近年、情報管理ツールを使って、部署を問わず社内情報を活用できるようにしている企業が増加しています。なかでも注目を集めているのが「LMIS(エルミス)」です。
 
そこで「LMISの概要や機能が分からない」と悩む担当者の方も多いのではないでしょうか。
 
そこで今回は、LMISの機能や口コミ・料金まで幅広くご紹介します。
 
という方は本記事を参考にすると、LMISについて理解しつつ、社内にとっての最適な情報管理の方法が見つかります。


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情報管理ツール「LMIS」とは

以下では、LMISの特徴や機能を解説します。導入を検討している企業は必見です。

「LMIS」と「他の情報管理ツール」の違い

LMISのトップ画像
 
LMISとほかの情報管理ツールとの違いは、ITサービスを扱っている企業向けに特化した機能が豊富な点です。
 
LMISでは、ITサービスの設計や管理・改善をしていくために必要な”インシデント”(システム不具合に対する復旧の体制)や”システムの更新”といった多くの情報を一元管理できます。
 
さらに、お客様のお問い合わせ情報と紐づけて管理ができるため、お客様からの要望に合ったサービスの改善を進められます。このように、ITサービスの設計から管理を効率よく実施するための情報を一元管理できる点がLMISの特徴です。

LMISの機能一覧

LMISはさまざまな機能が搭載された情報管理ツールです。大きく分けて、下記の6つを管理できます。
 
機能 詳細
ITILプロセス
ITILプロセスとは、ITサービスの設計からリリースまでの一連の流れのことです。LMISでは、ITサービスをリリースするまでの進捗を可視化できます。
構成管理
ITシステムをネットワークやソフトウェアといった詳細なIT資産情報に分けて管理できます。IT資産情報の管理は、常に最新のもので構成されているかを確認するのに必要な作業です。
顧客・契約管理
お客様の契約内容やお問い合わせ内容を一元管理できます。ITILプロセスと紐づけて管理ができるため、「どの顧客からの変更要求が多いか」といった分析に役立ちます。
ナレッジ検索
蓄積された社内情報をSalesforce基盤の検索機能で探せます。過去のお客様対応履歴に簡単にアクセス可能なので、検索時のストレスを軽減できます。
分析
LMISに蓄積したインシデントやお客様のお問い合わせ情報から、”何件不具合が起きたか”や”お客様からどんな機能が求められているのか”といったことを分析して可視化できる機能が備わっています。
連携
メールやCSVなどの外部システムと連携できる機能が備わっています。メールを一か所でまとめたり、お客様情報をCSV形式で出力したりできます。
以上の機能より、ITサービスの設計や管理・改善に有効なツールであることが分かります。


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LMISの使い方

LMISは、優れた情報管理ツールの一つです。そこで以下では、LMISのインシデントとプロジェクトを管理する手順を紹介します。

インシデント管理

ここでは、LMISのインシデント管理の作業の流れについて解説します。
 
 
  1. 「イベント管理、サービス要求管理からのエスカレーション」または「ユーザによる起票」から、インシデントを起票します。
  2. 起票されたインシデントの詳細を確認し、[調査開始]をクリックして、ステータスを[調査]にします。
  3. インシデントを調査し、調査内容や対策内容を入力していきます。
  4. [対策開始]をクリックして、ステータスを[対策]にします。
  5. 対策を実施し、[対策結果]を入力して、[顧客確認]チェックボックスをチェックします。
  6. すべての確認が完了したら、[承認依頼]をクリックして、インシデント管理マネージャに承認を依頼します。
  7. インシデント管理マネージャに承認されると、完了です。
 
「起票」「調査」「対策」「承認」と順にインシデントに対応していけます。そのため、インシデントの対処法にばらつきが生じません。
 
参考:LMIS|インシデント管理のワークフロー

プロジェクト管理

ここでは、LMISのプロジェクト管理の作業の流れについて解説します。
 
 
  1. プロジェクトのメンバーをリソースとして登録します。
  2. プロジェクト・WBSを作成します。
  3. プロジェクトの[開始]ボタンをクリックして、ステータスを[計画中]から[進行中]に変更します。
  4. プロジェクトの進行中、定期的に作業実績の登録をします。
  5. 作業がすべて終わると、ステータスを[完了]に変更できるようになります。
 
「計画」「開始」「管理」「完了」とステータスを区別できるため、プロジェクトの進捗を把握しやすくなります。
 
参考:LMIS|プロジェクト管理のワークフロー


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LMISの料金プラン一覧

LMISの料金プランは以下の通りです。
 
  • LMIS25ユーザー:¥100,000/25ユーザー/月+初期費用¥300,000
  • ※最低利用人数は25人です。
    ※26人目からは¥4,000/ユーザー/月が発生します。
LMIS25ユーザーの契約は年間契約のプランとなっているため、途中で解約しようとしてもできない場合がある点に注意が必要です。また、追加料金を支払うことで各種オプションを利用できるので、詳細はホームページで確認しましょう。
 


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LMISの口コミ・評判

ここでは、LMISを実際に利用しているユーザーの口コミをご紹介します。こちらを参考にし、自社に適した情報管理ツール選定のヒントを得ましょう。
 
※こちらで紹介する口コミ・評判はITreview(アイティーレビュー)より引用しております。

LMISの良い口コミ・評判

まず、LMISの良い口コミ・評判を紹介します。ユーザーからは「進捗管理やインシデント分析が容易となった」「カスタマイズしやすい」との声が寄せられています。
 
非公開ユーザー、投稿日:投稿日:2024年4月12日
 
変更管理の進捗状況やムラの把握やインシデントの分析が容易になった。SFA同様、社員がインシデントを入力してくれているおかげで、ダッシュボードによりひと目で状況が把握できる。
非公開ユーザー、投稿日:投稿日:2024年3月7日
 
