日々の業務内ではドキュメント、画像、動画などあらゆるデータを利用しています。それらを保存・管理するためのストレージとして、サーバー運用のコストがかからないオンラインファイルストレージツールの利用が増えてきています。
多くの業界で導入されているオンラインファイルストレージですが、「自社に最適なツールの見つけ方がわからない」とお困りの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、無料からお試しできるオンラインファイルストレージサービス26選をご紹介します。
- あらゆるオンラインファイルストレージツールの特徴が知りたい
- 無料から使用できるツールをいくつか試してみたい
- 容量が少ない既存サービスからの移行を検討している
という担当者の方は、本記事を参考にすることで自社がファイル管理を行う用途に最適なツールを選定でき、業務効率化を図れます。
目次
- 1 オンラインファイルストレージとは
- 2 【徹底比較】無料で使えるオンラインファイルストレージ26選!
- 2.1 【Stock】チームの情報を最も簡単に残せるツール
- 2.2 【Google Drive】無料で大容量を使用できるツール
- 2.3 【Box】法人利用に特化したオンラインストレージ
- 2.4 【iCloud Drive】iPhoneやMacですぐに使える
- 2.5 【OneDrive】Office365との連携が可能
- 2.6 【Dropbox】管理者権限が充実している
- 2.7 【firestorage】個人・法人に関わらずあらゆる使用方法が可能
- 2.8 【Evernote】個人向けのメモ記録がしやすい
- 2.9 【MEGA】音声・動画通話が可能
- 2.10 【4shared】ブラウザからのファイルアップロードが快適
- 2.11 【4Sync】最大20GBのデータをアップロード可能
- 2.12 【mediafire】複数ファイルの一括アップロードが可能
- 2.13 【TeraCLOUD】ユーザー紹介により容量を増加できる
- 2.14 【COREDRIVE】プレビュー表示できるファイル形式が豊富
- 2.15 【ネットフォルダー】個人的なデータ管理場所が欲しいなら
- 2.16 【ADrive】Zohoとの連携が可能
- 2.17 【Xserverドライブ】ユーザー数が無制限
- 2.18 【Uploaded】高速ダウンロードが可能
- 2.19 【SpiderOak One Backup】プライバシー保護を重視
- 2.20 【Nextcloud】オンプレミスでの導入が可能
- 2.21 【Zoho WorkDrive】高機能な管理者権限でチーム全体を管理できる
- 2.22 【Fileforce】高セキュリティで高機能なツールを求めるなら
- 2.23 【PrimeDrive】法人向けのセキュリティ環境でファイル共有可能
- 2.24 【GigaCC】セキュリティを重視するなら
- 2.25 【Fleekdrive】共同作業に特化した機能をもつ
- 2.26 【Smooth File】多言語に対応したファイル共有ツール
- 3 オンラインファイルストレージサービスの徹底比較 まとめ
オンラインファイルストレージとは
オンラインファイルストレージとは、インターネット上にファイルを保存できるストレージサービスです。
PC内蔵ストレージやハードディスク、USBなどの物理的な空き容量を必要とせず、すべてインターネット上でファイル管理が完結します。
オンラインファイルストレージにもさまざまな種類があり、個人で大容量を使用できるツールから、中小企業で使用するための人数規模に対応したツールなどがあります。
法人で利用する場合は、業務で扱う顧客情報や社外秘のデータも保管する必要があるため、高いセキュリティ機能を有したサービスの選定がおすすめです。
【徹底比較】無料で使えるオンラインファイルストレージ26選!
以下では無料から試せるオンラインファイルストレージをご紹介します。
オンラインファイルストレージは優れた検索性やファイル管理の機能を保有しているため、蓄積されたデータが増えるほど利便性が向上します。したがって、導入しただけでは意味を成さず、効果的に運用できて初めて価値を発揮します。
高機能なツールは一見便利に思えますが、使用環境が複雑になり使いこなせない、また導入時の研修コストも増えるといった懸念があります。そのため、法人利用での検討では可能な限りシンプルで誰でも使えるツールがおすすめです。
下記でご紹介する「Stock」はドラッグ&ドロップで簡単にファイルを保存できる非常にシンプルなツールであり、優れた検索性により蓄積されている情報を探すのも簡単です。
導入実績は100,000社を超え、「ITに慣れていなくてもすぐに使いこなせる」という事例を多数持っています。日々の業務の中でも手軽にデータを残せて、かつチーム内におけるファイル共有がしやすいツールを導入したい企業は『Stock』一択と言えます。
【Stock】チームの情報を最も簡単に残せるツール

「Stock」|チームの情報を最も簡単に残せるツール
Stockは、チームの情報を最も簡単に残せるツールです。「チャットツールだと情報が流れていき、ファイル共有だと面倒」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート機能」を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくないチーム向けのツールITの専門知識がなくても問題なく、簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 池本 健太郎さん きずな綜合会計事務所 |
「会計事務所内の『情報ストック』と『タスク管理』が、すべてStock上で完結しています」 ★★★★★ 5.0 少なくとも会計事務所であれば、どこの事務所であっても大幅に業務効率を改善できると思います。しかし会計事務所に限らず、フォルダ階層形式でサクサクと情報共有したり、または簡単にタスク管理したいチームであれば、どこにも強くオススメできます。 |
![]() 塩出 祐貴さん 松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』があるチームでも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 西尾 太初さん 株式会社ハピネス |
「LINEだと情報が流れていってしまう問題が、一気に解消されました!」 ★★★★★ 5.0 従来使っていた『LINE』だと、情報が流れていってしまうので、後から過去の『営業の打ち合わせ記録』を振り返ることはできませんでした。しかし、Stock(ストック)を導入した後は、すべての『営業の打ち合わせ記録』が『ノート単位』で整然と管理されており、過去の営業記録にも即座にアクセスできます。過去に『いつ・誰と・何を』話したかが明確に分かるようになったので、2回目、3回目の営業戦略を立てられるようになりました。 |
<Stockの料金>

