今までは社内情報を紙媒体・キャビネットを使って保存するのが一般的ですが、今日では資料の内容を電子データ化し、社内wikiをはじめとしたクラウドツールに格納しておくのが一般的となりました。
その社内wikiに用いられる代表的なツールに「NotePM(ノートピーエム)」という、ウィキペディアのようにマニュアルや社内報などを蓄積しておけるツールがあります。なかには、同ツールの導入を検討していても、使い方や実際の評判はどうか気になる担当者の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、NotePMの機能や使い方、ユーザーの口コミ・評判、料金まで幅広くご紹介します。
- NotePMを社内wikiとして検討しているが、ツール導入が初めてなので懸念がある
- 属人化しているノウハウやナレッジを一元管理し、業務効率化を実現したい
- 機能や使い方だけではなく、実際の声も参考にして導入可否を判断したい
という担当者の方はこの記事を参考にすると、NotePMの概要が網羅的にわかり、自社にマッチしているかどうかの判断ができるようになります。
目次
NotePM(ノートピーエム)とは

NotePM(ノートピーエム)は株式会社プロジェクト・モードが展開、営業活動で発生した情報を同ツールに蓄積することで、知りたい情報が見つかる社内wikiツールです。導入実績も業界業種問わず5,000社以上を誇り、公式サイトでは実際の活用事例も見られます。
専用のアプリはないものの、オンライン環境下でブラウザ利用であれば、スマホからも閲覧・編集できる「マルチデバイス対応」な点もポイントです。また、すでにあるSlackやChatworkをはじめとしたチャットツールとも連携でき、APIも利用可能なので、複数のツールを活用していても管理が楽になります。
Markdownにも対応しており、慣れれば視覚的にも綺麗なドキュメント作成ができるのも特徴のひとつです。
NotePM(ノートピーエム)の使い方
NotePMには、社内の情報が一元管理できるよう、豊富な機能が備わっています。以下では、NotePMの代表的な使い方や機能について解説します。
ドキュメント作成

ドキュメントの作成機能はNotePMのメイン機能であり、情報を蓄積するために必ず利用します。情報整理するための「豊富な機能のエディタ(編集画面)」や、フォーマットが作成者によって異なるという状況を防ぐための「テンプレート機能」が特徴です。
また、ドキュメントの作成画面ではWordやExcelはもちろん、画像や動画のファイルも添付できるので、マニュアル作成時などにも役に立ちます。更新が必要な書類に関しても誰が編集したかも分かるようになっており、アップロードした画像の編集もできるのがポイントです。
細かい機能には「アクセス権限付与」「ノートの既読機能」や「各種SNS投稿の埋め込み」機能なども含まれます。
作成したドキュメントの検索・管理

NotePMでは、すでに作成た文書を素早く探し出す「検索機能」が備わっています。この機能を利用すれば、必要なときに必要な情報へとアクセスできます。ファイルのなかに記載された文章についても検索をかけられるので、ファイルを開いて確認する必要がありません。
また、社員によって参照する資料が異なる場合であっても「タグ」「お気に入り」機能によって、利用者ごとによく参照する情報をアーカイブしておくこともできます。
ノートは蓄積されても整理されていなけば、必要なときに素早くアクセスできないので効率的とは言えません。そのため、あらかじめ検索用のタグの付け方をはじめとした、ルールを決めておくのがおすすめです。
外部連携・データ出力機能

