ビジネスにおいて、顧客管理はユーザーと良好な関係を築くうえで不可欠です。また、近年では業務効率化を図るために、顧客情報の管理に特化した「顧客管理ソフト」を活用する企業も増えています。
一方、「顧客管理のソフト・アプリを探しているが、どれが自社に最適なのかわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、顧客管理ソフトのおすすめ7選と選定ポイントを中心にご紹介します。
- おすすめの顧客管理ソフトを比較検討して自社に合うものを選びたい
- 顧客管理ソフトを選ぶうえでのポイントを知りたい
- ITに詳しくなくても簡単に顧客管理できるソフトを探している
という方はこの記事を参考にすると、自社に最適なソフトが見つかり、煩雑な顧客管理から脱却できるようになります。
目次
徹底比較!顧客管理ソフトとは
顧客管理ソフトとは「取引先のあらゆる情報を管理できるソフト」であり、さまざまな種類があります。以下では、顧客管理ソフトの種類や特徴をご紹介します。
クラウド型と買い切り型の違い
顧客管理ソフトにはクラウド型と買い切り型があり、以下の違いがあります。
- クラウド型の顧客管理ソフト
- 買い切り型の顧客管理ソフト
インターネットを通じて利用できるソフトです。初期費用が安いうえに保守・運用のコストがかからず、常に最新の機能を使えるメリットがあります。
一方、カスタマイズできる範囲が限られているものもあるため、あらかじめ自社に必要な機能を確認しなければなりません。
購入したソフトをインストールして使用します。買い切りのためコストが把握しやすく、一度購入すれば半永久的に使用できます。
一方、インストールしたPCでしか使用できなかったり、セキュリティ確保のために定期的なバージョン更新が必要だったりするので注意しましょう。
上記を踏まえると、情報へ瞬時にアクセスできるようにするにはPCとスマホの両方で使える「クラウド型の顧客管理ソフト」が最適です。
CRM、SFA、MAの違い
顧客管理ソフトは「CRM」「SFA」「MA」の3つに分類され、それぞれ以下の違いがあります。
- CRM
- SFA
- MA
CRMは「Customer Relationship Management」の略で顧客情報や行動履歴などを一元化して、顧客との関係性をつくっていくためのソフトです。CRMを業務に活かせばニーズに合った提案ができるようになり、満足度の向上にもつながります。
SFAは「Sales Force Automation」の略で営業支援を目的としたソフトです。営業のプロセスを可視化し、受注に至るまでのアクションを細かく管理できるので社員の状況もすぐに分かります。
MAは「Marketing Automation」の略でマーケティング業務の自動化を目的としたソフトです。顧客一人ひとりのニーズを予測したり、効果測定をしたりできます。
以上のように、最適な顧客管理ソフトは担当業務によって異なります。
ただし、いきなり専門的なツールを導入すると、ITが苦手なメンバーが多い場合はうまく使いこなせません。そのため、とくに非IT企業は「直感的に使える情報管理ツール」から利用を始めるのがおすすめです。
顧客管理ソフトの選定ポイント4つ
ここでは、顧客管理ソフトを選ぶときのポイントを4つ紹介します。以下のポイントを押さえて、導入後のトラブルを回避しましょう。
(1)あらゆるOSで使えるか
まずは、顧客管理ソフトの選び方として、あらゆるOSで使えるかを確認しましょう。
一般的なパソコンのOSはWindowsとMacの2つに分けられます。しかし、なかにはどちらか一方にしか対応していないソフトもあるので注意が必要です。
そのため、ソフトを選ぶときには、対応デバイスに自社のOS(Windows/Mac)が含まれているかを必ず確かめるべきです。
(2)即日使いこなせるか
次に、メンバー全員が即日使いこなせるソフトかもポイントとなります。
多機能で操作が難しいソフトでは、メンバー全員が使いこなせなせず社内に定着しません。仮に、導入した場合は、使い方を教えるのに教育コストがかかってしまいます。
したがって、デジタルが苦手な社員でも使いこなせるように、機能に過不足のないシンプルなソフトを選定すべきです。とくに大企業では、メンバーによってITの知識にばらつきがあるので、「ナレカン」のような、誰でも簡単に操作できるソフトを選定しましょう。
(3)安全性の高いソフトか
また、セキュアなソフトであることは大前提です。
顧客管理においては、顧客の個人情報や会社の機密情報など重要なデータを扱います。そのため、データの暗号化やアクセス制限などを設定できるかを必ずチェックして、情報漏洩や不正アクセスなどのリスクを回避しなければなりません。
ただし、なかには最新バージョンでなければセキュリティが保証されないものもあります。そのため、バージョンを問わず安全に運用できるかも見極めましょう。
