「ブレストで出した案がホワイトボードの写真やチャットに散らばり、過去のアイデアを探せない」「アイデア出しのツールが多すぎて、どれを選べばいいか分からない」と悩んでいませんか?
アイデア出しを楽にするには、案を出しやすいツールを選ぶだけでなく、出した案をあとから探せる状態で残せるツールを選ぶことが重要です。
本記事では、アイデア出しが楽になるツール8選と、アイデア出しの手法5選を解説します。
- この記事でわかること
- アイデア出しのツールは「案を出すためのツール」と「出した案を残して再利用するためのツール」に分けて選ぶと、自社に合うものを見つけやすくなります。
- Stock、Miro、MindNode、ChatGPT、Microsoft Whiteboard、マンダラート、ひとり会議の8つを、特徴・注意点・料金とあわせて比較します。
- ロジックツリー、ブレインストーミング、マンダラート、マインドマップ、なぜなぜ分析の5つの手法も紹介します。
アイデア出しが楽になるツール8選
以下では、アイデア出しにおすすめのツール8選をご紹介します。
ブレストで出した案を、ホワイトボードの写真やチャット、個人メモに残したままにすると、過去の案を探せなくなります。その結果、半年前と同じ案を再提案してしまったり、担当者が抜けたときに案も一緒に消えてしまったりします。
Miroのような発想系のツールは、案を「出す」ことに強い反面、過去の資料の整理は弱い傾向があります。案を出す工夫をしても、残して探す仕組みがなければ、課題の根本的な解決にはなりません。
そのため、今までどおり写真やチャットで案を管理し続けるか、案を残す仕組みから見直すかを考え直す必要があります。見直す場合は、テーマ別に整理できる、キーワード検索で振り返れる、複数人で共有できる、ITが得意でなくても使える、という4つの条件で選びましょう。
これらの条件に最も当てはまるのが、ノートでアイデアを共有し、過去の案をキーワード検索で探せる情報共有ツール「Stock」です。Stockの「ノート」にアイデアを書き出すと、リアルタイムで共有できるため、会議が終わった直後に全員が同じ案を見られます。
【Stock】アイデアを含む情報を最も簡単に蓄積・管理できるツール
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
|
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
竹原陽子さん、國吉千恵美さん
リハビリデイサービスエール |
|
「会社全体が、『Stock(ストック)さえ見ればOK』という認識に180度変わった」 ★★★★★ 5.0 特に介護業界では顕著かもしれませんが、『パソコンやアプリに関する新しい取り組みをする』ということに対して少なからず懸念や不安の声はありました。しかしその後、実際にStock(ストック)を使ってみると、紙のノートに書く作業と比べて負担は変わらず、『Stock(ストック)さえ見れば大半のことが解決する』という共通の認識がなされるようになりました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
|
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :650円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,200円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
【Miro】チームでロジックツリーを作れるツール

Miroはブレインストーミングに役立つオンラインホワイトボードツールです。
<Miroの特徴・使い方>
- 無制限のホワイトボード
Miroのホワイトボードは、スペースに制限がなく、文字や図形を自由に書き込めます。また、ボード全体を保存したり、必要な部分のみ画像やPDFに変換して保存したりすることも可能です。 - 外部ツールと連携可能
Microsoft Teamsやzoom、Slack等の外部ツールと連携して使用できます。
<Miroがおすすめな企業>
- 豊富なテンプレートを利用したい企業
マインドマップやワークフローなど、様々な用途で使えるテンプレートが豊富に用意されています。そのため、一から作成するのに不安のある方や、効率よくアイデア出しを進めたい方に便利だといえます。 - 手書きでメモしたい企業
手書き入力が可能なため、イラストを使ってテキストでは伝えにくいアイデアもメモに残せるのです。 - コミュニケーションを重視する企業
コメント機能では、ホワイトボード上の好きな場所にコメントを挿入できます。メンションも可能なため、メンバー同士でコミュニケーションをとりながら企画を進められます。
<Miroの注意点>
- 日本語対応が不十分
Miroは海外製のツールのため、英語での表記が多く、日本語対応が充実していないと感じる可能性があります。 - 作成したスライドはほかの形式に変換できない
利用しているユーザーからは「せっかく作ってもGoogleスライドやPowerPointに変換できないのが辛い。」という声があります。(引用:ITreview)
<Miroの料金体系>
- Free:$0
- Starter:$8/メンバー/月(月払い)
- Business:$16/メンバー/月(月払い)
- Enterprise:要問合せ
Starter・Business・Enterpriseではアドオンの「Miro Prototypes」を利用すると、AI機能を使えます。料金の詳細は、Miro公式の料金ページを参照してください。
【MindNode】マインドマップを簡単に作成できるアプリ