NotePMに蓄積された情報を外部ツールと連携したり、CSVにてデータのエクスポート・インポートしたりできます。この機能により、NotePMを利用していない外部ユーザーとも情報共有が可能です。
一方、社内向けには「個人レポート」や「ページレポート」を出力し、Excelでの集計も出せます。レポートには書くドキュメントのタイトルやURLはもちろん、「PV」や「コメント」、「リアクションの回数」など、メンバー間でNotePMがどれほど浸透しているかの定量的な分析ができるのもポイントです。
ツールは浸透してはじめて効果を発揮するので、なかなか浸透しない場合はレポートを出力し、原因を洗い出してみましょう。
NotePM(ノートピーエム)の評判
以下では、NotePMを利用しているユーザーの口コミ・評判をご紹介します。導入検討時は生の声も参考にしましょう。
※こちらでご紹介する口コミ・評判はITreviewより引用しております。
NotePM(ノートピーエム)の良い口コミ・評判
まずはNotePMの良い口コミ・評判です。
非公開ユーザー、投稿日:2022年02月08日クライアントデータやイベント、キャンペーンの実績や詳細、導入したツールの使い方など、今までは誰かに聞いていたものが集約されているので、人の手を煩わせることなく確認することが出来る。
非公開ユーザー、投稿日:2022年01月27日フォルダの移動などが簡単で整理しやすく、階層化してみやすく作れるのでコンテストを探しやすい。
そして、検索がしっかりしていること
複合ワードでもきっちり検索できるし、文書の中まで検索できるので、見つけたいファイルがほぼ見つかるので投稿された情報を活用しやすい。
非公開ユーザー、投稿日:2022年01月25日ユーザインタフェースがシンプルで分かりやすく見やすいのがまず良い。
チーム内共有事項等を誰でも編集・追記できるので情報共有が漏れにくい。
検索文字をハイライト化してくれるキーワードハイライトという機能が地味だが便利で使いやすい。
非公開ユーザー、投稿日:2021年11月16日良いポイントとしては、Wikiの形式をとっているので、誰でも編集しやすいようになっており、情報を集約できるところです。
非公開ユーザー、投稿日:2021年10月11日組合という関係上、ITリテラシーの格差がかなりあります。
そのため、こういったツール類を導入する際には、どうしてもその部分を考慮する必要がありますが、
あまり得意ではない方々でも、気軽に触れる、始められるというのが非常にありがたいです。
NotePM(ノートピーエム)の改善点に関する口コミ・評判
非公開ユーザー、投稿日:2022年02月08日画像や動画などもアップできるので便利なのだが、あくまで画像や動画は付属の添付ファイルという位置づけのようで、それらをメインにするとわかりづらくなってしまう。
非公開ユーザー、投稿日:2022年01月27日クラウドサーバーのように画像や動画なども共有したいが、容量は少なめなのでファイルサーバも兼ねてという使い方はできないのが残念
非公開ユーザー、投稿日:2022年01月25日各メンバーにさらに細かい権限レベルを付与できるようにして欲しい。
利用中に重くなるのは許せるが、止まって落ちてしまうことがあるので必ず改善してほしい。
非公開ユーザー、投稿日:2021年11月16日ITリテラシーの高い組織であれば、導入しました→なんとなく運用されていますという形にはなりますが、
その部分が弱い組織だと、箱は用意されたけど、全く使われていません。
という状態になりがちです。
そちらの部分へのアプローチがあると、使いやすさという点も良くなるのかと思いました。
非公開ユーザー、投稿日:2022年10月11日価格部分は高機能である分、どうしても…という印象です。
いくらか機能を制限するなどでひようが抑えされると導入時の障壁が減るなとは感じています。
NotePM(ノートピーエム)の価格とは
toaster teamの料金体系は以下の表となります。利用前には30日の無料トライアルもあるので、使い勝手を試してみて導入可否を判断するのがおすすめです。
※右にスクロールができます。
プラン8 | プラン15 | プラン25 | プラン50 | プラン100 | プラン200〜 | |
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利用料金(税込) |
4,800円/月
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9,000円/月
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15,000円/月
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30,000円/月
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60,000円/月
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120,000円/月〜
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ユーザー数 |
8人まで
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15人まで
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25人まで
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50人まで
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100人まで
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200人まで
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ストレージ量 |
80GB
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150GB
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250GB
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50GB
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1TB
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2TB
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閲覧のみ可能なゲスト数 |
24人まで
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45人まで
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75人まで
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150人まで
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300人まで
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600人まで
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1,001人以上の利用となる場合は、別途問い合わせが必要です。
NotePM(ノートピーエム)よりもシンプルに使えるツール
以下ではNotePMよりもさらにシンプルな社内wikiツールをご紹介します。
NotePMはテキストはもちろん画像や動画をジャンルごとに分類し、ウィキペディアのように情報を蓄積しておけるツールです。情報の蓄積だけでなく既読機能やレポート出力、画像編集などの機能が豊富であり、多くの情報を格納できると言えるでしょう。
一方、ツールは社内に浸透してはじめて効果を発揮するので、「そもそもITツール自体に抵抗がある」「ExcelやWordに厚い信頼がある」非IT企業の場合、ツールそのものがシンプルであり、その後の運用設計も簡単にできるツール選定が非常に重要なのです。
すなわち、ツール導入で社内のストレスを生み出さないためにも、教育コストがほぼゼロで運用できるうえ、65歳以上の人でも簡単に使えるツールの「Stock」であれば、導入即日で運用できます。
Stockは「ノート」「メッセージ」「タスク」の過不足のない機能を持ち、100,000社以上の業務効率化に貢献しています。運用も「情報は全てStockに残す」というルールさえ設定しておけば、社員が自発的にノートへ情報へ残し、情報共有のストレスがなくなったという事例もあるのです。
チームの情報を最も簡単に残せるツール:Stock

