iPhoneやAndroidスマホからも使えるビジネスアプリがあれば、移動中や出先でも仕事ができます。その結果、時間を有効活用できるようになるのです。
しかし、なかには、ビジネスアプリの導入を検討しているものの「どれを選べば良いか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのビジネスアプリ9選を中心にご紹介します。
- スマホで仕事の資料を確認したい
- ビジネスに役立つスマホアプリを探している
- アプリを使って職場での情報共有のストレスを減らしたい
という方はこの記事を参考にすることで、自社に合うビジネスアプリがすぐに分かり、業務をスムーズな進行が実現します。
目次
- 1 ビジネスアプリの種類を解説!
- 2 ビジネスアプリを使うメリット
- 3 【必見】ビジネスアプリの4つの選び方
- 4 種類別!おすすめのビジネスアプリ9選
- 4.1 ナレカン|社内情報をナレッジ化してシンプルに管理できるアプリ
- 4.2 Stock|非IT企業の65歳の方でも簡単に情報共有できるアプリ
- 4.3 LINE WORKS|ビジネス向けコミュニケーションアプリ
- 4.4 Chatwork|チャット型のメッセージアプリ
- 4.5 elgana (エルガナ)|働き方をサポートをするビジネスチャットアプリ
- 4.6 Microsoft365 apps for business|定番Officeアプリ
- 4.7 ApeosPlus Cards R|富士フイルムの名刺管理アプリ
- 4.8 TOKIUM|高機能な経費精算アプリ
- 4.9 Salesforce Sales Cloud|データ分析ができる営業支援システム
- 5 <比較表>おすすめのビジネスアプリ9選
- 6 ビジネスアプリを使うときの注意点
- 7 有料・無料のビジネスアプリ9選まとめ
ビジネスアプリの種類を解説!
ビジネスアプリにはさまざまな種類があり、自社に合ったものを導入しなければかえって業務の進行を妨げてしまいます。そこで以下では、代表的な9種類をご紹介します。
(1)情報共有アプリ
情報共有アプリとは、社内や社外との情報共有に利用するアプリです。
オンラインファイルストレージのような「ファイル」を管理するアプリとは異なり、情報共有アプリはツール内に直接資料を作成します。そのため面倒なバージョン管理が不要で、ファイルを開く手間もかからないので、情報共有にストレスが生じません。
また、一部には「メッセージ」でメンバーと連絡を取り合ったり、作業を管理できる「タスク」が備わっていたりする情報共有アプリもあり、あらゆるシーンで活躍します。
(2)コミュニケーションアプリ
コミュニケーションアプリは、メールよりも簡単で気軽にやりとりできるアプリです。
メールとの大きな違いは、チャット形式で会話が進むため、形式的な文章で送る必要がない点です。また、CcやBccの設定も不要なのでアドレス間違いによる送付エラーを防止できます。
さらに、「送信した内容を編集・削除する機能」や「相手が読んだか分かる既読機能」のように、メールにはない便利な機能が多数搭載されているため、コミュニケーションの基盤として利用する企業もあります。
(3)オンラインストレージアプリ
オンラインストレージは、ファイルやフォルダの保管場所となるアプリです。
ファイルを社内サーバーやハードディスクに保管すると「容量を圧迫して操作が遅くなる」「必要なファイルがどこにあるのか分からない」といった事態が起こります。
しかし、オンラインストレージを使うと、大容量のデータもインターネット上でストレスなく管理できます。さらに、自社サーバーに比べて初期費用やメンテナンス費用を抑えられるため、コスト削減になります。
(4)タスク管理アプリ
タスク管理アプリは、案件管理に役立ちます。
たとえば、複数の案件を個別のメモで管理すると、情報が分散してプロジェクトの進捗が一目で分かりません。その結果、抜け漏れやスケジュールの重複が発生します。
一方、アプリで管理すれば、タスクの進捗がすべて集約されるので抜け漏れを防げます。また、多くのアプリはタスクを共有する機能が搭載されているため、個人だけでなくチーム単位での管理も可能です。
(5)名刺管理アプリ
名刺管理アプリは、名刺をデジタルデータ化して管理するアプリです。
通常、名刺をアプリで管理することで、連絡先や相手の役職がアプリ上ですぐに確認できるようになります。そのため、利用すれば営業活動における連絡が取りやすくなる効果が期待できるのです。
また、名刺管理アプリのなかには、名刺データの保存だけでなく連絡先を登録したり、名刺情報の更新を通史したりするサービスもあります。
(6)経費精算アプリ
毎月の経費精算も、アプリを使えば時間をかけずに集計・精算できます。
