業務連絡からコミュニケーションまで、幅広い用途で利用されているツールに「Chatwork(チャットワーク)」があります。Chatworkはメールよりも迅速なやりとりができるので、あらゆる業務で重宝されているのです。
一方、Chatworkの利用を検討しているものの「どのプランを選べば良いか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Chatworkの料金プランや無料版・有料版の違いを中心に解説します。
- Chatworkのプランごとの特徴や違いを知りたい
- Chatworkは無料でどこまで使えるのか知りたい
- 自社の情報共有を活性化する最適なアプリを知りたい
という方はこの記事を参考にすると、自社が選ぶべきChatworkのプランや、プランを検討するにあたっての注意点も分かります。
目次
<比較表>Chatworkの料金プランとは
以下は、Chatworkの3つの料金プランの比較表です。プランごとの料金や機能の違いを踏まえ、自社に最適なプランを選びましょう。(※表は左右にスクロールできます)
フリー | ビジネス | エンタープライズ | |
---|---|---|---|
料金 |
0円/ユーザー/月 |
840円/ユーザー/月(月払い) |
1,440円/ユーザー/月(月払い) |
ユーザー数 |
100人まで |
制限なし |
制限なし |
ストレージ容量 |
5GB/組織 |
10GB/1ユーザー |
10GB/1ユーザー |
メッセージの閲覧 |
直近40日&5,000件まで |
制限なし |
制限なし |
音声・ビデオ通話 |
1対1 |
14人まで |
14人まで |
絞り込み検索 |
【×】 |
【○】 |
【○】 |
メールサポート |
【×】 |
【○】 |
【○】 |
このように、Chatworkの無料プランと有料プランでは使える機能や容量が異なります。とくに、大規模なチームで利用する場合には有料化が必須です。
無料プランと有料プランの4つの違い
ここでは、無料プランと有料プランの違いを項目別で解説します。以下を参考に、いずれのプランが最適なのか比較検討しましょう。
(1)仕様/機能の制限
無料プラン(フリープラン)と有料プラン(ビジネスプラン、エンタープライズプラン)には、以下のような仕様・機能の違いがあります。
たとえば、フリープランでは閲覧できる過去のメッセージが「直近40日以内の5,000件まで」となっています。また、「発言者」や「発言日」などでメッセージを絞り込んで検索する「検索オプション」も使えないので、過去の情報を探すのが困難です。
このように、無料プランと有料プランでは利用できる機能が大きく異なります。
(2)広告の有無
無料プランと有料プランでは、広告の有無も異なります。
上記画像のように、フリープランでは画面右下に広告が表示されるので、利用するうえで煩わしく感じてしまう可能性があります。
(3)管理者権限の有無
管理者権限の有無も無料プランと有料プランの違いです。
フリープランでは、ユーザーとチームの管理のみができる「ユーザー管理者権限」を与えられないので、管理者1人が管理業務のすべてを担うことになります。
また、とくに大人数でのビジネス利用の場合は、メンバー管理に役立つ「ユーザー登録の一括インポート」や「エクスポート」が必須なので、有料プランの検討が望ましいです。
(4)セキュリティの強度
セキュリティの充実度も、プランごとに大きく異なります。
上記のように、「エンタープライズプラン」は同じ有料プランの「ビジネスプラン」と比べても、セキュリティに力を入れていることが明白です。そのため、顧客情報などを取り扱う場合はエンタープライズプランが望ましいと言えます。
自社は大丈夫?Chatworkで情報共有する3つの注意点
Chatworkの利用にあたっては、以下の3点に注意しましょう。
- 情報が流れやすい
- 情報が入り乱れやすい
- タスク管理機能が乏しい
チャット形式なので、迅速なやりとりができる反面、情報は次々と流れてしまいます。とくに、無料プランでは「直近40日以内の5,000件までのメッセージ」以外は閲覧できないほか、絞り込み検索も対応していないので、過去の情報を探しづらいです。
Chatworkには、特定の話題ごとにトークを分類する「スレッド機能」がありません。そのため、利用しているユーザーからは「返信チャットが何に対する返信なのか把握しづらい」という声があります。(参考:ITreview)
Chatworkはタスク管理機能を搭載しているものの、自分が依頼した以外の他のメンバーのタスクは閲覧できません。また、「リマインド機能」がないので、作業の抜け漏れが起こりやすいです。
このように、Chatworkには情報管理・共有やタスク管理におけるデメリットがあります。したがって、単に「有名だから」「便利そうだから」という理由で導入するのではなく「問題なく活用できるか」を慎重に検討しましょう。
【必見】社内の情報共有に最適なアプリ
以下では、社内の情報共有に最適なアプリをご紹介します。
Chatworkを使えば、チャットで気軽にやりとりができ、社内のコミュニケーションが活性化します。しかし、そもそもチャット形式なので情報が流れやすく、作業の抜け漏れにつながる恐れがあるのです。
そこで、あとから振り返りたい内容は「情報が流れることなく蓄積されるアプリ」で記録しましょう。また、社内の全メンバーが使えるよう、「誰でも簡単に使える操作性か」もアプリを選ぶうえで重視すべきポイントです。
