ビジネスでのコミュニケーションを円滑に進めるツールのひとつに、「Slack(スラック)」があります。Slackは、PCやスマホなどのあらゆる端末から使えるうえ、外部ツールとの連携も豊富なため、多くの企業で導入されているのです。
一方、実際に利用しているユーザーのなかには、「Slackを解約したいが、方法が分からない」と悩む方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、Slackを解約・退会する方法を分かりやすく解説します。
- Slackを退会する手順を知りたい
- Slackの有料プランからダウングレードする方法を確認したい
- Slackよりも安価かつ簡単に使える情報共有ツールを探している
という方はこの記事を参考にすると、Slackの解約方法が分かるだけでなく、社内のコミュニケーションに最適なツールが見つかります。
目次
Slackアカウントの「解除/削除/サインアウト/退会」の違い
Slackアカウントの操作には、「解除」「削除」「サインアウト」「退会」など、似たような言葉が多く、以下のようにそれぞれ意味が異なります。
操作名 | 意味 |
---|---|
解除 |
ワークスペースから自分のアカウントを無効化することです。ワークスペースへのアクセスができなくなりますが、送信したメッセージやファイル、プロフィール情報は残ります。 |
削除 |
アカウントのプロフィール情報を完全に削除すること。氏名や表示名、プロフィール写真などの情報がワークスペースから消去されます。 |
サインアウト |
現在使用しているデバイスから一時的にログアウトする操作。アカウント自体は保持され、再度サインインすることで同じワークスペースにアクセスできます。 |
退会 |
特定のワークスペースから自分のアカウントを解除すること。そのワークスペースへのアクセスができなくなりますが、送信したメッセージやファイル、プロフィール情報はワークスペース内に残ります。 |
これらの操作は目的に応じて使い分ける必要があります。特に、解除や退会、サインアウトは再度ワークスペースに戻れますが、削除を行った場合はアカウントの再作成が必要になるため注意が必要です。
<PC・スマホ別>Slackアカウントの解約・退会方法
ここでは、Slackを解約する方法を、PC版とスマホ版に分けて解説します。Slackを退会するには、以下の手順に沿って、アカウントを解除しましょう。
PCでの操作手順
- はじめに、画面左下のアイコンをクリックして、[プロフィール] を選択します。
- 次に、[…] をクリックして、 [アカウント設定] を選択しましょう。
- 設定画面を下にスクロールして、[アカウントを解除する] を選択します。
- 表示された画面から [はい、アカウントを解除します] をクリックすれば完了です。





以上の操作で、Slackのワークスペースから完全に退会できます。また、複数のワークスペースに所属している場合は、一つひとつアカウントを解除する必要があります。
スマホでの操作手順
- はじめに、モバイル版のSlackアプリを開き、画面右上のアイコンをタップします。
- メニューバーから [環境設定] > [詳細設定] の順にタップしましょう。
- 詳細設定の画面から、 [アカウント設定] をタップします。
- 表示された画面を下にスクロールして、 [アカウントを解除する] をタップします。
- パスワードを入力して、 [はい、アカウントを解除します] をタップします。





以上の操作で、スマホからSlackを退会できます。
Slackをフリープランにダウングレードする方法
Slackの有料プランからフリープランへダウングレードする場合は、以下の手順を踏みましょう。
- はじめに、画面左上のワークスペース名をクリックして、[ツールと設定] > [料金・お支払い] の順にクリックします。
- 「概要」タブから、[プランの詳細を変更する] をクリックします。
- プランの種類と請求サイクルを選択して、プランの変更をすぐに反映させるか、次回の更新日に反映させるかを選択します。
- [チェックアウトに進む] を選択して、[Slackをダウンロード] をクリックします。
以上の操作で、Slackを有料プランから無料プランにダウングレードできます。ただし、無料プランの場合、閲覧できるメッセージ履歴が「過去90日間まで」に制限されている点に注意しましょう。
【必見】Slackに代わるシンプルな情報共有ツールとは
以下では、Slackに代わる、より簡単に情報共有できるツールを紹介します。
Slackはチャットツールのため、過去のやりとりが流れてしまうほか、チャンネル数が増えると管理しきれずメッセージを見落としやすいです。また、無料プランの場合、閲覧できるメッセージは「過去90日まで」に制限されており、ビジネスには不向きと言えます。
したがって、自社の情報共有にはSlackではなく、「話題が錯綜せず、過去のやりとりを簡単に振り返れるツール」を使いましょう。ただし、多機能なツールは操作が複雑で社内に浸透しない恐れがあるので、「シンプルな操作性」を重視する必要があります。
結論、自社の情報共有に最適なのは、“共有した情報が流れずに蓄積される”シンプルなツール「Stock」一択です。
Stockでは、「ノート」ごとに紐づいた「メッセージ」でやりとりするので、話題が混ざらずにコミュニケーションが取れます。また、過去のやりとりは流れず確実に蓄積されるほか、「高度な検索機能」で振り返りたいときに簡単にアクセスできるのが特徴です。
過去のやりとりもすぐに振り返れるツール「Stock」

/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
![]() 江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
番外編1|Slackからサインアウト(ワークスペースから退出)する方法
スマートフォンを失くしたり、共用のPCでログアウトし忘れたりした場合は、Slackから「サインアウト」して不正アクセスを防止しましょう。Slackからサインアウトする手順は以下の通りです。
- はじめに、画面下にあるアイコンをクリックしましょう。
- 次に、[以下からサインアウト:(ワークスペース名)] をクリックすればサインアウトが完了します。

