タスク管理アプリのひとつに「Any.do(エニードゥ)」があります。プロジェクト管理に必要な多くの機能を備え、世界中で利用されているアプリです。
 
しかし、Any.doは海外製のためホームページも英語であり、「自社に適しているのか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
 
そこで今回は、Any.do(エニードゥ)の使い方や料金、評判を網羅的にご紹介します。
 
という方はこの記事を参考にすると、Any.doの概要が分かるほか、自社に適したタスク管理アプリも見つかります。


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Any.do(エニードゥ)とは

Any.doは、海外製のタスク管理アプリで様々なデバイスに対応しており機能も豊富です。現在世界中で多くの人に利用されています。

「Any.do」と「他のタスク管理ツール」の違い

Any.doのトップページ
 
 
他のタスク管理ツールと比べて「Any.do」には、メッセージ機能を備えているという特徴があります。
 
Any.doの主機能は「タスク管理」や「プロジェクト管理」ですが、チームで利用できる有料プランには「チャット機能」が含まれます。そのため、タスクやプロジェクトに関するやりとりを一つのツールで完結できるのです。
 
さらに、Any.doには非常に多くの外部アプリを連携でき、ワークフローの構築など高度な機能も備えています。
 
このように、メッセージ機能をはじめとする様々な機能を使って、「チームマネジメントを効率化できる点」がAny.doのメリットと言えます。ただし、多機能なツールはすべての機能を使いこなすまでに時間がかかる点に注意が必要です。
 

Any.doの機能

Any.doの主な機能として、以下の5つが挙げられます。
 
  • タスクリスト
  • タスクを一覧で管理できる機能です。「仕事」や「プライベート」など、タスクの種類に応じて保存場所を分けられるので、関係のないタスクが入り乱れることがありません。
     
  • チャット
  • タスクやプロジェクトの内容についてやりとりできる機能です。メッセージはタスクに紐づけられるので、タスクに関する疑問点をすぐに解消できます。
     
  • リマインダー
  • 特定の日時にタスクを通知させる機能です。PCのほか、スマートフォンでも通知を受け取れるので、タスクのやり忘れを減らせます。
     
  • カレンダー
  • カレンダー形式でタスクを表示できる機能です。「今日中にこなすべきタスク」が一目で分かるため、作業をスムーズに進められます。
     
  • デイリープランナー
  • 1日の予定をAIが決める機能です。「どのタスクに力を入れるべきか」をAIが提案してくれるので、適切な順序で仕事を進められるメリットがあります。
このように、Any.doはタスク管理に関連する多様な機能が揃っています。ただし、タスクにはメモ程度の簡単な情報しか残せないため、「プロジェクトの進捗や打ち合わせの記録」といった細かな情報を記録するには不十分だと言えます。
 
そこで、タスクとプロジェクト情報を併せて管理できる「Stock」などの情報共有ツールを活用すれば、作業をスムーズに始めるための仕組みが整います。

Any.doの対応デバイス

Any.doのデバイス対応
 
Any.doはスマホではiPhoneとAndroid、PCではMacとWindowsにそれぞれ対応しています。またApple Watchにも対応しており、すぐに通知を確認したりタスクを追加したりすることが可能です。
 
そのため、情報をデバイス間で同期することで、状況や場面に合わせて使い分けできます。


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Any.do(エニードゥ)の使い方

ここでは、Any.doの使い方を紹介します。以下の情報を参考に、Any.doの活用方法を理解しましょう。

個人のタスクを管理する

Any.doでは、タスクを管理できます。
 
Any.doのタスク管理画面
 
上記のように、タスクを一覧で管理できます。また、各タスクには「サブタスク(タスクの完了に必要な作業)」を決められるので、細かな作業のやり忘れを防げる点もメリットです。
 
したがって、「作業の抜け漏れを確実に防止したい」という方には、Any.doの活用が適しています。

チームにタスクを共有する

チームプランに加入すれば、チームメンバーにタスクを割り振ったり、進捗を確認したりできます。
 
Any.doでは、チームで同じタスク管理画面を使えるだけでなく、チームメンバーのタスク進捗が履歴として表示されます。そのため、メンバーごとのリアルタイムの動きが可視化されるのです。
 
したがって、Any.doを使って、「チームでおこなうプロジェクトや業務」の進捗管理ができます。

チャットでやりとりする

Any.doはチャットでやりとりできます。
 
Any.doでチャットを使っている画面
 
プロジェクト詳細画面の右上にある吹き出しマークをクリックすると、チャットが開きます。このチャットで、プロジェクトやタスクに関する内容をメンバーとやりとりできるのです。
 
このように、Any.doでは「タスク管理」と「メッセージのやり取り」を一つのツールでおこなえます。

Googleカレンダーと同期する

Any.doをGoogleカレンダーと連携すれば、カレンダーの予定を「My Day」に表示できます。
 
Any.doにGoogle カレンダーの予定を表示している画面
 
「My Day」はその日の自分の予定を一覧で確認できる画面です。右端にGoogleカレンダーの予定を表示することで、ツールを切り替えずにスケジュールを確認できます。
 
また、Any.doには「Asana」や「Todoist」など他のアプリを連携して、タスクをインポートすることもできます。
 
このように、Any.doはGoogle カレンダーなどの外部アプリと連携して機能を拡張できるのです。ただし、機能が増えると使い方が複雑になり、ツールを使いこなせない社員がでてくる可能性がある点には注意しましょう。
 

アレクサと同期する

Any.doをアレクサと同期することができれば、画面越しにスケジュールを確認することなく、音声情報で確認することができます。
 
Any.doにAmazon Alexaを設定している画面
 
AmazonアレクサとAny.doを統合した上で、「Amazon アレクサ」を設定しましょう。たとえば、「明日の16時から会議」をイベントに設定して「アレクサ、明日の予定は?」と話しかけると、明日の予定を読み上げてくれます。
 
動作が問題ないかテストをするには、Amazonアレクサアプリを開くか、Amazonデバイスに「アレクサ、Zapierを開いて」と言って Zapierとの会話を開始しましょう。
 

AI機能を利用する

Any.doに備わったAI機能を利用することが可能です。
 
AI機能ではタスクを分析して、達成に必要なサブタスクの提案を受けられます。ただし、Any.Do内のAI機能は、有料プランでのみ利用可能なため、注意が必要です。
 
無料プランの場合は、以下のようにChatGPTと連携すると今日対応すべきタスクが示されるので便利です。
 
ChatGPTとAny.doの連携画面