商談管理とは、商談の準備段階から受注するまでの各フェーズを管理することを指します。ITツールを導入して商談管理をすれば、メンバーの稼働状況や顧客ごとのフェーズが可視化されるので、受注確度の高い顧客から対応できるようになります。
一方で、「商談管理ツールの導入を検討しているが、自社にマッチするツールの選び方がわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、商談管理で管理すべき項目やおすすめツール・システム5選をご紹介します。
- Excelでの商談管理に使いづらさや限界を感じている
- 無料で使いやすい商談管理ツールを探している
- 商談・案件の管理方法を見直したい
という担当者の方は本記事を参考にすると、自社に最適な案件管理ツール・システムが選定でき、最新の商談状況が適切に共有される仕組みをつくれます。
目次
商談管理とは?
ここでは、商談管理の基本的な考え方や案件管理との違いをわかりやすく整理します。商談状況を正確に把握し、営業活動を効率化したい方は、基礎知識として押さえておきましょう。
商談管理と案件管理の違い
商談管理は、初回問い合わせや提案準備など、受注前の進捗やアクションを可視化するためのプロセスです。
たとえば、「次回提案日」「見積提示の有無」「競合状況」といった、営業活動そのものを管理します。一方で案件管理は、受注後の納品・請求・進行管理を確実に進めるための工程管理であり、製造や導入作業のスケジュール・担当者・ステータスを把握することに重きが置かれます。
このように、商談管理は営業活動の効率化、案件管理はプロジェクト進行の最適化が主目的です。目的が異なるため、企業は両方を使い分けることで成果を最大化できます。
SFAとCRMの違い
商談管理ツールにはSFA(営業支援システム)やCRM(顧客関係管理システム)がありますが、両者は「カバーする業務範囲」が以下のように異なります。
- SFA(=Sales Forces Automation)
- CRM(=Customer Relationship Management)
SFAは「営業支援システム」を指し、おもに案件管理や活動報告、名刺管理など商談のプロセス全体を支援します。SFAの役割は営業部門の業務効率化を実現し、営業成績を向上させることです。
CRMは「顧客関係管理システム」を指し、おもに顧客管理や顧客分析、プロモーション管理などの機能を搭載しています。CRMの役割は顧客との良好な関係を維持することです。
このように、SFAとCRMは商談のプロセスごとに上手く使い分ける必要があります。たとえば、商談から受注まではSFAで管理し、受注後の顧客とのコミュニケーションはCRMで管理するなどの工夫が求められます。
商談・営業案件管理で管理すべき項目一覧
ここでは、商談・営業案件を正確に把握するために押さえるべき管理項目を解説します。営業活動の抜け漏れをなくし、チームで情報共有を円滑にしたい方は必見です。
案件情報
管理すべき項目の1つ目は、誰に・何を・どのように提案しているかを示す「案件情報」です。
案件名、顧客名、担当者、提案内容といった情報が整理されていると、担当者以外でも案件の状況を速やかに把握できます。たとえば、顧客ごとの課題や導入背景を登録しておくことで、商談時の認識ズレを防ぎ、再提案やメンバー交代時の引き継ぎもスムーズです。
案件の基礎情報を整えることは、後の進捗・アクション管理の正確性にもつながります。
進捗ステータス
管理すべき項目の2つ目は、商談が現在どの段階にあるかを記録する「進捗ステータス」です。
たとえば、「資料送付済み」「見積提示済み」「最終調整」「受注見込み」など、フェーズごとにステータスを分けて管理することで、優先度の判断や次の営業アクションを決めやすくなります。また、チーム全体の商談状況を可視化すれば、ボトルネックの早期発見やリソース調整にもつながります。
ステータスを統一して管理することで、チーム全員が同じ基準で進捗を管理できるのです。
対応履歴・次回アクション
管理すべき項目の3つ目は、商談をスムーズに進め、抜け漏れを防ぐために重要な「対応履歴・次回アクション」です。
訪問日時、会話内容、顧客の反応、共有資料などを記録しておくことで、担当者が変わっても過去の状況を把握したうえで提案を進められます。さらに、「次回はいつ・何をするか」を明確に登録することで、商談の停滞や連絡漏れを防げます。
