新しいビジネスやプロジェクトを始める際、アイデアを共有し、既存の問題を解決するための道筋を示す資料として必要不可欠なのが企画書です。社員自身のアイデアを実現したいときは、説得力のある企画書を作る必要があります。
 
しかし、どのように作成すれば相手の心に刺さる、メリットのわかりやすい企画書を作成できるのかわからない方も多いのではないでしょうか。
 
そこで今回は、企画のメリットが伝わりやすい企画書の作り方を中心にご紹介します。
 
  • 企画書を作成しても採択率が低い現状を改善したい
  • 刺さる企画書の作成方法を理解したうえでチームでも共有したい
  • 企画書を簡単に作成・管理する方法があればすぐにでも実践したい
という方はこの記事を参考にすると、メリットのわかりやすい企画書の作成方法におけるコツを把握しつつ、簡単に説得力のある企画書を作成・管理できるようになります。


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メリットが伝わりやすい企画書を書くべき理由

提案された企画のメリットがわからなければ、企画を採択した後のポジティブなイメージがしづらくなり、企画が採用されにくくなることが理由です。
 
説得力のある企画書を作成するには、相手にとって有益な提案をする必要があります。しかし、提案された企画を実行するとどのようなメリットがあるのか具体的にわからなければ、企画に対して興味を持ってもらえません。
 
たとえば、企画までに至った経緯・目的・手段が詳細に書かれた企画書を作成したとしても、相手にとってその企画が有益である根拠がなければ、企画が採用されないのです。
 
したがって、採用されやすい企画を作成するには企画書全体を通して、誰が見ても一目でメリットを把握できる必要があります。


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メリットが伝わりやすい企画書の作り方とは

ここでは、実際に企画書を作成する際に必要な構成を解説します。メリットが伝わりやすい企画書は、以下4つの項目を押さえながら作成されているのです。

現状分析

企業が抱える課題や市場動向などから解決すべき問題を提起し、企画が作られた経緯を示します。そこで、以下の2つの要素に触れましょう。
 
  • 課題分析
  • 課題の分析は、企画を行わなければならないことの根拠に不可欠な要素です。どのような課題を抱えているのかを具体的に説明できなければ、企画を行う必要性が伝わりづらくなるので注意しましょう。
     
  • データによる裏付け
  • 抱えている課題を具体的に説明するときは、一次情報や集計データをはじめとした根拠を一緒に提示すると、説得力が増します。
現状分析では「なぜこの企画を行わなければならないのか」を説明するのが重要です。確かな根拠とともに論理的に企画内容を説明できれば、相手にその後の説明を前向きな姿勢で聞いてもらえます。

企画の目的

現状分析のあと、以下2つの注意点を意識しながら、提示された課題を解決するための具体的な道筋やゴールを定めます。
 
  • 全体像を示すこと
  • 企画の全体像を掴んでもらえるように、企画がどのような道筋を辿り、最終的に目指す状態は何かを具体的に示しましょう。
     
  • 施行後の良いイメージを具体的に想起できること
  • 企画を施行し、課題が解決したときに得られるメリットをイメージしやすい形で提示します。とくに、メリットを数値化したりベネフィット(企画実施後に得られる感情的価値)を表したりするとイメージしてもらいやすくなります。
企画の目的で重要なポイントは、企画の概要を相手に知ってもらうことです。そのため、企画実施後のメリットが曖昧だったり、課題の解決と設定するゴールが相違していたりすると、企画の必要性が伝わりづらくなってしまうので注意しましょう。

企画の手段

企画の目的を踏まえ、企画のゴールを達成するために必要な手段を具体的に説明します。
 
  • 方法の説明
  • 企画の目的を踏まえ「誰に」対して「何を」どのように訴求し、「どうやって」実行するのか、具体的なアクションプランに落とし込みます。
     
  • スケジュール
  • 企画を開始してからどの程度の期間を設けて実施するのかを示します。どれほどメリットが魅力的な企画であっても、企画が実現可能でなければ採択されないので、相手の条件に沿って計画しましょう。
企画の手段を説明するには提案先の懸念点をあらかじめ想定し、準備しておくことが大切です。企画に対して少しでも不安な要素があると、企画の採択をためらってしまう可能性があります。

