タスク管理アプリのひとつに「Any.do(エニードゥ)」があります。プロジェクト管理に必要な多くの機能を備え、世界中で利用されているアプリです。
しかし、Any.doは海外製のためホームページも英語であり、「自社に適しているのか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Any.do(エニードゥ)の使い方や料金、評判を網羅的にご紹介します。
- Any.doの基本的な機能や使い方を知りたい
- Any.doを使っている人の口コミを踏まえて導入を判断したい
- タスクを正しく管理できるITツールを探している
という方はこの記事を参考にすると、Any.doの概要が分かるほか、自社に適したタスク管理アプリも見つかります。
目次
Any.do(エニードゥ)とは
Any.doは、海外製のタスク管理アプリです。WindowsやMacのブラウザはもちろん、iPhoneやAndroidなどのスマートフォン、Apple Watchなどのスマートウォッチでも使えます。
「Any.do」と「他のタスク管理ツール」の違い
引用:Any.doの公式サイト
他のタスク管理ツールと比べて「Any.do」には、メッセージ機能を備えているという特徴があります。
Any.doの主機能は「タスク管理」や「プロジェクト管理」ですが、チームで利用できる有料プランには「チャット機能」が含まれます。そのため、タスクやプロジェクトに関するやりとりを一つのツールで完結できるのです。
さらに、Any.doには非常に多くの外部アプリを連携でき、ワークフローの構築など高度な機能も備えています。
このように、メッセージ機能をはじめとする様々な機能を使って、「チームマネジメントを効率化できる点」がAny.doのメリットと言えます。ただし、多機能なツールはすべての機能を使いこなすまでに時間がかかる点に注意が必要です。
Any.doの機能
Any.doの主な機能として、以下の5つが挙げられます。
- タスクリスト
- チャット
- リマインダー
- カレンダー
- デイリープランナー
タスクを一覧で管理できる機能です。「仕事」や「プライベート」など、タスクの種類に応じて保存場所を分けられるので、関係のないタスクが入り乱れることがありません。
タスクやプロジェクトの内容についてやりとりできる機能です。メッセージはタスクに紐づけられるので、タスクに関する疑問点をすぐに解消できます。
特定の日時にタスクを通知させる機能です。PCのほか、スマートフォンでも通知を受け取れるので、タスクのやり忘れを減らせます。
カレンダー形式でタスクを表示できる機能です。「今日中にこなすべきタスク」が一目で分かるため、作業をスムーズに進められます。
1日の予定をAIが決める機能です。「どのタスクに力を入れるべきか」をAIが提案してくれるので、適切な順序で仕事を進められるメリットがあります。
このように、Any.doはタスク管理に関連する多様な機能が揃っています。ただし、タスクにはメモ程度の簡単な情報しか残せないため、「プロジェクトの進捗や打ち合わせの記録」といった細かな情報を記録するには不十分だと言えます。
そこで、タスクとプロジェクト情報を併せて管理できる「Stock」などの情報共有ツールを活用すれば、作業をスムーズに始めるための仕組みが整います。
Any.do(エニードゥ)の使い方
ここでは、Any.doの使い方を紹介します。以下の情報を参考に、Any.doの活用方法を理解しましょう。
個人のタスクを管理する
Any.doでは、タスクを管理できます。
上記のように、タスクを一覧で管理できます。また、各タスクには「サブタスク(タスクの完了に必要な作業)」を決められるので、細かな作業のやり忘れを防げる点もメリットです。
したがって、「作業の抜け漏れを確実に防止したい」という方には、Any.doの活用が適しています。
チームにタスクを共有する
チームプランに加入すれば、チームメンバーにタスクを割り振ったり、進捗を確認したりできます。
Any.doでは、チームで同じタスク管理画面を使えるだけでなく、チームメンバーのタスク進捗が履歴として表示されます。そのため、メンバーごとのリアルタイムの動きが可視化されるのです。
したがって、Any.doを使って、「チームでおこなうプロジェクトや業務」の進捗管理ができます。