MindNodeは、場所や時間を問わずマインドマップが簡単に書けるツールです。
<MindNodeの特徴・使い方>
- データをインポートできる
CSVなどの形式のファイルをインポートして、マインドマップを作り始められます。 - イラストを挿入できる
簡易的なイラストと文字情報を組み合わせた「ビジュアルタグ」やイラストのみの「ステッカー」を使って、内容を直感的に理解しやすいマインドマップを作れます。
<MindNodeがおすすめな企業>
- 見やすいマインドマップを作成したい企業
関連するキーワードを同じ色の線で結べるため、視覚的に分かりやすいマインドマップを作れます。 - スマホで編集したい企業
文字は小さめになりますが、iPhoneからでも詳細なマップを作れます。そのため、アイデアを思いついたときにすぐに書き留めておくことができるのです。
<MindNodeの注意点>
- 操作に慣れが必要
さまざまな見た目のマインドマップを作れますが、操作が複雑で慣れるまでに時間がかかる点に注意が必要です。 - AndroidやWindowsでは使えない
iPhoneやiPad、Mac専用のツールであり、AndroidやWindowsではインストールできません。
<MindNodeの料金体系>
- Free Editor:¥0
- MindNode Plus:$2.99/月(月払い)
【ChatGPT】AIと会話形式でアイデア出しをするサイト

ChatGPTは、AIとの会話で悩みを解決したり、アイデアを整理したりできるサイトです。
<ChatGPTの特徴・使い方>
- 自然言語処理AIモデル搭載
ChatGPTには自然言語処理モデルが搭載されています。そのため、ユーザーの質問や投げかけに対して対人コミュニケーションと同様の対話を生み出すことができます。 - 多言語対応が可能
ChatGPTは多言語に対応しており、異なる言語間でのコミュニケーションや翻訳も可能です。そのため、海外の情報をすばやく理解したり、多言語での作業に活用したりできます。
<ChatGPTがおすすめな企業>
- 素早くアイデアを出したい企業
AIに質問を投げかけた直後に具体的な回答をすぐに出してくれるため、人に聞いたり、自分で調べたりするよりも得たい情報が素早く手に入ります。 - 画像生成や文章生成をしたい企業
ChatGPTには生成AIが入っており、キーワードを入力することで創作してくれます。そのため、アイデアを形にすることが容易です。
<ChatGPTの注意点>
- AIの返答が間違っていることもある
質問に対して返ってきた返答が必ずしも正しいわけではありません。AIに返答をもらっても情報源が明記されていないため、根拠が欲しい場合は二重で確認するか、最初から検索エンジンで検索をかけるようにしましょう。 - 無難な表現になりがち
利用しているユーザーから「文章作成では無難な表現になりがちで、そのまま使わず自分らしい言葉に修正することがあります。」という声もあります。(参考:ITreview)
<ChatGPTの料金体系>
- Free:$0/月(月払い)
- Plus:$20/月(月払い)
- Business:$30/ユーザー/月(月払い)
- Pro:$200/月(月払い)
- Enterprise:要問合せ
【Microsoft Whiteboard】テンプレートでアイデア出しできるツール

