テレワークを導入している企業はさまざまなアプリを活用して、オフィスでの仕事と変わらない、あるいはそれ以上の生産性で業務を回しています。また、現在では無料利用できるビジネスアプリも多いので、簡単に使い勝手を試せます。
一方で、あまりにもテレワーク向けのアプリが乱立しているので「結局、どのアプリを選定すれば良いのか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。実際、テレワークに適するアプリの分類は5つあるので、その種類のなかから自社にマッチしたものを選定すれば良く、手当たり次第検討する必要はないのです。
そのため今回は、テレワークにおすすめの無料アプリを種類別にご紹介します。
- 自社でテレワークを始めたいが目星のアプリがわからず困っている
- 選定する時間がないので、分類ごとに厳選されたアプリを検討したい
- テレワークに必要なアプリを見極めて、導入に失敗しないようにしたい
という担当者の方はこの記事を参考にすると、テレワークに必要なアプリの全容が分かり、自社の環境に最適なアプリに出会えます。
【無料】テレワークを効率化するおすすめアプリ7選
以下では、テレワークを効率化するおすすめアプリ7選をご紹介します。
企業によってテレワークに必要なアプリの種類は異なりますが、「情報共有アプリ」だけはあらゆる企業に適しています。仕事は情報をもとに進行しており、マニュアルや市場調査などあらゆる情報を蓄積・共有・活用するのがビジネスだからです。
通常、ツールの機能は独立・特化しており、用途別に複数のツールを横断して利用する企業も多いです。しかし、一部の情報共有アプリには離れて仕事をするメンバーの進捗を把握したり、円滑なコミュニケーションが取れたりする機能を備えたアプリもあります。
このように、ツールひとつで情報共有が完結できれば複数のアプリを併用する必要がなく、余計なコストもかかりません。
結論、情報共有だけでなくテレワークに必要なタスク機能やメッセージ機能があるアプリは、ITに詳しくない人でも簡単に使いこなせるほどシンプルな「Stock」一択です。
Stockは非IT企業を含む導入実績が100,000社を超える今注目のアプリであり、テレワークのように離れて仕事をするチームに最適な機能を兼ね備えています。
【Stock】情報共有アプリ

「Stock」|チームの情報を最も簡単に残せるツール
Stockは、チームの情報を最も簡単に残せるツールです。「チャットツールだと情報が流れていき、ファイル共有だと面倒」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート機能」を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくないチーム向けのツールITの専門知識がなくても問題なく、簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 池本 健太郎さん きずな綜合会計事務所 |
「会計事務所内の『情報ストック』と『タスク管理』が、すべてStock上で完結しています」 ★★★★★ 5.0 少なくとも会計事務所であれば、どこの事務所であっても大幅に業務効率を改善できると思います。しかし会計事務所に限らず、フォルダ階層形式でサクサクと情報共有したり、または簡単にタスク管理したいチームであれば、どこにも強くオススメできます。 |
![]() 塩出 祐貴さん 松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』があるチームでも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 西尾 太初さん 株式会社ハピネス |
「LINEだと情報が流れていってしまう問題が、一気に解消されました!」 ★★★★★ 5.0 従来使っていた『LINE』だと、情報が流れていってしまうので、後から過去の『営業の打ち合わせ記録』を振り返ることはできませんでした。しかし、Stock(ストック)を導入した後は、すべての『営業の打ち合わせ記録』が『ノート単位』で整然と管理されており、過去の営業記録にも即座にアクセスできます。過去に『いつ・誰と・何を』話したかが明確に分かるようになったので、2回目、3回目の営業戦略を立てられるようになりました。 |
<Stockの料金>

https://www.stock-app.info/pricing.html
登録から30日間は、全ての機能を無料で試すことができます。
無料トライアル終了後に有料プランに申し込むことで、そのままノートを制限なく作成できる他、「誤削除防止機能」や「編集履歴機能」などのビジネスに必須の機能も継続して利用できます。そして、大容量のファイルも引き続きアップロード可能です。
有料プランでも1人あたり月額300〜400円程度からという非常に手頃な価格で利用できます。
【Chatwork】チャットアプリ

