従来のホワイトボードは、ペンで直接ボードに文字や図を書き込んで使うのが一般的でした。しかし、昨今はリモートワークの普及に伴い、遠隔でも利用できる「オンラインホワイトボード」が広まっています。
一方で、「オンラインホワイトボードの導入を検討しているものの、自社の業務に合うアプリが分からない」と悩む方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、リモートワークに使える、オンラインホワイトボードアプリ8選を中心にご紹介します。
- 自社に合ったオンラインホワイトボードツールがどれか比較したい
- オンラインホワイトボードアプリを選ぶ際のポイントを知りたい
- ホワイトボードに記録した情報を見やすく管理して、有効活用したい
という方はこの記事を参考にすると、オンラインホワイトボードアプリの選び方が分かるうえ、在宅勤務でも業務の情報を記録しやすい最適なアプリを選べます。
目次
オンラインホワイトボードアプリとは?
オンラインホワイトボードアプリとは、インターネット経由で画面内のボードに文字や図、付箋を残せるアプリケーションを指します。
従来のホワイトボードは対面での活用が一般的でした。しかし、オンラインホワイトボードアプリがリリースされ、離れた場所にいる複数人のメンバーがネット上で同一のホワイトボードを閲覧できるようになったのです。
オンラインホワイトボードアプリを使って作業や会議を進めれば、メンバー間で認識の齟齬が生まれません。また、編集履歴の機能があるアプリならば、一度消してしまった情報も簡単に復元できます。
【ビジネス向け】オンラインホワイトボードアプリを選ぶポイント
ここでは、ビジネス向けのオンラインホワイトボードアプリを選ぶポイントを紹介します。自社に合ったオンラインホワイトボードアプリの導入に成功している企業は、以下3点をおさえて選定しているのです。
(1)誰でも使いこなせるか
オンラインホワイトボードアプリを選ぶ際の1つめのポイントは、「全社員が使いこなせる設計のオンラインホワイトボードアプリか」です。
オンラインホワイトボードアプリにはさまざまな種類があり、機能を豊富に備えたサービスもあります。しかし、多機能なツールでは利用方法が覚えづらく、ITツールの操作に不慣れな社員が使いこなせず放置される恐れがあるのです。
アプリを利用しないメンバーがいれば、ホワイトボードに残した情報が正しく伝わりません。リモートワークで情報共有が滞るデメリットは大きいため、ITリテラシーに関係なく誰もが使える「操作が簡単なアプリ」を選びましょう。
(2)簡単に共有できるか
オンラインホワイトボードアプリを選ぶ際の2つめのポイントは、「ホワイトボードの内容を素早く共有できるか」です。
オンラインでやりとりする場合、情報がすぐに共有されなければ確認に手間がかかり、業務進行に遅れが出てしまいます。そのため、ホワイトボードに書いた内容を素早く共有できるサービスを選ぶべきなのです。
そこで、たとえば「ナレカン」のように書き込んだ情報がリアルタイムで任意の社員に共有されるアプリを使うと、対面でホワイトボードを使うように複数人が同時に情報を閲覧できるので、仕事が円滑化します。
(3)情報を管理しやすいか
オンラインホワイトボードアプリを選ぶ際の3つめのポイントは、「記録したホワイトボードの情報を管理しやすいか」です。
物理的なホワイトボードに比べ、オンラインホワイトボードアプリを使えば情報がデータとして残ります。しかし、適切に整理されていなければホワイトボードのデータが増えたときに管理が煩雑になり、必要な情報をすぐに見つけられません。
とくに、ビジネスでオンラインホワイトボードアプリを利用すると、作業や会議のたびにホワイトボードのデータが増えていきます。したがって、データを見やすく整理できるアプリを選ばなければならないのです。
<無料あり>おすすめのオンラインホワイトボードアプリ8選!
