昨今のビジネスでは、パソコン・スマートフォンからいつでも確認できるように、業務情報の記録にITツールを使うことが一般的になっています。たとえば、「Evernote(エバーノート)」もノート型ITツールのひとつです。
しかし、Evernoteには無料版と有料版があるため、なかには「無料版でも十分なのか」「有料版との違いが分からない」と判断に悩む方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、無料版Evernoteでできることや有料版との違いを中心に解説します。
- 無料版Evernoteにどのような制限があるのか知りたい
- 有料版と無料版を比較し、自社に合ったEvernoteのプランを選びたい
- Evernoteよりも自社に合ったアプリを見つけたい
という方はこの記事を参考にすると、無料版Evernoteについて網羅的に分かり、自社に合ったプランを選べるようになります。
目次
- 1 【大幅制限あり】無料版Evernoteの概要
- 2 Evernote(エバーノート)は無料でどこまで使える?機能を紹介
- 3 【料金表あり】Evernote(エバーノート)の無料版と有料版の違い
- 4 無料版Evernote(エバーノート)でできること
- 5 無料版Evernote(エバーノート)における注意点
- 6 Evernote(エバーノート)の無料プランを最大限活用する方法
- 7 【必見】Evernote(エバーノート)の代替ツールに最適な無料アプリ
- 8 無料版Evernote(エバーノート)に関する口コミ・評判
- 9 Evernote(エバーノート)の無料版に関するよくある質問
- 10 無料版Evernoteでできることや有料版との違いまとめ
【大幅制限あり】無料版Evernoteの概要
従来、Evernoteの無料プランは、利用できる「ノート数・ノートブック数」が膨大だったため、実質無限に使えるとされていました。
しかし、2023年12月4日に、無料版のEvernoteで利用できるノート数・ノートブック数が大幅に変更されました。具体的な内容は以下の通りです。
| 変更前 | 変更後 | |
|---|---|---|
| ノート数 |
10万個 |
50個 |
| ノートブック数 |
250個 |
1個 |
ノート数が最大50個までに変更されたことで、蓄積できる情報量はかなり限られるようになりました。また、ノートブック数が1個のみになったことで、蓄積した情報をカテゴリで分けたり、とめたりして整理することもできなくなってしまったのです。
以上のことから、無料版のEvernoteは、社内外の膨大なデータを整理することが求められるビジネスシーンには適さなくなったと言えます。
Evernote(エバーノート)は無料でどこまで使える?機能を紹介
無料版のEvernoteで利用可能な機能には、おもに以下のようなものがあります
- ノート(50個まで利用可能)
- ノートブック(1個まで利用可能)
- 月間アップロード(250MB)
- 最大ノートサイズ(200MB)
- 最大1台までのデバイス間同期
- ノート履歴の閲覧と復元
- オフラインでの利用
- Webクリッパーの利用
- 名刺のスキャン
- タスク、カレンダーなどにアクセス可能
- 画像や文書検索
- スプレッドシートのプレビュー
無料版でも、Webクリッパーや名刺のスキャン、画像・文書検索など便利な機能が使えます。しかし、そもそも利用可能な容量が少ないため、機能を最大限使おうとすると有料化が必須になります。
【料金表あり】Evernote(エバーノート)の無料版と有料版の違い
以下は、Evernoteの無料版と有料版の違いをまとめた一覧表です。有料版に比べて、無料版にはどのような制限があるのかを確かめましょう。(表は左右にスクロール可)
| プラン | FREE
(無料版)
| Starter
(有料版) |
Advanced
(有料版) |
Enterprise
(有料版) |
|---|---|---|---|---|
| 料金 |
0円 |
1,100円/月
(月払い) |
1,799円/月
(月払い) |
要問い合わせ
|
|
ノート数 |
50個
|
1000個
|
無制限
|
無制限
|
|
ノートブック数 |
1個
|
20個
|
無制限
|
無制限
|
|
アップロード容量(月間) |
250MB
|
10GB
|
20GB
|
20GB+ユーザー1人につき2GB
|
|
同期可能な台数 |
1台まで
|
3台まで
|
無制限
|
無制限
|
|
統合(Slack) |
【×】
|
【×】
|
【○】
|
【○】
|
このように、無料版と有料版では利用できる機能や容量が大きく異なるので、有料版の無料トライアルも活用しつつ、自社の用途に最適なプランを検討しましょう。
無料版Evernote(エバーノート)でできること
ここでは、無料版Evernoteでできることを4つご紹介します。以下の使い方をすれば、無料でも情報の蓄積・共有がスムーズです。
(1)ノートの作成・蓄積
まず、無料版Evernoteでは、以下の2通りからノートの作成・蓄積ができます。
①.画面左上の[ノート]をクリックする。
②.[ノート]>[⊕新規ノート]をクリックする。

