「Slack(スラック)」は、無料から使えるビジネスチャットツールで、世界中の多くのユーザーに利用されています。また、チャット機能のほかにも、「ワークフローの自動化」や「AIによる要約」などの豊富な機能を搭載しているのです。
このように、多くの機能があるなかで、「Slackの”既読”機能がよく分からない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Slackの既読機能の概要や、一括既読する方法をご紹介します。
- Slackの既読機能の概要を確認したい
- Slackのメッセージを一括で既読する方法を知りたい
- メッセージを見落とすことなくやりとりできるツールを探している
という方はこの記事を参考にすると、Slackの既読機能に関する疑問を解消できるだけでなく、メッセージを見落とさずに管理できる方法も見つかります。
目次
Slackにおける「既読」機能について
Slackには、「メッセージの既読メンバーを確認する機能」が備わっていません。
Slackのメッセージは、既読しても送信元からは把握できない仕様になっています。そのため、「既読後も返信が来ず不安」「既読したらすぐに返信しなければならない」といった、送信者・受信者双方の心理的な負担が少ないです。
一方、メッセージの受信者は未読のメッセージを通知(太字)で確認できるので、「どのメッセージが既読/未読なのか」がすぐに分かります。
【PC/スマホ別】Slackのメッセージを一括既読する方法
ここでは、Slackのメッセージを一括既読する方法を、PC・スマホ別で解説します。「メッセージが多く、一つひとつチャンネルを開くのが面倒」と悩む方は必見です。
PCで一括既読する方法
PCで一括既読するには、「未読メッセージを一覧で表示する方法」と「ショートカットキーを使う方法」があり、それぞれの手順は以下の通りです。
未読メッセージを一覧で表示する方法
- はじめに、ワークスペース名をクリックして、[環境設定] を選択します。
- 画面左のサイドメニューから、[ホーム] をクリックします。
- 「サイドバーにいつも表示する項目」の「未読メッセージ」にチェックします。
- ホーム画面に表示された「未読」をクリックすると、未読のメッセージを一覧で確認できます。
- 画面の一番下までスクロールすると、[全てのメッセージを既読にする] が表示されるのでクリックしましょう。
以上の操作で、受信したメッセージをまとめて既読にできます。
ショートカットキーを使う方法
すべてのチャンネルの未読メッセージは、ショートカットキー「Shift+Esc」でまとめて既読にできます。
▼ Shift+Escキーを押した画面
スマホで一括既読する方法
- はじめに、ホーム画面上の [キャッチアップ] をタップします。
- 未読のメッセージが順に表示されるので、画面右下の [既読にする] をタップしていきます。
- メッセージを全て既読したら、[終了] をタップします。
以上の操作で、全てのメッセージをスマホからまとめて既読にできます。
Slackで既読管理するときの注意点とは?
