだと十分なサポートが受けられない恐れがあるため、使いこなすにはITリテラシーが必要です。
また、スムーズなプロジェクト管理の実現には、全メンバーの業務進捗を記録・管理する必要がありますが、複雑なツールを導入すると利用が難しく、情報が正しく蓄積されません。そこで、とくに、非IT企業はシンプルかつフィードバックの早い日本製のツールを使いましょう。
したがって、StockのようにITツールを初めて使う65歳以上の社員でも、即日で使いこなせる程シンプルなプロジェクト管理ツールを導入すべきです。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」を導入し、確実にプロジェクト管理を効率化しましょう。