たとえば、交通費や旅費の領収証の金額を記録するだけで自動的に集計される機能を使えば、エクセルや紙で実施していた経理業務が効率化されるのです。
また、経費精算アプリによってペーパーレス化が促進される効果もあります。
(7)営業支援アプリ
営業支援システムはSFA(Sales Force Automation)と呼ばれ、商談や顧客情報などの営業情報を管理するシステムです。
具体的には、活動履歴や商談履歴、スケジュールなどを案件情報としてまとめる機能が搭載されているので、営業活動の標準化、可視化、効率化に役立ちます。
そのため、商談記録の管理が属人化している場合には営業支援アプリがおすすめです。
ビジネスアプリを使うメリット
ビジネスアプリのメリットは以下の3点です。
- 外出先でも業務を進められる
- 必要な資料をアプリで一元管理できる
- 面倒な業務を効率化できる
スマートフォンに対応したアプリを利用すれば、外出先でも業務を進められます。たとえば、移動中に会議の資料を確認しておくなど、時間を有効活用できるのです。
業務に必要な資料をアプリで一元管理できるので、わざわざ資料を取りに会社に戻るといった無駄な手間を省けます。
面倒な業務を効率化できる点もビジネスアプリのメリットの一つです。たとえば、部下の作業依頼や企画書の作成などの業務が、手元にあるスマートフォン一つで簡単に進められます。
このように、ビジネスアプリを利用すれば、隙間時間で情報を確認できるので、時間の有効活用につながります。
【必見】ビジネスアプリの4つの選び方
以下では、自社に最適なビジネスアプリを選ぶ4つのポイントをご紹介します。料金や機能以外の比較ポイントを解説しているので、担当者の方は必見です。
(1)スマートフォンでも使えるか
1つ目のポイントは、PCだけでなくスマホでも利用できることです。
スマホ対応のアプリなら、オフィス外でも簡単に使えます。たとえば、「PCで保存した資料をアップロードして、移動中にスマホから確認する」という使い方ができます。
逆に、PCでしか使えないアプリの場合、送られてきたメッセージに気づかずに対応が遅れてしまう可能性があるのです。したがって、外出するメンバーが多い企業はスマホに対応しているか必ず確認しましょう。
(2)強固なセキュリティがあるか
2つ目のポイントは、強固なセキュリティがあるかです。たとえば、「信頼性の高いデータセンターを使用しているアプリ」「すべての通信が暗号化されているアプリ」であれば、重要なデータを厳しく管理できます。
また、セキュリティが守られているか判断できない場合は、国際的なセキュリティ資格であるISO27001(ISMS)を取得していることをひとつの指標にしましょう。
とくに、無料のアプリや低価格のプランはセキュリティ機能が不足している場合があるので注意が必要です。
(3)低コストで運用できるか
3つ目のポイントは、低コストで運用できて費用対効果が高いことです。
高度な機能が豊富に搭載されていても、使いこなせない機能があると使わない機能に費用が発生します。そこで、必要な機能を過不足なく備えているアプリを選べば、無駄な料金コストの発生を抑えつつ業務を効率化できます。
また、プランによっては利用人数やデータ容量が制限されているアプリもあるので注意が必要です。
(4)誰でも簡単に使いこなせるか
ビジネスアプリの選定で最も重要なポイントは、誰でも簡単に使いこなせるかです。
たとえば、エンジニア向けの難しいアプリの場合、一般の社員は使いこなせません。また、海外製のアプリのなかにはデザイン性に優れているものもありますが「どこに何の機能があるか分からない」という事態になる恐れがあります。
したがって、ITが苦手な社員でも使いこなせる簡単な仕様で、社内に浸透しやすいものを選ぶべきなのです。たとえば、直感的に操作できる「ナレカン」なら導入初日から使いこなせるので、教育コストもかかりません。
種類別!おすすめのビジネスアプリ9選
以下では、業務効率化に便利なおすすめのビジネスアプリ9選をご紹介します。
ビジネスアプリにはさまざまな種類や機能がありますが、最も重視すべき比較ポイントは「簡単に使えるか」です。たとえば、高性能な機能が豊富に搭載されているアプリは、かえって操作が難しく使いこなせない可能性があります。
その結果、社内に浸透せず「せっかく導入したのにだれも活用していない」という事態になりかねないのです。とくに、大企業では部署によってITリテラシーに差があるので、ビジネスアプリは誰でも使えるシンプルなものを選びましょう。
したがって、自社におすすめのビジネスアプリは、社内情報を誰でも簡単に共有・蓄積できる情報共有アプリ「ナレカン」一択です。
