社内連絡の手段として”掲示板”があります。そして、デジタル化が進む近年では、アナログな掲示板よりも簡単に情報を掲示できる「掲示板サービス」を使う企業が増えているのです。
 
一方、「webの掲示板サービスを探しているが、どれが自社に合うのかわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
 
そこで今回は、おすすめの掲示板サービス6選を中心にご紹介します。
 
  • おすすめの掲示板サービスを比較検討したい
  • アナログの掲示板を使うデメリットを確認しておきたい
  • 掲示板サービスを使って情報共有を効率化する方法を知りたい
という方はこの記事を参考にすると、おすすめの掲示板サービスが分かり、社内の情報共有を効率化できるようになります。

社内掲示板とは?

社内掲示板は、業務連絡やスケジュールなどの情報を、社内全体に共有するための手段のひとつです。
 
社内掲示板の「お知らせ」を社員全員が読むことで、社内の業務効率や生産性の向上につながります。しかし、掲示板には、ホワイトボードなどを使用する「アナログ型」と、ツールを使用する「デジタル型」があり、どちらを使うかで伝達スピードに差が生じます。
 
そこで、ホワイトボードに社内情報を掲示すると、社員がその場所までわざわざ見に行かなければなりません。一方、ITツールを使えば、PCやスマホからでもお知らせを閲覧できるので、情報へ瞬時にアクセスできるのです。
 
したがって、掲示板にアナログ型を使用している場合は、早急にデジタル型へ切り替えましょう。

無料でも使える!おすすめの掲示板サービス6選

以下では、おすすめの無料掲示板サービス6選をご紹介します。
 
掲示板サービスを選ぶときは、機能の多さで比較するのではなく、「必要な機能に過不足がないか」を確認するのが重要です。多機能なサービスは操作を覚えるのが難しく、膨大な教育コストがかかってしまう可能性があるのです。
 
したがって、掲示板をつくる「記事」と、掲示版上でコミュニケーションができる「コメント」の機能が揃ったシンプルなサービスを選びましょう。また、社内への素早い浸透を促すためには、誰でも簡単に操作できるツールが必要になります。
 
結論、自社に最適な掲示板サービスは、メールを使える方ならば、すぐに使えるほどシンプルなナレッジ管理ツールの「ナレカン」一択です。
 
ナレカンでは、”お知らせするテーマ”ごとに掲示する「フォルダ」を分けられるうえ、「記事」と「質問」に分けて投稿可能です。また、ナレカンには高精度の検索機能がついているので、目的の情報を探し出すのも簡単です。

【ナレカン】掲示情報を最も簡単・確実にストックできるサービス

ナレカンのトップページ
 
「ナレカン」|最もシンプルなナレッジ管理ツール

https://www.narekan.info/

ナレカンは、最もシンプルなナレッジ管理ツールです。
「数十名~数万名規模」の企業様のナレッジ管理に最適なツールとなっています。
 
自分でナレッジを記載する場合には「記事」を作成でき、『知恵袋』のような感覚で、とにかくシンプルに社内メンバーに「質問」することもできます。
 
また、ナレカンを使えば、社内のあらゆるナレッジを一元的に管理できます。
「マニュアル」 「社内FAQ」「議事録」「トークスクリプト」等、あらゆるナレッジを蓄積することが可能です。
 
更に、ナレカンの非常に大きな魅力に、圧倒的な「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」があります。ナレカン導入担当者の方の手を、最大限煩わせることのないサポートが提供されています。

<ナレカンをおすすめするポイント>

  1. 【機能】 「ナレッジ管理」に特化した、これ以上なくシンプルなツール。
    「フォルダ形式」で簡単に情報を整理でき、「記事形式」「(知恵袋のような)質問形式」でナレッジを記載するだけです。
  2. 【対象】 数十名~数万名規模の企業様で、社内のあらゆるナレッジを一元管理。
    「マニュアル」 「社内FAQ」「議事録」「トークスクリプト」等、あらゆるナレッジを蓄積可能です。
  3. 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
    圧倒的なクオリティのサポートもナレカンの非常に大きな魅力です。貴社担当者様のお手間を最大限煩わせることないよう、サポートします。