https://www.stock-app.info/pricing.html
登録から30日間は、全ての機能を無料で試すことができます。
無料トライアル終了後に有料プランに申し込むことで、そのままノートを制限なく作成できる他、「誤削除防止機能」や「編集履歴機能」などのビジネスに必須の機能も継続して利用できます。そして、大容量のファイルも引き続きアップロード可能です。
有料プランでも1人あたり月額300〜400円程度からという非常に手頃な価格で利用できます。
【Google Drive】無料で大容量を使用できるツール

Google Drive(グーグルドライブ)は、Googleが提供しているあらゆるアプリと連携ができる、個人でもビジネスでも使えるオンラインストレージサービスです。
<Google Driveの特徴>
- 無料で使えるストレージ容量が多い
- Gmailに添付されたファイルを簡単に保管できる
Google Driveは無料プランでも15GBのストレージ容量が使用できます。個人で気軽にお試しができ、オンラインストレージツール自体を初めて使用してみるタイミングには適しているツールです。
Gmailに添付されているファイルをワンクリックでGoogleドライブに保管できます。一度ダウンロードしてアップロードを行う手間が省ける点はメリットです。
<Google Driveの注意点>
- 無料ユーザーの場合、データを削除されてしまうケースがある
- 情報漏えいのリスクが高い
Google Driveの容量制限を超えた状態で2年間以上継続した場合、サービス側から強制的にデータを削除されてしまう可能性があります。
ファイルごとに共有設定を行える点は手軽ですが、その分1クリックで組織外のアカウントまでデータの共有が可能となる設定に変更できます。そのため、権限設定を誤ってしまうと、情報漏えいにつながってしまいます。
<Google Driveの料金体系>
容量を増加する場合のみ、有料プラン(250円/100GB〜)への契約が必要となります。
料金プラン | Business Starter | Business Standard | Business Plus | Enterprise |
---|---|---|---|---|
料金 (1ユーザーあたり) |
¥680/月 | ¥1,360/月 | ¥2,040/月 | 問い合わせ |
ストレージ容量 (1ユーザーあたり) |
30GB | 2TB(2,000GB) | 5TB(3,000GB) | 必要に応じて追加可能 |
【Box】法人利用に特化したオンラインストレージ

Box(ボックス)は、有料の法人向けサービスを主軸に持つ、高いセキュリティ機能があるストレージサービスです。
<Boxの特徴>
- 大企業が求める細かいセキュリティレベルを実現している
- 法人利用で必要となる管理者権限がすべて揃っている
たとえば「電子透かし埋め込み」「外部ユーザーの二要素認証」など多数のセキュリティ機能を有しており、大企業でも安心して導入できる水準を持っています。
企業で利用することに特化しているため、ユーザーごとの権限機能など必要とされる管理機能が豊富です。
<Boxの注意点>
- 日本語サポートには代理店への別途費用が必要
- オフライン使用には対応していない
Boxはベンダーから直接購入すると日本語のサポートに対応していません。そのため日本国内にいくつか代理店がありますが、導入後も継続的にサポートを依頼する場合、サポート費用を別途支払う必要があります。
インターネット環境がないところでは、高度なセキュリティを備えた状態での利用ができません。したがって、利用する環境に左右されてしまう点はデメリットです。
<Boxの料金体系>
個人プランと法人プランで料金体系が変わります。
- 個人プランの場合
無料プランと有料プランでは、データを保管できるストレージ容量と、1度にアップロードできるファイルサイズの大きさが異なります。
料金プラン | Individual | Personal Pro |
---|---|---|
料金(1ユーザーあたり) | 無料 | ¥1,200/月 |
ストレージ容量(1ユーザーあたり) | 10GB | 100GB |
アップロード上限 | 250MB | 5GB |
- 法人プランの場合
利用人数は最低3名からとなりますが、3種のプランから選べます。上位プランへのアップグレードにより容量が無制限となり、ファイルのアップロード可能サイズ上限も増やせます。
料金プラン(月払い) | Starter | Business | Business Plus | Enterprise |
---|---|---|---|---|
料金(1ユーザーあたり) | ¥550/月 | ¥1,800/月 | ¥3,000/月 | ¥4,200/月 |
ストレージ容量(1ユーザーあたり) | 100GB | 上限なし | 上限なし | 上限なし |
アップロード上限 | 2GB | 5GB | 15GB | 50GB |
【iCloud Drive】iPhoneやMacですぐに使える

iCloud DriveはAppleが提供しており、Apple製品との相性が良いオンラインファイルストレージです。
<iCloud Driveの特徴>
- あらゆるファイルを直接共有できる
- Apple製品を活用すればリアルタイムで共同編集できる
他の人を招待すれば、直接ファイルを共有できます。メール添付などの作業は必要ありません。
Pages、Keynote、Numbersの書類やメモには、共同制作機能が組み込まれているため、場所や端末に関係なく同時に作業できます。
<iCloud Driveの注意点>
- 詳細なアクセス権限の設定は不可能
- Windowsでの利用は機能が制限される
iCloudのファイル共有はデータバックアップの役割となるため、法人利用では欠かせないアクセス権限の設定などは一切できません。
基本的にはApple製品に適応しているため、Windowsでは使い勝手が異なります。
<iCloud Driveの料金体系>
無料プランでは5GBまでの容量を無料で使用でき、有料プランでは家族とストレージ容量を分けられます。
iCloud | iCloud+ 1 | iCloud+ 2 | iCloud+ 3 | |
---|---|---|---|---|
料金 | 無料 | ¥130/月 | ¥400/月 | ¥1,300/月 |
ストレージ容量 | 5GB | 50GB | 200GB | 2TB |
【OneDrive】Office365との連携が可能

