社内報を作成すると、会社に対する理解が深まるので、社員の帰属意識を高められます。また、社内報をつくるときには、テンプレートを活用すると、文章やレイアウトを最初から考える手間なく簡単に体裁を整えられるのです。
しかし、豊富な種類のなかから、自社に最適なテンプレートを選べず悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、社内報で使えるテンプレート6選を中心にご紹介します。
- 見やすい社内報を作れるテンプレートを探している
- 社内報に書くべき内容やレイアウトのコツが分からない
- 社内報を短い時間で効率的に作る方法が知りたい
という方はこの記事を参考にすると、見やすい社内報を簡単に作る方法が分かります。
目次
【無料】Word(ワード)・パワーポイントで使える社内報のテンプレート6選
ここでは、Word(ワード)・パワーポイントで使える社内報の無料テンプレートをご紹介します。以下のテンプレートを活用すると、誰でも簡単に社内報を作成できます。
【Word】お知らせのテンプレート
こちらは、業務連絡に使えるお知らせのテンプレートです。記載項目は以下の通りです。
- 日付・宛名・発信者
- タイトル
- 本文
- 別記
儀礼的な部分はすべて省略されています。必要最小限の文章で構成された、シンプルなテンプレートです。
【Word】新聞形式のテンプレート
こちらは、新聞形式の社内報が作れるテンプレートです。
実際の新聞のように「記事の見出し・本文」「画像」を組み合わせられます。また、Wordのアニメーション機能や動画にも対応しているため、紙に印刷したい場合とデジタルで作成したい場合のいずれにも適した社内報テンプレートとなっています。
【パワーポイント】社内向けの報告書のテンプレート
こちらは、日経ビジネス電子版と日本マイクロソフト株式会社が共同企画して制作した、社内向けの報告書のテンプレートです。
資料作りのポイント解説が付いており、この解説を参考にすると、「What」「Why」「How」の3つのポイントを踏まえた報告書を作成できます。
【パワーポイント】社員紹介に使えるポスター形式のテンプレート
こちらは、写真と文章を差し替えるだけで社員紹介に使えるテンプレートとなっています。記載内容は以下の通りです。
- 基本情報
- 業務内容
- 自己PR
- 理念
- 趣味・特技
- PRコメント・メッセージ
また、写真を差し替える方法についての説明が付いているので、ITに不慣れな方でも安心してご利用できます。
【パワーポイント】イベント紹介に使えるおしゃれなテンプレート
こちらは、社内外でイベント紹介をするのに活用できるおしゃれなテンプレートです。
無料の会員登録をすることで、すべてのテンプレートをダウンロードできます。製造業や建築業・飲食店など業界ごとに必要な、「社内報以外の用途でのテンプレート」も充実している点が特徴です。
【パワーポイント】動画やポスター等の形式に対応したテンプレート
こちらは、ビジュアルツールCanvaにログインすることで利用できる、動画やポスター等の形式に対応したテンプレートです。
操作性に優れているため、デザイン性の高い社内報を簡単に作成できる点がメリットです。ただし、有料化を要するテンプレートも存在するので、注意しましょう。
【重要】Word(ワード)・パワーポイントで社内報を作るときの注意点
Word(ワード)・パワーポイントで社内報を作ると、テンプレートを活用できて便利です。しかし、一方で以下の点に注意する必要があります。
- 社内報の閲覧に手間がかかる
- ファイル管理が面倒
Word・パワーポイントで社内報を作ると、ファイルを都度開く手間がかかるので、データを配布しても読まれない可能性があります。
Wordやパワーポイントのファイルで社内報を管理していると、「どこに・いつの」社内報が管理されているか分からず、必要なときに素早く見つけられません。
このように、Word(ワード)・パワーポイントで社内報を作ると、閲覧やファイル管理に余計な手間がかかる恐れがあります。そこで、ITツールを使ってWeb上で社内報を作成・共有すれば、手間をかけず継続的に社内報を運用できるのです。
Web上で社内報を作成するメリットとは