(4)会社の規模に合っているか
最後に、導入するソフトが会社の規模に合っているかも重要なポイントです。
とくに大企業では、より多くの顧客情報を大人数で共有します。そのため、メンバー全員が情報を書き換えたり閲覧できたりすると、情報漏えいや誤って上書きするリスクが高まるのです。
したがって、人数の規模が大きいならメンバーごとに顧客情報の編集や閲覧を制限するための権限設定が柔軟にできる、「ナレカン」のようなソフトを選びましょう。
<比較表>おすすめの顧客管理ソフト・アプリ7選
以下は、おすすめの顧客管理ソフト・アプリ7選の比較表です。それぞれ特徴や注意点、料金などが異なるため、比較したうえで自社に最適のソフトを選択しましょう。
ナレカン【一番おすすめ】 | Stock【おすすめ】 | Sales Cloud | Zoho CRM | Mazrica Sales | やよいの顧客管理 | Fullfree | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
特徴 |
大企業におすすめのシンプルな顧客情報管理ソフト |
中小規模の組織におすすめの、無料で使えるシンプルな顧客情報管理アプリ |
幅広い業務に活用できる顧客データ管理ソフト |
営業戦略に基づいた顧客管理ができるソフト |
カード形式で直感的に営業支援できるソフト |
テンプレートが豊富なパッケージ型ソフト |
エクセルのテンプレートが使えるパッケージ型アプリ |
フォルダ管理 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
メッセージ機能 |
【〇】※投稿にコメントができる |
【〇】 |
【×】 |
【〇】 |
【×】 |
【×】※顧客向けのメール一斉送信は可能 |
【×】 |
クラウド型か |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【×】 |
【〇】 |
注意点 |
情報管理に特化しているので、分析機能などは備わっていない |
情報の管理・共有がメインの機能のため、グラフ化したりメールを自動配信したりできない |
機能が多すぎてすぐにやりたいことに行き着かないことがある |
多機能ゆえにすべての機能を使いこなせるようになるにはレクチャーが必要になる |
シンプルで扱いやすいものの、時折ログインができなかったり、不具合がある |
マルチデバイスに対応していないため、利用する場所や時間が限られる |
エクセル関数に不慣れな人にとっては、難しい傾向にある |
料金 |
・無料プランなし
・有料プランは資料をダウンロードして確認 |
・無料
・有料プランでも1人あたり500円/月〜 |
・無料プランなし
・有料プランは3,000円/ユーザー/月~ |
・無料プランなし
・有料プランは2,400円/ユーザー/月(月払い)~ |
・無料プランなし
・有料プランは27,500円/5ユーザー/月~~ |
・無料プランなし
・有料プランは5,500円+税~ |
・無料プランあり
・有料プランは8,800円(買い切り) |
公式サイト |
「ナレカン」の詳細はこちら |
「Stock」の詳細はこちら |
「Sales Cloud」の詳細はこちら |
「Zoho CRM」の詳細はこちら |
「Mazrica Sales」の詳細はこちら
| 「やよいの顧客管理」の詳細はこちら
|
「Fullfree」の詳細はこちら |
無料あり!おすすめの顧客管理ソフト・アプリ7選
以下では、おすすめの顧客管理ソフト・アプリ7選をご紹介します。
顧客管理アプリは導入するだけでなく、その後に適切に運用されなければ意味がありません。しかし、CRM(顧客管理システム)やSFA(営業支援システム)などの専門的なツールでは、デジタルが苦手な社員は使いこなせない恐れがあります。
そこで、「シンプルで使いやすい顧客管理アプリ」を導入すれば顧客情報へ瞬時にアクセスでき、顧客情報を業務に活用しやすくなります。ただし、情報漏えいを防ぐために、とくに大規模企業は「アクセス権を管理者が細かく管理できるか」を軸に選びましょう。
したがって、顧客情報をわかりやすく管理するには、メールを使える方ならすぐに使いこなせるほど簡単な情報管理ソフト「ナレカン」が最適です。
ナレカンの「記事」に入力した顧客情報は、任意のタイミングで限られたメンバーのみに共有できます。また、「検索機能」ですぐに目的の顧客情報を見つけられるうえ、管理者が全メンバーのアクセス権をコントロールできるのも強みです。
【ナレカン】大企業におすすめのシンプルな顧客情報管理ソフト
「ナレカン」|最もシンプルなナレッジ管理ツール
ナレカンは、最もシンプルなナレッジ管理ツールです。
「数十名~数万名規模」の企業様のナレッジ管理に最適なツールとなっています。