OneDriveは、Microsoftのアカウントを持っていればすぐに利用開始できるオンラインファイルストレージです。
<OneDriveの特徴>
- Office365と連携できる
- オフラインでも利用可能
OneDriveは、Microsoft製品であるOffice365と連携できます。共有したファイルへのリンクに有効期限を設定できるなど、使用できる機能が増え、より利便性が向上します。
オフラインでもファイルにアクセスできるため、インターネット環境ない場所でもデータを確認できます。
<OneDriveの注意点>
- セキュリティを高めにくい
- office365以外のツールとの連携設定が複雑
機能が統一されており、自社独自のセキュリティ機能を追加するなどのカスタマイズが難しいです。したがって、自社に必要な機能があるかを導入前に確認しておくことが必須です。
たとえばGoogle Workspaceと連携させるためには他のサービスを経由する必要があるなど、Microsoft製品以外との連携については確認が必要です。
<OneDriveの料金体系>
個人プランと法人プランで料金体系が変わります。
- 個人プランの場合
5GBまで無料で利用できますが、Office365と一緒に申込を行う場合、有料プランへの契約が必要になります。
料金プラン | OneDrive Basic | OneDrive Standalone | Microsoft 365 Personal |
---|---|---|---|
料金(1ユーザーあたり) | 無料 | ¥224/月 | ¥1,284/月 |
ストレージ容量(1ユーザーあたり) | 5GB | 100GB | 1TB(1,000GB) |
- 法人プランの場合
法人プランを利用することで、容量が増加し、管理機能やセキュリティ機能が充実します。office365と共に利用したい場合「Microsoft 365」のプランを選択します。
料金プラン | OneDrive for Business(Plan 1) | OneDrive for Business(Plan 2) | Microsoft 365 Business Basic | Microsoft 365 Business Standard |
---|---|---|---|---|
料金(1ユーザーあたり) | ¥540/月(※年間サブスクリプション) | ¥1,090/月(※年間サブスクリプション) | ¥540/月(※年間サブスクリプション) | ¥1,360/月(※年間サブスクリプション) |
ストレージ容量(1ユーザーあたり) | 1TB(1,000GB) | 無制限の個人用オンラインストレージ | 1TB(1,000GB) | 1TB(1,000GB) |
【Dropbox】管理者権限が充実している

Dropbox(ドロップボックス)は、管理者権限を細かく設定できるツールです。
<Dropboxの特徴>
- 全てクラウド上に保存できる
- 他メンバーとの共有が簡単
端末に保存していたデータが全てクラウド上に保存可能なため、データが全て消えてしまったり、重要な情報が外部に漏れたりする心配がありません。
共有フォルダやファイルへのリンクを簡単に作成でき、他人との共有に手間がかかりません。
<Dropboxの注意点>
- 機能が複雑なため、ある程度のITリテラシーが必要
- ファイルアップロードに時間がかかるケースがある
ファイルのアップロードや公開・共有設定などが高機能なため、ITに慣れていないと思わぬ人的ミスにつながる可能性があります。
動画などの容量が大きなデータをアップロードには時間がかかり、その間ほかの同期にも影響が発生する場合があります。
<Dropboxの料金体系>
個人プランと法人プランで料金体系が変わります。
- 個人プランの場合
個人向けと、最大6名までストレージを共有できる家族向けのプランがあります。
料金プラン | Plus | Family |
---|---|---|
料金 | ¥1,200/月 | ¥2,000/月 |
ストレージ容量(1ユーザーあたり) | 2TB(2,000GB) | 2TB(2,000GB)を6名まで共有可能 |
- 法人プランの場合
プランによって、セキュリティや管理機能が変化します。大規模チーム向けのプランでは、管理者機能の階層化などの法人管理に特化した機能を使用できます。
料金プラン(年払い) | Professional | Standard | Advanced |
---|---|---|---|
料金(1ユーザーあたり) | ¥2,000/月 | ¥1,375/月 | ¥2,200/月 |
ストレージ容量(1ユーザーあたり) | 3TB(3,000GB) | 5TB(5,000GB) | 必要に応じた容量 |
【firestorage】個人・法人に関わらずあらゆる使用方法が可能