<ナレカンの料金>

ナレカンの料金プランページ

https://www.narekan.info/pricing/

詳しい金額は、下記「ナレカンの資料をダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。

ナレカンの詳細はこちら

【Stock】掲示情報を最も簡単・確実にストックできるサービス

Stockでは、「ノート」に残した掲示情報が任意のメンバーへすぐに共有されます。また、掲示板を「フォルダ」でカテゴリ別に管理できるので、あとから振り返りやすく、目的の情報を探し出すのも簡単です。
 
また、ITが苦手な65歳以上の方でもすぐに使いこなせるほどの簡単な操作性なので、非IT企業やITツールに抵抗感のあるチームで導入する場合は、「Stock」の利用が適しています。
 
Stockのトップページ
 
「Stock」|最もシンプルな情報ストックツール

https://www.stock-app.info/

Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できるツールです。「社内の情報を、簡単にストックする方法がない」という問題を解消します。
 
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
 
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。

<Stockをおすすめするポイント>

  1. ITに詳しくない数人~数千人の企業向け
    ITの専門知識がなくても問題なく、あらゆる企業が簡単に始められます。
  2. とにかくシンプルで、誰でも使える
    余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
  3. 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
    社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。

<Stockの口コミ・評判>

塩出祐貴さん画像
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」
★★★★★ 5.0

弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。

加井 夕子さん、海野 紘子さん画像
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」
★★★★★ 5.0

当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。

江藤 美帆さん画像
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC)
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」
★★★★★ 5.0

元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。

<Stockの料金>

Stockの料金プランページ

Stockの詳細はこちら

【GRIDY】豊富な機能を搭載した無料掲示板アプリ

GRIDYのトップ画像

<GRIDYの特徴>

  • グループを作成できる
  • 部署やグループを作成して、関連する社内外のメンバーを招待できるので、企業間、部門間を飛び越えた情報共有やコミュニケーションの活性化に貢献します。
     
  • プロジェクト管理ができる
  • プロジェクトごとのタスク登録や、タスクごとの進捗登録・確認ができるので、期限内にプロジェクトを完遂するのに役立ちます。

<GRIDYの代表的な機能>

GRIDYの機能を紹介する画像
 
  • スケジュール
  • 「スケジュール」では、個人や社内メンバーのスケジュールを一覧で確認できます。そのため、予定の調整もしやすいです。
     
  • トピック
  • 「トピック」は、掲示板のような役割を果たす機能です。[報・連・相]のカテゴリからトピックを選ぶだけで、グループ内での情報共有・伝達ができます。

<GRIDYの注意点>

  • サポートを受けられない
  • 電話、Eメール、問い合わせフォームからの問い合わせに対応していないため、不備があった時にすぐに解決できない可能性があります。

<GRIDYの料金体系>

無料で利用できます。
 

【Microsoft Teams】Microsoft社が提供するサービス

Microsoft Teamsのトップ画像

<Microsoft Teamsの特徴>

  • 豊富な機能を利用できる
  • 掲示板としての利用はもちろん、タスク管理やビデオ通話の機能もあります。
     
  • ファイルの共同編集ができる
  • WordやExcelなどのファイルをリアルタイムで共有し、共同編集ができるので、それぞれの編集履歴を組み合わせる手間がかかりません。

<Microsoft Teamsの機能・使用感>

Microsoft Teamsの掲示板アプリを利用している画像
 
  • 掲示内容を詳細に設定できる
  • チームごとに「掲示板アプリ」を追加でき、カテゴリやタイトル、URLなどの詳細情報を記載した掲示板を作成できます。
     
  • ターゲット通信を設定できる
  • 自動タグでパーソナライズされた特定のチームにコミュニケーションを絞る機能が近日公開予定です。現場のチーム向けの重要な知らせも簡単に送信できるようになります。(参考:Microsoft365|現場のターゲット通信用に設定する

<Microsoft Teamsの注意点>

  • 不具合が起きることが多い
  • 一部のユーザーからは「改良を入れてくれているのはいいが、突然不具合がおきたのでサポートに問い合わせると、アップデートが原因であったことが多々ある」といった声があります。(参考:ITreview
     