Chatworkの特徴
- チャット以外の活用方法もある
- 円滑なコミュニケーションがとれる
チャット機能のほかに、タスク管理やファイル管理、ビデオ通話などの機能が利用できます。
テキストメッセージだけでなく、気軽にコミュニケーションがとれるスタンプ機能も利用できます。
Chatworkの注意点
- 重要な情報が流れてしまう
- 無料プランには制限がある
Chatworkなどのチャットアプリは迅速なコミュニケーションが得意な一方で、重要なメッセージが次々と流れてしまうデメリットがあります。
Chatworkでは個人だけでなく複数人でやりとりできる機能がありますが、無料プランでは7つまでしかグループを作れません。
Chatworkの料金体系
- Free:0円
- Business:660円/ユーザー/月(税込・月間契約)
- Enterprise:1,056円/ユーザー/月(税込・月間契約)
【Slack】チャットアプリ

Slackの特徴
- 過去のやりとりも閲覧できる
- 外部アプリとの連携が充実している
Slackに途中参加した社員でも過去のやりとりが閲覧できるので、同じメッセージを何度も送信する必要はありません。
Slackに足りない機能を補うための外部アプリが豊富に用意されています。
Slackの注意点
- 重要な情報が流れてしまう
- 多機能ゆえに使いこなすいのが難しい
Slackなどのチャットアプリは迅速なコミュニケーションが得意な一方で、重要なメッセージが次々と流れてしまうデメリットがあります。
Slackには多種多様な機能が備わっているのでITに詳しくない社員にとっては使いこなすのが難しい可能性があります。
Slackの料金体系
- フリー:0円
- プロ:1,056円/ユーザー/月(税込・月間払い)
- ビジネスプラス:1,980円/ユーザー/月(税込・月間払い)
- Enterprise Grid:詳細は営業担当者へ問い合わせが必要です。
【Zoom】Web会議アプリ

Zoomの特徴
- Web会議の参加者はユーザー登録が不要
- 通信環境が安定している
ZoomのWeb会議に招待された場合はURLをクリックするだけで参加できるので、参加者はユーザー登録をする必要がありません。
Zoomの通信環境はほかのWeb会議アプリよりも安定しているので、職場で会議するかのような体験ができます。
Zoomの注意点
- 無料プランには制限がある
- セキュリティに注意する必要がある
無料プランでは、3人以上のWeb会議に40分の時間制限がかけられています。
ZoomのWeb会議にはURLだけでも参加可能ですが、別途パスワードを設定しなければ誰でも参加できてしまいます。
Zoomの料金体系
- 基本:0円
- プロ:2,200円/月/ライセンス(税込・月間払い)
- ビジネス:2,970円/月/ライセンス(税込・月間払い)
- 企業:2,970円/月/ライセンス(税込・月間払い)
- そのほかオプションのアドオンプランやイベント用プランなどが用意されています。
アカウントごとにライセンス最大9個まで購入可能
27,000円/月で10ライセンスから開始
135,000円/月で50ライセンスから開始
【Google ドライブ】クラウドストレージアプリ

Google ドライブの特徴
- あらゆるデバイスから利用できる
- アカウントがない人にも共有できる
Googleアカウントを作成すればiPhoneなどのスマホやwindowsなどのパソコン、iPadなどのタブレット端末から利用できます。
Google ドライブ上に保存したファイルは共有するためのURLが発行でき、共有先の相手がアカウントを作成する必要がありません。
Google ドライブの注意点
- 情報漏えいに注意する
- 目的の情報を探すのに苦労する
Google ドライブはURLで情報共有ができるアプリですが、別途アクセス権限を設けるなどの対応が必要です。
Google ドライブなどのストレージアプリはフォルダを自由に作成して情報を分類できる一方で、目的の情報を探すのに苦労する可能性があります。
Google ドライブの料金体系
- Google ドライブはすべての機能を無料で利用できます。
【Todoist】タスク管理アプリ

Todoistの特徴
- リスト形式以外でもタスク管理できる
- 外部アプリとの連携が豊富
すべてのタスクを俯瞰できるリスト形式だけでなく、ボード形式などのほかの方法でもタスク管理が可能です。
Todoistに不足している機能を補う外部アプリが豊富に用意されています。
Todoistの注意点
- 無料プランにはリマインダー機能がない
- タスクの情報管理には向かない
Todoistの無料プランではタスクの抜け漏れを防ぐための「リマインダー機能」が利用できないので、仕事で使うのはリスクがあります。
Todoistにはタスクの詳細情報をほとんど記載できないので、タスクと情報をまとめて一元管理するような便利な使い方は困難です。
Todoistの料金体系
- 無料:0円
- プロ:448円/月(月間払い)
- ビジネス:678円/ユーザー/月(月間払い)
- 非営利団体向けのディスカウントプランは、ビジネスプランの50%OFFです。
【Evernote】メモ管理アプリ