以下では、リモートワークに使えるオンラインホワイトボードアプリ8選を紹介します。
オンラインホワイトボードアプリを活用すれば、メンバー同士が離れていても同時に情報を閲覧できるので、作業や会議を進めやすくなります。したがって、リモート下での業務にはオンラインホワイトボードアプリが欠かせません。
しかし、多機能で操作が難しいアプリを導入すると、「使わない社員が出てくる」「作成したボードを正しく管理できない」などの問題が発生するのです。そこで、機能に過不足がないシンプルなアプリを選べば、操作が簡単なので誰でもストレスなく使えます。
結論、オンラインホワイトボードとして活用するべきなのは、メールを使える方ならば説明なしで使いこなせるアプリ「ナレカン」一択です。
ナレカンの「ノート(記事)」に書き残した情報は、リアルタイムで任意のメンバーへ共有されます。また、作成したホワイトボードは、「部署」や「プロジェクト」ごとにフォルダで分類して管理できるので、過去の記録を簡単に探し出して活用できるのです。
【ナレカン】誰でも簡単に情報を残せるシンプルなアプリ
「ナレカン」|最もシンプルなナレッジ管理ツール
ナレカンは、最もシンプルなナレッジ管理ツールです。
「数十名~数万名規模」の企業様のナレッジ管理に最適なツールとなっています。
自分でナレッジを記載する場合には「記事」を作成でき、『知恵袋』のような感覚で、とにかくシンプルに社内メンバーに「質問」することもできます。
また、ナレカンを使えば、社内のあらゆるナレッジを一元的に管理できます。
「マニュアル」 「社内FAQ」「議事録」「トークスクリプト」等、あらゆるナレッジを蓄積することが可能です。
更に、ナレカンの非常に大きな魅力に、圧倒的な「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」があります。ナレカン導入担当者の方の手を、最大限煩わせることのないサポートが提供されています。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【機能】 「ナレッジ管理」に特化した、これ以上なくシンプルなツール。
「フォルダ形式」で簡単に情報を整理でき、「記事形式」「(知恵袋のような)質問形式」でナレッジを記載するだけです。
- 【対象】 数十名~数万名規模の企業様で、社内のあらゆるナレッジを一元管理。
「マニュアル」 「社内FAQ」「議事録」「トークスクリプト」等、あらゆるナレッジを蓄積可能です。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
圧倒的なクオリティのサポートもナレカンの非常に大きな魅力です。貴社担当者様のお手間を最大限煩わせることないよう、サポートします。
<ナレカンの料金>
- ビジネスプラン :標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン :管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
https://www.narekan.info/pricing/
詳しい金額は、下記「ナレカンの資料をダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
【Stock】タスク管理もできるホワイトボードアプリ
Stockはナレカンと同じく、シンプルな操作性のオンラインホワイトボードアプリです。そのうえで、Stockの特徴と言えるのは、「タスク管理機能」を備えている点です。
「Stock」で作成したホワイトボードには、「タスク」を紐づけられます。タスクには期限や担当者を設定可能なので、会議で決まったToDoをタスク化して、対応の抜け漏れを防げるのです。
「Stock」|最もシンプルな情報ストックツール
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できるツールです。「社内の情報を、簡単にストックする方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくない数人~数千人の企業向け
ITの専門知識がなくても問題なく、あらゆる企業が簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える
余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
【Microsoft Whiteboard】Microsoft社のホワイトボードアプリ
Microsoft Whiteboardの特徴
- Microsoft製品との連携が可能
- 手書きと文字入力に対応している
たとえば、Microsoft Teamsで開催するWeb会議画面でMicrosoft Whiteboardを共有したり、作成したホワイトボードをOneNoteに保存したりできます。