結論、自社のコミュニケーション活性化には、非IT企業の65歳以上の方でも簡単に使えるシンプルな情報共有アプリ「Stock」一択です。
Stockのノートにはあらゆる情報を残せるほか、ノートに紐づいた「メッセージ」で特定の話題ごとにやりとりできるので、情報が錯綜する心配はありません。また、「リマインド機能」を備えたタスク管理機能で、作業の抜け漏れも防げるのです。
あらゆる情報を流さずに残せる情報共有アプリ「Stock」
「Stock」|最もシンプルな情報ストックツール
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できるツールです。「社内の情報を、簡単にストックする方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくない数人~数千人の企業向け
ITの専門知識がなくても問題なく、あらゆる企業が簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える
余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
Chatworkに関するよくある質問
ここでは、Chatworkに関するよくある質問と回答を照会します。以下を参考にすれば、Chatworkの利用における疑問を解消できるので必見です。
Chatworkのプランを確認する方法とは
管理者の方であれば、Chatworkのプランを直接確認できます。
プランや支払い方法などの利用状況は、ブラウザ版の「Chatwork|利用内容の確認」から閲覧できます。なお、管理下ユーザーの方は表示されないので、管理者ユーザーに確認する必要があります。
Chatworkのプランを移行するには
Chatworkでは、プランのアップグレードができます。
アップグレードする場合、「Chatwork|利用プランの変更」から、アップグレード先のプランの下部にある「アップグレード」をクリックしましょう。ライセンス数や決済方法などを設定すれば手続き完了です。
ただし、Chatworkはプランのダウングレードには対応していません。したがって、有料プラン(ビジネスプラン、エンタープライズプラン)で利用している場合、無料プランへの移行はできない点に注意しましょう。
Chatworkの値上げ後の有料プランが適用される期間とは
Chatworkは、2023年7月3日より、各有料プランで値上げをしています。具体的な料金推移は以下の通りです。(価格は税抜き)
すでにChatWorkを有料で利用している場合は、「2023年7月1日以降の契約更新日」から新料金が適用されます。そのため、従来の安価な価格で利用を続けたい方は、別のアプリへの乗り換えも検討しましょう。
たとえば、情報を蓄積する「ノート」と「メッセージ」を備えた情報共有アプリの「Stock」であれば、1ユーザーあたり月500円から利用できるのでおすすめです。
Chatworkのフリープランの制限とは
以下では、Chatworkのフリープランに設けられている制限を3つご紹介します。「フリープランでは何ができないのか知りたい」という方は必見です。
制限1|一部メッセージが閲覧できなくなる
2022年10月6日から、フリープランでは閲覧できるメッセージが「直近40日以内で5,000件まで」に制限されています。
したがって、「半年前の顧客対応に関する申し送り」を見返したり、「3か月前に共有した企画書」などを開いたりできない点に注意しましょう。
制限2|検索オプションを使えない
フリープランでは「検索オプション」が利用できません。
「検索オプション」とは、除外キーワードや発言者、発言日でメッセージを絞り込み検索する機能です。そのため、フリープランでは、読みたいメッセージを探すのに時間がかかる可能性があります。
制限3|管理機能に制限がある
フリープランでは、管理機能にも制限があります。
たとえば、有料プランであれば「ユーザーの一括インポート / エクスポート」や「複数人でのユーザー管理」に対応していますが、フリープランではできません。
とくに、複数人での管理業務ができなければ、1人の管理者がすべての管理操作をしなければなりません。そのため、業務負荷がかかるだけでなく、休暇時の対応などで困る場面がでてきます。
このように、フリープランは有料プランに比べ、業務を効率化する管理機能が制限されているので注意しましょう。
Chatworkの3つの料金プランまとめ
これまで、Chatworkの料金プランや、無料版・有料版の違いを中心に解説しました。
Chatworkにはフリープランと、有料のビジネスプラン、エンタープライズプランがあります。ただし、フリープランでは閲覧できるメッセージ数が、「直近40日以内にやりとりされた5,000件まで」に制限されるため、情報を長期的に残すには不向きです。
また、有料プランであっても、チャット形式ゆえに”大切な情報が次々と流れるデメリット”は解消されません。したがって、チャットで目的の情報が見つけられず悩んでいる場合は「あらゆる情報を簡単にストックできるアプリ」を利用しましょう。
結論、自社の情報共有には直感的に記載できる「ノート」によって、非IT企業の65歳の方でも確実に情報を残せる「Stock」が最適です。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」を導入して、情報をストレスなく蓄積・共有しましょう。