ここでは、Web上で社内報を作成するメリットについて解説します。Web上で社内報を作成すると、見やすくコンテンツを作成しながら、リアルタイムでの共有が可能です。
見やすくコンテンツを作成できる
1つ目のメリットは、見やすくコンテンツを作成できる点です。
Web社内報は、紙の社内報とは異なり文字や画像以外の情報も載せられます。たとえば、Webページのリンクや動画を挿入すれば、紙面に載せきれない内容も情報として残すことができるのです。
また、「手書きで作成するよりもレイアウトをあとから変更しやすい」点でも、Web社内報は見やすくコンテンツを作成できると言えます。
リアルタイムで共有できる
2つ目のメリットは、リアルタイムで共有できる点です。
紙の社内報では、「印刷・配布のコストがかかる」「タイムラグが生じる」などのデメリットがあります。一方で、Web社内報であれば、全社員にリアルタイムで共有して、情報をスピーディーに発信できるのです。
また、公開後に加筆・修正をしても、メンバーに共有リンクの再発行をする手間をかけずに、最新の情報を共有できます。
【必見】社内報を簡単に作成・共有できる方法とは
以下では、社内報を簡単に作成・共有できる方法をご紹介します。
短時間で社内報を作成・共有するには、ITツールを使ってWeb社内報形式にする方法が最適です。Web社内報には、紙の社内報とは異なり「見やすくコンテンツを作成できる」「リアルタイムで共有できる」などのメリットがあります。
とくに、「誰でもストレスなく使いこなせるほどシンプルなツール」を導入すれば、過去のWeb社内報も管理しやすく、新しく社内報を作るときに過去データを参考にできるのです。また、社内報作成後に任意のメンバーへリアルタイムで共有可能になります。
結論として、社内報を簡単に作成・共有するには、大企業でも全社員が使いこなせるほど、簡単に使えるナレッジ管理ツールの「ナレカン」一択です。
ナレカンでは、社内報を全社に公開できるほか、「フォルダ」や「権限設定」の機能があるので、”部署”や”グループ”に限定した情報発信も可能です。また、社内報には「コメント(メッセージ)」が紐づいているので、内容に関するやりとりをおこなっても情報が錯綜しません。
社内の情報共有を効率化できるツール「ナレカン」
「ナレカン」|最もシンプルなナレッジ管理ツール
ナレカンは、最もシンプルなナレッジ管理ツールです。
「数十名~数万名規模」の企業様のナレッジ管理に最適なツールとなっています。
自分でナレッジを記載する場合には「記事」を作成でき、『知恵袋』のような感覚で、とにかくシンプルに社内メンバーに「質問」することもできます。
また、ナレカンを使えば、社内のあらゆるナレッジを一元的に管理できます。
「マニュアル」 「社内FAQ」「議事録」「トークスクリプト」等、あらゆるナレッジを蓄積することが可能です。
更に、ナレカンの非常に大きな魅力に、圧倒的な「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」があります。ナレカン導入担当者の方の手を、最大限煩わせることのないサポートが提供されています。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【機能】 「ナレッジ管理」に特化した、これ以上なくシンプルなツール。
「フォルダ形式」で簡単に情報を整理でき、「記事形式」「(知恵袋のような)質問形式」でナレッジを記載するだけです。
- 【対象】 数十名~数万名規模の企業様で、社内のあらゆるナレッジを一元管理。
「マニュアル」 「社内FAQ」「議事録」「トークスクリプト」等、あらゆるナレッジを蓄積可能です。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
圧倒的なクオリティのサポートもナレカンの非常に大きな魅力です。貴社担当者様のお手間を最大限煩わせることないよう、サポートします。
<ナレカンの料金>
- ビジネスプラン :標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン :管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
https://www.narekan.info/pricing/