タッチペンを使って手書きで情報を書き残せます。また、キーボードでの文字入力にも対応しています。
Microsoft Whiteboardの機能・使用感
- 豊富なテンプレート
- Microsoft Loopとの連携
60種類を超えるテンプレートが用意されています。そのため、議題に合わせたホワイトボードを用意して、スムーズに会議を始められるのです。
一部のプランのみですが、Microsoftのリモートワーク用プロジェクト管理アプリ「Microsoft Loop」と連携できます。
具体的には、Microsoft Loopで使える「タスクリスト」「表」「投票テーブル」などの要素を、ホワイトボードに直接挿入して共同編集可能なのです。
Microsoft Whiteboardの注意点
- 動作が重いことがある
- Microsoftアカウントがないと共有できない
豊富なテンプレートが用意されていますが、一画面で複数のテンプレートを使うと動作が重くなる可能性があります。
利用しているユーザーからは「Microsoftアカウントがないと共有できないので、チーム外のメンバーとの共有には適していない」という声があります。(参考:ITreview)
<Microsoft Whiteboardの料金体系>
Microsoft Whiteboardは無料で利用できます。また、有料のMicrosoft 365にも含まれています。
- Microsoft 365 Business Basic:750円/ユーザー/月
- Microsoft 365 Apps for business:1,030円/ユーザー/月
- Microsoft 365 Business Standard:1,560円/ユーザー/月
- Microsoft 365 Business Premium:2,750円/ユーザー/月
【Strap】ボードを無限に広げられるアプリ
Strapの特徴
- ボードを広げられる
- フローチャートが作りやすい
物理的なホワイトボードとは異なり、ボードの大きさを広げられる点が特徴です。また、リアルタイムで誰がどの部分を見ているか確認できます。
図形と矢印を選択するだけでフローチャートが作成可能な、「スマートアド機能」が備わっています。
Strapの機能・使用感
- テンプレートを選択できる
- 同時編集機能でスムーズに作業を進められる
- AI機能
- ボードに情報を集約する
テンプレートを使ってホワイトボードの枠組みを作れるので、複数人での「アイデア出し」や「フローチャート作成」に活用しやすいです。
リアルタイムでの同時編集に対応しているので、複数人で同時に作業したい場合に役立ちます。
Strapは2023年4月にAI機能のβ版を実装しました。AIが「アイデア出し」「付箋に記載された内容の要約」を自動でおこなうため、新たな発想や着眼点を得やすくなったのです。
ボードを自由に広げられるので、一つのボードに情報を集約して管理することもできます。
Strapの注意点
- アップロード可能な画像の種別に制限がある
- 動作が重くなることがある
- スマホ・タブレットの専用アプリはない
アップロード可能な画像は png・gif・jpegの3種類のみです。
利用しているユーザーからは、「スペース上のオブジェクトが多くなると動作が重くなる」という声があります。(参考:ITreview)
利用しているユーザーからは、「タブレットなどのアプリでタッチペンの操作も可能になれば、より手軽にアイデアを描き込みやすくなると思いました」という声があります。(引用:ITトレンド)
Strapの料金体系
- 通常プラン:1,000円/ユーザー/月
- プロフェッショナルプラン:要問い合わせ
【Canva】手書きにも対応したホワイトボードWebアプリ
Canvaの特徴
- Web会議で使えるテンプレートが豊富
- デザイン性に優れている
Web会議で役立つ、ブレインストーミングやフローチャート作成に対応したテンプレートが多数公開されています。
Canvaに用意されている画像やアイコンを使って、デザイン性の高いホワイトボードを作成できます。用意されているテンプレートも、華やかなものが多いです。
Canvaの機能・使用感
- 手書きにも対応
- デザインに関する多くの機能がある
キーボード入力だけでなく手書きにも対応しているので、抽象的なイメージを書き残したい場合に便利です。
「オンラインホワイトボード」だけでなく、「動画編集」「名刺作成」「ロゴデザイン」などのデザイン系の機能を多く備えています。そのため、利用する職種によっては、機能を持て余す可能性があるのです。
Canvaの注意点
- 無料のテンプレートは限られている
- フォルダ分け機能がなく見づらい
利用しているユーザーからは「無料のテンプレートや素材が限られているため、
良いなと思うものは大抵有料」という声があります。(引用:ITreview)