firestorage(ファイヤーストレージ)は、アカウントを持たないユーザーへのファイル共有も行える柔軟なサービスです。
<firestorageの特徴>
- 多くの機能から必要なものを選択できる
- URLでファイルの共有ができる
法人プランで用意されているセキュリティ機能や管理者機能のオプションは非常に多く、カスタマイズがしやすいです。
データのアップロード後に発行されるURLを相手に伝えるだけで共有でき、受け取る側のアカウントは不要なため、容量が大きいファイルの受け渡しに活用できます。
<firestorageの注意点>
- 導入時の対応コストが大きい
- データのバックアップ機能はオプションで追加する必要がある
サーバーや回線の仕様を指定できる代わりに、自社に必要な環境設備を検討し、初期費用を投じて導入開始までの設定を行う必要があります。他のツールと比べ、担当者の対応コストは大きくなってしまいます。
バックアップ機能がデフォルトで付いていないため、オプションでの追加契約は必須となります。法人利用の場合は注意しましょう。
<firestorageの料金体系>
個人向けと法人向けのプランがあります。
- 個人プラン
広告を非表示にする、また保存容量やアップロード可能なデータ上限を増やすには、上位プランへのアップグレードが必要です。
料金プラン | 未登録会員 | 無料会員 | ライト会員 | 正会員 |
---|---|---|---|---|
料金 | 無料 | 無料 | ¥1,037/月 | ¥2,085/月 |
ストレージ容量 | 利用不可 | 2GB | 25GB | 100GB |
最大アップロード容量 | 2GB | 2GB | 5GB | 10GB |
- 法人プラン
firestorageの法人プランは、ユーザーが使用したい環境によって料金が変動します。たとえば利用サーバーや回線を専用にするか共有にするかなど、細かく仕様を決定でき、それに合わせた料金プランを提案されます。
料金プラン | プランその1 | プランその2 | プランその3 |
---|---|---|---|
料金 | ¥54,780/月 | ¥98,780/月 | ¥999,350/年 |
初期費用 | ¥55,000 | ¥110,000/月 | 無料 |
ストレージ容量 | 1TB | 9TB | 9TB |
【Evernote】個人向けのメモ記録がしやすい

Evernoteは、クラウドにメモを保存し、情報を収集・蓄積するメモアプリです。メモに画像やファイルなどのデータを貼り付けられます。
<Evernoteの特徴>
- ファイルと共にテキストを残しておける
- Webページのテキストやリンク、画像をワンクリックで保存可能
画像や音声などのファイルと同じ場所にテキストでメモを記録できます。
「webクリッパー機能」を用いれば、Web上の記事やページ・スクリーンショットを直接保存できます。
<Evernoteの注意点>
- ファイル数が増えると動作が重たくなるケースがある
- チームでの共有には不向き
Evernoteには、長期間の使用により蓄積データ量が多くなってくると動作が重たくなるというレビューがあります。
個人利用を想定して作られているため、チーム内でコミュニケーションを取る、また進捗管理を行う機能が乏しいです。プランによっては共同作業が行えるものもありますが、ドキュメントの共有だけだと結局他のツールを併用する必要があります。
<Evernoteの料金体系>
無料プランもありますが、容量の増加や、同期できる端末を無制限(無料プランでは同期端末が2台まで)にするには、有料プランを契約する必要があります。
料金プラン | FREE | PERSONAL | PROFESSIONAL | EVERNOTE TEAMS |
---|---|---|---|---|
料金 | 無料 | ¥680/月 | ¥850/月 | ¥1,100/月 |
ノートの上限サイズ | 25MB | 200MB | 200MB | 200MB |
月間アップロード容量 | 60MB | 10GB | 20GB | 20GB + 2GB/1ユーザー |
【MEGA】音声・動画通話が可能

MEGA(メガ)は、ファイルの保管だけでなく、テキストチャットや音声・動画通話ができる高機能ストレージサービスです。
<MEGAの特徴>
- 50GBまで無料で使える
- ブラウザ拡張機能がある
無料プランで使用できる容量が50GBと大きいため、ファイルサイズが大きいデータも問題なく転送できます。
ChromeやFirefoxにおけるブラウザの拡張機能を使うことで、読み込み時間の短縮やダウンロードのパフォーマンス向上、セキュリティ強化を実施できます。
<MEGAの注意点>
- 契約がすべてユーロ建てになる
- 使用しない期間によっては自動的にアカウントが削除される
法人で契約する場合、経理上の処理が面倒になる場合があります。
3ヶ月間以上ログインしていないと、アカウント削除の処理を受けることがあります。したがって、定期的にチェックする必要があります。
<MEGAの料金体系>
個人向けと法人向けのプランがあります。使用できるストレージと1ヶ月あたりのアップロード可能容量によってプランが選べます。Businessプランは、最低利用人数が3名からとなります。
料金プラン | Pro lite | Pro Ⅰ | Pro Ⅱ | Pro Ⅲ | Business |
---|---|---|---|---|---|
料金(1ユーザーあたり) | ¥646/月 | ¥1,294/月 | ¥2,590/月 | ¥3,885/月 | ¥648/月 |
ストレージ容量 | 400GB | 2TB | 8TB | 16TB | 3TB |
月間アップロード容量 | 1TB | 2TB | 8TB | 16TB | 3TB |

4shared(フォーシェアード)は、1ファイルあたり2GBまでのファイルをアップロードできるファイル共有サービスです。
<4sharedの特徴>
- 1日あたり最大3GBまでファイル転送可能
- 転送速度が速い
1日あたり3GB、30日あたり30GBまでであれば、自由にファイル転送を行えます。
ファイル転送スピードが速いというレビューがあり、ブラウザからのアップロードはフォルダごとにできるため、使い勝手は快適です。
<4sharedの注意点>
- データのダウンロードがしづらい
- 一定期間使用していないとアカウントが削除となる
ファイルをダウンロードする際には、B1というマイナーな圧縮形式を用いる必要があり、手間がかかります。
180日間ログインしていない場合、アカウントは自動的に無効となるため、継続利用の場合は注意が必要です。
<4sharedの料金体系>
無料プランでは15GBまで使用可能です。有料プランにすることで、100GBの容量とデータのバックアップ、より強固なセキュリティ機能を利用でき、利用期間の長さによって価格が変動します。
料金プラン(継続期間) | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 1年間 |
---|---|---|---|---|
料金(1ユーザーあたり) | 9.95 USD/月 | 7.98 USD/月 | 7.16 USD/月 | 6.50 USD/月 |
【4Sync】最大20GBのデータをアップロード可能