自分でナレッジを記載する場合には「記事」を作成でき、『知恵袋』のような感覚で、とにかくシンプルに社内メンバーに「質問」することもできます。
また、ナレカンを使えば、社内のあらゆるナレッジを一元的に管理できます。
「顧客情報」 「カルテ」「案件ごとの情報」「トークスクリプト」等、あらゆるナレッジを蓄積することが可能です。
更に、ナレカンの非常に大きな魅力に、圧倒的な「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」があります。ナレカン導入担当者の方の手を、最大限煩わせることのないサポートが提供されています。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【機能】 「ナレッジ管理」に特化した、これ以上なくシンプルなツール。
「フォルダ形式」で簡単に情報を整理でき、「記事形式」で、顧客や案件ごとの情報をナレッジとしてまとめられます。
- 【対象】 数十名~数万名規模の企業様で、社内のあらゆるナレッジを一元管理。
「顧客情報」 「カルテ」「案件ごとの情報」「トークスクリプト」等、あらゆるナレッジを蓄積可能です。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
圧倒的なクオリティのサポートもナレカンの非常に大きな魅力です。貴社担当者様のお手間を最大限煩わせることないよう、サポートします。
<ナレカンの料金>
- ビジネスプラン :標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン :管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
https://www.narekan.info/pricing/
詳しい金額は、下記「ナレカンの資料をダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
【Stock】中小規模の組織におすすめの無料で使える顧客情報管理アプリ
Stockは、シンプルな操作でストレスなく顧客情報を管理できるアプリです。無料で使えるので、導入・運用費用を抑えたい中小規模の組織におすすめです。
「Stock」の「ノート」では、案件ごとに顧客情報を管理し、リアルタイムで共有できます。また、ノートに紐付けた「メッセージ」で話題を錯綜させずにやりとり可能です。
「Stock」|最もシンプルな情報ストックツール
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できるツールです。「社内の情報を、簡単にストックする方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくない数人~数千人の企業向け
ITの専門知識がなくても問題なく、あらゆる企業が簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える
余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
【Sales Cloud】幅広い業務に活用できる顧客データ管理ソフト
<Sales Cloudの特徴>
- メディアサイト上の情報をピックアップ
- 見込み顧客を割り当てが可能
Facebook、Twitter、LinkedInなど、あらゆるメディアサイト上に分散する情報を直接取り込むことができます。
見込み顧客を自動的に評価して、評価に応じて担当部署に回せるようになるので、見込み顧客の取りこぼしを防げます。
<Sales Cloudの機能・使用感>
- 営業担当者の業務改善につながる
- マーケティングの最適化に貢献
商談が成約したときのパターンを分析する機能があり、営業担当者は優先度を見極めてスムーズに業務できるようになります。また、効果的な新人教育を実施したいという場合にも役立ちます。
顧客情報を一括管理できるようになったことで、「マーケティングの最適化、特に1to1コミュニケーション施策の質向上に繋がった」というように、導入した効果を実感している声があります。(引用:ITトレンド)
<Sales Cloudの注意点>
- 日本での使用感に注意
- 多機能すぎて使いづらい
海外が提供するサービスなので、日本で一般的に利用されるソーシャルメディアと異なる可能性があります。そのため、ほかのメディアサイトの情報もSales Cloudへ取り込めるのかは確認が必要です。
ユーザーの口コミでは、「機能が多岐に渡ることにより中々多岐にわたる機能を把握しきれない」というように、多機能ゆえのデメリットを指摘する声が寄せられています。(引用:ITトレンド)
<Sales Cloudの料金体系>
- Essentials:3,000円/ユーザー/月
