セブンイレブン、ローソンやファミリーマートなどのコンビニでは、写真やハガキをはじめとしたあらゆる用紙を印刷できるマルチコピー機が設置されています。そのため、出先で急に書類の印刷をしなければならなくなっても、コンビニで簡単にできるのです。
しかし、コンビニで書類を印刷したいが「どうすれば良いのか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、コンビニで書類を簡単に印刷する方法を中心にご紹介します。
- コンビニでPDF書類を印刷する手順を知りたい
- セブンイレブンの書類印刷用アプリの価格を比較したい
- 印刷したいデータを管理・即アクセスできる方法を探している
という方はこの記事を参考にすると、コンビニで書類を印刷できるようになるほか、データ化した書類を適切に共有する方法がわかります。
目次
ダウンロードした書類データ・PDFをコンビニで印刷する方法とは
ダウンロードした書類データ・PDFをコンビニで印刷するには、以下の2つの方法があります。
- USBなどのメディアに保存した書類をマルチコピー機で印刷する
- PCやスマホから書類データをネットプリントに登録して印刷する
本記事では、2つの方法のうち、「PCやスマホから書類データをネットプリントに登録して印刷する方法」をコンビニ別に解説します。
セブンイレブンでパソコン/スマホ/ネットから書類を印刷する3つの方法
以下では、セブンイレブンでパソコン/スマホから書類を印刷する方法についてご紹介します。セブンイレブンの印刷には利用できるアプリが3種類あるため、各アプリの違いも併せて確認しましょう。
【かんたんnetprint】会員登録不要のネットプリント
書類データを登録する場合は、「かんたんnetprint」を使うと、会員登録不要でセブンイレブンでPDFなどの書類印刷ができます。
<パソコンから登録する場合>
はじめに、「かんたんnetprint」トップページに移動し、「今すぐファイル登録」をクリックします。


画面が切り替わるので、[利用規約及び個人情報の取り扱いに同意する]にチェックを入れて、[利用を開始する]をクリックします。

印刷したい書類データを選択すると、詳細設定画面がポップアップされます。プリント設定の項目を選択していき、[登録する]をクリックしましょう。
画面のように「アップロード完了」と表示されれば成功です。[閉じる]もしくは[続けてファイルを選択]をクリックします。

ファイルの登録を終えると表示される「プリント予約番号」または「QRコード」はコンビニで印刷する際に必須です。また、画面を閉じると自動的に消去されるので、必ず画面を閉じる前に予約番号をメモをするか、QRコードを保存しましょう。
印刷は、登録翌日の23:59まで可能です。また、店舗での印刷手順は以下のページから閲覧できます。
<スマホアプリから登録する場合>
スマートフォンアプリから登録する場合、まずは、「かんたんnetprint」アプリ紹介ページから、iPhone、Androidいずれかのアプリをダウンロードしましょう。

アプリを開くと以下のような画面になるため、[+]を押して、[文書ファイルを選ぶ]を選択します。

ファイルを選択する画面に切り替わるので、アップロードしたいファイルを選びます。

ファイルを選ぶと「印刷の詳細設定画面」が開くので、項目を選択して、最後に右上の[登録]をタップします。「アップロード完了」と表示されるのを確認しましょう。

ホーム画面に予約番号が表示されます。以上の手順で、「かんたんnetprint」を使ってスマートフォンから書類の登録ができます。
<LINEのトークから登録する場合>
ネットプリントのLINEアカウントを友達追加して、トーク画面からデータを登録することもできます。
まず、ネットプリントのLINEアカウントを友達追加しトーク画面を開いたら、利用規約に同意し、メニューから[普通紙]をタップします。

そして、印刷したいファイルをネットプリントのLINEアカウントに共有すると、受付が完了します。予約番号は、登録履歴からいつでも確認できるので、万が一忘れてしまっても安心です。

【netprint】登録日+7日間印刷できるネットプリント
セブンイレブンでネットプリントを登録する場合、「netprint」にデータをアップロードする方法もあります。「かんたんnetprint」との違いは、印刷可能期間が延長されることと、印刷された回数がわかることです。
会員登録が必要ですが、登録日+7日間は印刷が可能で、期間中に何回印刷されたのかも見られます。そのため、自宅にプリンターがない場合でも、ネットプリントに登録すれば遠隔で書類データを各自で印刷してもらい、共有できます。
<パソコンから登録する場合>
利用するには、まず「netprint」会員登録ページでメールアドレスを入力し、会員登録します。
次に、「netprint」ログインページからログインして[普通紙にプリント]をクリックし、印刷したいファイルを登録します。