チャットでやりとりする
Any.doはチャットでやりとりできます。
プロジェクト詳細画面の右上にある吹き出しマークをクリックすると、チャットが開きます。このチャットで、プロジェクトやタスクに関する内容をメンバーとやりとりできるのです。
このように、Any.doでは「タスク管理」と「メッセージのやり取り」を一つのツールでおこなえます。
Google カレンダーと同期する
Any.doをGoogle カレンダーと連携すれば、カレンダーの予定を「My Day」に表示できます。
「My Day」はその日の自分の予定を一覧で確認できる画面です。右端にGoogleカレンダーの予定を表示することで、ツールを切り替えずにスケジュールを確認できます。
また、Any.doには「Asana」や「Todoist」など他のアプリを連携して、タスクをインポートすることもできます。
このように、Any.doはGoogle カレンダーなどの外部アプリと連携して機能を拡張できるのです。ただし、機能が増えると使い方が複雑になり、ツールを使いこなせない社員がでてくる可能性がある点には注意しましょう。
アレクサと同期する
Any.doをアレクサと同期することができれば、画面越しにスケジュールを確認することなく、音声情報で確認することができます。
AmazonアレクサとAny.doを統合した上で、「Amazon アレクサ」を設定しましょう。たとえば、「明日の16時から会議」をイベントに設定して「アレクサ、明日の予定は?」と話しかけると、明日の予定を読み上げてくれます。
動作が問題ないかテストをするには、Amazonアレクサアプリを開くか、Amazonデバイスに「アレクサ、Zapierを開いて」と言って Zapierとの会話を開始しましょう。
Any.do(エニードゥ)の料金プラン一覧
ここでは、Any.doの料金プランを紹介します。
Any.doには「フリープラン」があり、基本機能は無料で使えます。ただし、チーム利用で便利な「プロジェクトボード」を無制限で使うには、有料プランへの加入が必須です。
なお、ビジネス向けプランの各概要は以下の通りになっています。
Personal | Premium | Teams | |
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料金(年払い) |
無料 |
$5/月 |
$8/ユーザー/月 |
機能 |
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|
このように、使う機能によって加入すべきプランが異なります。そのため、「Any.doの利用用途」を明確にしたうえでプランを選ぶのがおすすめです。
Any.do(エニードゥ)の評判
ここでは、Any.doを導入したユーザーの声や評判を紹介します。他の企業での運用事例を参考に、自社に適しているかを確認しましょう。
※こちらでご紹介する口コミ・評判はCapterraより翻訳して引用しております。
Any.doの良い口コミ・評判
ここでは、Any.doの良い口コミ・評判を紹介します。ユーザーからは「生産性が向上した」「スマホで使えて便利」との声が寄せられています。
投稿日:2023年12月通知は簡単に設定できるので、何も見逃さないようにできます。ドラッグ&ドロップなので簡単に切り替えられます。
投稿日:2023年8月あらゆる行動が物事を成し遂げるのに役立ちます。配偶者や家族と一緒に買い物リストを確認するのに最適です。その主な機能である Any.Do リストを使用すると、ユーザーはタスクをリストに整理できるため、さまざまなアクティビティの管理と優先順位付けが容易になります。個人的に気に入っているのは、 iPhone のクロスプラットフォームで、どのブラウザでも利用できます。同期は素晴らしいです。
投稿日:2023年7月すべてのタスクを整理して管理するための優れたアプリケーション。
Any.doの改善点に関する口コミ・評判
次に、Any.doの改善点に関する口コミ・評判を紹介します。ユーザーからは「他の製品と比べてカスタマイズが限られている」「機能が多くて乱雑に見える」などの声が挙がっています。