  • 無料プランではストレージに制限がある
  • なかには、管理者目線の「ポリシー・ルールの設定や変更がもう少しわかりやすくしてほしい」という声が見られます。このような声は、従業員数が多い企業は、とくに注視すべきポイントだと言えます。(参考:ITreview

<Microsoft Teams(一般法人向け)の料金体系>

  • Microsoft Teams:0円
  • Microsoft Teams Essentials:599円/ユーザー/月
  • Microsoft 365 Business Basic:899円/ユーザー/月
  • Microsoft 365 Business Standard:1,874円/ユーザー/月
  • Microsoft 365 Business Premium:3,298円/ユーザー/月

【iQube】業務のディスカッションを促進する伝言板アプリ

iQubeのトップ画像

<iQubeの特徴>

  • 掲示板でのディスカッションを促進
  • コメント機能やファイル添付機能が搭載されており、掲示板上のディスカッションを促進します。
     
  • 過去の掲示物をスムーズに探せる
  • 掲示板へのタグ付け機能や検索機能によって、過去の掲示物も探しやすいです。

<iQubeの代表的な機能>

  • 掲示板
  • iQubeの掲示板機能を紹介する画像
     
    「掲示板」ではファイルをアップロードできるので、一度に詳細な情報を共有できます。また、掲示板にはコメントも残せるため、コミュニケーションも促進されます。
     
  • 社内Wiki
  • iQubeの社内wiki機能を紹介する画像
     
    「社内Wiki」では、フォルダでコンテンツを階層管理できるため、情報が分散するのを防げます。

<iQubeの注意点>

  • 無料プランには制限がある
  • 1か月無料プランについて、人数は10ID、ストレージは全体で30MB、サポートは非対応という制限があります。
     
    また、掲示板機能は、スタンダードプランには付いていないことに注意が必要です。
     
  • 連携機能が使いづらい
  • 一部のユーザーからは、「googleカレンダーとの連携を行った際、連携機能はあるようですが、連携されませんでした。」といった声が寄せられています。(引用:ITreview

<iQubeの料金体系>

  • 1か月無料プラン:0円(申込月の月末まで利用可)
  • スタンダードプラン:440円/ユーザー/月(月払い)
  • プレミアムプラン:770円/ユーザー/月(月払い)

【Chatwork】チャットを掲示板のように利用できるサービス

Chatworkのトップ画像

<Chatworkの特徴>

  • 会話形式で気軽にやりとりできる
  • 会話形式のサービスなので、タイトルやサブタイトルを記入せずに、気軽に情報を発信できます。
     
  • モバイルアプリがある
  • iOSやAndroidに対応したモバイルアプリがあるため、外出先や移動中でも掲示板を確認できます。

<Chatworkの機能・使用感>

Chatworkを実際に使っている画像
 
  • 掲示板へのリアクションができる
  • 掲示板に投稿されたメッセージに対してリアクションができます。そのため、担当者は「誰が確認したか」が一目で分かるのです。
     
  • メッセージをタスク設定できる
  • 早急に確認させたい掲示物がある場合は、メッセージをタスク設定すると、具体的な期限を決められるのでおすすめです。

<Chatworkの注意点>

  • フリープランは閲覧数に制限がある
  • フリープランで閲覧できるメッセージ数は、直近40日以内に投稿された最新5,000件までなので、「無料プランでは過去のデータが消えてしまう点を改善して欲しい」といった声があります。(引用:ITreview
     
  • 既読機能がない
  • 製品のコンセプト上の理由で既読機能を実装していませんが、「既読有無を確認できる機能がほしい。さらにその機能をグループ単位やメッセージ個別で設定できるようにしてほしい。」といった声もあります。(引用:ITreview

<Chatworkの料金体系>

  • フリー:0円
  • ビジネス:840円/ユーザー/月(月払い)
  • エンタープライズ:1,440円/ユーザー/月(月払い)

<比較表>おすすめの掲示板サービス一覧

こちらは、おすすめの掲示板サービス6選の比較表です。(左右にスクロール可)
 