履歴とアクションをセットで管理し、顧客からの信頼性をさらに高めましょう。
金額・受注確度
管理すべき項目の4つ目は、売上予測を立てるうえで必須の「金額・受注確度」です。
案件ごとに見積金額や想定売上、受注見込みの確度を設定することで、四半期ごとの売上見通しを予測できます。確度の高い案件を優先する判断ができるため、商談の進行スピードが早まり、受注見込みの精度も高まるのです。
金額と受注確度を組み合わせて管理し、戦略的な案件コントロールを実現しましょう。
Excelによる商談・営業案件管理の限界
Excelで商談を管理すると、情報の更新や分析に余計な手間がかかります。以下は、商談管理をExcelで行う際に起こりやすい問題点です。
- 複数人で同時編集できない
- 情報更新が属人化しやすい
- 他システムと連携できず、データが分散する
最新版がどれか分からなくなり、入力の競合や更新漏れが起きやすくなります。
管理者だけが編集していたり、担当者ごとに管理ルールが異なったりすると、引き継ぎがスムーズに行えません。
基幹システム・SFA・メール履歴などと紐づかないため、情報が重複し、リアルタイム更新もできません。
商談管理をITツールで行えば、複数人が同じツール内で同時に情報を更新でき、チームで状況を共有しやすくなります。そのため、分析前にデータを整理したり確認したりする手間がなくなり、結果として分析が格段に簡単になるのです。
商談管理に最適なツールの条件
商談の情報は、社内外問わずに更新できるクラウド型の商談管理ツール・システムが最適です。
営業の進捗や顧客情報をクラウド上で管理すると、インターネットに接続するだけでPCからでもスマホアプリからでも、手軽に更新できます。また、Excelと比べて複数人との情報共有が容易で、情報が更新されると変更点がすぐにわかることも便利です。
そのため、営業先や自宅からでも最新情報を確認できるメリットが得られます。クラウド型商談管理ツールは多くの種類がありますが、近年では誰でも簡単に使いこなせる「Stock」のようなツールを活用するのがトレンドです。
無料で使えるおすすめの商談管理・営業支援ツール・システム5選
以下では、無料で使えるおすすめの商談管理・営業支援ツール・システム5選をご紹介します。
Excelによる商談管理では、情報の更新やバージョン管理に手間がかかり、管理表に記載すべき項目に漏れが発生しがちです。一方、クラウド型商談管理ツールを活用すれば案件や顧客ごとに情報を蓄積でき、時間や場所を問わずアクセスできます。
また、ツールを導入するうえで重要なのが「社員全員が使いこなせるほど簡単なツールであること」です。多機能なツールは、教育コストがかかる恐れがあるうえ、社員が使いこなせなければ、結果として業務の効率化にはつながらなくなってしまうのです。
そのため、自社が選ぶべきツールは、商談を含むあらゆる顧客情報をまとめて管理でき、簡単な操作で誰でも簡単に使いこなせるツール「Stock」一択です。
Stockは、「ノート」に情報を直感的に書き込めるうえ、商談の資料やファイルも簡単に添付して管理できます。さらに、ノートに紐づいた「タスク」を使えば、商談や案件に関するタスクを忘れる心配もありません。
【Stock】非IT企業の65歳でも商談管理できるツール
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
|
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
竹原陽子さん、國吉千恵美さん
リハビリデイサービスエール |
|
「会社全体が、『Stock(ストック)さえ見ればOK』という認識に180度変わった」 ★★★★★ 5.0 特に介護業界では顕著かもしれませんが、『パソコンやアプリに関する新しい取り組みをする』ということに対して少なからず懸念や不安の声はありました。しかしその後、実際にStock(ストック)を使ってみると、紙のノートに書く作業と比べて負担は変わらず、『Stock(ストック)さえ見れば大半のことが解決する』という共通の認識がなされるようになりました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
