近年、変化の激しい現代に対応するビジネスの考え方として、OODAループが注目を集めています。業務の状況に応じてOODAループを回すことで、正確かつ迅速な意思決定が可能になるのです。
 
しかし、OODAループを実行する具体的な手順がわからずに悩む方も多いのではないでしょうか。
 
そこで今回は、OODAループのメリット・実行手順を中心にご紹介します。
 
  • OODAループを実行し、社員が自主的に行動できる環境をつくりたい
  • 具体的な実行手順を把握して社内での取り組みに役立てたい
  • OODAループを効果的に実行できるツールを探している
という方はこの記事を参考にすると、OODAループの実行手順を把握しつつ、社内浸透を促進する際に詳しくメリットを説明できます。


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OODAループとは

OODAループ(読み方:ウーダループ)とは、アメリカ空軍の大佐であるジョン・ボイド氏が提唱した意思決定の手法を指します。「OODA」は、取り組みの手順である「Observe(観察)」「Orient(状況判断)」「Decide(意思決定)」「Act(実行)」の頭文字を取ってつくられました。
 
OODAループと類似したフレームワークとして、PDCAサイクルが挙げられます。PDCAサイクルとは、「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(改善)」の4つの手順から構成される業務改善の手法で、計画を起点に取り組む点が特徴です。
 
一方で、OODAループはループの起点が決まっておらず、必要に応じて前後の工程に進めたり戻したりすることで課題を迅速に解決できる利便性があります。このように、それぞれ目的やメリットが異なるので、目的や状況に応じて適切に使い分けることが重要です。


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OODAループのメリット3選

ここでは、OODAループのメリット3選について解説します。OODAループを実行すると、他者の承認を待たずとも、社員一人ひとりが状況に即した行動を取れるのです。

迅速に意思決定できる

OODAループを実行すると、迅速に意思決定を行えます。
 
PDCAサイクルとは異なり、OODAループでは計画立案や目標設定を行う必要がありません。そのため、上司の指示を待たずに、各社員が状況に応じた素早い意思決定・行動が可能です。
 
したがって、対応のスピードが求められる競争の激しい分野や、予想外の事態が発生しやすい新規プロジェクトでは、とくにOODAループの活用が有効です。このように、OODAループを実行すれば、意思決定をスピーディーに行って業務をスムーズに進められるのです。

柔軟に対応できる

OODAループを業務に取り入れると、問題が発生しても状況に応じて柔軟に対応できます。
 
OODAループでは、管理者側の指示を待つのではなく、現場の担当者が判断して対応します。そのため、計画を修正しながら、現場の状況に合わせて臨機応変に行動を取れるのです。
 
また、状況に合わせて柔軟な対応をとる体制が整っていれば、結果として日ごろの業務トラブルの回避にもつながります。したがって、施策を迅速に講じて、業務を滞りなく進めるにはOODAループが有効です。

主体的に行動できる

OODAループを活用すると、社員が主体的に行動できます。
 
対応手順が固定化されていないOODAループは、状況に応じて必要な工程を実施する考え方です。そのため、社内でOODAループが定着すれば、上司が不在時にも社員個々が判断して主体的に行動することが可能になるのです。
 
したがって、個々が責任感を持って業務を進められるようになります。


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OODAループを実行する具体的な手順とは

ここでは、OODAループを実行する具体的な手順について解説します。OODAループをスムーズに実行したい企業は、以下の手順を正しく把握しなければなりません。

(1)Observe(観察)

1つ目の手順は、Observe(観察)です。
 
この工程では、自社や外部環境に関するデータを収集し、状況を把握します。データを収集する際は、現場の状況を反映した「生のデータ」を幅広く集める点が重要です。
 
また、日ごろから情報を蓄積しており情報共有の体制が整っている企業は、データを収集しやすくなります。とくに、情報の蓄積が習慣として定着している企業は、「Stock」のような情報共有ツールを使って、社内の情報共有を効率化しているのがトレンドです。

(2)Orient(状況判断)

2つ目の手順は、Orient(状況判断)です。
 
このプロセスでは、収集したデータを自身の知識や経験と合わせて分析し、状況判断を行います。そして、分析をもとに仮説を立て、対応の方向性を決定します。
 
決定した対応の方向性は、その後の「実行」に直結するため重要ですが、慎重に検討すると対応が遅れてしまいます。そこで、一度状況判断をしたら次の行程に移り、OODAループを繰り返すことで、他者の判断や以前行った判断の誤りに気づきやすくなります。