Microsoft Whiteboardは、Microsoft社が提供している、アイデアを視覚的に共有できるツールです。
<Microsoft Whiteboardの特徴・使い方>
- Teamsと併用できる
Microsoftが提供しているツールなので、Teamsとの併用がスムーズです。そのため、オンライン会議でもリアルタイムで同時に操作できます。 - 自由度が高い
図や文字の色、ペンの太さなど、表現の自由度が高いため、情報を分かりやすくまとめられます。
<Microsoft Whiteboardがおすすめな企業>
- 豊富なテンプレートを活用したい企業
テンプレートが豊富なので、導入してすぐに使い始められます。 - AIを活用したい企業
Microsoftが提供するAI機能の「Copilot」を活用すると、アイデアを分類したり、ボードの内容を要約したりできます。そのため、効率的に会議を進められます。
<Microsoft Whiteboardの注意点>
- 操作がしにくいときがある
利用しているユーザーからは、「細かな編集やレイアウト調整がややしにくいと感じる場面もあります」という声があります。(参考:ITreview) - 検索性が低い
利用しているユーザーからは、「過去のボードや内容を検索しにくい」という声があります。(参考:ITreview)
<Microsoft Whiteboardの料金体系>
- Microsoftアカウントがあれば無料で利用できます。
ただ、AI機能を使うためには、Microsoft 365のサブスクリプションに入ったうえでアドオンが必要な点に注意しましょう。詳しい料金プランはMicrosoft 365の料金ページを参照してください。
【マンダラート】簡単にマンダラートの作成ができるアプリ

「マンダラート」は、マンダラートをスマートフォンで作成できるツールです。
<マンダラートの特徴・使い方>
- サイトへのリンクを貼り付けられる
アイデアのきっかけとなったサイトのリンクを、マンダラートのマス内に貼り付けられます。 - ズーム機能がある
ズーム機能が搭載されているため、マスの数が増えてもアイデアを探しやすいです。
<マンダラートがおすすめな企業>
- 目標管理したい企業
マンダラートで考え出した項目はタスク化でき、タスクを「済み」にしていくことで、元となる目標の達成度が「%」で表示されます。案を出すだけではなく、実際の目標管理に結びつけられるため、ビジネス利用に適しているのです。
<マンダラートの注意点>
- 利用中に広告が流れる
無課金利用では使用中に広告が流れるので、円滑な操作のためには課金が必要です。 - PCやiPhoneでは利用できない
利用しているユーザーからは「出来れば、パソコンとリンクできるようにして欲しかった。」という声があります。(参考:Google Play)
<マンダラートの料金体系>
- 基本的には無料で利用可能です。
- 1,600円でアップグレードできます。

【ひとり会議】チャット形式でアイデアを整理できるツール

ひとり会議は、一人でチャットルームを作り、アイデアを整理できるツールです。
<ひとり会議の特徴・使い方>
- 客観的視点で物事が見られる
登場人物を作って一人二役でチャットができるので、主観的な思考に陥りづらくなります。また、AIによる自動返答機能もあるため、自分以外の発想や返答が欲しいときに役立ちます。 - 自由にカスタマイズできる
アイコンの画像や吹き出しの色、背景などは自由に変更可能なため、自分好みのデザインにカスタマイズできます。
<ひとり会議がおすすめな企業>
- チャットの打ち分けに慣れている企業
用意されたアイコンを使って登場人物を増やせますが、登場人物を切り替えながらチャットを打つ操作には慣れが必要です。 - 気軽にアイデア出ししたい企業
LINEなどのチャットを打つ感覚で書き込めるので、体裁などを気にせずアイデアをたくさん出すことができます。
<ひとり会議の注意点>
- アイデアの共有が面倒
ひとり会議で作成した対話はWEB公開機能で公開できますが、誰もが見られるようになってしまうため、自社の経営に関する内容はほかのツールで共有しましょう。
<ひとり会議の料金体系>
- 基本的には無料で利用可能です。
- 600円でアップグレードできます。
【比較表】ビジネスのアイデア出しにおすすめのツール8選
以下は、紹介したアイデア出しツール・サイトの比較表です。(左右にスクロールできます)
| Stock | Miro | MindNode | ChatGPT | Microsoft Whiteboard | マンダラート | ひとり会議 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 特徴 |
アイデアを含む情報を最も簡単に蓄積・管理できるツール |
チームでロジックツリーを作れるツール |
マインドマップを簡単に作成できるアプリ |
AIと会話形式でアイデア出しをするツール |
テンプレートでアイデア出しできるツール |
簡単にマンダラートの作成ができるアプリ |
チャット形式でアイデアを整理できるツール |
| シンプルで簡単or多機能 |
シンプルで簡単(中小規模の企業向け) |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
| 特定メンバーとのメッセージ機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【×】 |
【〇】 |
【〇】※Teams連携可能 |
【×】 |
【×】 |
| 写真・ファイル添付 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【×】 |
【×】 |
| 注意点 |
アイデアの共有がメインなので、AIによる創作はできない |
日本語対応が不十分 |
AndroidやWindowsでは使えない |
AIが生成する情報が正しくないことがある |
人数が多すぎると動きが遅くなる |
PCやiPhoneでは利用できない |
アイデアの共有にはほかのツールが必要 |
| 料金 |
・無料 ・有料プランでも1人あたり650円/月〜 |
・無料プランあり ・有料プランは$8/月(月払い)~ |
・無料プランあり ・有料プランは$2.99/月(月払い) |
・無料プランあり ・有料プランは$20~/月(月払い) |
・無料 |
・基本無料 ・アップグレード:1,600円(買い切り) |
・基本無料 ・アップグレード:600円(買い切り) |
| 公式サイト | 「Stock」 |
アイデア出しの手法5選
以下では、効果的なアイデア出しの方法を5つご紹介します。それぞれのフレームワークを使いながら、活発なアイデア出しを実現しましょう。
(1)「ロジックツリー」で問題を把握する