費用対効果の算出

企画の施行によって得られる収益や、施行にかかる費用に対する効果がどれほどあるかを記載します。
 
費用対効果に言及されていなければ、企画のメリットが伝わりづらくなり、納得感も得られません。逆に、多くの費用がかかるような企画であっても、コストに対する効果を得られるのが明示されていれば、相手の企画採用に対するモチベーションが上がります。
 
このように、企画への納得感を生み、メリットを伝わりやすくするには、費用対効果においても具体性が重要です。ただし、費用を見込みよりも低く見積もったり、得られる収益を誇張したりすると、企画だけでなくチームの信頼が失われるので気をつけましょう。


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企画書の作成に用いるCTPTとは

わかりやすい企画書を作成するには、効果的なフレームワークのひとつである「CTPT」に当てはめて方向性を決めましょう。CTPTは、以下の4つの要素で構成されています。
 
  • Concept:コンセプトの説明
  • 企画が生まれた経緯、問題解決のためのゴール、どのようなベネフィットが得られるのかといった全体的なコンセプトを示します。コンセプトが不明瞭だと企画の意図が伝わりません。
     
  • Target:ターゲットの設定
  • 企画を訴求する対象者を設定します。企画案そのものは良い案でも、明確なターゲットが居なければ企画が成功しないので「企画のコンセプトとターゲットの整合性が取れているか」の確認が必要です。
     
  • Process:プロセスの明示
  • コンセプトに則ったターゲットに対して、アプローチしていく手順を示します。このような手順は企画採択後に必須となるので、漏れなく可視化しておく必要があります。
     
  • Tool:ツール
  • 企画のプロセスを踏むにあたって必要な手段を示すために「企画を実現する方法(ツールの利用)」を明確にしなければなりません。企画内容が魅力的でも手段がなければ実行できないので、再現性のある方法を検討する必要があります。
このように、「CTPT」を用いることで自然と論理性のある企画書が作成できます。企画の内容は良好でも賛同を得られない場合は、いずれかの要素が抜け落ち、企画のメリットが伝わらなくなっている可能性があります。


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企画書外注のメリット・デメリットとは

ここでは、企画書を外注するメリット・デメリットを解説します。
 
企画書の作成に不慣れな場合や、簡単に効果的な企画書を作成するには、専門の業者へ企画書の作成代行を依頼することも可能です。ただし、以下のメリット・デメリットを把握しておかなければ費用対効果を最大化できない可能性もあるので注意しましょう。

企画書外注のメリット

企画書を外注するメリットは、以下の2つが挙げられます。
 
  • クオリティの高い企画書が用意できる
  • 優れた企画書を作成するノウハウのある業者に依頼すると、データや図表がわかりやすくまとまり、企画書全体のデザインも見栄え良く仕上げてもらえます。メリットが伝わりやすい企画書が作成され、企画が採択される可能性も上がります。
     
  • 生産性が向上する
  • 企画書の作成やチェックなどの業務をせずに済むので、企画書作成業務にかかる負荷を削減したり、本来掛かっていた作成時間を別の業務に充てられるようになります。
このように、業者に依頼すると効率的に採択のされやすい企画書を用意でき、業務効率も改善します。

企画書外注のデメリット

反対に、企画書を外注するデメリットは以下の3つが挙げられます。
 
  • 業者の選定が必要になる
  • クラウドソーシングサービスや専門の企画書作成代行サービスをはじめとした、業者の選定が必要になります。とくに、はじめて外注を依頼する場合には社内稟議が必要になるので、スピード感がなくなる点は無視できません。
     
  • 情報漏えいのリスクがある
  • 企画書には企業内部のデータや顧客情報のような重要な情報を含みます。企画書作成の実績が豊富な信頼のできる業者に依頼しなければ、重要な情報が外部に漏れるリスクが高まります。
     
