企画書とは、社内外でのアイデア共有や既存の問題解決のために作成される資料を指します。企画書のわかりやすさが提案の実現に大きく影響を及ぼすため、ポイントを押さえながら見やすい企画書を作成する必要があるのです。
しかし、企画書の作成において毎回はじめから体裁を整えて作るのは時間がかかることから、テンプレートを使用して効率化させたい方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、わかりやすい企画書を作成するコツやすぐに使えるテンプレートを紹介します。
- 企画書の記載項目が定まっておらず、情報の粒度の個人差にストレスを感じている
- テンプレートを使用し、内容不備のない企画書を効率的に作成したい
- わかりやすい企画書に必要なポイントを把握し、実際の業務に役立てたい
という担当者の方はこの記事を参考にすると、テンプレートの使用によって書き方を統一でき、効率的に企画書の作成を行えるようになります。
目次
わかりやすい企画書を作成するコツとは
ここからは、わかりやすい企画書を作成するコツを3点紹介します。
以下のポイントが押さえられていない企画書では、企画の魅力が相手に正しく伝わらない可能性があります。担当者の考えを適切に伝えるために、作成時に気をつけるべき点を確認しておきましょう。
6W2Hを具体化する
わかりやすい企画書を作成するためには、6W2Hを具体化することが重要です。
6W2Hとは、「Why(なぜ)」「What(何を)」「Where(どこに)」「When(いつ)」「Who(誰が)」「Whom(誰に対して)」「How to(どのように)」「How much(いくらで)」を指します。
6W2Hが具体化されていない抽象的な内容の企画書では、担当者は詳細までイメージできていたとしても、担当者以外は企画の概要しか把握できません。そのため、伝えられる側は具体的な内容を理解できず、担当者の意図を汲み取れない可能性があるのです。
たとえば、「When」ではいつから企画を開始・終了させるかを具体化させる必要があり、担当者は企画の詳細なスケジュールを作成すると相手が想像しやすくなります。このように、6W2Hの項目を使って具体的に企画書の内容を作成することが重要です。
解決策やメリットを記載する
相手に結果がすぐにわかるように、企画書の段階で構成に「解決策およびメリット」を組み込みましょう。
たとえば、既存の問題に対する企画書を作成する場合、問題の現状を述べるだけでは単なる結果報告となってしまいます。したがって、生じている問題の原因を突き止めるだけでなく、解決する方法を導き出して提示することが重要です。
解決策のほかにも、企画を推進するメリットが相手に伝わらなければ企画は通りません。このように、相手に良いイメージを与えるために構成の段階で企画を採用するメリットや解決策を明確に提示する必要があるのです。
企画書作成後にチェックしてもらう
企画書作成後にチェックしてもらうことも、わかりやすい企画書を作成するコツです。
作成した企画書を同僚や上司にチェックしてもらえば、企画書に記載した情報の過不足や文章中のわかりづらい箇所に気づけます。そのため、企画の意図や目的が伝わりにくいと事態を防ぎつつ、作成した企画書をブラッシュアップできるのです。
このように、誰が見てもわかりやすく情報に過不足のない企画書を作成するには、第三者による作成後のチェックが必須と言えます。
【Word】おすすめの企画書テンプレート
6W2Hや解決策をはじめとした「項目」を、あらかじめ企画書のフォーマットに記載しておけば体裁を整えずに済みます。とくに、チームで「テンプレート」を活用すると企画書の体裁が統一され、情報の粒度に個人差が出ることを防げるのです。
そこで、以下では企画書作成を効率化させるテンプレートを紹介します。すべてWord版でダウンロードできるので、自社に適したひな形へカスタマイズも可能です。
シンプルな企画書テンプレート

こちらは、テンプレートNAVIが提供するシンプルな企画書のテンプレートです。
項目や記載する枠がシンプルなので汎用性が高く、どのようなチームでも使いやすいことが特徴です。
新規商品の企画書テンプレート

こちらは、無料のビジネス書式テンプレートが提供している新規商品の企画書テンプレートです。
商品説明や商品開発だけでなく、販売戦略までも項目化されているため実用的なことが特徴です。
講演会・セミナーの企画書テンプレート

こちらは、テンプレートの無料ダウンロードが提供している講演会・セミナーの企画書テンプレートです。
講師名や日程の欄があるため講演会やセミナーで使用できます。別紙で講演内容の資料を作成するとよりわかりやすくなります。
業務改善の企画書テンプレート

こちらは、テンプレートの無料ダウンロードが提供している業務改善の企画書テンプレートです。
問題点や解決策の欄だけでなく、必要経費や時間などの具体的な欄があるため、詳細な企画書を作成できます。
【Excel】おすすめの企画書テンプレート
以下では、企画書作成を効率化させるテンプレートを紹介します。すべてExcel版でダウンロードできるため、枠の大きさやビジュアルを柔軟に変更できます。
シンプルな企画書テンプレート