4Sync(フォーシンク)は、BlackBerryやSymbianなど、海外のスマホ端末にも対応しているオンラインファイルストレージです。
<4Syncの特徴>
- 無料でも20GBまで使える
- 最大20GBまでのデータ容量のファイルをアップロードできる
- セキュリティ機能が搭載されている
アカウントを作成しメールアドレスの認証を行えば、無料で20GBまで使用できます。
他のツールと比較しても、アップロードできるデータ容量の制限があるなかでは大きな容量に適応しています。
暗号化サービスによりデータのセキュリティが保護されています。
<4Syncの注意点>
- 日本語の説明が乏しい場合がある
- バージョン管理やファイルプレビュー表示機能がない
アメリカに拠点をおいているため、日本語に最適化されていない説明文により、サポートが物足りないと感じる場合があります。
データの履歴管理やストレージ上での活用は少し使いにくいケースがあります。
<4Syncの料金体系>
有料プランは1種類で、支払い形態によって料金が変動します。容量は最低1TBなので、容量の大きさを重要視しない場合はオーバースペックとなる可能性があります。
料金プラン | 無料登録 | 年間一括払い | 月々払い |
---|---|---|---|
料金(1ユーザーあたり) | 無料 | 8.25 USD/月 | 16.99 USD/月 |
容量 | 20GB | 1TB(1,000GB) | 1TB(1,000GB) |
【mediafire】複数ファイルの一括アップロードが可能

MediaFire(メディアファイア)は、Dropboxと並ぶほど海外の知名度が高いオンラインファイルストレージです。
<MediaFireの特徴>
- すぐに使い始められる
- 複数ファイルの一括アップロードが可能
メールアドレスとパスワードを登録するだけで、即使用を開始できます。
一度に複数のデータを扱うことが多い場合は、一括アップロード機能により業務を効率化できます。
<MediaFireの注意点>
- 日本語版がない
海外発のサービスで、日本語版がリリースされていません。そのため、ITに慣れている、もしくは英語に精通している人でないと使いこなすのは難しいです。日本語でのサポートも期待できません。
<MediaFireの料金体系>
無料プランでは、10GBまで利用できます。有料プランにアップグレードすれば、容量の増加やフォルダの一括ダウンロード機能、またファイルへの直リンク作成などが可能になります。
料金プラン | BASIC | PRO | BUSINESS |
---|---|---|---|
料金 | 無料 | $3.75/月〜 | $40/月〜 |
ストレージ容量 | 10GB | 1TB | 最大100TB |
ユーザー数 | 1 | 1 | 100 |
【TeraCLOUD】ユーザー紹介により容量を増加できる

TeraCLOUD(テラクラウド)は、日本国内にデータセンターを持つ国内発のオンラインファイルストレージです。
<TeraCLOUDの特徴>
- ファイルのアップロードサイズが無制限
- 新規ユーザーを紹介すると最大1TBの容量が追加される
アップロードできるデータ容量に制限がないため、大きなファイルでも気にせずアップロードできます。
ツールを外部ユーザーに紹介すれば、1人の登録につき2GB追加され、最大1TBまで増加できます。
<TeraCLOUDの注意点>
- 無料プランはデータ保管期間に制限あり
90日間ログインがない場合、保存したデータやアカウントは自動的に削除されるため、注意が必要です。
<TeraCLOUDの料金体系>
無料プランでは10GB利用でき、容量を増加させたい場合にはプランをアップグレードできます。
料金プラン | 無料アカウント | 有料アカウント1 | 有料アカウント2 | 有料アカウント3 |
---|---|---|---|---|
料金 | 無料 | ¥733/月 | ¥1,100/月 | ¥3,666/月 |
ストレージ容量 | 10GB | 300GB | 3TB | 10TB |
【COREDRIVE】プレビュー表示できるファイル形式が豊富

COREDRIVE(コアドライブ)は、あらゆる形式のファイルを可視化して保管できるサービスです。
<COREDRIVEの特徴>
- 260種類以上のファイル形式のデータをプレビュー表示できる
- 「ボード」という共有の場所がある
ファイルを開かなくとも一覧でプレビュー表示できるため、似ている名前のファイルを多く保管している場合でも欲しいデータを見つけやすいです。
「ボード機能」を活用すれば、特定のメンバー間でファイルを共有する場所を作成できます。また、ボードへのファイルアップロードやコメントがついたタイミングで通知が届きます。
<COREDRIVEの注意点>
- チーム内のコミュニケーションには最適化されていない
あくまでもファイル共有を主な機能としているため、メッセージでのコミュニケーションを主体とするのは難しいです。
<COREDRIVEの料金体系>
無料プランでは5GBまでの容量を使用できますが、500MBまでのファイルサイズ制限がかかります。この制限はプランをアップグレードすることで無制限にできます。
料金プラン | Value | Regular | Peak |
---|---|---|---|
料金 | 無料 | ¥500/月 | ¥2,500/月 |
ストレージ容量 | 5GB | 50GB | 250GB |
最大ファイル容量 | 500GB | 無制限 | 無制限 |
【ネットフォルダー】個人的なデータ管理場所が欲しいなら