上図のように、メモ感覚で即座に情報を残せるすのです。ただし、無料版ではノートの作成数が50個までに制限されるため注意しましょう。
(2)ノートのタグ付け・検索
次に、ノートのタグ付け・検索も無料でできます。下図のように、画面下部の[タグを追加]からタグを設定すると、ノート一覧に表示されます。

そして、画面上部の[検索]で該当のタグを入力すると、タグ付けしたノートのみが検索結果として表示されるのです。


このように、ノートのタグ付け機能と検索機能を使えば、Evernoteは無料でも欲しい情報へすぐにたどり着けます。一方、ノートをカテゴリ別に階層管理する[ノートブック]は、有料プランでなければ利用できません。
(3)ノート内でのタスク管理
次に、ノート内でタスク管理をする使い方もできます。方法としては、ノート上部の[タスク]をクリックすると下図のようにチェックリストが表示されるので、完了したタスクにチェックを入れる使い方が可能です。

(4)ノートの共有
最後に、Evernoteの無料プランではノートの共有もできます。具体的には、以下のような2つの共有方法があります。
- 画面右上の[ノート共有]をクリックするとノートのURLがコピーされます。そのURLをチャットツールやメールを用いて共有しましょう。
- 画面右上の[🌐マーク]をクリックし、メールアドレスを入力すると直接メールで招待が送れます。
また、URLを共有した人が表示のみなのか、編集できるのかも設定しておきましょう。

また、アクセス権限の設定やノートリンクのコピーもこの画面で行えます。

ただし、ノートごとにリンクを作成して共有するのは手間がかかるため、リアルタイムで一斉共有したい場合は不向きだと言えます。
無料版Evernote(エバーノート)における注意点
Evernoteの無料版を使用するときは、有料版と比較して機能に制限があるので注意が必要です。利用を開始する前に以下の注意点を確実に把握しておきましょう。
(1)1台しか同期できない
1つ目に、無料プランでは1台までしか端末を同期できません。
有料プランでは同期可能な端末は無制限ですが、無料プランは1台のみとなっています。そのため、違う端末からログインする場合、他の端末の同期を解除する必要があります。

