企画書作成においてより良い企画を提案するためにも、時間が限られているなかで構成や企画内容の作成をしなければなりません。しかし、今日では企画書における社員の負担を減らせる「企画書作成代行」というサービスがあります。
そしてなかには、企画書作成にかける時間はなくとも、企画書の質と作成スピードを両立したいと考える担当者の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの企画書作成代行サービス5選を中心にご紹介します。
- 社員の作成する企画書が想像と異なっていたというケースに悩んでいる
- 代行サービスを選ぶ前に明確にしておくべきポイントを知りたい
- クライアント数が多いので、作成した企画書も同時に管理したい
という担当者の方はこの記事を参考にすると、自社に適した企画書作成代行サービスを選択しながら、その後の管理・共有のフローも統一できるようになります。
企画書作成代行サービスの利用前に明確にしておくべきこと
ここでは、企画書作成代行サービスの利用前に明確にしておくべきことを解説します。
企画書作成代行サービスの利用によって担当者の負担を削減できるものの、以下の内容を確認しておかなければ、希望通りの企画書が納品されないケースが発生しかねません。そのため、担当者は以下のポイントを押さえたうえで代行サービスを利用しましょう。
納品時期はいつ頃か
依頼した企画書がクライアントへの提出期限に間に合わないケースを防ぐため、代行サービスの納品時期はいつ頃かを明確にしましょう。
依頼者側がすぐに企画書を欲しいと考えていても、どのような企画書を作成するかのコミュニケーションが必ず発生します。利用者側はあらかじめ提出期限やチェックなどのスケジュールを逆算し、納品時期を明確にしなければなりません。
また、代行サービスの多くは納品時期を指定可能ですが、不測の事態への対応ができるように、スケジュールには余裕を持って時期を指定しましょう。
代行先は対応力に柔軟性があるか
代行先は対応力に柔軟性があるかをあらかじめ確認しなればなりません。
緊急の内容や納品時期の変更が生じた場合、対応に柔軟性がなければ自社の意図している企画書が納品されない可能性もあるからです。また、大幅な内容変更がやむを得ず発生した場合、代行先が途中変更に対応していなければ代行先を変えたり、代行をやり直したりとコストや時間が無駄になってしまうのです。
発注前に自社では企画の内容は固めておくべきですが、クライアントによって内容が変更となる可能性は十分に考えられます。したがって、代行先が担当者のニーズに柔軟に対応してくれるかは必須の確認事項です。
依頼範囲はどこまでか
担当者と代行業者間での認識齟齬がないように、依頼する範囲は明確にしておかなければなりません。
たとえば、担当者が作成した企画構成が明確となっておらずニュアンスで代行先へ依頼した場合、担当者が過不足なく企画内容を伝えなければ、イメージしていたものとは異なる企画書になる可能性があるのです。
代行サービスへの指示が明確であると依頼後の進捗管理もスムーズになるので、企画書の作成から管理までを考慮して代行サービスを使いましょう。
企画書作成代行サービス5選
ここでは、企画書作成代行サービス5選をご紹介します。サービスごとに特徴や注意点、料金体系も異なるため、以下を参考に適切なサービスを選ぶ必要があります。
【バーチャルプランナー】さまざまな資料作成に対応できるサービス

バーチャルプランナーの特徴
- 依頼範囲の広さ
- 構成力の充実
企画書だけでなく、営業資料やプレゼン資料など多くの資料作成に対応しています。
1,000部以上の実績を持っており、高品質な資料作成を依頼できます。
バーチャルプランナーの注意点
- 価格が高い
最低価格で20万するため、他の代行サービスと比べて費用がかかってしまいます。
バーチャルプランナーの料金体系
- LIGHTプラン:10,000円/1ページ
- STANDARDプラン:15,000円/1ページ
- その他オプションメニュー
【フジコさん】時間指定の柔軟性が高いサービス

フジコさんの特徴
- 幅広い業務範囲
- 時間を指定できる
資料作成だけでなく、経理・秘書・人事など幅広い業務を依頼できます。
業務期間を時間単位で指定できるため、費用を押さえられます。
フジコさんの注意点
- 担当の変更ができない
- 契約時間を超えると割高になる
採用した担当アシスタントの変更は認められておらず、性格やスキルが合わなかった場合は別のサービスを利用しなければなりません。
時間単位で契約できる反面、契約時間を超過すると通常の1.5倍の料金がかかります。
フジコさんの料金体系
- TRIAL:無料/週(2時間)
- PLAN20:51,700円/月(1ヶ月20時間)
- PLAN30:75,900円/月(1ヶ月30時間)
- PLAN50:108,900円/月(1ヶ月50時間)
【iStaff】無料お試しで使い勝手を確かめられる

iStaffの特徴
- 返金保証制度有り
- 無料お試し
企画書が意図しているものと違ったり満足できるものではなかったりした場合、全額返金してもらえます。
無料で2週間(計6時間)分お試し利用ができます。
iStaffの注意点
- 担当者の指名・変更ができない
- 余った時間を繰越できない
担当者の指名・変更は原則できず、業務上で困った事はカスタマーサービスに相談しなければなりません。
繁忙期やそうでない時期にも決まった時間のみの勤務になります。
iStaffの料金体系
- ライトプラン(3ヶ月):125,400円/月
- ベーシックプラン(6ヶ月):102,000円/月
- プレミアムプラン(12ヶ月):89,100円/月
- カスタマイズプラン:希望によりカスタマイズ可能
【クラウディア】個人に依頼ができるサービス