ナレカンは、あらゆる情報を「記事」に書き込んで社内に共有できるほか、記事ごとに「コメント」を紐づけられるのでメンバーとのコミュニケーションもスムーズです。また、多階層の「フォルダ」で記事を管理できるので、部署ごとに情報を整理できます。
ナレカン|社内情報をナレッジ化してシンプルに管理できるアプリ
「ナレカン」|最もシンプルなナレッジ管理ツール
ナレカンは、最もシンプルなナレッジ管理ツールです。
「数十名~数万名規模」の企業様のナレッジ管理に最適なツールとなっています。
自分でナレッジを記載する場合には「記事」を作成でき、『知恵袋』のような感覚で、とにかくシンプルに社内メンバーに「質問」することもできます。
また、ナレカンを使えば、社内のあらゆるナレッジを一元的に管理できます。
「マニュアル」 「社内FAQ」「議事録」「トークスクリプト」等、あらゆるナレッジを蓄積することが可能です。
更に、ナレカンの非常に大きな魅力に、圧倒的な「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」があります。ナレカン導入担当者の方の手を、最大限煩わせることのないサポートが提供されています。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【機能】 「ナレッジ管理」に特化した、これ以上なくシンプルなツール。
「フォルダ形式」で簡単に情報を整理でき、「記事形式」「(知恵袋のような)質問形式」でナレッジを記載するだけです。
- 【対象】 数十名~数万名規模の企業様で、社内のあらゆるナレッジを一元管理。
「マニュアル」 「社内FAQ」「議事録」「トークスクリプト」等、あらゆるナレッジを蓄積可能です。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
圧倒的なクオリティのサポートもナレカンの非常に大きな魅力です。貴社担当者様のお手間を最大限煩わせることないよう、サポートします。
<ナレカンの料金>
- ビジネスプラン :標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン :管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
https://www.narekan.info/pricing/
詳しい金額は、下記「ナレカンの資料をダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
Stock|非IT企業の65歳の方でも簡単に情報共有できるアプリ
ビジネスでは、迅速な情報共有が必須です。しかし、チャットツールでは重要な情報が流れていってしまい、あとから確認しようとしても遡るのが大変です。
そのため、最も簡単に社内情報を共有したい方は、情報共有に必要な機能が過不足なく備わった、「Stock」の利用が適しています。
「Stock」|最もシンプルな情報ストックツール
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できるツールです。「社内の情報を、簡単にストックする方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくない数人~数千人の企業向け
ITの専門知識がなくても問題なく、あらゆる企業が簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える
余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
LINE WORKS|ビジネス向けコミュニケーションアプリ
<LINE WORKSの特徴>
- LINEのような使い心地
- 既読・未読メンバーが分かる
使い慣れたLINEと同じように操作し、やりとりできるのが特徴です。
プライベート向けのLINEにはない「既読・未読メンバーが誰か」が表示される仕様になっています。
<LINE WORKSの機能・使用感>
- メンバーの予定を共有できるカレンダー機能がある
- メールの確認もできる
メンバー全員の予定がわかるカレンダーがあるので、複数人での日程調整をする場合に便利です。
LINEのようなトーク機能の他にメール機能があるので、今までメールでのやりとりが主流だった場合でも移行がスムーズです。
<LINE WORKSの注意点>
- プランのアップグレードはできるが、ダウングレードはできない
- フリープランは容量制限がある
プランは管理者画面から変更できますが、下位プランへのダウングレードはできないので注意が必要です。
利用しているユーザーからは、「無料ユーザーの場合、写真や添付ファイルの送信履歴がクラウドサーバーに保存されていき、最大5GBの容量を超過すると、通信制限がかかり添付が出来なくなります。」という声があります。(参考:ITreview)