利用しているユーザーからは「フォルダわけなどが現状できず、見ずらいので、それができると作ったデザインが見やすくなって助かります」という声があります。(引用:ITreview)
Canvaの料金体系
- Canva Free:無料
- Canva Pro(利用は1名まで):1,500円/月(月払い)
- Canva for Teams:3,000円/月~
【Lucidspark】プレゼンやプロジェクト管理にも役立つアプリ
Lucidsparkの特徴
- プレゼンテーションやプロジェクト管理に使える
- 連携可能なサービスが多い
プレゼンで役立つ図表のテンプレートやプロジェクトの進捗管理に使えるひな型が備わっており、会議以外の業務にも利用できます。
GoogleドライブやTeams、SlackやNotionなどを含む数多くの外部サービスとの連携が可能です。たとえば、Teamsと連携すると、Teamsのチャネルから直接Lucidsparkのホワイトボードを編集できます。
Lucidsparkの機能・使用感
- タイマーや投票箱を配置できる
- AIによる生成機能
有料プランのみですが、「タイマー機能」がブレインストーミングの時間管理に役立ちます。また、「投票機能」は会議での多数決やアンケートに活用できるのです。
たとえば、「クリスマスの販売施策」と入力すると、AIが関連するアイデアを自動で生成します。この機能は、案出しだけでなく、「戦略の立案」や「分析方法の策定」にも利用できるのです。
Lucidsparkの注意点
- フリープランでは編集可能なボードは3件まで
フリープランでは、編集可能なボードは3件までと制限が設けられています。そのため、やりとりする情報量が多い企業は有料プランの契約が前提になります。
Lucidsparkの料金体系
- フリー:0円
- 個人:1,450円/月(月払い)
- チーム:4,875円/月(月払い)
- 大企業:5,900円/月(月払い)
【Miro】チームでの共同作業に役立つホワイトボードツール
Miroの特徴
- テンプレートが豊富
- 多くの外部サービスと連携可能
300種類以上のテンプレートが用意されているので、図形やフレームワークを作成することなくすぐに作業を始められます。
Asana、Zoom、Slack など、多数の人気アプリと連携することができます。たとえば、Asanaを連携すると、Asanaのプロジェクトページから直接Miroのボードを編集できるのです。
Miroの機能・使用感
- ブレインストーミング機能
- ビデオチャット機能
Miroには、ブレインストーミング(集団で自由にアイディアを生み出すこと)できるスペースがあります。付箋やテキストを使って、スピーディかつクリエイティブな意見を出し合いたいときに適しています。
オンラインホワイトボードにはビデオチャット機能が備わっているので、外部ツールを使用せずにリアルタイムでやりとりできて便利です。
Miroの注意点
- ボードの権限設定がわかりづらい
- 日本語に対応していない箇所がある
- 直感的に操作できない
招待には「Invite members」や「Share」などのメニューを使いますが、英語表記のうえ違いが曖昧なため注意が必要です。意味や設定の違いを把握しておかないと、すべてのボードが見られてしまう恐れがあります。
利用しているユーザーからは「日本語を追加してほしい」という声があり、完全には日本語に対応していない点に注意しましょう。(参考:ITreview)
利用しているユーザーからは「コピー&ペーストをするときに右クリックではできず、キーボードを使う必要があるなど、独自の操作を求められる部分があったので、汎用性を増してほしい」という声があります。(引用:ITreview)
Miroの料金体系
- Free:無料
- Starter:$10/ユーザー/月(月払い)
- Business:$20/ユーザー/月(月払い)
- Enterprise:要問い合わせ
【Google Jamboard】タブレットやスマホからも使えるアプリ
Google Jamboardの特徴
- Google社が提供しているサービスと連携できる
- あらゆるデバイスから共同編集できる
Googleカレンダーの予定をJamboardに表示させたり、Googleドキュメント、スプレッドシートなどをホワイトボードに追加したりできます。
スマホ、パソコン、タブレットからJamの作成、編集、共有ができます。
Google Jamboardの機能・使用感
- リアルタイム共同編集機能
- ビデオ会議機能
Jamboardデバイス(専用のディスプレイ)、モバイルアプリ、ウェブブラウザから共同編集できます。各社員が違うデバイスを使っていても同時編集できるので、リモートワークや社外からの会議参加に適しているのです。
Googleカレンダーの予定リストのアイテムをタップして、予定されている会議を開始できます。音声通話をつなぎながら、ホワイトボードを編集できるのです。