|
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
【Zoho CRM】無料から使える顧客関係管理ツール

<Zoho CRMの特徴>
- 機能が豊富
- カスタマイズ可能
「顧客情報の管理」「営業プロセス管理」「分析レポートの自動作成」など、商談に関連する業務をサポートしてくれます。
タスク、スケジュール、売上の進捗など、よく使う項目や設定などをホーム画面に配置することが出来ます。
<Zoho CRMの機能・使用感>
- 見積書や請求書の作成・管理ができる
- 顧客データを複数ツールからインポートできる
商談情報や顧客情報と関連づけて見積書や請求書を作成できるので、あらかじめフォーマットを登録しておくと書類作成を自動化できて便利です。
顧客のデータは、ウェブフォームやデータファイルのほか、他のCRMツールからもインポートできるので、移行がスムーズです。
<Zoho CRMの注意点>
- 無料プランにはファイルストレージに限りがある
- レスポンスが悪い
無料プランは3人までのユーザー制限があるほか、ファイルを10MBまでしか保存できないため、多くの情報を残したい場合にはほかのファイルストレージサービスを利用するのがおすすめです。(参考:Zoho CRM|データ容量の管理)
利用しているユーザーからは「3秒以上レスポンスが返ってこないこともあり、他のクラウドサービスとくらべて動作が遅い」という声があります。(参考:ITreview)
<Zoho CRMの料金体系>
- スタンダード:2,400円/ユーザー/月
- プロフェッショナル:4,200円/ユーザー/月
- エンタープライズ:6,000円/ユーザー/月
- アルティメット:7,800円/ユーザー/月
【NICE営業物語Smart3】無料営業支援ツール

<NICE営業物語Smart3の特徴>
- 空き時間で営業報告書が書ける
- Apple Watchと連携
入力項目を選択して操作するので、スマートフォンの片手操作で簡単に報告書を作成可能です。そのため、移動中などの隙間時間を有効活用できます。
NICE営業物語Smart3で作成したスケジュールは、Apple Watch上でも見られます。また、簡易的な営業報告書も作れます。
NICE営業物語Smart3の機能・使用感
- スケジュール管理もできる
- 手書きのメモや音声メモを営業報告書に載せることができる
外部のスケジュール管理サービスと連携が可能で、営業活動以外の予定も把握できます。
営業報告書に添付した画像に手書きのメモを書き加えたり、音声メモを載せたりすることができるので、全ての情報をテキスト化して打ち込む必要がなく、便利です。
<NICE営業物語Smart3の注意点>
- androidでは使えない
- 営業報告書の共有・蓄積には、別途有償ツールとの連携が必要
iOS/AppleWatch専用のツールであり、androidユーザーは使えません。そのため、全社で共通のツールを導入したい場合には不向きです。
NICE営業物語Smart3で作成した報告書をノウハウとして保管しておくためには、有償の営業支援システムである「NICE営業物語」との連携が必須であるため、注意が必要です。
<NICE営業物語Smart3の料金体系>
- 無料で使えます。
【Ambassador Relations Tool】マーケティングの総合プラットフォーム

<Ambassador Relations Toolの特徴>
- CRM(顧客関係管理)機能
- メールマーケティング機能
顧客の基本情報や商談・対応履歴を一元管理できます。また、様々な業種の顧客データ型に合わせて、自由にデータ項目をカスタマイズすることも可能です。
業種ごとのテンプレートにより、顧客満足度調査のメールが送れます。また、特定の行動をとった顧客に対してステップメールを自動配信するサービスもあります。
<Ambassador Relations Toolの機能・使用感>
- 顧客分析ができる
- 効果的なマーケティング施策を実施できる
顧客の購入履歴・利用行動を分析することで、顧客をグループ分けできるので効率的な営業活動の実施に役立ちます。