そして、用紙サイズやカラーモードを設定して、登録完了です。また、暗証番号を設定して、番号を知っている人しか印刷できないように制限することも可能です。

登録が完了すると、下の画像のように登録された資料と予約番号が一覧で表示されるので、かんたんnetprintと同様に店頭のコピー機を操作すると印刷できます。

<スマホアプリから登録する場合>
スマートフォンアプリから登録する場合は、まずアプリのダウンロードが必要です。Google play、もしくはApp Storeからダウンロードしましょう。
アプリを起動したら、会員登録をすれば「かんたんnetprint」と同様の方法でネットプリントの登録ができます。
スマートフォンアプリでも、登録期間は登録日+7日間です。
【セブン‐イレブン マルチコピー】会員登録不要の印刷サービス
スマートフォンから書類を登録する別の方法として、「セブン‐イレブン マルチコピー」アプリがあります。このアプリでは予約番号を発行せずに、Wi-Fi経由でQRコードを発行できます。
iPhoneの場合はApp Store、Androidの場合はGoogle playからアプリをダウンロードしましょう。
前提として、アプリを開く前にスマホ本体のWi-Fiをオンにします。アプリを開くと以下のような画面が表示されるので、出力したい形式を選択しましょう。
次に、プリント設定の選択画面が表示されるので、どちらかを選びます。今回は送信するファイルが1つなので、[アプリでプリント設定]を選択します。ファイルが複数の場合は、[マルチコピー機でプリント設定]を選びましょう。

表示に沿って「プリント方法」「カラー」「サイズ」などを選択すると、下のような「ファイル形式」選択画面になります。今回は[文書ファイル]を選択します。
その後[「ファイル」アプリを開く]をタップしたら、印刷したいファイルを選んで、右上の[開く]を押しましょう。

ファイルの確認画面が表示されるので、ファイルを選択して[決定]を押し、印刷の詳細設定を確認したら、[QRコード作成]を押しましょう。

以下のように表示されたQRコードを、セブンイレブンのマルチコピー機にかざすと印刷ができます。以降はマルチコピー機の指示に沿って操作しましょう。

<比較表>セブンイレブンの書類印刷用アプリ
スマホから書類を登録して、セブンイレブンで印刷するために使えるアプリは3種類あります。以下は3つのアプリの比較表です。(左右にスクロールできます)
かんたんnetprint | netprint | セブン‐イレブン マルチコピー | |
---|---|---|---|
登録方法 |
予約番号・QRコードの発行 |
予約番号・QRコードの発行 |
Wi-Fi経由 |
会員登録 |
不要 |
必要 |
不要 |
料金(普通紙、A4、白黒) |
20円/1枚 |
20円/1枚 |
20円/1枚 |
印刷有効期限 |
登録日+1日 |
登録日+7日 |
その場でコピー機と通信 |
このように、3つのアプリは印刷方法だけでなく、料金や印刷期限にも違いがあります。
ローソン/ファミマでパソコン/スマホ/ネットから書類を印刷する方法
以下では、ローソンとファミリーマートでパソコン/スマホから書類を印刷する方法を紹介します。ローソンとファミリーマートでは、「ネットワークプリント」という同じアプリを使います。
<パソコンから登録する場合>
はじめに、ネットワークプリントのサービスページから利用規約及び個人情報の取り扱いに[同意する]にチェックを入れて、[ファイルを選択]をクリックします。


ファイル選択画面が表示されるので、印刷したい書類データを選択して、[開く]をクリックします。

データを選択すると上のような登録画面が表示されるので、見分けがつくように「登録名」を変更して、ページ最下部の[ファイルを登録]をクリックします。


上の画面のように「ファイルの登録を受け付けました」と表示されれば成功です。ユーザー番号は印刷時に必須なので、画面を閉じる前にメモに残しておきましょう。
同じ画面を下方へスクロールして、登録名の下に「印刷できます」と表示されればコンビニで印刷可能です。
以上の手順で、PCから書類印刷を登録できます。店舗での印刷手順は以下のページを参照しましょう。
<スマホアプリから登録する方法>
スマートフォンアプリから「ネットワークプリントサービス」を使って書類を登録する場合、まずは、こちらのページからスマートフォン用アプリをダウンロードしましょう。

スマホからの書類登録には、会員登録が必須となります。アプリを開くと以下のような画面が表示されるため[新規会員登録(無料)]を押して、会員登録を進めましょう。次に、ホーム画面から[文書を登録する]を選択してください。

ファイル選択画面が表示されるので印刷したいファイルを選択し、印刷の詳細を設定したら、[登録する]をタップすると、登録完了画面が表示されます。また、ここでマルチコピー機での操作手順も確認できます。

[マイボックスへ]を押すと登録書類が一覧で表示されます。アプリからの場合、この画面に表示されている「ユーザー番号」を使うことになります。

<LINEのトークから登録する場合>
ネットワークプリントのLINEアカウントを友達追加して、ネットプリントを登録する方法もあります。この場合は、会員登録をしなくても、ネットプリントを利用可能です。
ネットワークプリントのLINEを追加し、トーク画面で印刷したい資料を共有します。つぎに、用紙サイズを設定すると、印刷用の番号を発行することができます。