ナレカン【一番おすすめ】 Stock【おすすめ】 GRIDY Microsoft Teams iQube Chatwork
特徴
最もシンプルなナレッジ管理ツール
掲示情報を最も簡単・確実にストックできるサービス
掲示板機能のついたグループウェア
Microsoft社が提供するサービス
業務のディスカッションを促進する伝言板アプリ
チャットを掲示板のように利用できるサービス
フォルダ機能
【〇】
【〇】
【〇】
【×】
【×】※ただし、作成時に選択したグループに分類可能
【×】※ただし、グループチャットをカテゴリーに分類可能
既読機能
【〇】
【×】
【〇】
【×】※ただし、チャットへの既読は可能
【〇】
【×】
注意点
シンプルさに特化しているのでタスク機能はない
既読機能がついていない
スマホでの操作性がパソコンに劣る
不具合が起きることが多い
無料プランに制限がある
既読機能がない
料金
・有料プランは資料をダウンロードして確認
・無料
・有料プランでも1人あたり500円/月〜
・無料
・無料プランあり
・有料プランは599円/ユーザー/月~
・無料プランあり
・有料プランは440円/ユーザー/月~
・無料プランあり
・有料プランは840円/ユーザー/月~
公式サイト
「ナレカン」の詳細はこちら
「Stock」の詳細はこちら
「GRIDY」の詳細はこちら
「Microsoft Teams」の詳細はこちら
「iQube」の詳細はこちら
「Chatwork」の詳細はこちら
上記のように、掲示板サービスによって、特徴や注意点が大きく異なります。ただし、「全社員がストレスなく使えること」が大前提である点を押さえておきましょう。

掲示板サービスの3つの選定ポイント

以下では、掲示板サービスの3つの選定ポイントを解説します。どのツールを導入すべきか分からない方は、必ず確認しておきましょう。

(1)機能に過不足がないか

1つ目に、機能に過不足がないかです。
 
具体的には、掲示板は次第に量が増えるので「目的の掲示板にたどり着きやすくする」ために、検索機能やフォルダ分け機能が不可欠だと言えます。
 
また、誰が確認したのかが分かる「既読機能」や掲示板上で「質問できる機能」がついているサービスであれば、掲示板の浸透が可視化できるうえに、コミュニケーションの活性化も期待できます。

(2)誰でも簡単に使えるか

2つ目に、誰でも簡単に使えるかです。
 
例えば、多機能なグループウェアに備わっている掲示板機能では、「操作が難しいので一部のメンバーが使いこなせない」「掲示板機能があまり使われず、費用対効果が低い」などの問題が発生します。
 
そのため、掲示板の目的である「業務連絡やスケジュールなどの情報を、社員全員が把握する」ためにも、誰でも簡単に使えるツールを導入する必要があるのです。

(3)導入サポートが充実しているか

3つ目に、導入サポートが充実しているかです。
 
例えば、「使用感を確認できる無料トライアル」や「専属の担当者による契約前の説明」などの導入サポートは、社内で掲示板を運用する具体的な方法をイメージするうえで役立ちます。
 
したがって、自社に合ったツールか検討するためにも、導入サポートの有無は確認しましょう。とくに、「ナレカン」では、専属の担当者による運用ルールの設計支援や既存データの移行支援のサービスなどがあり、手厚い導入サポートが受けられます。

アナログの社内掲示板を利用する3つのデメリット

以下では、アナログの社内掲示板を利用するうえでのデメリットを3つご紹介します。アナログ型かデジタル型か悩んでいる方は、必ず確認しておきましょう。

(1)誰が確認したのか把握しづらい

はじめに、アナログの社内掲示板のデメリットとして、「誰が確認したか分からないこと」が挙げられます。
 
社内に掲示板を設置したとしても、全員がその内容を把握しなければ意味がありません。しかし、アナログの掲示板では誰が見たのかを把握しづらく、社員の確認漏れが起こる可能性があります
 
一方で、デジタル型のサービスであれば、「リアクション機能」「既読機能」などを使い、誰が見たのかを一目で把握できるので、漏れなく効率的に業務を進められます。

(2)古い情報を探しにくい

2つ目のデメリットとして、情報の探しにくさが挙げられます。
 
アナログの場合、掲示場所が限られているため、頻繁に掲示物を張り替えなければなりません。そのため、過去の掲示物を確認しようとしても、探すのに時間がかかってしまうのです。
 