Evernoteの特徴
- 多種多様な機能を備えている
- 録音機能が利用できる
Evernoteはテキストだけでなく画像や図、Webサイトなどあらゆる情報を書き残せる機能が搭載されています。
Evernoteには録音機能が搭載されているので、議事録作成の担当になった際にも抜け漏れを防げます。
Evernoteの注意点
- 動作が遅いことがある
- 多機能ゆえに使いこなすのが難しい
Evernoteにはさまざまな情報が蓄積できる一方で、動作が遅くなりストレスを感じる場面が多くなります。
Evernoteには多種多様な機能が備わっているので、ITに詳しくない社員が使いこなすのは困難と言えます。
Evernoteの料金体系
- FREE:0円
- PERSONAL:680円/月
- PROFESSIONAL:850円/月
- EVERNOTE TEAMS:1,100円/ユーザー/月
快適なテレワークを実現する便利なアプリの種類
テレワークに必要なアプリをチェックする前に、自社に必要なアプリの種類を確認しておく必要があります。仕事で利用できるアプリは数多くありますが、以下ではテレワークに適しているアプリの5つの種類をご紹介します。
情報共有アプリ
オフィスワークでも活躍すると同様に、テレワークにも欠かせないのが「情報共有アプリ」です。
テレワーク業務で情報共有アプリを導入していないケースでは、「誰が、何を、どこまで進めているのか」がまったく把握できません。また、情報共有アプリがないと業務に関する情報が社内のいたるところに分散するので、目的のデータを探し出すのに苦労します。
そのため、職場以外の場所で働くテレワークでは「進捗状況の確認」と「情報の一元管理」の2つの目的を達するために、情報共有アプリが必要不可欠であると言えます。
チャットアプリ
社内コミュニケーションを活性化したい場合にはチャットアプリが有効です。
チャットアプリはメールとは異なるスピード感のあるやりとりができるので、仕事を円滑に進めるのをサポートしてくれます。テキストだけでなく画像やファイル、スタンプなどあらゆる情報を簡単に送信できるのがメリットです。
ただし、チャットアプリのやりとりはすべて流れてしまうので、業務に関する情報は情報共有アプリに蓄積する必要があります。情報共有アプリにもメッセージ機能が搭載されているものがあるので、複数のアプリを運用する余裕がない場合には検討しましょう。
Web会議アプリ
テレワークでも顔を合わせた会議を開催できるのがWeb会議アプリです。
Web会議アプリは音声だけでなくビデオ機能があるので、メールのやりとりだけでは決められない重要事項を話し合えます。Web会議の様子を録画する機能もあるので、会議に参加できなかった社員でも内容の把握が可能です。
Web会議アプリはリアルタイムで映像を取り扱うので、インターネット環境が整っていない場合には通信量の少ないものを選ぶと良いです。
クラウドストレージアプリ
ファイルデータをインターネット(クラウド)上で管理できるのがクラウドストレージアプリです。
インターネットがあればどこからでも情報にアクセスできるのがメリットです。また、パソコンにファイルを直接保存するのはパソコンの不調と共にデータが消失するリスクがありますが、クラウドストレージアプリがあればパソコンが壊れてもファイルは無事です。
一方で、クラウドストレージアプリではフォルダを自由に作成してファイルを整理整頓できますが、目的のファイルを探し出すのが面倒になるというデメリットもあります。
また、「情報を蓄積する」という面で情報共有アプリと類似しているので、仕事の情報にすぐにアクセスできる情報共有アプリも検討しましょう。
タスク管理アプリ・メモ管理アプリ
仕事の進捗を把握するためのタスク管理アプリ、些細な情報をさっと書き残せるメモ管理アプリの導入を検討しましょう。
タスク管理アプリを利用せずに仕事をすると「次に何をすれば良いのか分からない」という事態に陥ります。そのため、タスク管理アプリは担当するタスクが一覧で確認できるものを選びましょう。
また、「人は覚えたことの70%以上を翌日には忘れている」と言われているので、些細なことでもすぐに記録できるメモ管理アプリも重宝します。メモ管理アプリはすぐにメモ画面を開いて、あとから見返したときに簡単に目的のメモを探し出せるかが重要です。