ネットフォルダーは、インターネット上に自分専用のフォルダを持ち、一部を外部へ公開できるサービスです。
<ネットフォルダーの特徴>
- シンプルな機能
- 自分のフォルダを外部に公開できる
ファイルを保存し公開することに特化し、シンプルな機能構成です。
公開用のURLをブログやホームページに貼るだけで、フォルダに保管したデータを外部に共有できます。
<ネットフォルダーの注意点>
- チーム内でファイルを共有しあう機能はない
- 法人利用向けのプランはない
自分専用のフォルダを作成するツールなので、チームでファイル共有を行う機能はありません。
設定されている有料プランも個人向けのものなので、法人利用を目的にはされていません。
<ネットフォルダーの料金体系>
無料で100MBまで利用でき、有料プランにすれば容量を増やせます。
料金プラン | 無料 | スタンダード | プレミアム | プロフェッショナル |
---|---|---|---|---|
料金(年間契約) | 無料 | 250円/月 | 380円/月 | 880円/月 |
ディスク容量 | 100MB | 5GB | 15GB | 60GB |
【ADrive】Zohoとの連携が可能

ADrive(エードライブ)は、最大16GBのファイルをアップロードできるアメリカでは老舗のオンラインストレージサービスです。
<ADriveの特徴>
- ストレージ容量の大きさを完全にカスタマイズできる
- zohoとの連携でオンライン編集が可能
最低200GBから、自社に必要なストレージ容量を指定できます。
顧客管理ツールであるZohoを利用しているユーザーならば、ドキュメントをADrive上で編集・保存できます。
<ADriveの注意点>
- 日本語に対応していない
- 無料プランがない
アメリカでは長く提供されているサービスですが、日本語版はリリースされていません。
ADriveには無料で使用できるプランが用意されていないため、有料での利用に限定されます。
<ADriveの利用料金>
60日間の無料トライアル後は、有料プランに申し込む必要があります。
料金プラン | Personal Premium | Business |
---|---|---|
料金 | $2.50/月〜 | $7.00/月〜 |
ストレージ容量 | 100GBから20TBまで | 200GBから無制限 |
【Xserverドライブ】ユーザー数が無制限

Xserver(エックスサーバー)ドライブは、レンタルサーバーを運営するエックスサーバー株式会社が提供するサービスで、国内大手のデータセンターで運用されています。
<Xserverドライブの特徴>
- ユーザー数が無制限
- セキュリティ機能が充実
有料プランであってもユーザー数が無制限なので、共有する人数が増えても気にせず利用できます。
転送データの暗号化やIPアドレス制限など、法人利用に必須となるセキュリティ機能は網羅しています。
<Xserverドライブの注意点>
- 管理機能が複雑
ユーザー管理やユーザー動向の監視など、法人向けの機能を豊富に持っていますが、高機能なため複雑になり、ITに慣れていないと使いこなせない可能性があります。
<Xserverドライブの料金体系>
無料プランでは2GBまでの容量をユーザー数無制限で利用できます。容量を増やしたい、またサポートを充実させたい場合に有料プランを検討できます。
料金プラン | フリー | スモールビジネス | ビジネス | ビジネスプラス | エンタープライズ |
---|---|---|---|---|---|
料金 | 無料 | ¥2,970/月 | ¥5,940/月 | ¥11,880/月 | ¥69,300/月 |
ストレージ容量(HDD) | – | 1TB | 2TB | 4TB | – |
ストレージ容量(SDD) | 2GB | 500GB | 1TB | 2TB | 5TB |
【Uploaded】高速ダウンロードが可能

uploaded(アップローディッド)は、ドイツ発のファイルホスティングサービスです。
<uploadedの特徴>
- 高速ダウンロード
- バックアップストレージ
有料プランであれば、無料プランの約250倍という速さでファイルをダウンロードできます。
有料プランにすることで10GBのバックアップストレージを利用でき、ダウンロードされていないファイルでも保管しておけます。
<uploadedの注意点>
- 無料プランだと制約が多い
無料で利用できるプランだと、通信速度が遅く、1時間にダウンロードできるファイル数が限られてしまいます。したがって、基本的には有料プランでの活用となります。
<uploadedの料金体系>
利用する期間によって料金プランが用意されています。
利用期間 | 48時間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 | 2年 |
---|---|---|---|---|---|---|
料金 | 5.99 USD | 11.99 USD | 28.99 USD | 45.99 USD | 79.99 USD | 113.99 USD |
ストレージ容量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
【SpiderOak One Backup】プライバシー保護を重視

SpiderOak One Backup(スパイダーオーク ワン バックアップ)は、プライバシー保護を重視したアメリカ発のオンラインストレージサービスです。
<SpiderOak One Backupの特徴>
- 自動重複防止機能を搭載
- 高いセキュリティ基準
ファイルアップロード時、フォルダに存在している同一ファイルは、ひとつのデータに集約されてバックアップされます。したがって、重複管理を避けられます。
自社独自のハードウェアやデータセンターで運営されており、高いセキュリティ基準を持っています。
<SpiderOak One Backupの注意点>
- 日本語版がリリースされていない
- ブラウザからのファイルアップロードに対応していない
サービス自体が日本語に対応していないため、英語に精通している、もしくはITに詳しくないと使いこなせない可能性があります。
SpiderOak One Backupでは、PCクライアントからでしかファイルのアップロードができません。利用環境によっては利便性が低下する場合があります。
<SpiderOak One Backupの料金体系>
21日間の無料トライアル後は有料プランの契約が必要になります。
料金プラン | プラン1 | プラン2 | プラン3 | プラン4 |
---|---|---|---|---|
料金 | $6/月 | $11/月 | $14/月 | $29/月 |
ストレージ容量 | 150GB | 400GB | 2TB | 5TB |
【Nextcloud】オンプレミスでの導入が可能