Slackからサインアウトしても、ワークスペースの情報やアカウント情報は残ったままになるので、再度サインインすることでこれまで通り利用できます。
番外編2|Slackのプロフィール情報を削除する方法
プロフィールを削除すると、氏名やプロフィール写真などの個人情報がほかのメンバーに表示されなくなります。操作方法はプランによって異なり、それぞれ以下の通りです。
<フリープラン・プロプラン・ビジネスプランの場合>
- はじめに、ワークスペース名をクリックして、[ツールと設定] > [メンバーを管理する] の順に選択します。
- 削除したいプロフィールの右にある […] をクリックして、 [プロフィールを削除する] を選択します。(※プロフィール削除のオプションは、メンバーのアカウントが解除されている場合にのみ表示されます)
- 最後に、[プロフィールを削除する] をクリックすれば完了です。
<Enterprise Gridプランの場合>
- はじめに、ワークスペース名をクリックして、[ツールと設定] > [オーガナイゼーションの設定] の順に選択します。
- サイドバーの [メンバーディレクトリ] から、[メンバー] をクリックします。
- 画面右上の [解除されたメンバーを表示する] をクリックします。
- 削除したいプロフィールの右にある […] をクリックして、 [プロフィールを削除する] を選択します。
- 最後に、[プロフィールを削除する] をクリックすれば完了です。
以上の方法で、Slackのプロフィールを削除できます。なお、削除できるのはプライマリーオーナー(ワークスペースの作成者)のみで、ほかのユーザーが削除を希望する場合はプライマリーオーナーまたはSlackにリクエストする必要があります。
番外編3|Slackのワークスペースを削除する方法
以下は、デスクトップアプリからSlackのワークスペースを削除する手順です。なお、ワークスペースを削除する権限を持っているのは、プライマリーオーナーのみとなります。
- はじめに、削除したいワークスペース名をクリックして、[設定と管理] から [ワークスペースの設定] を選択しましょう。
- ワークスペースの設定画面が開いたら、下にスクロールして [ワークスペースを削除する] をクリックします。
- 最後に、下の画像のようにチェックとパスワードを入力して、[はい、ワークスペースを削除します] をクリックすれば完了です。



以上の操作で、ワークスペースを削除できます。ただし、一度削除したワークスペース内のメッセージやファイルのデータは消えるほか、復元はできない点に注意しましょう。
番外編4|Slackでチャンネルからメンバーを削除する方法
以下では、チャンネルからメンバーを削除する手順を解説します。
- はじめに、削除したいメンバーがいるチャンネルを開き、画面上の人型アイコンをクリックします。
- 次に、メンバー一覧から削除したいメンバーを探して、[外す] をクリックします。削除を確認する画面が表示されるので、再度 [外す] を選択します。


以上の操作で、メンバー一覧から当該メンバーが削除されます。なお、generalチャンネルからはメンバーを削除できない仕様になっています。
Slackに関するよくある質問
ここでは、Slackに関するよくある質問を解説します。以下を参考に、Slackにおける疑問を解消しましょう。
質問1|Slackの無料トライアルが終わるとどうなりますか?
Slackのトライアルが終了すると、プランのアップデートをしなければ自動的にフリープランに戻ります。
トライアル中にアップデートをしなければ、フリープランに戻り、有料機能は利用できなくなります。また、トライアルの終了日はワークスペース名をクリックすると表示されるほか、トライアルは期間終了日に自動でキャンセルされるので操作は不要です。
質問2|Slackの欠点は何ですか?
Slackの欠点は、会話が流れてしまい、確認漏れが起きやすい点です。
Slackはチャットツールなので、メッセージが次々と流れるほか、チャンネルが増えると重要な情報を見落としやすいです。また、実際に利用するユーザーからは、「検索機能が弱く、確認しづらい」という声も多く挙がっています。(参考:ITreview)
とくに、複数の業務やプロジェクトを抱えている場合、Slackでやりとりすると会話が入り乱れるリスクが高いです。したがって、ノートに紐づいたメッセージで、情報が錯綜することなくコミュニケーションが取れる「Stock」のようなツールを使いましょう。
質問3|Slackの途中解約は返金されますか?
Slackの有料プランを途中で解約した場合、原則として返金は行われません。
ただし、Slackでは柔軟なプラン変更が可能で、月単位の契約から年間契約に切り替えることで料金コストを抑えたり、ユーザー数を調整することもできます。具体的な返金ポリシーについては、Slackの公式サポートページで確認することをおすすめします。
Slackのアカウントを解約する方法まとめ
ここまで、Slackのアカウントを解約する方法を中心に解説しました。
Slackの有料プランを解約したい場合は「アカウントの解除」や「プランのダウングレード」をしましょう。ただし、無料で使い続ける場合、閲覧できるメッセージは「過去90日まで」に制限されているため、ビジネスには不向きです。
したがって、社内のやりとりにはSlackではなく、「過去の会話が流れることなく蓄積され、簡単に振り返れるツール」を使いましょう。ただし、多機能なツールは操作が複雑で社内に浸透しない恐れがあるので、「シンプルな操作性」が不可欠です。
結論、自社のコミュニケーションに必要なのは、ITに詳しくない65歳以上の方でも、簡単に情報を共有・管理できるツール「Stock」一択です。
ぜひ「Stock」を導入して、自社のコミュニケーションを活性化させましょう。