「ここには、自分にしかできない仕事がある」LINEヤフー出身のCTO・武田に、Stockで目指すエンジニア組織について聞きました!

CTO 武田 峻一

武田 峻一

こんにちは!株式会社Stockの採用担当です!

今回は2026年よりCTOに就任した、武田峻一(たけだしゅんいち)に、インタビューを実施しました。

これまでのキャリアやCTO就任の背景、現在の開発・プロダクトに対する考え方について、詳しく話を伺っています。

株式会社Stockの技術組織の在り方や、今後の展望が伝わる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください!

まずは自己紹介をお願いします

株式会社StockでCTOを務めている、武田峻一です。
 
2005年のキャリア開始以来、20年以上にわたり一貫してエンジニアリングに従事してまいりました。直近のLINEヤフー株式会社では、Yahoo!ショッピングのセキュリティ責任者やSREとしての役割を主軸に、チームを率いながらサービスの成長を支える広範な開発・運用業務に多角的に携わりました。
 

 

フロントエンド・バックエンド・インフラ・セキュリティなど、必要に応じて領域を広げながら、常に自分の引き出しを増やしていくことを大切にしています。

Stock社に入社した背景と、決め手は何でしたか?

転職のきっかけは1つではなく、いくつかの要素が重なった結果でした。
 
前職では評価していただいていましたし、チームにも恵まれていました。ただ一方で、「このポジションは自分でなくても成立する」という感覚があったのも事実です。
 
そんな中でStock社に偶然出会い、「この会社は今、本気でエンジニアの力を必要としている」と感じたことが大きな決め手になりました。Stock社が抱えている課題は、これまでのキャリアやスキルを総動員しないと解決できないレベルのものでした。だからこそ、「自分がやる意味がある」と強く思えたんです。
 
また、最初に接点を持った際に「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」というミッションや、「40度の熱があっても、0.5秒で分かるのか」という価値観にも強く共感しました。実は、他社の選考もかなり進んでいたのですが、Stock社に出会ってからは非常にスピーディーに意思決定し、最終的にはすべての選考を辞退して入社を決めました。

実際にプロダクトに触れてみて、どう感じましたか?

まず触ってみて、率直に「よくできているな」と感じました。
 
この手のツールは通常、チュートリアルが必要だったり、使い方を理解するまでに時間がかかったりするものが多いです。でも、情報共有ツール『Stock』はとりあえず触れるだけで、自然と使い方がわかるんですよね。
 
アプリをインストールして、ノートを作ってタスクを追加してみて、「こういうふうに使えるんだな」と瞬時に理解できました。そのまま個人のタスク管理や、業務の管理にも使えるイメージがすぐに湧いたんです。
 
この「説明がなくても使える」という体験こそが、Stockというプロダクトの一番の強みだと思っています。
 
一方で、エンタープライズ向けの『ナレカン』にはまた別の衝撃を受けました。 
 
先日、非IT・工業系の方と話した際、歴史ある現場ほど知見がファイルやメール、紙媒体に分散し、ルール作りの挫折や「属人化」が解決できない実態があると改めて痛感しました。もはや「どの階層にファイルがあるか」を記憶すること自体が、ナレッジ化してしまっている状況です。
 
そんな根深い課題に対し、ナレカンは鮮やかな解を提示しています。 あらゆるファイル形式や手書きメモまで検索対象とし、必要な情報を瞬時に引き出せる。
 
これは、人が「記憶」に頼らざるを得なかった領域をテクノロジーで代替する体験です。大規模組織に埋もれた知見が「資産」に変わる瞬間を、直感的にイメージすることができました。

Stock社のメンバーの特徴や雰囲気について教えてください 

初めてオフィス見学をした時から、落ち着いた、大人のコミュニケーションができる組織だと感じています。
 
派手で騒がしい雰囲気ではなく、穏やかでありながら論理的に会話ができる人が多い。エンジニアとしては、かなり働きやすい環境だと思います。

エンジニアとして大切にしている考え方を教えてください

 

約20年エンジニアをやってきて、一番大切だと感じているのは「技術はあくまで手段であり、目的を達成することが本質である」という考え方です。
 
コードを書くこと自体が目的ではなく、何を実現したいのかが先にあるべきだと思っています。目的を達成するためであれば、領域にとらわれず必要なことは何でもやる、というスタンスでこれまで取り組んできました。
 
実際に、フロントエンド・バックエンド・インフラ・セキュリティと領域を広げてきたのも、その考え方がベースにあります。今取り組んでいる組織づくりも、その延長線上にあるものです。
 
また、その前提として、自分がどういう場面で力を発揮できるタイプなのかを把握しておくことも重要だと考えています。役割が分業化される環境では、与えられた領域に最適化されてしまいがちですが、自分の特性を理解しておくことで、より本質的に価値を出せる場面にコミットできるようになります。

CTOとしての役割や、今向き合っている課題はどのようなものですか?