サイトやメールでアンケートやキャンペーンの案内を配信して、購買意欲の高い顧客を抽出できるので、効果的に顧客へアプローチするのに適しています。
<Ambassador Relations Toolの注意点>
- フリープランでは個別カスタマイズができない
無料で利用する場合には、個別にカスタマイズできないため、利用時に不便を感じる可能性があります。
<Ambassador Relations Toolの料金体系>
- フリープラン:無料
- クラウドプラン:29,480円/月
- クラウドBプラン:110,000円/月
- サーバ設置プラン:要問い合わせ
顧客総数と1回あたりの送信可能メール数は10,000人までです。
顧客総数と1回あたりの送信可能メール数は30,000人までです。
顧客総数と1回あたりの送信可能メール数は100,000人までです。
【kintone】ノーコードで使える案件管理ツール

<kintoneの特徴>
- 自社に適したカスタマイズができる
- 多彩な拡張機能
豊富な「アプリ」から自社で使いたい機能を選ぶと、オリジナルのITツールを作成できます。
MicrosoftやSlackなどの他社サービスとの連携もでき、既存の「アプリ」の機能をより細かくカスタマイズできます。
<kintoneの機能・使用感>

- ノーコードでアプリを作成できる
- サンプルアプリも豊富
プログラミングの知識がなくてもドラッグ&ドロップの操作でアプリを作成することが出来ます。
アプリを1から作らなくても、サンプルアプリが豊富に存在しているのですぐに利用を開始できます。
<kintoneの注意点>
- 業務範囲が広がると管理が煩雑になりやすい
- アプリ作成には一定のセンスが求められる
kintoneはさまざまな業務を一元管理できる反面、利用アプリが増えるにつれて管理画面が複雑になりやすく、どの情報をどこで管理しているか把握しづらくなることがあります。
利用しているユーザーからは「”専門的な知識は必要ない”とはいえ、業務理解や操作フローへの想像力が必要。」という声があります。(参考:ITreview)
kintoneの料金体系
- ライトコース:1,000円/ユーザー/月
- スタンダードコース:1,800円/ユーザー/月
- ワイドコース:3,000円/ユーザー/月
<比較表>無料から使えるおすすめの商談管理ツール5選
以下は、無料から使えるおすすめの商談管理ツール5選の比較表です。
| Stock【一番おすすめ】 | Zoho CRM | NICE営業物語Smart3 | Ambassador Relations Tool | kintone | |
|---|---|---|---|---|---|
| シンプルで簡単or多機能 |
シンプルで簡単 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
| 特徴 |
非IT企業の65歳でも商談管理できるツール |
無料から使える顧客関係管理できるツール |
無料の営業支援ツール |
マーケティングの総合プラットフォーム |
ノーコードで使える案件管理ツール |
| モバイル対応 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】※androidは不可 |
【〇】 |
【〇】 |
| メッセージ機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【×】 |
【×】 |
【〇】※提出書類へのコメントは可 |
| 注意点 |
5名以上での利用が前提 |
無料プランにはファイルストレージに限りがある |
androidでは使えない |
フリープランでは個別カスタマイズができない |
業務範囲が広がると管理が煩雑になりやすい |
| 料金 |
・無料
・有料プランでも1人あたり500円/月〜 |
・無料プランあり
・有料プランは2,400円/ユーザー/月〜 |
・無料 |
・無料プランあり
・有料プランは29,480円/月~ |
・無料プランなし
・有料プランは1,000円/月~ |
| 公式サイト |
「Stock」の詳細はこちら |
「Zoho CRM」の詳細はこちら |
「NICE営業物語Smart3」の詳細はこちら |
「Ambassador Relations Tool」の詳細はこちら |