<LINE WORKSの料金体系>
- フリー:0円
- スタンダード:540円/ユーザー/月(月間払い)
- アドバンスト:960円/ユーザー/月(月間払い)
ユーザー数は30人まで、容量は5GBまで利用できます。
ユーザー数は無制限で、容量は1TBまで利用できます。
ユーザー数は無制限で、容量は100TBまで利用できます。
Chatwork|チャット型のメッセージアプリ
<Chatworkの特徴>
- 素早いやりとりが可能
- 使いやすい
チャット形式のやりとりのため、発言者・発言内容が一目で分かります。
シンプルな設計なので、ITツールに不慣れな人でも使えます。
<Chatworkの機能・使用感>
- タスクの設定が可能
- メッセージにリアクションできる
トーク画面にタスクの設定ができるので、メッセージのやりとりとタスク管理が同時にできて便利です。
メッセージにリアクション機能があるので、「読んだらリアクションボタンを押す」などとルール化すれば誰が読んだかを把握するのに役立ちます。
<Chatworkの注意点>
- タスク機能にリマインド通知がない
- 無料プランは履歴が40日前までしか残らない
タスクに、リマインド通知設定ができないので期日に気づかない恐れがあります。
利用しているユーザーからは、「機能での改善ポイントはあまりないのですが、無料プランだと履歴が40日前までなので、60日前まで伸ばしてくれると嬉しいです。」という声があります。(参考:ITreview)
<Chatworkの料金体系>
- フリー:0円
- ビジネス:840円/ユーザー/月
- エンタープライズ:1,440円/ユーザー/月
ユーザー数は100人まで、容量は全体で5GBまで利用できます。
ユーザー数は無制限で、容量はユーザーあたり10GBまで利用できます。
ユーザー数は無制限で、容量はユーザーあたり10GBまで利用できます。「社外ユーザー制限」などの制限機能が追加されます。
elgana (エルガナ)|働き方をサポートをするビジネスチャットアプリ
<elgana (エルガナ)の特徴>
- 既読者の確認ができる
- クリップ機能でメッセージをピン留めできる
メッセージごとに何時に誰が見たかを確認できます。
あとから振り返りたいメッセージをクリップ機能で固定できます。
<elgana (エルガナ)の機能・使用感>
- アンケート機能がある
- 連絡先機能がある
アンケート機能があるので、複数人で日程調整する場合に役立ちます。
連絡先機能で、電話番号を知らなくても部署や名前から検索してコンタクトが取れるので、プライベートと仕事を分けたい方に適しています。
<elgana (エルガナ)の注意点>
- 複数端末からのログインはできない
- アクセス権限のコントロールがしづらい
複数のデバイスから一つのアカウントにログインすると、先にログインしていた端末は強制的にログアウトします。
利用しているユーザーからは、「トークルームの削除までも参加者が自由に行えるのは非常に困ります。」との声があります。(参考:ITreview)
<elgana (エルガナ)の料金体系>
- おためし:無料
- ベース:330円/ユーザー/月
- アドバンスト:880円/ユーザー/月
Microsoft365 apps for business|定番Officeアプリ
<Microsoft365 apps for businessの特徴>
- ビジネスで使えるWord、Excel、PowerPointなどのツールが揃っている
- リアルタイム共同編集機能で複数人での作業ができる
ビジネスに必須のWord、Excel、PowerPointといったOfficeツールがスマホでも利用できます。
共同編集機能を使用すれば、複数人で同時に同じファイルを編集できます。
<Microsoft365 apps for businessの機能・使用感>
- パソコンからでもスマホからでも同じファイルにアクセスできる
- 社内情報へのアクセス権を制限できる
パソコンで作業していた続きをスマホやタブレットからも確認できるので、職場以外で仕事のファイルを閲覧・編集したい場合に便利です。
各ツールで情報へのアクセス権を設定できるので、社外秘の情報を扱う場合にも適しています。
<Microsoft365 apps for businessの注意点>
- 法人メール機能は利用できない
- 使えるツールが限られている
Microsoft 365 Apps for businessにはカスタム法人メールの利用が含まれていません。
Microsoft 365 Apps for businessでは、Word、Excel、Power Point、Out look、OneDriveのみが含まれるので、Teamsなどのツールも利用したい場合は注意が必要です。