クラウディアの特徴
- 担当者を選べる
- 手数料0円
依頼主は実績やスキルを見て、担当者を選べます。
クラウディアは依頼を頼む際に手数料がかからないため、経費を抑えられます。
クラウディアの注意点
- 支払い方法
- ワーカーの種類
クラウディアはクレジット払い・Paypal・銀行振込には対応していますが、後払い・請求書払いに対応していません。
10万近いワーカーがいますが、法務関連や医療関連の分野のワーカーは数が少ないです。
クラウディアの料金体系
- ワーカー毎に異なる
【DDpartners】パワポ資料に強いのが特徴

DDpartnersの特徴
- パワーポイントに強い
- 修正可能
パワーポイントの資料作成に特化しているため、高品質なパワーポイントの企画書を作成してもらいたい場合に有効活用できます。
初稿提出の後は、2回まで修正してもらえます。
DDpartnersの注意点
- 資料作成範囲
パワーポイント以外の資料作成を依頼できません。
DDpartnersの料金体系
- ライトプラン:10,000円(基本料金)+3,000円(1ページ)
- クリエイティブプラン:10,000円(基本料金)+5,000円(1ページ)
- コンサルティングプラン:10,000円(基本料金)+8,000円(1ページ)
代行サービスよりも簡単に企画書業務を効率化させるツール
以下では、代行サービスよりも簡単に企画書業務を効率化させるツールをご紹介します。
企画書作成を代行すると作成自体は効率化できますが、目的は企画を通しプロジェクトとして成立させることです。そのため、作成した企画書はクライアントごとで適切に管理されるべきであり、企画書を起点とした「情報共有」への効率化も求められます。
たとえば、ファイルが乱立すると、逐一ファイルを開かなければ複数のクライアントの情報確認や社内共有ができません。また、メールによるやりとりでは情報が流れていってしまうため、必要な情報へのアクセス性も悪くなるのです。
したがって、企画書をはじめとした情報は「情報共有ツール」で一元管理しましょう。ただし、ツールがシンプルでなければ社内の異なるITリテラシーから強烈な抵抗感が発生し、使われなくなるので注意すべきです。
結論、企画書をはじめとした情報共有・管理まで、誰でも効率化できる「Stock」の利用一択であり、その後のプロジェクトまでも管理できます。
Stockの「ノート」では企画書の作成だけでなく、あらゆる情報をストック可能です。また、シンプルな「フォルダ」で作成したノートを簡単に整理できるため、企画書のファイルが乱立するといった事態は起こりません。
チームの情報を最も簡単に残せるツール「Stock」

「Stock」|チームの情報を最も簡単に残せるツール
Stockは、チームの情報を最も簡単に残せるツールです。「チャットツールだと情報が流れていき、ファイル共有だと面倒」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート機能」を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくないチーム向けのツールITの専門知識がなくても問題なく、簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 池本 健太郎さん きずな綜合会計事務所 |
「会計事務所内の『情報ストック』と『タスク管理』が、すべてStock上で完結しています」 ★★★★★ 5.0 少なくとも会計事務所であれば、どこの事務所であっても大幅に業務効率を改善できると思います。しかし会計事務所に限らず、フォルダ階層形式でサクサクと情報共有したり、または簡単にタスク管理したいチームであれば、どこにも強くオススメできます。 |
![]() 塩出 祐貴さん 松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』があるチームでも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 西尾 太初さん 株式会社ハピネス |
「LINEだと情報が流れていってしまう問題が、一気に解消されました!」 ★★★★★ 5.0 従来使っていた『LINE』だと、情報が流れていってしまうので、後から過去の『営業の打ち合わせ記録』を振り返ることはできませんでした。しかし、Stock(ストック)を導入した後は、すべての『営業の打ち合わせ記録』が『ノート単位』で整然と管理されており、過去の営業記録にも即座にアクセスできます。過去に『いつ・誰と・何を』話したかが明確に分かるようになったので、2回目、3回目の営業戦略を立てられるようになりました。 |
<Stockの料金>

https://www.stock-app.info/pricing.html
登録から30日間は、全ての機能を無料で試すことができます。
また、トライアル期間終了後も、累計20ノートまでは永年無料で利用できます。
無料トライアル終了後に有料プランに申し込むことで、そのままノートを制限なく作成できる他、「誤削除防止機能」や「編集履歴機能」などのビジネスに必須の機能も継続して利用できます。そして、大容量のファイルも引き続きアップロード可能です。
有料プランでも1人あたり月額300〜400円程度からという非常に手頃な価格で利用できます。
企画書作成代行サービス5選のまとめ
ここまで、企画書作成代行サービス5選や明確にすべきことをご紹介しました。
企画書作成代行サービスはさまざまなものがあるため、代行先の特徴を押さえ自社に適しているものを選びましょう。また、代行先との認識齟齬が発生しないために、納品時期や対応性があるかどうかをあらかじめ明確にしておくべきなのです。
ただし、企画書は作成して終了ではなく、提案先に提出したり、その後プロジェクトを管理したりしなければなりません。円滑にプロジェクト管理を行うためにも「企画書をはじめとしたすべての情報を一元管理できるITツール」を使うのが定石です。
とはいえ、多機能なツールでは教育コストがかかるだけでなく、操作の煩雑さから使用されなくなる可能性があるので、「Stock」のように、非IT企業の社員でも企画書作成をはじめとした情報管理・共有が簡単にできるツールが不可欠です。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」を導入して企画書の作成だけでなく、その後の管理・情報共有も効率化させましょう。

1986年生まれ。早稲田大学法学部卒。
新卒で、野村総合研究所(NRI)に、経営コンサルタントとして入社。
その後、株式会社リンクライブ(現:株式会社Stock)を設立。代表取締役に就任。
2018年、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに、チームの情報を最も簡単に残せるツール「Stock」を正式ローンチ。
2020年、ベンチャーキャピタル(VC)から、総額1億円の資金調達を実施。
2021年、東洋経済「すごいベンチャー100」に選出。