以上のように、タスク管理アプリとメモ管理アプリにはそれぞれ優れた特徴があるので、自社の業務に上手く展開しましょう。
テレワーク・リモートワーク・在宅勤務とは?
近年、テレビや新聞でもよく目にするようになった「テレワーク」「リモートワーク」「在宅勤務」ですが、同じような文脈で使われています。しかし、正確には意味が異なります。
そこで以下では、テレワーク・リモートワーク・在宅勤務の違いや共通点、メリット・デメリットをご紹介します。
3つの働き方の違い
職場以外の場所で仕事をする新しい働き方にはテレワークのほかに、在宅勤務やリモートワークがあります。以下は、3つの働き方の概要です。
- テレワーク
- リモートワーク
- 在宅勤務
職場から離れた場所で仕事をする働き方の全般を指す用語です。
テレワークと同様の意味を持ち、使われ方にも違いはありません。
職場ではなく自宅から仕事をするテレワークのひとつです。
以上のように、テレワークとリモートワークはほとんど同義であり、在宅勤務は勤務地が自宅の場合に使われる用語です。
3つの働き方の共通点
テレワーク、リモートワーク、在宅勤務の共通点は「遠隔で仕事をすること」です。
昨今の感染症対策の一環として急速に広がった新しい働き方ですが、業務のデジタル化をしたおかげでスムーズに遠隔業務へ移行できた企業もあります。一方で、現場で仕事をせざるを得ない企業やデジタル化がされておらず導入が進まない企業もあります。
自社でテレワークなどを導入して遠隔で仕事をするのもひとつの選択肢ですが、さまざまなメリットが得られるので検討する価値は十分にあります。
メリットとデメリット
職場以外の離れた場所で仕事をする働き方にはメリットとデメリットがあります。
遠隔で仕事をするメリットは「ワーク・ライフ・バランスが取りやすい」ことです。職場への通勤時間がなくなり、空いた時間を趣味や家事の時間に充てられます。
一方で、「仕事の効率が下がる」場合もあります。ときに、遠隔で仕事をするのに慣れていないケースでは、いつも以上に業務に時間がかかったり自己管理が難しくなったりなどさまざまな問題が出てきます。
つまり、テレワークを導入してメリットを得るためには、デメリットを上手く克服する必要があります。たとえば、今回ご紹介したテレワークにおすすめのアプリを活用すれば、円滑なテレワーク業務の妨げとなる問題をさまざまな機能で解決できるのです。
テレワークにおすすめの無料アプリ7選まとめ
これまでテレワークのメリットやデメリット、おすすめのアプリを中心にご紹介しました。以下は、本記事のまとめです。
- Web会議アプリなど、テレワークに適しているアプリは5種類ある
- テレワークをする企業であれば「情報共有アプリ」は必須
- ビジネスアプリは誰でも簡単に使いこなせるものを選定する
どの職種であってもテレワークで成果を出すためには、オフィスでの仕事以上に円滑な情報共有が必要です。しかし、情報共有アプリを無計画に導入すれば解決する問題でもなく、社内に浸透させるためにシンプルで使い勝手の良いアプリでなければなりません。
たとえば、テレワークの情報共有、タスク管理、コミュニケーションに必要な機能を過不足なく備えているシンプルなStockが最適です。Stockは非IT企業の65歳の社員が説明なしで直感的に操作できます。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」でストレスなくテレワークを実施できるかを確かめましょう。

1986年生まれ。早稲田大学法学部卒。
新卒で、野村総合研究所(NRI)に、経営コンサルタントとして入社。
その後、株式会社リンクライブ(現:株式会社Stock)を設立。代表取締役に就任。
2018年、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに、チームの情報を最も簡単に残せるツール「Stock」を正式ローンチ。
2020年、ベンチャーキャピタル(VC)から、総額1億円の資金調達を実施。
2021年、東洋経済「すごいベンチャー100」に選出。