<Microsoft365 apps for businessの料金体系>
- 1,236 円/ユーザー/月~(年払い)
ApeosPlus Cards R|富士フイルムの名刺管理アプリ
<ApeosPlus Cards Rの特徴>
- 名刺情報の取り込み
- 名刺情報の更新
紙の名刺をスマホのカメラやスキャナーで取り込み、名刺情報をデータベースに格納します。
部署の移動・役職の変更など、名刺情報が変更された際には、情報が更新されます。
<ApeosPlus Cards Rの機能・使用感>
- 名刺情報を社内で共有できる
- オンライン名刺がある
名刺情報を社内で共有できるので、人脈共有や引継ぎにも役立ちます。
自分の名刺をオンラインで渡せる機能があるので、ビデオ会議のときにも相手に名刺を渡すことができます。
<ApeosPlus Cards Rの注意点>
- メッセージ機能がない
- 書類のデータ化の精度が低い
同ツールには、メッセージ機能が搭載されていないので、名刺情報に紐づく情報共有はメールなどの別のツールを利用しなければなりません。
利用しているユーザーからは、「OCR精度をもう少し改善して欲しい。特に縦書きに弱い感じがする。」との声があります。(参考:ITreview)
<ApeosPlus Cards Rの料金体系>
ユーザー数に応じてプランは変わります。また、別途料金を支払ってオプションを追加することもできます。
- 基本プラン:3,000円/5ユーザー/月〜
登録上限数は、100,000枚であり、共有設定は2チームまで可能です。
TOKIUM|高機能な経費精算アプリ
<TOKIUMの特徴>
- ペーパーレス化に役立つ
- 請求書をデータ化できる
電子帳簿保存法に対応している「TOKIUM経費精算」を利用すれば、ペーパーレス化の実現に近づきます。
「TOKIUMインボイス」では、会計ソフトと連携することで請求書の受け取りから申請・仕訳・支払処理などをすべてオンラインで処理できます。
<TOKIUMの機能・使用感>
- 電子帳簿保存法に準拠して帳簿を保管できる
- 領収書の写真を取って送るだけで会計処理ができる
データ化した請求書は、電子帳簿保存法の要件を満たした状態で一元管理してくれるので、書類がどこにあるかわからなくなるという事態を防げます。
「TOKIUM経費精算」では、領収書を写真に撮って送るだけで経理部で会計・振込処理が可能なので、リモートワークなど非対面でもスムーズに会計業務が進みます。
<TOKIUMの注意点>
- 使いこなすまでに時間がかかる
- 領収書のデータ化に時間がかかる
経費精算や請求書の受領代行といった機能を使いこなすには、アプリの仕様を熟知したり会計ソフトと連携したりしなければなりません。そのため、使いこなせるまでに時間がかかる可能性があります。
利用しているユーザーからは、「領収書をアップロードすると自動で入力内容を反映してくれる機能があるが、反映までに時間がかかることがあります。」との声があります。(参考:ITreview)
<TOKIUMの料金体系>
初期費用、基本利用料、および領収書・請求書の件数に基づく従量制費用がかかります。詳細は問い合わせが必要です。
Salesforce Sales Cloud|データ分析ができる営業支援システム
<Salesforce Sales Cloudの特徴>
- 営業向けのアプリ
- さまざまな分析が可能
案件の進捗や見積もりなど、商談に必要な情報を管理する営業向けのアプリです。
レポート機能や売上予測機能が搭載されているため、アプリ上でデータの分析ができます。
<Salesforce Sales Cloudの機能・使用感>
- 記載したデータから売上予測が可能
- 顧客情報から期待値の高い案件を抽出する
ツール上に記載した顧客情報から売上予測が可能なので、営業成績の管理に役立ちます。
期待値の高い案件とハイリスクな案件を見極められるので、営業担当者が効率的に収益を上げることができます。
<Salesforce Sales Cloudの注意点>
- 機能を使いこなせない可能性がある
- 色々な機能がありすぎて、画面がわかりづらい
高度な機能が豊富に搭載されているため、アプリを使い慣れていない社員にとっては操作が難しいと言えます。
利用しているユーザーからは、「メニュー名をわかりやすくする、画面をわかりやすくする(情報が詰まりすぎていて目が疲れます)などの改善があるといいなと思います。」との声があります。
<Salesforce Sales Cloudの料金体系>
- Essentials:3,000円/ユーザー/月(年間契約)
- Professional:9,600円/ユーザー/月(年間契約)
