企画書の作成にはツールの利用が必須であり、その完成度が提案の実現に大きく影響するため、適切なツールやアプリを使って効果的な企画書を作らなければなりません。
しかし、企画書作成アプリには多くの種類があるなか、PowerPointなどの定番ツールを用いることが多いですが、実はその後の情報管理やテンプレート機能など、さまざまな企画書へ汎用的に使える便利な機能が備わっているものもあるのです。
そこで今回は、無料かつプレゼンにも使えるおすすめの企画書作成アプリ5選を中心にご紹介します。
- アプリの操作が苦手な社員でも使いこなせるとようなシンプルなアプリが知りたい
- アプリを導入して、企業内の企画書作成を統一させたい
- 作成した企画書の「管理」や「共有」まで効率化できると非常に助かる
という担当者の方はこの記事を参考にすると、自社に適した企画書作成アプリを選択でき、企画書に関わる運用フローも統一できます。
【無料あり】プレゼンにも使えるおすすめの企画書作成アプリ5選
ここでは、プレゼンにも使えるおすすめの企画書作成アプリをご紹介します。
企画書作成アプリやツールはPowerPointなどを使うのが一般的ですが、自社の社風やクライアントによってはツールを使いわけて提案したり、複数回のやりとりが発生したりします。その際に問題となるのが「ファイルの乱立」「情報へのアクセス性の悪化」です。
複数のクライアントや社内確認のプロセスが多い場合は企画書のファイルが乱立するうえ、内容も逐一開いて確認しなければなりません。また、企画内容における補足をはじめとした情報共有も、メールやチャットを利用したところで利用するほど情報が流れてしまい、必要な情報へ辿り着けなくなってしまうのです。
企画書は作成が目的ではなく、プロジェクトにおける業務フローの一環なので、企画書の作成はもちろんその後の管理や情報共有まで、誰でも効率化できる「Stock」を使って管理しましょう。
Stockの「ノート」に企画内容を記載しながらファイルも添付したり、PDF化すればそのまま企画書として活用したりできます。また、直感的な「フォルダ」を使ってノートを簡単に整理できるので、情報が錯綜せずアクセス性も良好です。
【Stock】チームの情報を最も簡単に残せるアプリ

「Stock」|チームの情報を最も簡単に残せるツール
Stockは、チームの情報を最も簡単に残せるツールです。「チャットツールだと情報が流れていき、ファイル共有だと面倒」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート機能」を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくないチーム向けのツールITの専門知識がなくても問題なく、簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 池本 健太郎さん きずな綜合会計事務所 |
「会計事務所内の『情報ストック』と『タスク管理』が、すべてStock上で完結しています」 ★★★★★ 5.0 少なくとも会計事務所であれば、どこの事務所であっても大幅に業務効率を改善できると思います。しかし会計事務所に限らず、フォルダ階層形式でサクサクと情報共有したり、または簡単にタスク管理したいチームであれば、どこにも強くオススメできます。 |
![]() 塩出 祐貴さん 松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』があるチームでも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 西尾 太初さん 株式会社ハピネス |
「LINEだと情報が流れていってしまう問題が、一気に解消されました!」 ★★★★★ 5.0 従来使っていた『LINE』だと、情報が流れていってしまうので、後から過去の『営業の打ち合わせ記録』を振り返ることはできませんでした。しかし、Stock(ストック)を導入した後は、すべての『営業の打ち合わせ記録』が『ノート単位』で整然と管理されており、過去の営業記録にも即座にアクセスできます。過去に『いつ・誰と・何を』話したかが明確に分かるようになったので、2回目、3回目の営業戦略を立てられるようになりました。 |
<Stockの料金>

https://www.stock-app.info/pricing.html
登録から30日間は、全ての機能を無料で試すことができます。
また、トライアル期間終了後も、累計20ノートまでは永年無料で利用できます。
無料トライアル終了後に有料プランに申し込むことで、そのままノートを制限なく作成できる他、「誤削除防止機能」や「編集履歴機能」などのビジネスに必須の機能も継続して利用できます。そして、大容量のファイルも引き続きアップロード可能です。
有料プランでも1人あたり月額300〜400円程度からという非常に手頃な価格で利用できます。
【Microsoft Power Point】豊富なテンプレートが搭載されているアプリ

Microsoft Power Pointの特徴
- 豊富なテンプレート
- 多機能
多くの種類のテンプレートが収録されており、カラーやデザインにこだわった企画書を作成できます。
文字の装飾や図形の種類なども豊富であり、さらに資料作成をMicrosoft Power Pointだけで完結させられるほど多機能です。
Microsoft Power Pointの注意点
- スマホでは使いにくい
- リアルタイム共有ができない
Microsoft Power Pointは、PCでの操作を前提にしたアプリであるため、スマートフォンなどのモバイル端末では資料が縮小され見にくいケースがあります。
閲覧者はアクセスするタイミングによって、編集内容が反映されてないため最新の情報を確認できない可能性があります。
Microsoft Power Pointの料金体系
- 無料(ただし、Microsoftアカウントとネットワーク環境が必要になります。)
アプリ内課金があります。
【Keynote】簡単におしゃれな文書を作成できるアプリ