IT全般統制対象の基幹システムの運用保守を外注しており、依頼内容とサーバログの突合を行なってレポートを生成しているが、依頼のプロセスがエクセルとメールベースだったのをワークフロー化して、ここを自動化しようとしています。
非公開ユーザー、投稿日:投稿日:2021年3月5日
 
最近のクラウド製品では珍しいと思いますが、GUIの変更がほとんどありません。また、カスタマイズがしやすく、部署やチームの希望に沿う運用がしやすいです。

LMISの改善点に関する口コミ・評判

次に、LMISの改善点に関する口コミ・評判を紹介します。ユーザーからは「検索機能が不足している」「操作説明の検索が分かりにくい」「システム部門の方に使い方を習う必要がある」との声が寄せられています。
 
非公開ユーザー、投稿日:投稿日:2024年3月7日
 
検索機能の不足によって、マニュアルが使いづらいため、オンラインヘルプが欲しい。
非公開ユーザー、投稿日:投稿日:2024年3月7日
 
終了したインシデントにメール送信された場合に通知が来ないのでエラー通知のような機能が欲しい。また、操作説明の検索が分かりにくい。
非公開ユーザー、投稿日:投稿日:2022年7月21日
 
レポート機能を利用する際にシステム部門の方にもう一度使い方を習ったので、入力のようにすぐには活用出来ませんでした。


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LMISよりも簡単に社内情報を管理できるツール

以下では、LMISよりも簡単に社内情報を管理できるツールをご紹介します。
 
LMISはさまざまな用途で利用できるものの、ITに慣れている人向けの専門的な機能が多いため使いこなせない恐れがあります。また、検索機能の精度が低いとの声があり、スムーズに欲しい情報にアクセスできない場合があります。
 
よって、全メンバーが簡単に情報共有するためには、使いやすい操作性で、検索性が優れたツールを選定する必要があります。とくに、生成AIを活用して口語で検索ができる機能があると検索スキルに依存せず、欲しい情報に簡単にアクセスできるため便利です。
 
結論、社内情報を管理するなら、メールを使える方なら迷わず使えて、超高精度の検索機能を備えた「ナレカン」一択です。
 
ナレカンは、ファイル・画像を添付するだけで、情報を任意のメンバーに共有できるので、スムーズな業務連携に役立ちます。また、ナレカンでは「複数キーワード検索」やチャット形式の「AI検索」で確実に欲しい情報にたどり着けます。

社内情報を一元管理して即アクセスできるツール「ナレカン」

ナレカンのトップページ
 
「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール

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「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
 
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
 
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
Google検索のように使える「キーワード検索」や生成AIを活用した「自然言語検索」によって、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
 
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。

<ナレカンをおすすめするポイント>

  1. 【ナレッジの一元化】 ナレッジ管理に特化した、これ以上なくシンプルなツール。
    記事形式で書ける「社内版wiki機能」、質問形式で聞き出せる「社内版知恵袋」、メールやチャット内のやりとりは「転送機能」を使って、ナレッジを残していくだけなので、誰でも迷わず使えます。
  2. 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
    「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「ゆらぎ検索」など、思い通りの検索が可能です。
  3. 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
    初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。

<ナレカンの料金>

ナレカンの料金プラン

  • ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
  • エンタープライズプラン:管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
  • プレミアムプラン:「AI自然言語検索」も含めて導入したい企業様

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LMISの使い方や口コミ・評判まとめ

ここまで、LMISの使い方や口コミ・金額について解説しました。
 
LMISは、ITサービスの設計から管理を効率よく実施するために便利な機能が備わっている点が特徴的なツールです。ただし、利用者の中には、”検索機能の精度の低さ”や”使いこなしにくさ”を不安に感じている人もいます。
 
そのため、社内の情報管理には、「あらゆる情報を残し、誰でも簡単に目的の情報にアクセスできるツール」を選びましょう。
 
結論、ファイルや画像・動画の情報を残し、ITスキルに依存せずに目的の情報を探せる高精度な検索機能を備えた「ナレカン」を導入すべきです。
 
無料の導入支援も受けられるので、ぜひ「ナレカン」を導入して、社内の情報管理を効率化しましょう。


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代表取締役社長 澤村大輔
この記事の監修者
株式会社Stock
代表取締役社長 澤村大輔

1986年生まれ。早稲田大学法学部卒。
新卒で、野村総合研究所(NRI)に、経営コンサルタントとして入社。
その後、株式会社リンクライブ(現:株式会社Stock)を設立。代表取締役に就任。
2018年、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに、チームの情報を最も簡単に管理できるツール「Stock」を正式ローンチ。
2020年、DNX VenturesEast Venturesマネーフォワード等のベンチャーキャピタル(VC)から、総額1億円の資金調達を実施。
2021年、東洋経済「すごいベンチャー100」に選出。
2024年、100名~数万名規模の企業のナレッジ管理の課題解決のために、社内のナレッジに即アクセスできるツール、「ナレカン」をαローンチ。

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