- Enterprise:19,8000円/ユーザー/月(年間契約)
- Unlimited:39,600円/ユーザー/月(年間契約)
- Einstein 1 Sales:60,000円/ユーザー/月(年間契約)
10名まで利用できるプランです。
Essentialsの機能に加えて、売上予測なども利用できます。
Professionalの機能に加えて、高度なレポート作成機能なども利用できます。
すべての機能を利用できるプランです。
Unlimited版の全機能に加え、生成AIを利用できます。
<比較表>おすすめのビジネスアプリ9選
以下は、おすすめのビジネスアプリ9選の比較表です。
ナレカン【一番おすすめ】 | Stock【おすすめ】 | LINE WORKS | Chatwork | elgana | Microsoft365 apps for business | ApeosPlus Cards R | TOKIUM | Salesforce Sales Cloud | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
特徴 |
社内情報をナレッジ化して最もシンプルに管理できるアプリ |
非IT企業の65歳の方でも簡単に情報共有できるアプリ |
ビジネス向けコミュニケーションアプリ |
チャット型のメッセージアプリ |
働き方をサポートをするビジネスチャットアプリ |
定番Officeアプリ |
富士フイルムの名刺管理アプリ |
高機能な経費精算アプリ |
データ分析ができる営業支援システム |
メッセージ機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【×】 |
【×】 |
【×】 |
【×】 |
セキュリティ対策 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【×】 |
【〇】 |
【〇】 |
注意点 |
シンプルなツールなので、AIによるデータ分析機能はない |
シンプルなツールなので、データをグラフ化する機能はない |
無料プランは容量制限がある |
無料プランは履歴が40日前までしか残らない |
複数端末からのログインはできない |
法人メール機能は利用できない |
メッセージ機能がない |
使いこなすまでに時間がかかる |
機能を使いこなせない可能性がある |
料金 |
・無料プランなし
・有料プランは資料をダウンロードして確認 |
・無料
・有料プランでも1人あたり500円/月〜 |
・無料プランあり
・有料プランは540円~ |
・無料プランあり
・有料プランは840円~ |
・無料プランあり
・有料プランは330円~ |
・無料プランなし
・有料プランは1,236 円~ |
・無料プランなし
・有料プランは3,000円~ |
・料金プランは要問い合わせ |
・無料プランなし
・有料プランは3,000円~ |
公式サイト |
「ナレカン」の詳細はこちら |
「Stock」の詳細はこちら |
「LINE WORKS」の詳細はこちら |
「Chatwork」の詳細はこちら |
「elgana (エルガナ)」の詳細はこちら |
「ApeosPlus Cards R」の詳細はこちら |
「TOKIUM」の詳細はこちら |
「Salesforce Sales Cloud」の詳細はこちら |
ビジネスアプリを使うときの注意点
ビジネスアプリを使うときは、社内での運用方法に注意が必要です。
なぜなら、用途ごとにアプリを使い分ける場合、適切に運用ルールを設けておかなければ、社員がどのアプリを使うか分からず混乱するケースがあるからです。また、アプリのアップデートによって、それまでの機能や仕様が大きく変更される可能性もあります。
そのため、あらかじめ社内でわかりやすい運用ルールを定めておくことに加えて、アップデート内容によっては社内ルールを変更する必要があったり、従来よりも使いづらくなったりするリスクがある点に注意が必要です。
有料・無料のビジネスアプリ9選まとめ
ここまで、ビジネスアプリの種類やおすすめのアプリ9選、選び方をご紹介しました。
ビジネスアプリにはさまざまな種類がありますが「チームの誰でも活用できること」「情報を一か所に集約できること」を考慮すると、選ぶべきアプリは情報共有アプリだと言えます。
ただし、機能が多すぎるものは情報が分散してしまい、操作が難しいものは社内に浸透しない可能性があります。したがって、「誰でも直感的に操作できるシンプルなアプリ」を選びましょう。
自社の業務効率化に最適なビジネスアプリは、社内情報を最もシンプルにナレッジ化して共有・蓄積できる情報共有アプリ「ナレカン」一択です。
ぜひ「ナレカン」を導入して、社内の情報を一か所にまとめることで効率的に業務を進めましょう。