- Professional:9,600円/ユーザー/月
- Enterprise:19,800円/ユーザー/月
- Unlimited:39,600円/ユーザー/月
- Einstein 1 Sales:60,000円/ユーザー/月
【Zoho CRM】営業戦略に基づいた顧客管理ができるシステム
<Zoho CRMの特徴>
- 顧客データと活動を紐づけて記録できる
- 情報をグラフ化できる
顧客情報と顧客に関連する活動情報を紐づけて管理できるので、情報が分散する事態を回避できます。
CRMに記録されたデータから、必要なデータを円グラフや棒グラフなど、様々なグラフ形式に可視化することができます。
<Zoho CRMの機能・使用感>
- 属人化を防止する
- 項目の削除・非表示が可能
複数人が顧客情報を閲覧・編集できるため、情報の属人化を防げます。そのため、引き継ぎ作業が上手くいかないというシーンに貢献します。
使わない機能まで表示されることに煩わしさを感じていたユーザーからは、「Zoho CRMを導入し”今、必要な情報”だけ表示できるようになったことで、作業効率が上がった」という声が挙がっています。(引用:ITレビュー)
<Zoho CRMの注意点>
- レクチャーが必要になる
- 急な仕様変更に戸惑う
多機能なため、すべての機能を使いこなせるようになるにはレクチャーが必要になる可能性があります。
実際に利用しているユーザーからは、「急に仕様が変更されることがあり、戸惑うこともあります」という声があり、ITに不慣れな方にとってはストレスとなり得ます。(引用:ITレビュー)
<Zoho CRMの料金体系>
- スタンダード:2,400円/ユーザー/月(月払い)
- プロフェッショナル:4,200円/ユーザー/月(月払い)
- エンタープライズ:6,000円/ユーザー/月(月払い)
- アルティメット:7,800円/ユーザー/月(月払い)
【Mazrica Sales】カード形式で直感的に営業支援できるソフト
<Mazrica Salesの特徴>
- BOXIL SaaSより高い評価を得ている
- 直感的に案件管理できる
Mazrica(旧Senses)は、「BOXIL SaaS AWARD Spring 2024」のSFA部門で”サービスの安定性” ”お役立ち度” ”機能の満足度”などが評価されています。
Mazrica Salesでは、案件をカード形式で管理でき、ステータスはドラッグ&ドロップで直感的に変更できます。
<Mazrica Salesの機能・使用感>
- 営業に役立つレポート機能
- 自発的な動きを促進させる
売上実績や推移、着地見込みなどのデータをダッシュボードで把握できます。そのため、蓄積されたデータから分析やレポートの作成などを簡単にでき、今後の営業活動に役立てられます。
公式サイトの導入事例からは「自分の成果を定量的に把握できるようになったため、マネージャー層が指示を出さなくても一人ひとりが積極的に動くようになった」という声が挙がっており、自発的に動くことを大事にしたい企業に適しています。(引用:導入事例:Mazrica公式サイト)
<Mazrica Salesの注意点>
- コミュニケーション機能がない
- 時折システムに不具合が生じる
対社内向けのコミュニケーション機能が備わっていないため、ほかのシステムとの併用が必須となります。
利用しているユーザーからは、「時折ログインができなかったり、不具合があります」という声が寄せられています。(引用:ITトレンド)
<Mazrica Salesの料金体系>
- Starter:27,500円/5ユーザー/月~
- Growth:110,000円/10ユーザー/月~
- Enterprise:330,000円/20ユーザー/月~
【やよいの顧客管理】テンプレートが豊富なパッケージ型ソフト
<やよいの顧客管理の特徴>
- 顧客台帳のテンプレートが豊富にある
- 顧客に最適なアプローチができる
顧客台帳のテンプレートが業種別に用意されており、作成に負担がかかりません。
顧客の性別や誕生月、来店頻度ごとに検索できるので、期間限定クーポンの配信やグリーティングカードの送付などのアプローチが可能です。
<やよいの顧客管理の機能・使用感>
- 条件を絞って検索できる
- 管理コストがかかる
「男性・女性リスト」「本日の来店顧客」「〇〇が担当する顧客」など、条件を絞って顧客情報を検索できる点が使いやすいです。
顧客リストはExcelに書きだしが可能であるものの、管理コストがかかる点がデメリットだと言えます。
<やよいの顧客管理の注意点>
- サポートやアップデートが別料金になっている
- マルチデバイスに対応していない
ソフト自体は買い切りですが、保守や運用サポートには別料金がかかります。
マルチデバイスに対応していないため、利用する場所や時間が限られます。