「kintone」の詳細はこちら |
商談管理のやり方
以下では商談管理の具体的なやり方を4ステップで解説します。商談状況の管理に手こずっている担当者の方は必見です。
(1)必要な項目を洗い出す
まず、商談管理に必要な項目をリストアップし、商談を効率的に追跡するための基盤を作りましょう。以下のような項目を用意することで、商談の進捗や状況を正確に追跡できるようになります。
| 項目 | 特徴やメリット |
|---|---|
| 担当者 |
・案件を担当している従業員の氏名を記載する
・担当者の記載があると、案件が放置されることなく適切に捌ける
・管理者は各メンバーの案件が一覧で見られるので進捗状況が確認しやすい |
| 提案商材 |
・自社の保有する商材が複数ある場合は、顧客に対して提案した商材を顧客管理表に記載
・顧客管理表に記載しておけば、製品ごとに受注量を把握できる |
| 顧客企業の売り上げ規模・年商 |
・顧客企業の予算を記載することで、予算内で最適な商品を提案可能
・過去の取引履歴を残していれば、顧客企業の予算を推測できる |
| 見積金額 |
・商談を通して得た見積金額を記載する
・見積金額決定の背景や提案時の反応を詳細にまとめると、最適な提案タイミングの判断材料となる |
| 導入希望時期 |
・顧客の製品導入希望時期を記載する
・導入スケジュールは連携して対応するためにも社内で共有が必須 |
| 決裁者とのコンタクトや承認の有無 |
・顧客の商談担当者や承認の有無を記載する
・決裁権者とのコンタクトがとれれば案件の受注に近づく |
| 受注確度 |
・顧客ごとに受注が受注される確率を記載する
・案件に優先度を設定できる
|
| 次回の行動内容/時期(締め切り) |
・次回の商談までのタスクをまとめる
・仮に担当者が変わってもスムーズに引き継ぎできるように詳細に記載する |
以上のように、必要な項目を明確にしておくことで、担当者間での情報共有がスムーズになり、ミスや抜け漏れが減ります。
(2)案件情報をまとめる
次に、リストアップした項目に沿って情報をまとめ、記入していきましょう。
このとき、「フォーマット」を利用することで書く項目が明確になり、スムーズに情報をまとめられます。また、形式や記載方法が統一されることで、後からの検索やフィルタリングも容易になります。
以上のように、情報を残すことだけなく、後から検索し確認するときのことも考え、情報をまとめるようにしましょう。
(3)優先順位を付け、対応する
情報がまとまったら、商談ごとに優先順位を付け、対応の順番を決めます。
優先度の高い商談に集中することで、対応の質を高めることができます。たとえば、顧客の重要度や商談の進捗度合い・緊急度に基づいて、商談を「高」「中」「低」に分類し、高い優先度のものから順に対応します。
このように、優先順位を設定することで、最も重要な商談から順に対応でき、無駄なく効率的に仕事を進められます。
(4)ステータスを更新する
最後に、商談が進むたびに、最新の状況(ステータス)がどうなっているかを更新しましょう。
ステータスを常に更新することで、商談の現状が正確に把握でき、次の行動を計画しやすくなります。また、次のアクションや期日も記録しておくことで、次に取るべきタイミングや行動が明確になります。
ステータスをこまめに更新していれば、担当者以外も商談の現状を正しく把握でき、適切な対応ができるようになります。
商談管理ツール・システムの3つのメリット
ここでは、商談管理ツール・システムの3つのメリットをご紹介します。商談管理ツール・システムを導入すると得られるメリットは「分析がしやすい」「業務時間の削減」「対応漏れの防止」の3点です。
(1)過去の商談が分析しやすくなる
1つ目のメリットは、過去の商談が分析しやすくなる点です。
クラウド型のツールでは、過去の商談記録を記録して蓄積することができます。そのため、いつでも情報を確認し、過去の商談を分析できる体制が整うのです。
過去の商談分析は、その後の商談の改善点や課題把握にも役立ちます。たとえば、「Stock」のように「フォルダ機能」があるツールに商談記録をまとめれば、業界別・案件種別ごとに情報を整理できるので、さらに分析がしやすくなると言えます。
(2)管理にかかる時間を削減できる
2つ目のメリットは、管理にかかる時間を削減できる点です。