また、溜まった掲示物の保管方法にも注意が必要です。内容ごとにファイル分けしていないと、どこに何の情報があるのかがわからなくなってしまう恐れがあります。

(3)保管場所に出向かないと確認できない

そして3つ目は、社外で掲示板を見られないという点です。
 
例えば、リモートワークや会社に立ち寄らない社員には、情報の伝達が遅れてしまいます。すぐに全体へ共有しなければならない内容の場合、リアルタイムでの情報共有ができないことによって、業務に遅れがでてしまう恐れがあるのです。
 
また、出社できない社員へ個別に連絡する方法もありますが、それでは手間がかかるだけでなく、連絡漏れが起きる可能性があります。

掲示板サービスを利用する3つのメリット

ここでは、掲示板サービスのメリットを3つご紹介します。現在もアナログな掲示板を使っている企業は、掲示板サービスに乗り換えると以下の効果を得られるので必見です。

(1)業務を効率化できる

はじめに、掲示板サービスのメリットとして、業務効率化が挙げられます。
 
掲示板サービスを使えば、掲示内容への質問や回答をスレッドに残せるので、同じ質問に何度も答える必要がありません。一方、アナログの掲示板であれば、都度同じ問い合わせに回答するケースも多いです。
 
このように、アナログの掲示板にありがちな「個別の問い合わせ対応にかかる手間」が大幅に削減されるため、掲示板サービスの導入は業務効率化につながるのです。

(2)社内情報が共有・蓄積される

次に、掲示板サービスを使えば、社内情報をすぐに全体へ共有して、サービス内に蓄積できます。
 
アナログ掲示板は期限やスペースの都合上、頻繁に掲示物を貼り替える必要があります。そのため、全員が情報を確認できていない場合があり、また過去の掲示内容を保存するには別のファイルにまとめなければなりません。
 
一方、掲示板サービスはリアルタイムで情報を共有できるうえ、オンライン上に情報を保存するので、過去に掲載した内容をすべてツール上にまとめられるのです。その結果、過去のプロジェクトのノウハウや、部署内のやりとりなども手間なく蓄積できます。

(3)情報検索が簡単になる

最後に、掲示板サービスには検索機能もあるので、情報へのアクセス性も高まります。
 
読みたい掲示を探せる「検索機能」があるサービスを選べば、キーワードを入力するだけで目的の情報へたどり着けます
 
また、掲示のジャンル別に「フォルダ」で分類する「ナレカン」のようなサービスであれば、情報が混ざらないように、階層を分けて情報を管理ができるのです。
 
関連記事: 【事例あり】社内掲示板とは?メリットや導入のポイントも紹介

おすすめの無料掲示板サービス6選まとめ

これまで、おすすめの無料掲示板サービス6選を中心にご紹介しました。
 
掲示板サービスを運用すれば、情報を探しにくいといったアナログ型のデメリットを解消できるうえ、業務の効率化や、社内情報の蓄積が実現できます。また、掲示内容を「フォルダ」別に分けられるサービスであれば、情報が分散することもありません。
 
しかし、掲示板以外の機能を多く搭載した複雑なサービスでは、社内へ浸透せず、無駄な運用コストだけがかかり続ける可能性もあります。したがって、「必要な機能に過不足のない、シンプルなサービス」を選びましょう。
 
結論、自社で利用すべき掲示板サービスは、掲示版をフォルダ管理でき、「質問」でやりとりもできる『ナレカン』一択です。
 
ぜひ「ナレカン」を導入して、効率的な情報共有を実現しましょう。
 
関連記事: 無料あり|おすすめの社内掲示板アプリ8選と選定ポイントを紹介
代表取締役社長 澤村大輔
この記事の監修者
株式会社Stock
代表取締役社長 澤村大輔

1986年生まれ。早稲田大学法学部卒。
新卒で、野村総合研究所(NRI)に、経営コンサルタントとして入社。
その後、株式会社リンクライブ(現:株式会社Stock)を設立。代表取締役に就任。
2018年、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに、最もシンプルな情報ストックツール「Stock」を正式ローンチ。
2020年、ベンチャーキャピタル(VC)から、総額1億円の資金調達を実施。
2021年、東洋経済「すごいベンチャー100」に選出。