社内アンケートを実施すると、社員の生の声から適切な対策を講じて、職場環境を改善できます。その結果、社員のエンゲージメント(組織に対する貢献意欲)の向上につなげられる点がメリットです。
しかし、社内アンケートを実施したいが「どのように作れば良いのか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、社内アンケートのテンプレートを中心にご紹介します。
- テンプレートを活用して手間をかけずに社内アンケートを作成したい
- 本音を引き出す社内アンケートの作り方のポイントを知りたい
- 社内アンケートの依頼・提出状況を簡単に管理できる方法を探している
という方はこの記事を参考にすると、社内アンケートのテンプレートを把握しつつ、依頼・提出状況を簡単に管理できる方法も分かります。
目次
【無料】社内アンケートのテンプレート3選
ここでは、Excel/Wordで使える社内アンケートのテンプレート3選をご紹介します。以下のテンプレートを活用して、手間をかけずに、社内アンケートの体裁を整えましょう。
<Excel>従業員満足度調査のテンプレート

こちらは、Excelで使える従業員満足度調査の無料テンプレートです。
関数が備わっており、合計や総計が自動で計算されるので、集計しやすいです。また、要望や悩みを記入できる自由記載欄もあります。
<Word>社内アンケートの案内文のテンプレート

こちらは、別記をアンケート用紙にした、社内アンケートの案内文のテンプレートです。
別記に、箇条書きでアンケート項目を記載できます。ほかにも、「[文書]テンプレートの無料ダウンロード」のサイトでは、別記が表形式のテンプレートも用意されているので、自社に合った形式を選びましょう。
<Word>職場環境アンケートのテンプレート

こちらは、Wordで使える、職場環境アンケートの無料テンプレートです。
チェックボックス形式のアンケートで、職場環境に関する改善点・意見・感想を記入できる自由記述欄も設定されています。
本音を引き出す社内アンケートの作り方のポイント
ここでは、本音を引き出す社内アンケートの作り方のポイントを3つご紹介します。以下の内容を押さえて、効果的な社内アンケートを実施しましょう。
(1)匿名方式で実施する
1つ目は、匿名方式で実施する点です。
記名方式の場合、提出状況を把握しやすい一方、社員が「人事評価に関わるのではないか」という不安を抱え、本音で回答しづらくなる可能性があります。そのため、本音を引き出したい場合は、匿名方式でアンケートを実施しましょう。
また、匿名方式で実施する場合は、その旨を社員に伝えておく点も重要です。
(2)回答を誘導しない
2つ目は、回答を誘導しない点です。
作為的な質問では、社員の本音を引き出せません。たとえば、「〇〇の制度に問題はありませんか?」「わが社では〇〇と考えていますが、この意見に賛成ですか?」といった質問は、社員が反対意見を答えづらく、賛成意見に誘導していると言えます。
そのため、「〇〇について、気になる点があれば教えてください」というように、社員が率直に答えられる質問を設定しましょう。
(3)Web上で実施する
3つ目は、Web上で実施する点です。
紙媒体で社内アンケートを実施していると、配布・回収の手間がかかるうえ、紛失の恐れもあります。そこで、Web上で実施すれば、社員が時間や場所を問わず回答・提出できて便利です。
また、Webアンケートでは、結果の集計・共有もスムーズです。結果を共有しつつ、今後どのような施策を実施するのかを伝えれば、社内アンケートが職場改善につながっていることを社員が実感でき、次回のアンケートへの回答意欲も高められます。
社内アンケートの依頼・提出状況を簡単に管理できる方法
以下では、社内アンケートの依頼・提出状況を簡単に管理できる方法をご紹介します。
Excel/Wordで作成した社内アンケートをメールで依頼すると、ほかのメールに埋もれて相手が気づかなかったり、提出を忘れられたりする恐れがあります。また、担当者も、アンケートの提出状況を把握しづらい点に注意が必要です。
そこで、アンケートの依頼や提出状況の管理にITツールを活用しましょう。とくに、タスク機能が備わっていると、提出状況を把握しやすいです。
結論、社内アンケートの運用には、簡単な操作でアンケートの依頼ができるうえ、タスクの設定でアンケートの提出漏れを防げる「Stock」一択です。
Stockの「ノート」では、アンケートへのURLやファイルを共有しつつ、回答方法や提出方法、期日などもお知らせできます。また、ノートに紐づく「タスク」で、社内メンバーにアンケートへの回答タスクを振れば、簡単に提出状況を把握可能です。
最も簡単に社内アンケートを運用できる「Stock」

/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 竹原陽子さん、國吉千恵美さん
リハビリデイサービスエール |
「会社全体が、『Stock(ストック)さえ見ればOK』という認識に180度変わった」 ★★★★★ 5.0 特に介護業界では顕著かもしれませんが、『パソコンやアプリに関する新しい取り組みをする』ということに対して少なからず懸念や不安の声はありました。しかしその後、実際にStock(ストック)を使ってみると、紙のノートに書く作業と比べて負担は変わらず、『Stock(ストック)さえ見れば大半のことが解決する』という共通の認識がなされるようになりました。 |
![]() 江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
【番外編】Googleフォームでアンケートを作成する方法
Googleフォームでアンケートを作成する方法は、以下の通りです。
- Googleフォームを開き、【+(追加アイコン)】をクリックする
- 無題のフォームが表示されるので、「題」「質問」「オプション」などを設定する
- 画面右上の【送信】をクリックする
- 【鎖アイコン】をクリックし、URLを短縮したい場合は「URLを短縮」のボックスにチェックを入れる
- 【コピー】をクリックまたは「Ctrl+C」で、URLをコピーする
- メールやITツールにURLをペーストして、任意のメンバーに共有する
以上の操作によって、Googleフォームでアンケートを作成し、URLを発行できます。
社内アンケートのテンプレートまとめ
これまで、社内アンケートのテンプレートを中心にご紹介しました。
社内アンケートを作成する場合、テンプレートを活用すれば、一から設問を設定する必要がなく、手間をかけずに体裁の整えられます。また、社員の本音を引き出すには、匿名方式やWeb上で実施したり、回答を誘導する質問を避けたりすることがポイントです。
一方、Excel/Wordファイルのアンケートをメールで依頼すると「依頼に気づかない」「回答を忘れられる」といったトラブルが起こりやすいです。そこで、ITツールを使って社内アンケートを依頼しつつ、提出状況を管理すべきです。
したがって、自社が導入すべきは、社内アンケートに関する情報をまとめて管理できる『Stock』が最適です。Stockのノートには「メッセージ」が紐づいているので、情報が錯綜せず、社員が不明点を質問できます。
ぜひ「Stock」を導入して、社内アンケートをストレスなく運用しましょう。