SharePointは、「サイト」を作成して、メンバー同士で情報やファイルを共有できる情報共有ツールです。また、SharePointでは、サイトをナレッジデータベースとして活用し、社内のナレッジをまとめて管理する使い方も可能です。
しかし、SharePointでナレッジ管理したいが「どうすれば良いのか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、SharePointでナレッジ管理する方法を中心にご紹介します。
- SharePointを使ったナレッジデータベースの作り方を知りたい
- SharePointでナレッジ管理するメリット・デメリットを把握したい
- SharePointより簡単にナレッジ管理できる方法を探している
という方はこの記事を参考にすると、SharePointを使ったナレッジデータベースの作り方を把握しつつ、自社に合ったナレッジ管理の方法を選定できるようになります。
目次
ここでは、SharePointでナレッジデータベースを構築する方法をご紹介します。具体的な作成手順を紹介しているので、以下の内容を把握すると、すぐにナレッジ管理を始められます。
手順1|チームサイトを作成する
まず、ナレッジデータベースとして活用するチームサイトを作成します。具体的な手順は以下の通りです。
- ホーム画面を開き、画面左の【+サイトの作成】をクリックする
- 「チームサイト」を選択する
- 「サイト名」「サイトの説明」を入力して言語を選択する
- グループメンバーに追加したいメンバーのメールアドレスを入力して【終了】をクリックする
手順2|サブサイトを作成する
次に、第二階層となるサブサイトを作成します。具体的な手順は以下の通りです。
- 作成したチームサイトを開き、画面左の【サイト コンテンツ】>【+新しい】>【サブサイト】をクリックする
- サブサイトの「タイトル」「説明」「URL」を入力して言語を選択する
- 「テンプレートの選択」「ユーザーの権限」「ナビゲーション」「ナビゲーションの継承」などの詳細情報を設定して【作成】をクリックする
以上の操作で、ナレッジデータベースを構築できます。各サイトにナレッジを蓄積し、ナレッジ管理に活用しましょう。
ここでは、SharePointでナレッジ管理するメリットをご紹介します。実際にSharePointを利用しているユーザーの口コミも紹介しているので、担当者の方は必見です。
(1)ほかのMicrosoft製品と連携できる
1つ目は、ほかのMicrosoft製品と連携できる点です。
SharePointは、Microsoftが提供するツールなので、ほかのMicrosoft製品とスムーズに連携できます。例として、Excelで作成したファイルを、SharePointのリストで出力する使い方が可能です。
実際に、ユーザーからは「OneDriveへショートカットを追加するなど、他のマイクロソフト製品と連携を図りながら、ファイルはSharePointで一元管理ができる」(参考:ITreview)という声が寄せられています。
(2)テンプレートが豊富
2つ目は、テンプレートが豊富に用意されている点です。
SharePointでは、サイトの作成に使えるテンプレートが豊富に用意されています。テンプレートを活用すれば、手間をかけずに体裁を整えられて便利です。
実際に、ユーザーからは「標準のテンプレートが用意されているので、一から作成する必要はなく、組織やプロジェクトの運営・管理に必要な情報共有サイトを容易に作成できる」(引用:ITreview)という声が寄せられています。
ここでは、SharePointでナレッジ管理するデメリットをご紹介します。以下の内容を押さえて、SharePointを使ったナレッジ管理の実施可否を慎重に判断しましょう。
(1)設定が難しい
1つ目は、設定が難しい点です。
SharePointは、特有の設定方法を理解するのが難しいです。そのため、ユーザーからは「構築段階でどうしたらよいのか戸惑ってしまいました」(引用:ITreview)「作成においては一定のトレーニングが必要である」(参考:ITreview)という声があります。
ツール導入の初期段階でつまづくと、取り組みが失敗しやすいです。そのため、ナレッジ管理を円滑に進めるには、「初期導入から運用までサポートが手厚いツール」を選ぶことがポイントです。
たとえば、ナレッジ管理に特化したツールの「ナレカン」であれば、専属担当者がメンバーへの説明会を実施したり、機能に関する質問に対応したりするので、安心して導入できます。
(2)使いこなせない恐れがある
2つ目は、使いこなせない恐れがある点です。
SharePointでナレッジ管理するには、“リスト”や“サイト”といった特有の概念を理解しなければなりません。しかし、ユーザーからは「リスト、サイトの概念がわかりにくいように感じます」(参考:ITreview)という声が寄せられています。
ほかにも、ユーザーからは「プロジェクト毎にテンプレートをカスタマイズしたい場合もあるが、専門的な知識がないと難しい」(参考:ITreview)という声もあります。このように、テンプレートを自社の用途に合わせて編集しづらい点にも注意が必要です。
(3)検索しづらい
3つ目は、検索しづらい点です。
SharePointは、検索する場所によって検索範囲が異なるので、検索しても目的の情報がヒットしない場合があります。また、ユーザーからは「リストが一定数を超えると、一部単語が検索できなくなる」(引用:ITreview)という声も寄せられています。
目的の情報へすぐにたどり着けないと、蓄積したナレッジをスムーズに業務へ役立てられません。したがって、検索しづらい点がSharePointでナレッジ管理するデメリットと言えます。
以下では、SharePointより簡単にナレッジ管理できる方法をご紹介します。
ナレッジ管理にSharePointを使うと、WordやExcelのファイルをスムーズに共有可能です。ただし、SharePointは設定・操作方法が難しいうえ、検索してもヒットしない場合があるので、ナレッジデータベースを構築しても、結局放置されてしまう恐れがあります。
蓄積したナレッジを業務に役立てるには、目的の情報をすぐに探し出せる仕組みづくりが重要です。そのため、ナレッジ管理に取り組むには「誰でも直感的に検索できる、ナレッジ管理の専門ツール」を使いましょう。
結論、自社が導入すべきは、あらゆる情報をナレッジとしてまとめておけるうえ、簡単かつ超高精度な検索ができる「ナレカン」一択です。
ナレカンの「記事」にExcelやPower Pointなどのファイルを貼付して共有できるうえ、「AI検索」で、上司に話しかけるように口語で検索可能です。また、初期セットアップや既存データの移行支援などのサポートが充実しているため、導入・運用がスムーズです。
検索機能がシンプルで使いやすい「ナレカン」
「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
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「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
Google検索のように使える「キーワード検索」や生成AIを活用した「自然言語検索」によって、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。
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これまで、SharePointでナレッジ管理する方法を中心にご紹介しました。
SharePointでチームサイトを作成し、サイト内にサブサイトを階層化させれば、ナレッジデータベースを構築できます。ただし、SharePointは操作方法が独特で、ナレッジデータベースの構築や利用が難しいうえ、検索しづらい点もデメリットです。
とくに、検索機能が使いづらいツールでは、必要なナレッジを探すのに時間がかかり面倒です。そこで、「誰でも思い通りに検索できて、欲しいナレッジに即アクセスできるツール」を導入しましょう。
したがって、ナレッジ管理には、社内に散在する情報をナレッジとしてまとめて管理しつつ、“ヒット率100%”の超高精度な検索ができる「ナレカン」が最適です。ナレカンは、初期導入支援が手厚いので、ナレカンをすぐ使える状態にセットアップ可能です。
ぜひ「ナレカン」を導入して、全社でナレッジ管理に取り組みましょう。