投稿日:2023年8月もっとチーム向けに構築され、大規模なグループをもっと簡単に割り当てられるようになればいいのにと思います。
投稿日:2023年5月さまざまな色のステータスによるタスク分類機能、無料版のタグ (提供されるのは 1 つだけ)、および優先順位の特定やタスクのクラスタリングに役立ついくつかのカスタマイズ機能があればよいと感じました。
投稿日:2023年3月無料版は機能が非常に限られています。価格が高すぎ、他の製品と比較してカスタマイズが制限されており、ユーザーデータを収集するためプライバシーの懸念が生じます。
投稿日:2023年3月私は、このような素晴らしいレベルのヘルプが可能であっても、非常に最小限のインターフェイスが気に入らなかった。インターフェースを強化し、より効果的で魅力的なものにする必要があると思います。ツールは通常はうまく機能しますが、時々アプリがフリーズするため、対処する必要があります。
Any.do(エニードゥ)の注意点
Any.doには、以下の3つの注意点があります。
- 無料版は使える機能に制限がある
- サポートは英語で提供される
- タスク管理に特化している
無料版には、繰り返しのタスクをつくれなかったり、外部アプリとの連携が制限されていたりするデメリットがあります。そのため、制限なくすべてのタスク管理機能を利用するには、有料プランへの加入が必須です。
Any.doは海外製のアプリなので、サポートは基本的に英語で提供されます。したがって、英語が苦手な方のストレスとなりかねません。
Any.doはタスクをリスト形式で管理するツールです。そのため、タスク一覧だけではプロジェクト全体の進捗が見えづらいため、運用を工夫する必要があります。
このように、Any.doは多くの機能を備えている一方で、無料で使える機能が限られていたり、日本語でのサポートを受けられなかったりします。
そこで、「Stock」のような「機能に過不足のない国産のITツール」を導入すれば、ストレスを感じることなく使えて、作業効率のアップにつながります。Stockでは、問い合わせに対して1営業日以内に返信を受け取れます。
【必見】最も簡単にタスクを管理できるツール
以下では、最も簡単にタスクを管理できるツールをご紹介します。
Any.doは、タスクを一覧で管理できる一方で、「チャット」や「チームで利用するための共同作業スペース」などのビジネス向け機能は無料で使えないことがデメリットです。また、サポートは英語のため、問い合わせるたびにストレスを感じる恐れもあります。
そこで、「情報共有の機能が過不足なく搭載された、国産ITツール」を選べば、ひとつのツールで作業を完結させられるので、作業効率が大幅にアップします。また、国産ITツールのため、手厚い日本語のサポートを受けることができるのです。
結論、チームのタスク管理のために選ぶべきツールは、あらゆる情報を簡単に残せる国産ITツール「Stock」一択です。
Stockでは、あらゆる社内情報を残した「ノート」に「タスク」を紐づけられるので、タスクの関連情報をすぐに確認できます。また、ノートに紐づく「メッセージ」を使えば、他のツールを併用することなく、タスクに関するやり取りまでStockだけで完結できます。
65歳の従業員でも使いこなせるほどシンプルなツール「Stock」
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
Any.do(エニードゥ)の使い方や口コミ・評判まとめ
これまで、Any.doの概要や使い方、評判を中心にご紹介しました。
Any.doはタスク管理に特化したツールです。一方で、「チャット機能は有料な点」や「プロジェクト全体の進捗はタスクからは見えにくい点」に注意が必要と言えます。
プロジェクトを円滑に進めるには、「プロジェクト概要やタスクを含めた、すべての情報」をチーム内で共有することが重要です。そこで、「情報共有に必須の機能が過不足なく揃ったITツール」を利用すれば、従業員間で情報を共有しやすくなるのです。
たとえば、今回ご紹介した「Stock」は、さまざまな記録を簡単にやりとりできる情報共有ツールなので、社内のあらゆる業務で使えます。また、日本語のサポートを受けられるので、困ったときも安心です。
無料登録は1分で完了するため、ぜひ「Stock」を導入して、タスクや情報管理を効率化しましょう。