Keynoteの特徴
- シンプルな操作
- アニメーション機能
Aplle社が開発したこともあり、MacのトラックパッドやiPadのディスプレイをタッチして編集するなど操作がシンプルです。
3Dでのスライド切り替えやオブジェクトの表示などアニメーションを美しく作成できます。
Keynoteの注意点
- 印刷がしづらい
- Microsoft Power Pointとの互換性が良くない
Keynoteは、ディスプレイで表示してプレゼンを行うことに特化しており、思った通りに印刷ができないというケースがあります。
Microsoft Power Pointで作成した資料をKeynoteで閲覧はできますが、フォントやレイアウトが崩れたりと完全ではありません。
Keynoteの料金体系
- 無料
【Google Slides】いつでも編集可能なアプリ

Google Slidesの特徴
- 自動保存機能
- オフライン対応可能
内容を編集すると即座に自動保存機能が働くため、苦労して作成したスライドを失うといった心配はありません。
chromeが使える場所であれば、オフラインでもアクセスできるため、移動中や屋外など場所を問わずに編集できます。
Google Slidesの注意点
- デザイン機能が少ない
- アニメーションが少ない
使用できるフォントや図形の数が少なく、資料のデザイン性に欠けています。
アニメーションの種類が少なく、プレゼンの際に視覚的にアピールをするのには向いていません。
Google Slidesの料金体系
- 無料
【Explain Everything Basics】動画機能で資料にひと工夫できるアプリ

Explain Everything Basicsの特徴
- 動画機能搭載
- 保存のしやすさ
Explain Everything Basicsには動画機能が搭載されており、撮影した映像を資料として添付できます。
多様なファイル形式で保存ができるため、提案先のデバイスに合わせた資料作成が可能。
Explain Everything Basicsの注意点
- 説明が英語表記
公式サイトや説明が英語で表記されているため、スムーズにアプリを開始できない可能性があります。
Explain Everything Basicsの料金体系
- Free(個人向け):無料
- Pro(個人向け):年払いで$7.49/月
- Team(チーム向け):メンバーひとりあたり年払いで$7.49/月
企画書作成アプリの選び方とは
ここでは、企画書作成アプリの選び方を紹介します。
企業のITリテラシーが低いのにも関わらず、多機能なアプリを選んでしまうと、抵抗感からアプリが使用されなくなる可能性があります。そのため、アプリの特徴を押さえ、社員が使いこなせるようなシンプルなものを導入しましょう。
情報共有のしやすさ
作成した企画書は社内外問わず共有を行う必要があるため、情報共有がしやすいものを選びましょう。
企画書の作成はPCが基本的ですが、作成時および作成後、企画書に関するコミュニケーションは作成者がPCの前にいないときでも発生するからです。とくに、複数のメンバー間でのやりとりや資料チェックがある場合、共有のスピードが遅いとほかのメンバーは作業に取り掛かることができません。
しかし、情報共有がしやすいアプリを使うと、企画書作成時に認識をすり合わせながらの作業ができたり、スマホでもスピーディに連絡が取れたりするのです。
直感的な操作で企画書の編集ができるか
教育コストのかからない、直感的な操作で企画書の編集ができるかもポイントのひとつです。
仮に、アプリが必要以上に機能が豊富であったり、意図した体裁で企画書が作成できなかったりすると、メンバーのストレスはもちろん運用コストも増加するからです。また、既存のアプリやツールがある場合、使いこなせなければ抵抗感が発生し、新しく導入したアプリを使用しなくなる可能性もあります。
そのため、多機能なアプリへメンバーを合わせに行くのではなく、メンバーの今あるリテラシーに対してアプリを合わせにいくのがおすすめです。
マルチデバイスおよび互換性があるか
マルチデバイス、および互換性のあるアプリかも忘れてはならないポイントです。
互換性の例として、Excelファイル(.xlsx)がスプレッドシートでも流用できる、などが挙げられます。企画書アプリでも同様に互換性に対応していなければ、企画書に関わる業務が作業場所によって制限されるという事態が発生してしまうのです。
また、マルチデバイスであればデバイスを問わず、通勤中や出張先でも企画書の閲覧・編集ができるため、外出の多いメンバーでも安心です。このように、マルチデバイス、かつ互換性のあるアプリを使えば、場所や時間を問わずに企画書に関わる業務を進められるのです。
プレゼンにも使えるおすすめの企画書作成アプリまとめ
ここまで、プレゼンにも使えるおすすめの企画書作成アプリをご紹介してきました。
企画書作成アプリにはさまざまなものがあるので、自社の運用に合わせて導入する必要があります。また、「テレワークの浸透により、既存のアプリとの棲み分けが必要になった」な場合などはマルチデバイスで互換性のあるアプリを選びましょう。
ただし、企画書は提出して終わりではなく、企画書のブラッシュアップをしたり、企画が通ればその後のプロジェクト管理も行ったりしなければなりません。その際に重要となるのが「情報の管理」なため、企画書の作成時だけでなくその後の運用や別の企画もまとめて管理できるアプリを使いましょう。
とはいえ、導入するアプリが複雑な使い勝手では社内に浸透しないので、Stockのように、企画書作成をはじめとした情報共有・管理が簡単にできるアプリが必須です。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」で企画書の作成はもちろん、その後の管理も効率化させましょう。

1986年生まれ。早稲田大学法学部卒。
新卒で、野村総合研究所(NRI)に、経営コンサルタントとして入社。
その後、株式会社リンクライブ(現:株式会社Stock)を設立。代表取締役に就任。
2018年、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに、チームの情報を最も簡単に残せるツール「Stock」を正式ローンチ。
2020年、ベンチャーキャピタル(VC)から、総額1億円の資金調達を実施。
2021年、東洋経済「すごいベンチャー100」に選出。