また、同期を解除できる回数も1ヶ月で2回までと制限が強いため、複数の端末を業務で利用する場合は有料プランの利用が前提になるのです。
(2)ノートやアップロード容量が少ない
2つ目に、作成できるノート数や月間アップロード容量が、有料プランに比べて少ない点にも注意が必要です。
無料プランのノートとノートブックの大幅な制限縮小に加え、無料プランでは月間あたりのアップロード上限が250MBになります。そのため、大容量のデータをアップロードできない点に注意が必要です。
したがって、ストレスなくEvernoteを使いたい場合は、「ノートやブックの制限数が膨大で、月間アップロード容量も大きい」有料プランを検討しましょう。
(3)チャット機能が無い
3つ目に、Evernoteにはチャット機能がありません。
過去、「ワークチャット」という機能が存在していましたが、2023年10月よりサービスが終了してしまいました。そのため、業務連絡やノートの共有のために他のチャットツールやメールを利用する必要があります。
そこで、チャット機能まで一緒に備わっている「Stock」のようなツールを利用すれば、情報の蓄積から共有までスムーズに行え、共有の手間を削減できます。
Evernote(エバーノート)の無料プランを最大限活用する方法
Evernoteの無料プランは利用制限が厳しいですが、以下のような工夫をすることで最大限活用できます。
- データのアップロードは計画的に実施する
- ノートの使い方を工夫する
月間にアップロードできる容量に制限があるため、月の初めにアップロードするべきデータがどれくらいあるかを見積りましょう。データ量が多いときは、他のクラウドストレージを併用して、Evernoteの容量を節約しなければなりません。
ノート数の制限があるため、箇条書きや水平線で区切って1つのノートを最大容量まで使えるようにします。また、ノートブックを増やせないので、「タグ」を活用して内容を分類しましょう。
以上のように、使い方を工夫すれば無料版でも活用できますが、使い方が限られるので有料プランを検討するか、「Stock」などの他ツールへ移行しましょう。
【必見】Evernote(エバーノート)の代替ツールに最適な無料アプリ
以下では、無料でタスク管理やテンプレート、高度な検索機能を備えたノート型情報共有ツールをご紹介します。
Evernoteの無料版を利用していた方にとって「ノートやノートブックの数」「同期できる端末数」の制限は大きな痛手です。とくに、ノートブックが1つに制限されたことで、情報が煩雑化していると悩む方も増えています。
また、有料プランであってもチーム向けのプランとなると、選べるプランの選択肢が少なくなります。そこで、「無料プランでも必要な機能に過不足がなく、チーム利用が前提のツール」を選ぶと、ビジネスでも利用しやすいのです。
したがって、無料プランでも、必要な機能が過不足なく備わっているノート型情報共有ツール「Stock」が最適です。
Stockの「ノート」にはあらゆる情報を蓄積でき、ノートに紐づけて「タスク」「メッセージ」まで管理できるシンプルなツールです。また、「フォルダ機能」「検索機能」も充実しており、これらの機能は無料プランかつチームで使えるのが特徴です。
無料で使えて必要な機能に過不足のないノート型ツール「Stock」
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
|
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
竹原陽子さん、國吉千恵美さん
リハビリデイサービスエール |
|
「会社全体が、『Stock(ストック)さえ見ればOK』という認識に180度変わった」 ★★★★★ 5.0 特に介護業界では顕著かもしれませんが、『パソコンやアプリに関する新しい取り組みをする』ということに対して少なからず懸念や不安の声はありました。しかしその後、実際にStock(ストック)を使ってみると、紙のノートに書く作業と比べて負担は変わらず、『Stock(ストック)さえ見れば大半のことが解決する』という共通の認識がなされるようになりました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
|
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
EvernoteからStockへのインポート機能
以下では、Evernote上のデータをStockにインポートする方法について説明します。Stockに移行することで、後から見返したい情報をストックでき、簡単に情報管理ができるので必見です。
まずは、Stockにログインし、画面右上の[設定]を押し、[個人設定の変更]をクリックします。
次に、メニューから[Evernoteインポート]を選択して、[Evernoteにログイン]をクリックします。
Evernoteの画面に遷移したら[承認する]をクリックします。
※ログインが求められることもあります。
下図のようにEvernoteのノートブックの一覧が表示されるので、Stockに保存したいノートブックを選択し、[インポート]をクリックします。
インポートに成功すると、通知メールが届きます。下記のリンク先では、より詳しくEvernoteからStockへのインポート方法を説明しています。
無料版Evernote(エバーノート)に関する口コミ・評判
ここでは、Evernoteの無料プランを利用しているユーザーの口コミを紹介します。
※以下の口コミ・評判はITreviewから引用しています。
非公開ユーザー(投稿日:2025年07月07日)有料版の複数デバイス同期は必須機能です。windowsPCを起動させて、その後にevernoteを起動してから使用できるまでが遅い。このタイムラグが短縮すると、作業開始がスムーズになると大変嬉しい。引用:ITreview
公開ユーザー(投稿日:2025年06月10日)サッと見た時に、UIが見づらいと感じる場合があるが、これは慣れるまでしょうがないかも。機能が多いため、まだまだ使いこなせていない。引用:ITreview
非公開ユーザー(投稿日:2025年03月04日)・まだまだ使いこなしていないので、現状改善を求めるほどの不満は見えない。・多機能ゆえの使い方が把握し難い感じはある。・ぱっと見、UIが見づらい感じもある。引用:ITreview
以上のように、無料プランの制限機能で不便さを感じるユーザーは少なくありません。
Evernote(エバーノート)の無料版に関するよくある質問
以下では、Evernoteの無料版に関するよくある質問についてご紹介しています。Evernoteについての疑問を解消したい方は必見です。EvernoteのWebクリッパー機能は無料ですか?
EvernoteのWebクリッパー機能は、無料プランでも利用が可能です。
Webクリッパー機能は、Web上で見つけたコンテンツを、Evernoteアカウントに保存できるブラウザの拡張機能のことを指します。
資料作成や共有事項をわかりやすく記載したい場合に便利な機能です。
Evernoteはオフラインでも無料で使えますか?
Evernoteはオフラインでも、無料で一部の機能を利用できます。
たとえば、どこからでもノートにアクセス可能な「オフラインノート」機能は、無料プランであっても利用可能です。
ただし、基本的にはオンラインで利用するツールのため、一部の機能しか利用できない点に注意が必要です。
無料版Evernoteでできることや有料版との違いまとめ
これまで、無料版Evernoteでできることや、有料版との違いを中心に解説しました。
無料版Evernoteでは、できることが増えたものの「ノート数50個・ノートブック数が1個」「同期できる端末は1台まで」のような制限があるため、情報管理や共有をするうえで致命的です。そのため、情報を十分に管理するには有料プランの契約が前提になる点に注意しましょう。
加えて、Evernoteは”チーム利用に適したプランが少ない”点に注意が必要です。そのため、ビジネス利用する情報共有ツールは「チーム向けであり、無料プランでも情報を管理しやすいか」を基準に選ぶべきなのです。
結論、自社で使うべき情報共有ツールは、「ノート」「フォルダ」「検索」の必須機能を過不足なく備えた『Stock』一択です。また、Stockは無料で基本機能がすべて使えるうえ、無料トライアルでは、有料プランと同等の機能を30日間試せるので、どのプランが最適か判断しやすいのです。
ぜひ「Stock」を導入し、情報の蓄積・共有だけでなくタスク管理も効率化しましょう。