ロジックツリーとは、上の図のように物事を階層的に分解するためのフレームワークです。
ロジックツリーは、複雑な問題を構造化するのに適しています。ロジックツリーを使って考えることで、問題を構成する要素や根本的な原因を明らかにし、解決策を導きます。
このように、抽象的な問題や複雑な問題を単純化したいときに便利です。
(2)「ブレインストーミング」で案出しする

ブレインストーミングとは、複数人でアイデアを出し合い、それぞれの発想を整理する方法です。最近ではAIを活用するケースも増えており、より多角的な視点から短時間で多くの意見を集められるようになっています。
ブレインストーミングでは、アイデアの質より量を重視すべきです。精度にこだわらず時間内で多くの案を出し、他人のアイデアを否定せずに自由に共有することが効果的です。
さらに、ブレインストーミングで出たアイデアは、いつでも振り返れるように保管しておくと、のちの業務で活用できます。そのため、「Stock」のような情報共有ツールを活用して、アイデアを確認しやすく管理するのが重要です。
(3)「マンダラート」でアイデアを細分化する

マンダラートとは、上の図のように3×3のマスの中心にテーマを書き、テーマの周りに関連する事柄を挙げていく方法です。
マンダラートには、アイデアの実現に必要なプロセスを可視化して、具体的な方法を整理できるメリットがあります。たとえば、「自社製品や社内の強み・弱み」などの項目を作り、関連事項として市場や競合の動きなどを書き込むやり方が一般的です。
このように、マンダラートではひとつのテーマから派生・細分化した内容を書き込んでいくことで、自社で打つべき施策を明確にできるのです。
(4)「マインドマップ」で関連アイデアを整理する

マインドマップとは、文字や絵などを使い、自由にアイデアを発想する手法です。
図や色分けを使って視認性を高めながら、中心に書いたテーマから枝分かれする形で「テーマに関連するアイデア」を書き出します。
マインドマップでは思いついたことをすばやく書き出せるので、限られた時間でたくさんのアイデアを出したいときに向いています。
(5)「なぜなぜ分析」でアイデアを掘り下げる
なぜなぜ分析とは、ひとつの事象に対して複数回の「なぜ」を問い、アイデアを掘り下げていく方法です。以下の図のように、原因を深堀りすることで事象の因果関係が明らかになり、有効な解決策を考えられます。

なぜなぜ分析は、課題に対する根本原因を把握・分析したいときにおすすめです。
アイデア出しの方法やおすすめのツールまとめ
これまで、アイデア出しが楽になるツール8選や、比較表、アイデア出しの手法5選を中心にご紹介しました。
ブレストで案を出しても、ホワイトボードの写真やチャットのスレッドに散らばると、過去の案を探せません。アイデア出しは、案を「出す」だけでなく、あとから探して再利用できる状態で「残す」ところまでが大切です。
そのため、出す手法やツールを選ぶのと同時に、出した案をテーマ別に整理し、キーワード検索で振り返れる仕組みを用意しましょう。複数人で同時に見られて、ITが得意でないメンバーでも使えるツールを選ぶと、運用が定着します。
なかでも、アイデアを残して再利用したい方には、ノートでアイデアを共有し、キーワード検索で過去の案をすぐに探せる情報共有ツール「Stock」が最適です。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」を使って、過去の案をすぐに探せる状態でアイデア出しを進めましょう。