(3)Decide(意思決定)

3つ目の手順は、Decide(意思決定)です。
 
この工程では、具体的な対応の計画を決定します。とくに、以下の3つのステップで意思決定を行うとスムーズです。
 
 
  • (1)チームが実現したい状態を確認する
  • (2)想定される対応の選択肢を挙げる
  • (3)最も効果的な対応を選ぶ
 
ただし、OODAループは意思決定を迅速に行うためのフレームワークであり、論理的な思考プロセスは重視されていません。したがって、過去の経験から直感的に対応策を判断する点が重要です。

(4)Act(実行)

4つ目の手順は、Act(実行)です。
 
実行に時間がかかると、状況が変化し「Observe(観察)」で収集した情報の鮮度が落ちるので、十分な効果を得られません。そのため、意思決定を行ったら迅速に対応を実行する必要があります。
 
また、実行後はすぐに結果を観察し、次のOODAループへつなげましょう。このように何度も繰り返し、取り組みで得た情報を次のOODAループに活用することがポイントです。


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OODAループを効果的に実行できるツール

以下では、OODAループを効果的に実行できるツールをご紹介します。
 
OODAループを効果的に実行するには、Observe(観察)の工程で精度の高い情報収集を行うことが非常に重要です。したがって、OODAに取り組む前に、前提として社内情報を記録共有できる体制を整えなければなりません。
 
そこで「ITツール」を使うと、個々が収集した情報を蓄積・共有できるので、Observe(観察)における情報収集が行いやすいです。ただし、複雑なツールだと社員が使いこなせず素早くデータを集約できないので「直感的に使える簡単なツール」を選びましょう。
 
結論として、非IT企業における65歳以上のメンバーでも、簡単に使える情報共有ツールの「Stock」が最適です。
 
Stockの「ノート」はObserve(観察)で収集した情報を残してリアルタイムで共有可能なうえ「フォルダ」で整理できるので、Orient(状況判断)を円滑に行えます。また、ノートに紐づいた「メッセージ」「タスク」を使うと情報が錯綜しないので、ストレスなくOODAループを実行できるのです。

チームの情報共有を効率化するツール「Stock」

Stockのトップページ
 
「Stock」|最もシンプルな情報ストックツール

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Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できるツールです。「社内の情報を、簡単にストックする方法がない」という問題を解消します。
 
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
 
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。

<Stockをおすすめするポイント>

  1. ITに詳しくない数人~数千人の企業向け
    ITの専門知識がなくても問題なく、あらゆる企業が簡単に始められます。
  2. とにかくシンプルで、誰でも使える
    余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
  3. 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
    社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。

<Stockの口コミ・評判>

塩出祐貴さん画像
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」
★★★★★ 5.0

弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。

加井 夕子さん、海野 紘子さん画像
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」
★★★★★ 5.0

当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。

江藤 美帆さん画像
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC)
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」
★★★★★ 5.0

元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。

<Stockの料金>

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OODAループのメリット・実行手順まとめ

これまで、OODAループのメリット・実行手順を中心にご紹介しました。
 
OODAループを活用すると、個々が迅速に意思決定を行えるので、状況に応じて柔軟に対応したり主体的に行動したりできます。また、OODAループを実行する際は、Observe(観察)で収集した情報をもとにOrient(状況判断)を行い、迅速にDecide(意思決定)して対応をAct(実行)しましょう。
 
一方で、OODAループを効果的に実行するには、社内情報を記録共有できる環境づくりが必須です。そこで、「誰でも簡単に使いこなせる情報共有ツール」を導入すれば、情報を社内で共有する習慣がつくられるので、OODAループの情報収集が円滑化するのです。
 
したがって、誰でも導入即日で活用できるほどシンプルな情報共有ツール「Stock」一択です。実際に、非IT企業を中心とした200,000社以上が情報共有の効率化を実現しています。
 
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」を導入し、情報共有を習慣化しつつ、OODAループを回して迅速な意思決定を行いましょう。


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代表取締役社長 澤村大輔
この記事の監修者
株式会社Stock
代表取締役社長 澤村大輔

1986年生まれ。早稲田大学法学部卒。
新卒で、野村総合研究所(NRI)に、経営コンサルタントとして入社。
その後、株式会社リンクライブ(現:株式会社Stock)を設立。代表取締役に就任。
2018年、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに、最もシンプルな情報ストックツール「Stock」を正式ローンチ。
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