Nextcloud(ネクストクラウド)は、セキュアにファイル共有できるオープンソースのパッケージソフトウェアです。
<Nextcloudの特徴>
- オープンソースなので自由度高くカスタマイズできる
オンプレミスのサーバーやデータセンターで利用でき、セキュリティ要件やオンラインファイル編集など、自社独自の環境を構築し利用できます。大規模ユーザーでの利用にも対応しています。
<Nextcloudの注意点>
- 高いITリテラシーが必要
予め完成されたサービスではなく、自社の要件に合わせた環境を開発していくため、導入には自社内にもITに詳しい担当者が必要です。また、自社のサーバーを利用する場合、サーバーの運用・保守も自社で行う必要があります。
<Nextcloudの料金体系>
公式ホームページには金額が公開されておらず、公式ホームページの「お問い合わせ」から見積もり依頼ができます。
【Zoho WorkDrive】高機能な管理者権限でチーム全体を管理できる

Zoho WorkDrive(ゾーホーワークドライブ)は、専用ツールであらゆるファイル形式のデータを共有できるコンテンツコラボレーションプラットフォームです。
<Zoho WorkDriveの特徴>
- 公開と非公開の分類ができる
- Zohoの文書作成ツールとの連携が可能
全てのファイルを公開する必要はなく、非公開として個人管理もできます。また下書き機能も利用でき、気軽なデータ保管が可能です。
Zohoが提供しているZoho Office Suiteで文書作成をすれば、チーム内の共同編集が可能になります。
<Zoho WorkDriveの注意点>
- 管理者権限が複雑
ファイルアクセス統計や監査証跡などを含むレポートを参照するなど、高機能な管理者権限を利用できますが、利用用途によってはオーバースペックとなり使いこなせないケースがあります。
<Zoho WorkDriveの料金体系>
15日間の無料期間の後は、有料プランの契約が必要になります。
料金プラン | スターター | チーム | ビジネス |
---|---|---|---|
料金(1ユーザーあたり) | ¥240/月〜 | ¥480/月〜 | ¥960/月〜 |
ストレージ容量(チームあたり) | 1TB | 3TB | 5TB |
アップロード上限 | 1GB | 5GB | 50GB |
【Fileforce】高セキュリティで高機能なツールを求めるなら

Fileforce(ファイルフォース)は、法人向けの高いセキュリティを備えたオンラインファイルストレージです。
<Fileforceの特徴>
- 管理者機能と権限設定が豊富
- 外部共有機能が充実
保管されているファイルを管理者が一元管理でき、外部へのデータ持ち出し履歴などを常に監視できます。
ファイルを共有したリンクが閲覧されたタイミングで通知を受け取り、履歴も確認できます。したがって、外部へのデータ共有も漏れなく管理できます。
<Fileforceの注意点>
- 容量が大きいファイルだと、アップロードに時間がかかることがある
- 高機能で複雑
たとえばグラフなどが挿入されているデータ容量の大きなファイルだと、アップロードに15分ほどかかってしまったという口コミがあり、場合によっては速度が遅く使いづらいケースがあります。
ワークフロー承認機能やバージョン追跡、20以上のアクセス許可項目など、使用できる機能が多い分、複雑になり使いこなせない可能性があります。
<Fileforceの料金体系>
30日間の無料トライアル後、利用人数やストレージ容量をもとにプランを選択します。
料金プラン | Entry | Unlimited-1 | Unlimited-3 | Unlimited-10 | Unlimited-30 | Enterprise |
---|---|---|---|---|---|---|
月額利用料 | ¥900/1ID | ¥50,000 | ¥90,000 | ¥180,000 | ¥300,000 | 問い合わせ |
利用人数 | 10ID~500ID | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 10ID〜 |
基本ストレージ容量 | ユーザあたり30GB | 1TB | 3TB | 10TB | 30TB | 必要容量を購入可 |
【PrimeDrive】法人向けのセキュリティ環境でファイル共有可能

PrimeDrive(プライムドライブ)は、クラウド上で大容量のファイルを共有できるオンラインストレージサービスです。
<PrimeDriveの特徴>
- 管理者機能が充実している
- 外部とのファイル共有も簡単
アカウントごとにアクセスできるデバイスや機能を細かく制限できるなど、管理者機能が豊富です。
ダウンロードリンクを発行することで誤送付が発生した場合でもすぐにリンクを無効にできます。したがって、外部とのファイル共有もセキュアな環境で行えます。
<PrimeDriveの注意点>
- 少人数で利用する場合は割高に感じる場合もある
- ファイルのプレビュー表示などがなく、ITに不慣れだと使いにくい
料金プランはデータ容量によって用意されているため、小さいチームでの利用では費用対効果の測定をおすすめします。
直感的にファイルを選択・送付するための機能が少なく、導入時のレクチャーにコストがかかる場合があります。
<PrimeDriveの料金体系>
30日間の無料お試し期間後は、使用したい容量の大きさによってプランを選べます。
契約容量 | 1GB | 10GB | 100GB | 1TB |
---|---|---|---|---|
料金 | ¥12,000/月 | ¥69,800/月〜 | ¥180,000/月〜 | 個別見積もり/月〜 |
初期費用 | 33,000円 | 33,000円 | 33,000円 | 33,000円 |
【GigaCC】セキュリティを重視するなら
GigaCC(ギガシーシー)は、企業間でセキュアなファイル共有を行えるサービスです。
<GigaCCの特徴>
- 高いセキュリティ環境をもつ
- 管理者機能が充実
ファイルのウイルスチェックやワークフロー機能、ID/パスワード認証など、さまざまなセキュリティ機能を持っています。
ログ管理や、アカウントごとのデータ利用制限などを細かく設定できます。
<GigaCCの注意点>
- 高機能なため使いこなせない場合がある
- 適切な運用ルールを作成し遵守する必要がある
手書きメモ機能や電子帳票配信自動化ソリューションなど、あらゆる機能が用意されています。自社に応じた設定を行わないと、複雑になってしまい効果的に使いこなせない可能性があります。
容量による従量課金制であるため、使用する各個人がデータ整理を行いながら使用しなければ、使わないデータで容量が埋まりプランアップせざるを得なくなってしまいます。
<GigaCCの料金体系>
セキュリティや容量、必要な機能に応じて柔軟にプランを選択できます。
料金プラン | Standard | Advanced | Premium |
---|---|---|---|
料金(1GB/10ID) | ¥12,000/月 | ¥12,000/月 | ¥12,000/月 |
料金(100GB/100ID) | ¥131,000/月 | ¥131,000/月 | ¥131,000/月 |
料金(1TB/1,000ID) | ¥280,000/月 | ¥280,000/月 | ¥280,000/月 |
初期費用 | 55,000円 | 55,000円 | 55,000円 |
別途セキュリティオプション | – | 25,000円 | 42,000円 |
【Fleekdrive】共同作業に特化した機能をもつ