詳しい金額は、下記「ナレカンの資料をダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
【初心者向け】社内報のレイアウトやデザインのコツとは
以下では、社内報のレイアウトやデザインのコツを紹介します。とくに、「見やすい社内報を作るために何に気を付けなければならないか分からない」初心者の方は必見です。
(1)目線の動きを意識する
まずは、読み手が社内報を読んだときに、スムーズに目線を移動できるレイアウトを心がけましょう。
載せる文章が縦書きか横書きかによって、読みやすいレイアウトは異なります。たとえば、縦書きの場合は、目線が右から左へ流れるため「N」のように読めるレイアウトを作りましょう。
一方、横書きの場合は目線が上から下へ流れるため「Z」または「F」のように読めるレイアウトにしましょう。
文章が読みやすいと、読み手となる社員も書いてある内容を認識しやすくなります。
(2)余白を作る
次に、社内報には適切な余白を作りましょう。
紙面や画面いっぱいに文字や画像が詰まっていると、視認性が悪くなり、結果として読みにくい社内報となってしまいます。そのため、右側の画像のように行間や画像同士の余白を持たせましょう。
余白があると、目立たせたい情報を際立たせることにもつながります。
(3)整列させる
最後に、社内報に載せる情報は紙面上で整列させましょう。
たとえば、「画像の位置」や「文章の書き出しや終わりの位置」が揃っていないと、まとまりがないように見えてしまいます。そこで、文頭や画像の位置を揃えて整列(グルーピング)すれば、視覚的にも情報が整理されます。
情報は整列し、ひと目で見やすい紙面づくりを意識することが社内報を作るポイントです。
【作り方】社内報の作成・管理のコツとは
以下では、社内報の作成・管理のコツを3点紹介します。デザインだけでなく、書き方や管理のコツもおさえておきましょう。
(1)1テーマを1記事にまとめる
1点目は、1テーマを1記事にまとめることです。
1記事に多くの情報を記載してしまうと、伝えたい情報を従業員に理解してもらえなくなる恐れがあります。1回に多くの情報をおさえるのは難しいため、社内報の内容の抜け漏れや混乱を招いてしまうのです。
従業員に理解してもらいたい情報は「1テーマ1記事」にまとめると、従業員がストレスなく理解でき、スムーズな情報共有につながります。
(2)タイトルを必ず付ける
2点目は、タイトルを必ず付けることです。
タイトルを付けることで、従業員は即座に”社内報が伝えたい情報”を理解できます。忙しい従業員だと、本文をじっくり読まない恐れもあるので、「従業員がおさえるべき情報」をタイトルとして記載することが重要です。
その際、タイトルの文字を大きくしたりマークを付けたりして、タイトルと本文が混在しないように注意しましょう。
このように、タイトルで「社内報の概要」をはっきりと示す必要があります。
(3)テンプレートを使用する
3点目は、テンプレートを使用することです。
テンプレートは、体裁の整った社内報を作成するのに役立ちます。テンプレートの項目を入力するだけで、誰でも見やすいマニュアルを作成できるのです。
「ナレカン」のようなテンプレート機能付きのITツールを導入すれば、自社で使う社内報のフォーマットをツールに登録して、わずかな操作で呼び出せます。Wordやパワーポイントを使うことなく、社内報の作成を効率化できるのです。
社内報のテンプレートまとめ
これまで、社内報のテンプレートを中心にご紹介しました。
テンプレートを活用すると、社内報を作成する工数を削減して、スムーズに運用できます。ただし、Word(ワード)・パワーポイントで社内報を作ると、閲覧やファイル管理に手間がかかってしまうのです。
一方で、Web社内報を作成すれば、見やすいコンテンツを作れるうえ、リアルタイムで共有できます。そこで、「非IT企業の社員でも直感的に使いこなせる、シンプルな情報共有ツール」を導入すると、誰でも簡単にWeb社内報を作成・管理・共有可能になるのです。
したがって、社内報の作成・共有には、大企業でも全社員が使いこなせるほどシンプルな情報共有ツール「ナレカン」が最適です。
ぜひ「ナレカン」を導入して、社内報を効果的に運用しましょう。