Slackのメッセージを既読管理する際は、以下の点に注意が必要です。
- メッセージを見落としやすい
- 話題が入り乱れやすい
- 無料プランだと過去のやりとりが消える
Slackでやりとりを続けると、メッセージが次々と流れていくので、見落としが発生しやすいです。そのため、重要なメッセージには、メッセージ右上の […] から「リマインド機能」や「未読に戻す機能」を使って対策しましょう。
複数のチャンネルに所属する場合、それぞれで別のやりとりをするため、話題が錯綜しやすいです。また、一括既読の機能を使うと、全チャンネルの話題がまとめて表示されるので、「何に関するメッセージか」が分かりづらくなります。
無料プランの場合、閲覧できるメッセージ履歴は「直近90日間」となっています。そのため、過去のやりとりを遡ろうとしても、時間が経過すると確認できなくなってしまうのです。
このように、Slackでやりとりすると、「メッセージを後から振り返りづらい」というデメリットがあります。したがって、過去のメッセージを見落とすことなく残したい方は、「Stock」のように情報が蓄積されるツールを使いましょう。
【必見】メッセージの見落としを防ぐおすすめのツール
以下では、メッセージの見落としを防ぐおすすめのツールをご紹介します。
Slackはメッセージでのやりとりが上に流れていくので、各機能を工夫して利用しなければ、情報を見落としてしまう可能性が高いです。また、複数のチャンネルに所属している場合、話題が入り乱れやすいため混乱にもつながります。
そこで、「メッセージが流れることなく蓄積されるツール」を使えば、Slackのデメリットを解消できます。ただし、多機能なツールは操作が難しく、ITに詳しくない社員が使いこなせないので、「誰でも使える操作性」を重視しましょう。
結論、自社のコミュニケーションには、非IT企業の65歳以上のメンバーでも簡単に使える情報共有ツール「Stock」が最適です。
Stockは「ノート」に残した内容が流れず蓄積されるうえ、任意のメンバーへリアルタイムで共有されます。また、ノートに紐づいた「メッセージ」でやりとりできるので、共有内容を見落としたり、話題が錯綜したりする心配もありません。
話題が入り乱れることなくやりとりできるツール「Stock」
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
Slackの既読に使えるショートカットキー一覧
Slackの既読に便利なショートカットキーは以下の通りです。
<キー> | <機能> |
---|---|
Esc(Mac/Windows) |
表示しているチャンネルの全メッセージを既読にする |
Shift+Esc(Mac/Windows) |
全チャンネルのメッセージを既読にする |
Option+Click(Mac)
Alt+Click(Windows) |
既読したメッセージを未読に戻す |
このように、ショートカットキーを使うと、ワンクリックで一括既読したり未読に戻したりできます。デスクトップでSlackを利用している方は、以上を参考にして作業効率を高めましょう。
Slackの既読に関するよくある質問
ここでは、Slackの既読に関するよくある質問を紹介します。以下を参考に、Slackの既読機能における疑問を解消しましょう。
質問1|Slackのメッセージが既読にならないときは?
Slackの未読通知が消えないときは、ショートカットキーを活用しましょう。
Slackを利用する際、メッセージを読んだにも関わらず、未読通知(太字)が消えないケースは少なくありません。そこで、デスクトップから「Esc」のショートカットキーを使うと、既読にすることができます。
また、ひとつのチャンネルだけでなく、複数のチャンネルで既読にならない場合は、「Shift+Esc」のショートカットキーを活用しましょう。
質問2|メッセージを既読にすると相手にバレる?
Slackでは、メッセージを既読にしても相手に伝わりません。
Slackは、メッセージを閲覧したメンバーを確認する「既読確認機能」がありません。そのため、メッセージの確認状況を把握したい場合は、スタンプでのリアクションを求めるといった工夫が必要です。
質問3|Slackのメッセージを既読にしない方法は?
Slackのメッセージを読むと自動的に既読になりますが、後から未読に戻せます。
メッセージの右上にある […] >[未読にする] もしくは、ショートカットキー [Option/Alt+Click] の操作で、メッセージを未読に戻せます。そのため、未読通知を消すことなく、メッセージを確認できるのです。
Slackにおける「既読」機能まとめ
これまで、Slackにおける「既読」機能を中心にご紹介しました。
Slackには、送信者に既読を通知する機能はないので、「リアクション機能」で相手に閲覧を伝えるといった工夫が必要です。また、「ショートカットキー」や「未読メッセージの一覧表示」などの機能を使えば、すべてのメッセージを一括で既読できます。
しかし、そもそもSlackはチャットツールなので、「メッセージが次々流れて見落としやすい」「後から振り返りづらい」点に注意しましょう。そこで、「過去のやりとりが蓄積されて、簡単に見返せるツール」が役立ちます。
結論、やりとりする話題の多いビジネスにおいては、メッセージが入り乱れることなく蓄積される「Stock」が最適です。実際に、非IT企業を中心とした200,000社以上がストレスなく社内情報を連携しています。
ぜひ「Stock」を導入して、社内の情報共有を効率化しましょう。