「Stock」|チームの情報を最も簡単に残せるツール
Stockは、チームの情報を最も簡単に残せるツールです。「チャットツールだと情報が流れていき、ファイル共有だと面倒」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート機能」を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくないチーム向けのツールITの専門知識がなくても問題なく、簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 池本 健太郎さん きずな綜合会計事務所 |
「会計事務所内の『情報ストック』と『タスク管理』が、すべてStock上で完結しています」 ★★★★★ 5.0 少なくとも会計事務所であれば、どこの事務所であっても大幅に業務効率を改善できると思います。しかし会計事務所に限らず、フォルダ階層形式でサクサクと情報共有したり、または簡単にタスク管理したいチームであれば、どこにも強くオススメできます。 |
![]() 塩出 祐貴さん 松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』があるチームでも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 西尾 太初さん 株式会社ハピネス |
「LINEだと情報が流れていってしまう問題が、一気に解消されました!」 ★★★★★ 5.0 従来使っていた『LINE』だと、情報が流れていってしまうので、後から過去の『営業の打ち合わせ記録』を振り返ることはできませんでした。しかし、Stock(ストック)を導入した後は、すべての『営業の打ち合わせ記録』が『ノート単位』で整然と管理されており、過去の営業記録にも即座にアクセスできます。過去に『いつ・誰と・何を』話したかが明確に分かるようになったので、2回目、3回目の営業戦略を立てられるようになりました。 |
<Stockの料金>

https://www.stock-app.info/pricing.html
登録から30日間は、全ての機能を無料で試すことができます。
無料トライアル終了後に有料プランに申し込むことで、そのままノートを制限なく作成できる他、「誤削除防止機能」や「編集履歴機能」などのビジネスに必須の機能も継続して利用できます。そして、大容量のファイルも引き続きアップロード可能です。
有料プランでも1人あたり月額300〜400円程度からという非常に手頃な価格で利用できます。
NotePM(ノートピーエム)の使い方や口コミ・評判まとめ
ここまで、NotePMの使い方や機能、口コミ・評判や料金プランの比較表まで網羅的にご紹介しました。
NotePMのようにマニュアルや日報を蓄積し、社内wikiとして活用できるツールを使うと、情報資産となるひとつのデータベースが完成します。そして、そこからメンバーが必要な情報を活用し、営業活動で得た情報を蓄積する、という好循環ができます。
一方、NotePMに限らず、ツールは年単位での長期利用をしなければ思うような効果が得られないうえ、運用コストが高く継続利用ができなくなってしまうと無駄なコストしか残りません。したがって、「事前にかかるコスト(初期費用+月額費用+運用にかかる教育コスト)」は必ず押さえておきましょう。
費用対効果を最大化するためにも、ご紹介した社内wikiツールのStockであれば、情報資産の構築・情報共有の効率化を最小コストで実現できます。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」を用いて情報資産となる社内wikiをシンプルに作成しましょう。

1986年生まれ。早稲田大学法学部卒。
新卒で、野村総合研究所(NRI)に、経営コンサルタントとして入社。
その後、株式会社リンクライブ(現:株式会社Stock)を設立。代表取締役に就任。
2018年、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに、チームの情報を最も簡単に残せるツール「Stock」を正式ローンチ。
2020年、ベンチャーキャピタル(VC)から、総額1億円の資金調達を実施。
2021年、東洋経済「すごいベンチャー100」に選出。