CTOとしての役割は、「技術で組織とプロダクトの課題を解決すること」です。単に技術を見るだけでなく、技術的なアプローチで組織とプロダクトの課題を解消していく責任者だと捉えています。
 
その前提に立つと、今のStock社には組織とプロダクトの両面において、まだ多くの課題があると認識しています。
 
組織面では、エンジニアの人数がまだ十分でなく、開発や改善のスピードが制約されている状態です。その結果、ユーザーに届けられる価値が本来より小さくなっている場面があります。
 
ユーザーに届けられる価値を最大化すること、それを実現できる開発体制を創り上げることを同時に進めるのが、今最も重要なテーマです。

Stock社の技術スタックについて教えてください

フロントエンドはReact・Node.js、バックエンドはRuby on Rails、インフラはAWSを採用しています。
 
もちろん、求めるスキルセットはポジションによって異なります。実装を担うメンバーには特定領域の経験が求められる一方、リードクラスには、フロントエンド・バックエンドを横断して全体を俯瞰する視点を期待しています。

エンジニア組織のコミュニケーションで大切にしたいことは何ですか?

 

誰か1人に判断を依存しないことですね。
 
すべてCTOを通して意思決定するという状態は健全ではないと考えています。課題ごとに必要なメンバー同士が直接議論し、最適解を見つけていく方が、結果的に強いチームになります。
 
最終的な意思決定は私の役割ですが、そこに至るプロセスはできるだけ自律的に回したいです。スピードと質、両方の観点から組織として健全な在り方を目指します。

今このタイミングで入社する魅力は何ですか?

エンジニア組織をイチから思案出来ることは大きな魅力ですね。
 
すでに完成された組織に入るのではなく、組織そのものを一緒に創り上げるフェーズなので、開発の進め方・チームのあり方・カルチャー形成、すべてに関われます。こういった経験は、なかなか得られるものではないと思います。

今後、どのようなエンジニア組織を目指したいですか?

 

フラットな組織でも、ある程度構造化された組織でも、形にはこだわりません。重要なのは、個人に依存せず、組織として安定して価値を出し続けられることだと考えています。
 
エンジニアには、コードを書くことに集中したい人もいれば、課題解決やプロダクト改善に関わりたい人もいます。どちらが正しいというわけではなく、メンバー同士がしっかりコミュニケーションを取りながら、それぞれの特性を活かせる体制にすることが重要です。
 
そのために、属人性に依存しない仕組みと、メンバー間の信頼関係を両軸で育てることで、再現性のある組織を実現していきたいですね。

どのような方にジョインしてほしいですか?

いずれのポジションでも、共通して大切にしたい考え方は2つあります。プロダクトとユーザーを大切にできることと、何のために開発しているのかを考えられることです。
 
英語のことわざにも、「ハンマーを持つ人にはすべてが釘に見える」というものがありますが、技術が目的化してしまうと、本質からズレてしまうことは本当によくあります。今、私たちは誰のため・何のために仕事をしているのかという目的意識を持ち、技術はあくまで手段だと捉え、価値を提供することに喜びを感じる人と働きたいですね。
 
また、チームで仕事をする前提なので、全てにおいて完璧である必要はありません。「当初の想定からズレても修正できる」という前提を持てる人がマッチすると思います。

最後に、応募を検討している方へメッセージをお願いします

 

正直に言えば、今はまだ開発組織として整っていない部分も多いです。
 
ただ、それを含めて「一緒に創り上げていきたい」と思える方にとっては、すごく面白い環境だと思います。
 
用意されたレールの上で開発するのではなく、プロダクトも組織も自分たちで創り上げることに魅力を感じる方は、ぜひ一緒にものづくりを楽しみましょう。今のStock社で、エンジニアとして働くことに少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひご応募ください!
 

Stockでは、新たな仲間を大募集しています!