Google Jamboardの注意点
- 2024年12月31日をもってサービスが終了する
- 同時編集可能な人数に制限がある
- 情報が増えるとボードが分割されてしまう
2024年12月31日をもってサービスが終了してすべてのデータが消えてしまうため、長期的なプロジェクトを今から始める場合には注意しましょう。
同時編集できる人数は16人までという制限があります。
利用しているユーザーからは「ボードの大きさが限られているので、情報が増えると情報が分割されてしまうのが使いづらい」という声があります。(参考:ITreview)
Google Jamboardの料金体系
Google Jamboardは無料で利用できます。また、有料のGoogle Workspaceにも含まれています。
- Business Starter:816円/ユーザー/月(月払い)
- Business Standard:1,632円/ユーザー/月(月払い)
- Business Plus:2,448円/ユーザー/月(月払い)
- Enterprise:要問い合わせ
【比較表】おすすめのオンラインホワイトボードアプリ8選
以下は、リモートワークに使えるオンラインホワイトボードアプリ8選の比較表です。特徴や料金を比較して、自社に合うツールを選びましょう。(表は左右にスクロール可能)
ナレカン【一番おすすめ】 | Stock【おすすめ】 | Microsoft Whiteboard | Strap | Canva | Lucidspark | Miro | Google Jamboard | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
特徴 |
誰でも簡単に情報を残せるシンプルなアプリ |
タスク管理もできるホワイトボードアプリ |
Microsoft社のホワイトボードアプリ |
ボードを無限に広げられるアプリ |
手書きにも対応したホワイトボードWebアプリ |
プレゼンやプロジェクト管理にも役立つ |
チームでの共同作業に役立つホワイトボードツール |
タブレットやスマホからも使えるアプリ |
メッセージ機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】※ただし、Teamsとの連携が必須 |
【×】 |
【×】※デザインに対するコメントは可能 |
【×】※キャンバスへのコメントは可能 |
【〇】 |
【〇】※ただし、Google chatとの連携が必須 |
専用のスマホアプリ |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【×】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
注意点 |
AIによる自動生成機能はない |
付箋の挿入はできない |
動作が重いことがある |
スマホ・タブレットの専用アプリはない |
フォルダ分け機能がなく見づらい |
フリープランの制限が厳しい |
日本語に対応していない箇所がある |
サービスが2024年12月をもって終了する |
料金 |
・無料プランなし
・有料プランは資料をダウンロードして確認 |
・無料プランあり
・有料プランでも1人あたり500円/月〜 |
・無料プランあり
・有料プラン:750円/ユーザー/月~ |
・無料プランあり
・有料プラン:1,000円/ユーザー/月~ |
・無料プランあり
・有料プラン:1,500円/月(月払い)~ |
・無料プランあり
・有料プラン:1,450円/月(月払い)~ |
・無料プランあり
・有料プランは$10/ユーザー/月(月払い)~ |
・無料プランなし
・有料プランは816円/ユーザー/月(月払い)~ |
公式サイト |
「ナレカン」の詳細はこちら |
「Stock」の詳細はこちら |
リモートワークに役立つオンラインホワイトボードアプリまとめ
これまで、リモートワークに役立つオンラインホワイトボードアプリを中心にご紹介しました。
オンラインホワイトボードアプリを活用すると、メンバーが離れた場所にいてもインターネット経由で同一のホワイトボードを閲覧できます。そのため、リモートワーク中でも対面に近い状態になり、会議や作業が進めやすいのです。
また、選定時には「全メンバーが使いやすい」「メンバーに共有しやすい」「データを整理する機能が備わっている」オンラインホワイトボードアプリを検討しましょう。運用が難しい複雑なサービスを導入しても、次第に使われなくなってしまいます。
そこで、ITツールの操作に不慣れでも簡単に情報を残せて、フォルダで見やすく情報を管理できる「ナレカン」をオンラインホワイトボードとして活用すると、大企業でも全社員が利用できます。
ぜひ「ナレカン」を導入して、リモートワーク中もメンバーと適切に情報共有しましょう。