こちらは、テンプレートの無料ダウンロードが提供しているシンプルな企画書テンプレートです。
項目や記載する枠がシンプルなので汎用性が高く、使いやすいテンプレートです。
イベントの企画書テンプレート

こちらは、無料のビジネス書式テンプレートが提供しているイベントの企画書テンプレートです。
費用や宣伝方法の欄があるため、イベントの詳細まで企画できます。
事業の企画書テンプレート

こちらは、無料のビジネス書式テンプレートが提供する事業の企画書テンプレートです。
ひとつの項目に対して、さらに深掘りされた欄が設置されているので、担当者は企画内容を漏れなく記載できます。
スケジュールの企画書テンプレート

こちらは、経費削減実行委員会が提供するスケジュールの企画書テンプレートです。
ガントチャートのように仕事内容によって色分けされているため、担当者は担当時期と内容を即座に表で把握できます。
企画書の作成・管理に役立つおすすめのツール
以下では、企画書の作成・管理に役立つおすすめツールを紹介します。
テンプレートを使うと体裁を整える必要がなく、簡単に企画書を作成可能です。しかし、WordやExcelを使う場合、作成後の共有や企画書の管理における「ファイルの乱立」「ファイルの確認工数の増加」といった課題からの脱却はできません。
そのため、企画書をはじめとした書類の共有・管理の課題を解決するにはITツールの運用が不可欠と言えます。しかし、今までアナログな手法での管理が主であった企業が突然ツールを導入すると、ITツールへの抵抗感から利用が頓挫してしまう可能性が高いのです。
したがって、ITリテラシーにかかわらずシンプルに使えるITツールを使いましょう。結論、効率的に企画書を作成・管理するには、非IT企業の65歳以上の社員でもストレスなく使える、シンプルで簡単な情報共有ツール:「Stock」の導入・運用が必須です。
Stockの「ノート」で作成した企画内容を直感的な「フォルダ」で管理できるうえ、テンプレート機能で体裁の統一も簡単です。また、ノートに紐づく「メッセージ」を使うと、話題が錯綜することなく企画書に関するやりとりを行える点が大きな特徴です。
あらゆる情報を効率的に作成・管理できるツール「Stock」

「Stock」|チームの情報を最も簡単に残せるツール
Stockは、チームの情報を最も簡単に残せるツールです。「チャットツールだと情報が流れていき、ファイル共有だと面倒」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート機能」を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくないチーム向けのツールITの専門知識がなくても問題なく、簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 池本 健太郎さん きずな綜合会計事務所 |
「会計事務所内の『情報ストック』と『タスク管理』が、すべてStock上で完結しています」 ★★★★★ 5.0 少なくとも会計事務所であれば、どこの事務所であっても大幅に業務効率を改善できると思います。しかし会計事務所に限らず、フォルダ階層形式でサクサクと情報共有したり、または簡単にタスク管理したいチームであれば、どこにも強くオススメできます。 |
![]() 塩出 祐貴さん 松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』があるチームでも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 西尾 太初さん 株式会社ハピネス |
「LINEだと情報が流れていってしまう問題が、一気に解消されました!」 ★★★★★ 5.0 従来使っていた『LINE』だと、情報が流れていってしまうので、後から過去の『営業の打ち合わせ記録』を振り返ることはできませんでした。しかし、Stock(ストック)を導入した後は、すべての『営業の打ち合わせ記録』が『ノート単位』で整然と管理されており、過去の営業記録にも即座にアクセスできます。過去に『いつ・誰と・何を』話したかが明確に分かるようになったので、2回目、3回目の営業戦略を立てられるようになりました。 |
<Stockの料金>
https://www.stock-app.info/pricing.html
登録から30日間は、全ての機能を無料で試すことができます。
また、トライアル期間終了後も、累計20ノートまでは永年無料で利用できます。
無料トライアル終了後に有料プランに申し込むことで、そのままノートを制限なく作成できる他、「誤削除防止機能」や「編集履歴機能」などのビジネスに必須の機能も継続して利用できます。そして、大容量のファイルも引き続きアップロード可能です。
有料プランでも1人あたり月額500円程度からという非常に手頃な価格で利用できます。
企画書におすすめなWord・Excelのテンプレートまとめ
これまで、企画書作成におすすめなWord・Excelのテンプレートを中心に紹介しました。
わかりやすい企画書を作成するコツとして「6W2Hを具体化させる」「メリットや解決策が一目でわかるように記載する」ことが挙げられます。また、テンプレートを使うと、作成工数を削減できるうえにチーム・部署内で書式の統一を図れます。
しかし、テンプレートを使っても、作成後に発生する「共有と管理の非効率さ」からは脱却できません。そこで、ITツールを活用して効率的に企画書を共有・管理しましょう。
ただし、「自社のITリテラシーにマッチした、過不足のない機能をもつツール」でなければ、全社へ浸透しません。そのため、今回ご紹介したStockのように、企画書をはじめとした社内の情報共有・管理を簡単に効率化できるツールが必須です。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」を導入し、効率的に企画書の運用を行いましょう。