ファイルの保存期間は、登録から8日間あるので、登録から日が経ってから印刷したくなった場合も便利です。
コンビニで書類を印刷するデメリット
ここでは、コンビニで書類を印刷する3つのデメリットを解説します。コンビニでの印刷は容易にできますが、以下のポイントを押さえなければトラブルが発生したり、負担が重くなったりするので注意が必要です。
料金コストがかかる
コンビニで印刷する場合、料金コストの発生は避けられません。
セブンイレブンやローソン、ファミリーマートではA4普通紙のモノクロ印刷に10円~20円/枚の費用がかかります。自宅用プリンターの初期費用と比較するとコストを抑えられると思われがちですが、大量にコンビニで印刷すると、かえって料金が高くなります。
そのため、印刷の頻度や必要な書類の枚数に合わせて、コンビニのコピー機の使用を検討すべきです。
時間がかかる
コンビニでの印刷は時間や手間もかかります。
緊急時以外は、印刷する度にコンビニへ行き、書類を持って帰るのは手間です。さらに、コンビニの印刷機が混雑している場合は順番を待たなければならず、ストレスがかかります。
また、無線LANを使い遠隔操作で印刷できるプリンターとは異なり、コンビニで印刷するにはプリントサービスにファイルをアップロードするか、USBメモリやSDカードなどの記録メディアに入れて持ち歩く2つの方法しかないのです。
したがって、印刷に多くの時間を費やせないという場合は、自前のプリンターを用意しましょう。
個人情報を人に見られるリスクがある
コンビニでの印刷は個人情報が外部に晒されるリスクもあります。
コンビニのような公共の場で機密情報が記載された書類を印刷するのはおすすめできません。印刷をしている間に第三者に覗かれたり、盗撮をされたりするリスクも伴ううえ、印刷した書類を置き忘れる恐れもあります。
また、プリントサービスを利用して印刷する際は、予約番号を盗み見られるリスクにも注意しましょう。したがって、社外秘の書類はインターネットを介さずに印刷するのが最も安全です。
印刷したいデータに即アクセスできるITツール
以下では、印刷したい書類データに即アクセスして、コンビニですばやく印刷できるようになるITツールをご紹介します。
コンビニでの印刷は、緊急時に便利ですが、そもそも印刷する書類はデータとして社内で共有しておかなければ、コンビニですばやく印刷できません。しかし、ExcelやWordなどのファイル管理では、社内情報が散在したり、更新のたびにファイルが増えたりして、最新情報がどこにあるかわからなくなりがちです。
そこで、ITツールを活用して社内の情報をまとめて管理しましょう。とくに、「マルチデバイス対応」の情報共有ツールであれば、出先でも情報を確認し、コンビニで印刷することができます。
結論として、自社のデータ管理には、あらゆる情報をまとめておけるうえ、スマホでも確認可能な情報共有ツール「Stock」が最適です。
Stockの「ノート」には、テキスト・画像で直接情報を書き込んだり、WordやPDFファイルを保存して、任意のメンバーと簡単に共有可能です。また、ノートはわずかな操作でPDF形式にできるので、紙の書類が必要になった場合にも印刷しやすく便利です。
コンビニでの書類印刷に役立つ情報共有ツール「Stock」

/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 竹原陽子さん、國吉千恵美さん
リハビリデイサービスエール |
「会社全体が、『Stock(ストック)さえ見ればOK』という認識に180度変わった」 ★★★★★ 5.0 特に介護業界では顕著かもしれませんが、『パソコンやアプリに関する新しい取り組みをする』ということに対して少なからず懸念や不安の声はありました。しかしその後、実際にStock(ストック)を使ってみると、紙のノートに書く作業と比べて負担は変わらず、『Stock(ストック)さえ見れば大半のことが解決する』という共通の認識がなされるようになりました。 |
![]() 江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
コンビニで書類を印刷する方法まとめ
これまで、コンビニで書類を印刷する方法・デメリットを中心にご紹介しました。
コンビニで印刷する際は、ネットプリントやマルチコピー機のサービスを使うのが便利です。しかし、金銭的・時間的コストやセキュリティ上のリスクがあるので、利用には注意が必要です。
また、書類データは社内で正しく管理・共有しなければ、必要なときに見つけられません。したがって、マルチデバイス対応や、すぐに紙資料に呼び起こせるといった、情報が見返しやすくなる機能のついたITツールを導入しましょう。
結論、自社が導入すべきは、あらゆる情報をまとめておけるうえ、いつでも情報を確認できるツール「Stock」一択です。
ぜひ「Stock」を導入して、書類を簡単に印刷できるようにしましょう。