  • コストがかかる
  • 企画書の作成を外部に任せきりにすると、膨大な費用がかかります。また、経費を削減する目的で企画書を自ら作成しようとしてもノウハウが蓄積されないので、時間的なコストがかかってしまうのです。
企画書作成を外注すると時間的コストは削減されますが、経費を削減したり社内にノウハウを蓄積したりするには、企画書を始めとした資料の内製化が必要不可欠です。今日では、「Stock」のようなクラウドツールを活用して、企画書に関わる業務ノウハウを蓄積・活用する内製化の動きがトレンドです。


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企画書の作成・管理におすすめのITツール

ここで、企画書の作成・管理に役立つITツールをご紹介します。
 
企画書作成業務の内製化へ向けたノウハウの蓄積は必須ですが、企画書を多量に作成するとファイルが増えるので、アナログな管理では手間がかかります。結果として、蓄積しただけのノウハウとなり活用されなくなってしまうのです。
 
したがって、企画書の作成におけるノウハウの蓄積および活用には「情報管理ツール」を使って、時間を問わずノウハウが活用できる環境を整えましょう。しかし、自社のITリテラシーにあわない高機能なツールを利用しても、従業員が使いこなせずに放置されます。
 
そこで、ITに自信のない企業・チームでも情報管理を効率化するには、非IT企業における65歳以上のメンバーでも、簡単に企画書の作成・管理が実現する情報管理ツール:「Stock」が必須です。
 
Stockの「ノート」に作成した企画書やノウハウを残しつつ、シンプルな「フォルダ」で簡単に管理しながら、任意のメンバーへ共有されます。さらに、ノートに紐づく「タスク」「メッセージ」でほかの企画内容と混ざらずに、進捗管理ややりとりも可能です。

あらゆる情報を効率的に作成・管理できるツール「Stock」

Stockのトップページ
 
「Stock」|最もシンプルな情報ストックツール

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Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できるツールです。「社内の情報を、簡単にストックする方法がない」という問題を解消します。
 
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
 
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。

<Stockをおすすめするポイント>

  1. ITに詳しくない数人~数千人の企業向け
    ITの専門知識がなくても問題なく、あらゆる企業が簡単に始められます。
  2. とにかくシンプルで、誰でも使える
    余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
  3. 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
    社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。

<Stockの口コミ・評判>

塩出祐貴さん画像
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」
★★★★★ 5.0

弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。

加井 夕子さん、海野 紘子さん画像
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」
★★★★★ 5.0

当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。

江藤 美帆さん画像
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC)
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」
★★★★★ 5.0

元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。

<Stockの料金>

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メリットが伝わりやすい企画書の作り方まとめ

ここまで、メリットが伝わりやすい企画書の作成方法や外注するメリット・デメリットなどを中心に解説しました。
 
説得力のある企画書を書くには「現状分析」「企画の目的」「企画の手段」「費用対効果」の4つの構成で成り立たせるのに加え、CTPTのフレームワークを用いるのが重要です。また、企画書の作成を外注すると生産性が向上するメリットがありますが、コストがかかり企画書作成のノウハウが蓄積されないデメリットがあります。
 
しかし、経費削減のために企画書の作成を内製化しても、大量に作成されたファイルが正しく管理されなければ、効率的なノウハウの活用ができません。そこで、簡単な情報共有ツールを利用し、効率的に内製化を実現しているチームも多いのです。
 
したがって、誰でも直感的に企画書の管理ができる、シンプルな情報共有ツールのStockを使って、企画書はもちろん、あらゆる資料や業務情報の一元管理が求められます。
 
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代表取締役社長 澤村大輔
この記事の監修者
株式会社Stock
代表取締役社長 澤村大輔

1986年生まれ。早稲田大学法学部卒。
新卒で、野村総合研究所(NRI)に、経営コンサルタントとして入社。
その後、株式会社リンクライブ(現:株式会社Stock)を設立。代表取締役に就任。
2018年、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに、最もシンプルな情報ストックツール「Stock」を正式ローンチ。
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2021年、東洋経済「すごいベンチャー100」に選出。