<やよいの顧客管理の料金体系>
- セルフプラン付き:5,500円+税
- ベーシックプラン付き:5,500円+税
- トータルプラン付き:16,300円+税
【Fullfree】エクセルのテンプレートが使えるパッケージ型アプリ
<Fullfreeの特徴>
- カスタマイズ性が高い
- Excel用のテンプレートあり
Fullfreeはデータベースソフトであるため、表の種類や項目、階層など自由にカスタマイズできる点が特徴です。
請求書や領収書のExcelテンプレートを利用できます。また、作成したテンプレートは複数のユーザーで共有が可能です。
<Fullfreeの機能・使用感>
- 電話対応の負担を軽減できる
- 動作が遅くなる懸念点がある
FullfreeのCTIシステムを活用すれば、電話を取る前に顧客が分かったり、電話とともに顧客の注文履歴が自動で表示できたりします。そのため、電話での顧客対応が多いという企業に適しています。
データ数が少なくても沢山のセルを表示してしまうと動作が遅くなってしまうので、こまめに画面を整理する必要があります。
<Fullfreeの注意点>
- エクセル関数の知識が必要になる
- モバイルアプリに対応していない
エクセルを使った請求書や見積書の作成になるので、エクセル関数に不慣れな人にとっては、難しい傾向にあります。
Fullfreeは、デスクトップアプリのためスマホからは使用することができません。そのため、出張先や営業先ですぐにアクセスできない点に注意しましょう。
<Fullfreeの料金体系>
- Fullfree:無料
- Fullfree PRO:8,800円(買い切り)
顧客管理ソフトの主な機能一覧
ここでは、顧客管理ソフトの主な機能一覧を表形式でご紹介します。基本的に、顧客管理ソフトには以下の機能が備わっています。
機能 | 特徴 |
---|---|
顧客情報の一元管理 |
顧客データを一カ所に集約できるので、目的の情報をすぐに探し出せます。 |
複数人での同時編集 |
時間や場所を問わずチームで同時編集ができます。 |
名刺管理 |
名刺をデジタル化して、社内に共有できます。 |
メール配信 |
顧客のニーズに合わせたメールを自動配信できます。 |
行動履歴の管理 |
自社と取引先の記録を残せるので、より良いアプローチにもつながります。 |
上記の一覧を参考にして、自社の課題を解決するのに、必要な機能が過不足なく備わっているか確かめましょう。
顧客管理ソフトを導入する3つのメリット
ここでは、顧客管理ソフトを導入する3つのメリットをご紹介します。とくに、これまで紙やExcelで顧客管理をしていた方は必見です。
(1)業務が効率化する
まず、顧客管理ソフトを使うと業務が効率化します。
紙やExcelと異なり、顧客管理ソフトであればすべての情報を一か所にまとめられます。また、「検索機能」が備わったソフトであれば、キーワードを入力するだけで、必要な情報をすぐに見つけられるのです。
以上のように、顧客管理ソフトを使えば情報を探す手間が大幅に削減され、業務のスピードアップも実現できます。
(2)営業プロセスを可視化できる
次に、営業プロセスの可視化できることも顧客管理ソフトのメリットです。
顧客情報が十分に共有されなければ、ユーザーのニーズを把握できず、結果として誤ったアプローチをかけてしまう恐れがあります。しかし、顧客管理ソフトではメンバー間で円滑に情報共有ができるので、営業のフェーズが常に可視化されるのです。
以上のように顧客管理ソフトを使えば、営業プロセスを把握しながらニーズに応じた適切な対応ができるようになります。
(3)顧客満足度が向上する
最後に、顧客満足度の向上につながるメリットがあります。
顧客管理ソフトには、顧客の基本情報のほか、要望や問い合わせ記録なども残せます。そのため、担当者が変更になった場合でも顧客情報をもとにスムーズに対応できるようになるのです。
以上のように、顧客ソフトを使えば迅速な対応ができるようになるので、結果として顧客満足度のアップにもつながります。
おすすめの顧客管理ソフト・システムまとめ
ここまで、おすすめの顧客管理ソフト7選やメリット、選び方を中心にご紹介しました。
顧客管理ソフトを活用すれば、顧客満足度の向上や業務の効率化といったメリットを得られます。ただし、SFAなどの複雑なソフトでは社員が使いこなせないので、「シンプルで直感的に操作できるか」を判断しなければなりません。
以上の条件を満たすソフトであれば、使い方をレクチャーする手間がかからず自社へスムーズに浸透します。その結果、社内での情報共有が円滑になり、顧客ともより良い関係を築けるのです。
結論、自社が選定すべきソフトは、ITが苦手な社員でもすぐに使いこなせるほどシンプルな顧客情報管理ソフト「ナレカン」一択です。
ぜひ「ナレカン」で顧客情報を漏れなくスムーズに管理しましょう。