仮にExcelで商談管理をする場合、使い慣れていなければ入力に時間がかかってしまい、かえって非効率になっているケースが多いのです。一方、商談管理ツールでは、必要な事を記入するだけで情報が自動管理され、過去のデータを探す場合にも検索機能を使えば一瞬です。
このように、管理にかかっていた時間をツールで削減すれば、隙間時間を商談準備に有効活用できます。
(3)対応の抜け漏れが防げる
3つ目のメリットは、対応の抜け漏れが防げる点です。
商談管理ツールを活用すれば、商談の進捗や次の対応を視覚的に把握できるため、対応漏れが減少します。また、タスクの締切や進行状況も明確に表示されるため、商談に向けて何を準備するべきかが一目でわかり、対応遅れも防ぐことができます。
以上のように、ツールを使うことで商談の進捗管理が徹底され、タイミングを逃さずに対応できるため、成約に繋がりやすくなります。
商談管理ツール・システムの選定ポイント
ここでは、商談管理ツール・システムを選ぶときのポイントを解説します。ツール・システムの運用で失敗を避けるには、以下のポイントを押さえて最適なものを選定しましょう。
(1)必要な商談情報を整理できる機能があるか
自社に合った機能を備えた商談管理ツールの導入は必須です。
自社での活用イメージが浅いまま「便利そうな機能が多い」という定性的な理由でツールを選ぶと、一部の機能しか使わず無駄な運用コストがかかります。また、機能が多すぎた結果、かえってツールが使いづらくなる恐れもあります。
そのため、ツールを選ぶときは機能の多さではなく、自社に合った機能を備えているかどうかを重視しましょう。
(2)誰でも使えるシンプルな操作性であるか
誰でも使える商談管理ツールであることも重要です。
自社に合ったツールでも、部署全員が使えなければ商談の記録は煩雑になります。とりわけ、高性能なツールほど高いITリテラシーが求められるため、ITに疎い従業員が放置してしまう可能性が高いのです。
そのため、ITが苦手なメンバーでも使えるような、機能や操作が簡単なツールを選ぶ必要があります。
(3)情報を簡単に管理・検索できるか
情報を簡単に管理・検索できるツールでなければ、導入のメリットは得られません。
商談管理ツールは、日々蓄積される商談データを効率よく管理し、必要なときにすぐに検索できる機能が求められます。商談が増えると、管理に手間がかかったり過去のデータを見つけ出すことが難しくなりますが、操作が簡単で検索機能が優れているツールであれば、この問題を解決できます。
たとえば、シンプルな操作性で簡単に使いこなせるうえ、検索機能で情報を素早く見つけ出せるツールなら、手間や教育コストをかけずに商談を管理できます。そのため、「情報の管理や検索が容易かどうか」は選定ポイントとして重要と言えます。
(4)スマホアプリに対応しているか
外出先でもスマホアプリから商談情報を更新できるかは、営業活動において非常に重要です。
営業担当者は移動中や訪問直後に情報を更新するケースが多く、PCでの入力が前提のツールでは更新忘れや情報の遅延が発生します。しかし、スマホアプリに対応していれば、商談後すぐにスマホからステータス変更やメモの追記ができ、情報の鮮度を保ったまま管理できます。
そのため、社外でも使いやすく、リアルタイムに商談状況を共有できるスマホアプリ対応のツールを選ぶことが重要です。
おすすめの商談管理ツール・システムまとめ
これまで、商談管理に必要な項目の種類や、無料で使えるおすすめの商談管理ツール・システム5選をご紹介しました。
商談管理では扱う情報が多いため、必要な項目を抜け漏れなく整理し、いつでも参照できる状態にしておくことが重要です。また、担当者が変わってもスムーズに商談が進むように、過去の商談歴は詳細に蓄積しておく必要があります。
一方、管理表がExcelやメモの場合、管理が属人的となり共有も面倒になるので、営業効率を上げられません。そのため、商談に関する膨大な情報を一元化するには「誰でも簡単に情報を蓄積し、必要な情報を探し出せるITツール」が必須です。
結論、商談管理のために導入するべきなのは誰でも簡単に使いこなせるほどシンプルなうえ、検索機能で欲しい情報がすぐに見つかるツール「Stock」一択です。
ぜひ「Stock」を導入して、スムーズな商談管理を実現しましょう。