Fleekdrive(フリークドライブ)は、ファイルの管理・共有だけでなく、 チャットでコミュニケーションをしながら共同編集ができるクラウドストレージサービスです。
<Fleekdriveの特徴>
- 自動ウイルスチェック機能を搭載
- チャットを用いたコミュニケーションができる
ファイルをアップロードする際に、自動でウイルスをチェックする機能が標準搭載されています。
ファイル管理を目的とした機能だけでなく、チャット機能が用意されています。したがって、ファイルに関するコミュニケーションが可能です。
<Fleekdriveの注意点>
- ドラッグ&ドロップで保存できない
- アップロードが失敗するケースがある
エクスプローラーからファイルやフォルダにアクセスできないため、手軽なドラッグ&ドロップでの保存が利用できません。
容量の大きいデータを扱う場合、アップロードに数回失敗してしまう場合があるため、注意が必要です。
<Fleekdriveの利用料金>
全てのプランで30日間の無料トライアルがあります。有料プランは最低10ユーザーからの申し込みが必要です。
料金プラン | Team | Business | Enterprise |
---|---|---|---|
料金 | ¥500/月 | ¥1,500/月 | ¥4,000/月 |
ストレージ容量(最大) | 100GB | 2TB | 無制限 |
【Smooth File】多言語に対応したファイル共有ツール

Smooth File(スムーズファイル)は、ユーザー数無制限で、大容量データの転送を安全かつ簡単にできるサービスです。
<Smooth Fileの特徴>
- ユーザー数無制限
- 4ヶ国語に対応
ユーザー数の制限がないため、会社規模や利用人数を気にすることなく必要容量だけでプランを選択できます。
日本語、英語、中国語、韓国語に対応しており、海外企業との共有に利用できます。
<Smooth Fileの注意点>
- ファイル共有・管理に多くの機能があり、複雑になりやすい
- macに適応したアプリがない
データを管理する目的に対して50個ほどの機能が搭載されており、ITに慣れていない場合は使いこなせない可能性があります。
ipad用のアプリはありますが、mac用のデスクトップアプリはリリースされていません。利用環境によっては使い勝手が悪くなるケースがあります。
<Smooth Fileの料金体系>
最低12ヶ月の利用期間が必要で、欲しい容量の大きさによってプランを選べます。また、機能拡張のためのオプション追加も可能です。
料金プラン/容量 | 5GBプラン | 10GBプラン | 50GBプラン | 150GBプラン | 250GBプラン | 500GBプラン | 1TBプラン | 2TBプラン |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 55,000円 | 55,000円 | 110,000円 | 110,000円 | 110,000円 | 110,000円 | 110,000円 | 110,000円 |
月額費用 | 27,500円/月 | 38,500円/月 | 66,000円/月 | 82,500円/月 | 110,000円/月 | 137,500円/月 | 209,000円/月 | 280,500円/月 |
オンラインファイルストレージサービスの徹底比較 まとめ
ここまで、無料から始められるオンラインファイルストレージを26個紹介してきました。
「ファイルを厳格に管理したい」「外部とスムーズに共有したい」「チーム内における情報の属人化を解消して共有を活発化させたい」など、オンラインファイルストレージを導入する目的によって必要な機能や最適なツールも異なります。
ただし、オンラインファイルストレージは導入しただけでは意味を成さず、運用が効果的に進みデータが蓄積されることで効果を発揮します。そのため、高機能すぎて使いこなせないツールや、サポートが英語のみでトラブルの解決に時間がかかるツールを選ぶと導入の効果を感じにくくなってしまいます。
したがって、運用を成功させるためには、誰でもすぐに使いこなせるわかりやすいツールを選定し、多忙な業務内でも迷わず使える環境を整えることが重要です。
今回ご紹介したStockは、過不足のないのシンプルな機能で簡単に情報を蓄積し、データに紐付いた情報共有まで一元管理できるツールです。
また、無料登録も1分で完了しますので、ぜひ「Stock」でファイル管理とチーム内共有を行い業務効率化の向上を目指しましょう。

1986年生まれ。早稲田大学法学部卒。
新卒で、野村総合研究所(NRI)に、経営コンサルタントとして入社。
その後、株式会社リンクライブ(現:株式会社Stock)を設立。代表取締役に就任。
2018年、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに、チームの情報を最も簡単に残せるツール「Stock」を正式ローンチ。
2020年、ベンチャーキャピタル(VC)から、総額1億円の資金調達を実施。
2021年、東洋経済「すごいベンチャー100」に選出。